郷秋<Gauche>、お茶に親しむ(その四)

 茶道具を拝見すると云うのもお茶の楽しみの一つなのだそうだ。茶碗はそういう対象であるのは知っていたが、棗(なつめ。抹茶を入れる壺)や茶杓(ちゃしゃく。抹茶をすくう匙)もその対象になる。

 

 

 棗はわかる気がするが、茶杓を拝見しますか・・・。郷秋的には茶筅(ちゃせん。茶碗の中で抹茶とお湯とをかき混ぜる道具)の方がはるかに芸術的だと思うのだが、茶杓は長く使うのに対して茶筅は先が折れたりすれば取り換える消耗品だからなのか。

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郷秋<Gauche>、お茶に親しむ(その三)

 本当は「炭」を使わなければならないのだそうだが、バーベキュー用ではない、茶道用の「炭」は大変高価なのだと云う事で、所謂「電熱器」使用と相成りました。悪しからず。

 

 

 鉄瓶の向こう側、部屋の奥にある木箱は(名前は忘れた(^^;)お茶の道具一切入れることが出来るものとのこと。その時々によって使ったり使わなかったり、いろいろお作法があるらしい。これにすべての茶道具を入れて持ち出すと、所謂「野点」もできると云う事か。

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国旗・国歌なのか、日の丸・君が代なのか

 最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は30日、起立を命じた校長の職務命令を合憲と判断し、元教諭側の上告を棄却した。都に賠償を命じた1審判決を取り消し元教諭の逆転敗訴となった2審判決が確定した。元教諭は東京都立高校教諭在職当時、国歌斉唱の際に起立するようにとの校長の指示に従わず、都がこれを理由に退職後に嘱託教員として雇用しなかったのは違法として元教諭が訴えていたもの。

 

合憲との判決は4人の裁判官の全員一致での意見であったが、そのうち3人が補足意見を付け、中でも竹内行夫裁判官は「他国の国旗、国歌に対して敬意をもって接するという国際常識を身に付けるためにも、まず自分の国の国旗、国歌に対する敬意が必要」と云う補足意見を付けたとのこと。

 

当然の判決である。郷秋<Gauche>の考えは竹内行夫裁判官の補足意見とまったく同じ。大阪府では府立学校と府内の市町村立学校の教職員に国歌斉唱時の起立を義務付ける条例制定を目指しているようだが、郷秋<Gauche>に云わせれば国旗掲揚時の起立も必要だし、教職員だけではなく、すべての公務員に義務付けるべきである。

 

ただし問題は、それが国旗・国歌に対するものなのか、日の丸・君が代に対するものなのかである。

 

「他国の国旗、国歌に対して敬意をもって接するという国際常識を身に付けるためにも、まず自分の国の国旗、国歌に対する敬意が必要」であり、それを教える立場の教員が、教務員が自ら範垂れるのは当然である。このことについて異議を唱える人は多くないのではないかと郷秋<Gauche>は思うぞ。問題は、今の日本の国歌・国旗が「日の丸・君が代」であることだ。「日の丸・君が代」が先の戦争終結までの間、天皇制や軍国主義と密接な関係があったことが、日本における「国旗、国歌」問題を複雑にしているのである。

 

ならば、過去のしがらみに捕らわれない、12000万人がホントに愛することが出来る国旗と国歌を作れば良いではないかと郷秋<Gauche>は思うのだがそういう意見はいま、ほとんど聞かない。少なくともフォークソング全盛の1970年代にはそんな意見も動きも結構あったように記憶しているのだが。

 

国旗として、国歌として何が相応しいのかについては、12000万通り意見があることだろ。それをたった一つの旗と歌にするためには膨大な時間と労力が必要になるかも知れないが、そのための時間と労力は惜しむべきじゃないだろう。国旗が掲揚されるとなれば12000万の誰もが起立し昇りつつあるその旗に胸を張って注目し、国歌演奏が始まれは12000万の誰もが自然と起立し唱和する、そんな素敵な国旗と国歌を作れば良いではないかと郷秋<Gauche>は思うのだが、それは無理なことなのだろか。

