日本酒ハイボール

 ハイボールって、ウイスキーをソーダで割ったものだと思っていたから「日本酒ハイボール」は無いだろうと思ったけれど、考えてみたら「酎ハイ」(焼酎ハイボール)なる飲み物が昔からありますね。焼酎ハイボールがあるなら日本酒ハイボールもと思ったのかどうかはわからないけれど、日本酒の「黄桜」が業界初の「日本酒ハイボール」を発売したようだ。

 ビールのように全面広告とはいかなかったようだが、それでも今日の日経朝刊に全3段の広告が載っていた。「シュワッと広がる発泡感と、ほのかな日本酒の香りがどんな料理とも相性ぴったり。新生活の季節に合った、まさに日本酒ビギナーにもおすすめの新商品です。」とのこと。炭酸系が好きな郷秋<Gauche>としては飲んでみないわけにはいかない、かな?


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週土曜日に撮ったミズキの若葉。一週間後の今週末にはどれだけ葉が増え大きくなっているのか楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

春休みモノ写真教室

 「春休みモノ写真教室 小中学生ら30名参加」。今日の読売新聞朝刊(多摩版)に掲載されていた小さな記事のタイトルである。

 「モノ」って一体なんだ?「物(ブツ)写真」なら判る。例えば時計とかネックレスなど「物」(この場合「ブツ」と読む)を撮る「ブツ撮り」だ。でも「ブツ」ではなく「モノ」である。新聞の記事ではすぐ次の行から「春休みモノクロ暗室教室」とあるから、モノクローム、つまり白黒フィルムで撮った写真を現像・プリントする教室である事がすぐにわかる。

 しかしだ、モノクロームを「モノクロ」と略すのは一般的だが、「モノ」と略すか?「モノ」の二文字から「モノクローム」を連想させるのには無理が有り過ぎ。同じ二文字で表すなら「白黒」だろう。天下の読売新聞も郷秋<Gauche>が愛(購)読する神奈川新聞と同じだと書いたら叱られるだろうか。って、書いちゃったけど(^^;

 さて、この「春休みモノクロ暗室教室」は読売新聞社と日本大学芸術学部(写真学科は数多の写真家、カメラマンを輩出していることで有名)が主催し富士フイルムが協賛した催し。練馬区にある日大の江古田キャンパスで28、29の両日に開催されたとの記事にある。小中高生らが写真学科の教授から直接指導を受けたようであるから、参加者にとっては有意義な教室であったことだろう。

 フィルムを使って写真を撮り、そのフィルムを自分で現像しプリントすることが少なくなってどれほどの年月が経っているのだろう。写真と云えばカラーが当たり前になっても、デジタルカメラが普及するまでは多くの写真愛好家が自家現像を楽しんでいたのではないかと思うが、カメラと云えばデジタルカメラと云う時代到来と共にその数は激減していることは間違いないだろう。

 大体がだ、フィルムで撮るカメラが欲しいと思っても、今新品で購入できるカメラは極少なくなっている(注)。35mmのフィルムはまだ入手可能だが、それを現像できるラボは少なくなり、ましてやアナログプリントできるところは皆無に近い状況である。そんな状況の中で(読売新聞はともかく)写真文化を支えてきた自負のある日大芸術学部と富士フイルムは危機感を感じているんだろうな。

 フィルムで写真を撮り、自分で現像・プリントすることは、自分が着る物を自分で縫う・編む、自分で使う茶碗を自分で焼く、自分で使う机・椅子を自分で作るのと同様、もはや手工芸と云われる世界に入っているんだろうな。でも、パソコンやプリンターの世話にならずとも自分の手で写真を創れる事を、そしてその技を後世に伝えることは、フィルムで撮る文化を知っている者の使命と云ってもいいのかもしれないな。

注:コンパクトタイプは富士フイルムから出ている4機種(3~~4万円台半ば)のみ。MF(マニュアルフォーカス)のSLR(一眼レフ)はNikon(ニコン)のFM10(ボディのみ3万円弱)と(フィルターの)ケンコーから出ているニコンFマウントとペンタックスKマウントの4機種(いずれも2万円台)、AF(オートフォーカス)のSLRとしてはニコンF6とキヤノンEOS 1Vがあるがいずれも20万円を超える価格。
 その他に、フォクトレンダーのレンジファインダー式のものが5機種(7~8万円台)。ライカという選択も無くはないが高価すぎて一般的ではないだろうな。新品に限ると選択肢はほとんどないが、中古ならば名機と云われたニコンF3が2万円台から入手可能など、選択肢が非常に広がるので狙い目かも。そうそう、新品一眼レフではVivitar V3800N SLRという選択もある。郷秋<Gauche>の手元にも開封しただけ、新品未使用のV3800N 50mm F1.7付きが1台ある。興味のある方はご一報ください。廉価にてお譲りします。


 今日の一枚は、モノクロームのフィルム、現像用のタンクとフィルムを巻きつけるリール(フィルムを巻きつけたリールをタンクの中に入れて現像する)、そしていま最もポピュラーな現像剤である富士フイルムのミクロファイン(これを1Lの水に溶いて使う)。上の写真には写っていないがもう一つ、定着液があればフィルムの現像が出来る。フィルムの