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恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

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郷秋<Gauche>、お茶に親しむ(その二)

 長い歴史の中で培われた、奥の深い茶の道であるがから、わずか一時間では覚えいようもない程の数々のお作法がある(らしい)。

 

 

 まずはお菓子の頂き方、懐紙の使い方から教えていただく。もてなされる客が、最初にいただく人、次にいただく人そして最後にいただく人と、三人いないとお茶を頂くお作法を教えにくいのだと云う事でしたので、若いお二人が習うのに混ぜてもらっての茶席でした。

 ちなみに、障子をバックにして写真を撮ると、レンズが馬脚(酷い歪曲収差)を現すことになる。またほの暗い茶室では高感度ノイズのテストのようである。郷秋のカメラとレンズでは、かなり厳しい撮影である。歪曲がそれほど大きく見えないとしたら、それはPhotoShopの威力である。

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郷秋<Gauche>、お茶に親しむ

 親しむと云う程の事でもないのだが、作法のレクチャー聞きながら抹茶をいただいてみた。長い歴史の中で培われた、奥の深い「道」であるなぁ。 

 

 

 まずはお菓子を頂く。懐紙の使い方からしてお作法がある。深い。

 

 

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空飛ぶピーチ?!

 桃は川を「どんぶらこ」と流れて来るものだと思っていたが(古いって!)、今どきは桃が空を飛ぶらしい。

 

 フルーツの名前を冠したコンピュータや情報端末はあるが、これまでフルーツの名前を会社名にしてしまったエアラインがあっただろうか。少なくとも郷秋<Gauche>の頭の小さな引き出しには入っていない。エアラインの名前は入っていなかったけれど、何年も開けていなかった引き出しの奥の方に埃にまみれた「オレンジ・コンピュータ」があった。思い出したぞ。人間の記憶って不思議だなぁ。

 

 もう30年近く前の事だ。リンゴに対抗して「オレンジ」と云う名前を付けられたPCがあったが、あれはいったいどう云う会社のどう云うPCだったのか、その名前以外には何も思い出せない。郷秋<Gauche>的にはリンゴよりもオレンジの方がよりフレッシュな印象を持つけれど、結局オレンジPCはいつしか消えって無くなり、リンゴが蔓延ることになった。

 

 それじゃピーチはどうかと云うと、音節が二つと短くて多くの日本人は、物・人・会社などの名前としてはちょっと収まりが悪い印象を持つのではないだろうか。でも、そんな「ピーチ」が、ANAが中心となって設立した日本で初めての本格的LCCLow-Cost Carrier)の社名とされた。Peach Aviation、空飛ぶ桃の誕生である。

 

 社名と同時にテーマカラーをまとった機材も発表されている(see her)。郷秋<Gauche>にはピーチと云うよりはバイオレットに見えるが、色としては悪くないと思う。しかしだ、この写真をよく見ると、主翼の先に独特のウイングチップが付いていることからエアバスのA320であることがわかる。737に寡占化されるかと思った小型機旅客機に、A320が増えそうなのは、ヒコーキファンとしては嬉しいところだ。

 

 上で紹介したものとは別の記事によれば、このピーチA320ANAのお下がりではなく新造機のようである。新しいエアラインが登場し、日本では絶滅危惧種かと思われたエアバス機が新造で、しかも新鮮なカラーリングで登場するってのは、日本が元気になるためにも良い事だろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今がシーズンのバラ。郷秋<Gauche>の庭の、ではなく、ご近所の玄関先のものである(^^;

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シグマがまたまたニュースに

 ミドルサイズのDSLR(デジタル方式一眼レフ)なれども4600万画素70万円と、画素数も価格も弩級のSD1を発表しカメラ情報サイトをにぎわせたばかりのシグマだが(SD1については郷秋<Gauche>書いた)、今度はNikon(ニコン)からレンズの手振れ補正機構に関する特許侵害の訴訟を起こされたことで一般紙までをも賑わせている。

 

 ニコンによれば、交渉により解決したかったそうだが、交渉がまとまらず提訴に至ったとのこと(see here)。新聞等の報道によるとニコンはシグマに対して日本での特許侵害行為の停止と損害賠償約126億円の支払いを求めているらしい。126億円ですか・・・。

 

 仮にだ、SD1の価格である70万円の内20%14万円がシグマの利益だと仮定すると、シグマは126億円捻出のためにSD19万台売らないとならないことになるが、SD1の利益をすべてニコンへの賠償金に当てたのではSD1の開発費を回収できない。大体、SD19万台も売れる訳けもない。

 

 今回はレンズの手振れ補正機構に関する特許侵害で訴えた訳だけれど、そもそもニコンFマウント完全互換のマウントと云うのはどうなんだろう。マウントの規格(物理的なものだけではなく電子的なものを含め)をニコンがシグマに開示しているとは思えない。ニコンのレンズを分解して寸法を測り、CPUの中身を読み出してまったく同じものを「勝手に」作製しているのではないかと思うのだが、どうなんだろうね。

 

 

 

 手前がシグマ製のニコンFマウント(もちろんレンズ側)、バックがNikkorのマウント。どちらもAF-S規格のマウントである。もちろん物理的及び電気的に接触する部分の規格はコンマ00ミリの単位まで同一だと思うのだが、直接接触しない部分の形などは結構違っている。

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「コンデジ」は何がいい? の、答え

 はるか西方より本四連絡橋を渡って手元にやって来た、郷秋<Gauche>の次なるメイン「コンパクトタイプデジタルカメラ」(しつこいようだが、郷秋<Gauche>はこう云う言い方は嫌いだが、世の中では『コンデジ』と呼ばれているタイプのカメラの事である)、RICOH(リコー)CX5である。 

 

 何だか「初めにリコー有りき」のような選択ではあったが、いまのところその選択に間違いはなかったと思っている(テーブルの上でしか撮っていないので、あれこれ撮ってみての評価ではないことは予めご承知いただきたい)。

 

 まずはカタログデータからの判断だが、今どき1000万画素と云う「低画素」が良い。画素数が多ければそれだけで高性能だと勘違いしている向きが多いが、イメージセンサー(撮像素子)の大きさが同じなら画素数が少ない方がノイズの発生が少なくヌケの良いクリアな絵になる。郷秋<Gauche>はニコンのD703000×2000=600万画素)で撮った写真を半切に伸ばしたことがあるが、まったく問題なかったと云えば1000万画素が十分以上の画素数であるのかをご理解いただけよう。

 

 操作性が良い。例えば露出補正。撮影モード時に親指で「ADJ/OKボタン」をワンプッシュすると露出補正設定状態となる。「ADJ/OKボタン」を上向きに1回プッシュすると+0.32回プッシュすると+0.7。ホワイトバランスも同様に「ADJ/OKボタン」をワンプッシュし、そのまま右向きにワンプッシュし、更に上下にプッシュすることで好みの光源を選択できる。カメラを知っているのではなく、写真を知っているからこそのUIUser Interface)である。

 

 価格が良い。これは店によって違うのは当然だが、ちなみに郷秋26,500円(送料サービス、クレジット決済)で購入した。価格.comを見ると23,797円からあるようだが、果たしてお勧めできる販売店かどうかはわからない。ちなみyodobashi.comでは33,441円(ポイント還元済み価格)である。26,500円のCX5、価格対性能比は抜群だと郷秋は思うぞ。

 

 良い点ばかりではない。下の写真で一緒に写っている同じくリコーGX200と比べるとえらく「ちゃっちい」のである。つまり、著しく質感が劣るのだ。まずは表皮の光沢が強いのがいけない。ピカッとした方が高級感があるかとリコーのデザイナーは勘違いしているのかも知れないが、GX200のようなマットな感じの方が間違いなく高級感がある(プラスチック素材の質(コスト)の問題かも知れないが)。また、外皮パネルが僅かではあるが波打って見えるなどは、コストダウンの見返りにしてもせっかくの「良い物感」を大いにスポイルする結果となっている。この辺りは反省と今後の改善に期待したい。

 

 

 面白くない。これは単に好みの問題だが、GX200にオプションの自動開閉式レンズキャップのような遊び心に欠け、いまひとつ愛着がわかない(ような感じがする)。ちなみにGX200にオプションの自動開閉式レンズキャップについてはこちらをご覧頂きたいのだが、ほらね、面白そうでしょう。この自動開閉式レンズキャップだけのためにGX200を買う価値があったけれど、さすがに古過ぎるから郷秋は(これから新品を買うことは)お勧めしない(って、だからこそ郷秋CX5を買ったのだから)。

 

 RシリーズからCXシリーズに変遷しても、リコーきって(唯一?)の売れ筋デジタルカメラとして2月と9月、半年に一度モデルチェンジを繰り返しているのが気に入らない。せっかくCX5を買っても4か月の後の9月にはCX6が出てCX5は旧型に成り下がってしまうのである。GR DIGITALGXシリーズ並みとは云わないが、せめて年に1度のモデルチェンジにしてくれれば愛着もわき、CXブランドの固定ファンもむしろ増えるのではないか。他メーカーへの追従ではなく差別化こそがリコーには必要なのではないかと、郷秋は思うぞ。

 

 新しいカメラを手にして、古いカメラの良さに気付くこともある。それはGX200のグリップ部に貼られているゴムの質感である。これはもう絶品である(GR DIGITALも同じだったと記憶している)。どのくらい良いかと云えば、Nikon(ニコン)D3は知らないが、少なくともD300のグリップラバーと同等であると云っても褒め過ぎではない。

 

 何分にもいろんな被写体をいろんなシチュエーションで撮った結果のものではないので、特に画質等については定かでない部分が多いけれど、以上、郷秋の新しいメイン「コンパクトタイプデジタルカメラ」、リコーCX5に対するファーストインプレッションである。

 

 

 なお、この記事をご覧になられてCX5を購入された方がCX5に満足されなかったからと云って、郷秋がなんらその責を負うものではないことをここに明記しておきます。このblogはあくまでも郷秋の勝手気ままな(更に云えば、実に無責任な、独断と偏見に満ちた)独り言であることを前提にご判断ください。

 

 なお、「リコーのGX200CX5を両方持っていてどうするの?」と云う突っ込みもあろうかと思います。そういう突っ込みを入れたい方(以外の方)には(も)、GX200(元箱他付属品すべて有、件の「自動開閉式レンズキャップ」付、スペアバッテリー1本付、EVF無し)をお譲りしても良いと考えておりますので、ご希望の方はどうぞお気軽にご連絡を(^^)

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「コンデジ」は何がいい?の続編近し

 17日にコンデジ」は何がいい?と題する小文を書いた。なんだか結果があるような無いような、我ながら中途半端なことを書いた。ひょっとして、タイトルを見て、これから何を買ったら良いのか適切なアドバイスが書かれているのかと思って記事本文をお読みくださった方にとっては落胆の記事であったかと思うが、まっ「郷秋<Gauche>の気ままな独り言」と云うblogのタイトルに免じてお許しいただきたい。

 

 そうは云いながらも、ごく一部ではあったとしても読者を落胆させたままではまずかろうとフォローを試みつつある郷秋<Gauche>の元に、クロネコ云うところの60サイズの段ボール箱が遥か西の方から近づきつつある気配である。たぶん、多分だが、その小さな段ボール箱の中には掌に乗るくらいの大きさの四角く黒い物が入っているような気配である。はい、今日はここまで。明日のblogをどうぞお楽しみに(^^)

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自衛隊への勲章

創設以来、随分といろいろなことを云われてきた自衛隊ですが、3.11震災とそれに伴う原発事故後の活動により、多くの人からその存在意義を真に認められる存在となったことを否定する日本国民はいないでしょう。

今日、ネット上でこんな作文を見つけまました。陸上自衛隊第14旅団(四国の部隊のようです)に手渡された、小学生が書いた作文だそうです。自衛隊とその隊員に対する、これ以上はない勲章ですね。

 

じえいたいさんへ

げん気ですか。

つなみのせいで、大川小学校のわたしのおともだちが

みんな、しんでしまいました。でもじえいたいさんが

がんばってくれているので、♪♪わたしもがんばります。

日本をたすけてください。いつもおうえんしています。

じえいたいさんありがとう。

うみより

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アロンソ、大いに張り切る、が、しかし・・・

 まっ、今のフェラーリのマシンポテンシャルを考えれば、アロンソの結果5位は致し方のないところ。そうは云っても地元の熱狂的な後押しにより素晴らしいロケットスタートを決め、2度目のタイヤ交換まではラップリーダーであったのはアロンソだからこそできたパフォーマンスであることは、マッサのスローペース(結果マシントラブルによりリタイヤ)を見ればお分かりの通り。アロンソのファステストラップタイムが小林可夢偉のそれより1秒以上遅かったことを考えると尚更アロンソと云うドライバーが一発の速さだけではない「強さ」を併せ持ったドライバーであるかが理解できると云うものである。

 

 しかしだ、そのアロンソまでをも周回遅れにしてしまうレッドブルの速さは驚異的であるが、そのレッドブルを追い回すことが出来るまでの速さを付けてきたマクラーレンも大したものだと云うべきだろうな。

 

 フリー走行から調子が良かったミヒャエル・シューマッハは予選・本選共に終始ニコの前を走ることが出来てニコニコのようであったが、ラップタイムは小林可夢偉のそれより2秒近く遅かったから次戦モナコでは「通せんぼ爺」になる可能性大いにありだな。

 

 しかしだ、才能ある若いドライバーの邪魔をしてまで再度の現役を続ける意味があるとは郷秋<Gauche>には思えないのだが、ご本人としてはせめて3位でも表彰台に上がるまではと云う思いがおありなのだろうか。残念ながらそれは無理だろうと、郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 そうそう、既に幾度か触れてはいるが、レース開始早々に最下位まで落ちながらもポイント圏内まで這い上がった小林可夢偉の走りはなかなかどうして、立派なものだったぞ。レース中の速さと戦略にまったく問題がないだけに、可夢偉とザウバーにとっての最大の課題はやはり「予選」と云う事になるな。特に木曜日に始まるモナコはスターティンググリッドが何よりも大切である。何としてもシングルグリッド目指して頑張って欲しいものである。

 

注:「通せんぼ爺」とは、今ではもっともらしい顔をしてニュース解説などしている古舘伊知郎氏がほとんどプロレス中継のノリでF1中継をしていた当時、F1ドライバーとしては最晩年であったフランスの名(迷)ドライバー、ルネ・アルヌーを評して云った「迷言」である。フェラーリにも在籍しPP 17回、優勝7回(調べてみる気にもならないが、ひょっとするとフランス人F1ドライバーとしてはかのアラン・プロスト教授に次ぐ戦績かも知れない)と云う過去の栄光を引きずりながら非力なリジェのマシンを駆り、終始執拗かつ不必要なブロック走行をしたことから名付けられたもの。デビュー当時の中嶋悟氏もその被害にあったことがある。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、農作業の合間の木陰の語らい。

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4600万画素、70万円は「買い」か?

 画素数4000万と高解像度ながら76万円と云う超廉価の中判、PENTAX(ペンタックス)645Dの登場には驚いたが、今度はSIGMA(シグマ)から4600万画素70万円のSD1が登場である。

 

 高画素のDSLRとして最もポピュラーであると思われるNikon(ニコン)D3X2450万画素で73万円、Canon(キヤノン)EOS-1Ds Mark III 2110万画素で75万円である。そこにSD14600万画素70万円の価格で売り込みをかけるわけだが、単純に画素数と価格の関係で云えば、SD1D3XEOS-1Ds Mark IIIの半額と云うバーゲン価格である。

 

 価格が半分なだけではなく、SD1の重量は僅か700gD3XEOS-1Ds Mark III60%の超軽量で、ニコンのD7000と同じ気楽さで散歩のついでに持ち歩くことのできる4600万画素機なのである。これは数百万円もするデジタルバッグ付のフェーズワンやデジタルハッセルブラッドはいうまでもなくペンタックス645Dでもできない、SD1ならではの最大のメリットと云って良いだろ。

 

 おまけにSD1のレンズマウンドはシグマオリジナルのSAマウントだから、豊富なシグマのレンズラインナップから、その日の用途によって1万円台の超廉価な標準ズームから超弩級APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DGSD1に装着すれば(レンレンズにSD1を装着すると云うべきか)600-1500mm F5.6だ!)まで、自由に選ぶことが出来る。もっともAPO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DGの本体重量は15.7kgあるから、散歩のついでに持って行くのは(普通の人に)不可能だが。

 

 良い事ばかりのSD1のようだが、ウィーク・ポイントがない訳では無い。まずファインダー視野が98%100%ではないこと。D3なら51EOS-1Ds Mark IIIでも45あるフォーカスポイントが11しかなこと。46,000円で買えるD3100でさえ11ポイントだと云うのにだ。更にAEセンサーが77分割と云うのも見劣りがする。ニコンはD3100D5100でさえ420分割、D7000に至っては2016分割である。

 

 そんなこんなよりも、SD1最大のウィーク・ポイントは、ペンタ部に「SIGMA」と刻印されていることだろ。人は70万円のカメラを買うとき、長い歴史に裏付けされた確固とした信頼性、ユーザーを裏切らない規格の継承(レンズマウントを変更したメーカーの例もなくは無いが)、レンズだけに止まらない豊富はアクセサリ群など、本当の意味でのシステムを、突き詰めて云えばそのシステムを保障するブランドを買うのである。

 

 そういう意味で、SD1がいかにコストパフォーマンスに優れたカメラであっても、買う人は少ないだろうな。しかしだ、郷秋<Gauche>はSIGMAの果敢な挑戦を否定しているわけではない。かつて数多のレンズメーカーがあった。大きな淘汰の流れを経てシグマ、タムロン、トキナーの三社が残ったが、その中でデジタルカメラに挑戦するのはシグマ一社のみである。この挑戦する姿勢を大いに評価したいし、この挑戦を20年、30年続けることが出来るならば、SIGMANikonCanonと肩を並べるメーカーとなることが出来るだろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、我が家の庭で咲いている紫蘭(しらん)。数年前に実家で咲いていたものをもらってきたのだが、年々増えてきている繁殖力旺盛な蘭である。

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予選結果は如何に

 スペインGPでは間違いなくアロンソが大活躍することになる訳だけけれど、フリー3では9位とちょっと苦戦の模様。もっともフリー走行はタイムを競う訳では無く、マシンの挙動を確認したり、300kmを走りきるためのシミュレーションだったりするから重い状態で走っていることもあるからね。問題はまもなく始まる予選だ。

 

 案の定スペインGPでも速いのはレッドブル。ベッテルとウェバーのギャップはコンマ084と僅かなものだけけれど、ウェバーとミヒャエルとのギャップは1.266秒もある。これじゃレッドブルだけが別カテゴリ。レッドブルの2台と、その後と最後の6台(ロータス、ヒスパニア、ヴァージンのことだ)、つまり3カテゴリ混走と云うのが今年(去年もか)のF1だな。

 

 しかしミヒャエル、フリー走行とは云え久々に同僚ニコを上回るタイムを出して今頃はご満悦のことと思うが、予選では、本選では果たしてどうだろうな。契約とは関係なく今シーズン最終戦を待たずに2度目の引退ではないかと囁かれているミヒャエルだが、もしスペインGPの予選・本選でニコを上回ることが出来ればモナコ以降に弾みが付くことになるが、残念ながらこの古い時代のドライバーは、KARSDRSと云った最新のデバイスに、付いていけていないのではないかと、郷秋<Gauche>は思うがどうだろうか。まずは予選に注目である。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、小判草(こばんそう)。道端で見かけるイネ科の「雑草」だが、調べてみると明治期に観賞用として移入されたとのこと。鑑賞に値するかどうかは個人の価値観によるかも知れないが、細い茎の先に垂れた穂は極弱い風でも良く揺れて、実に撮りにくい植物であることは間違いのない事実である。

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恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

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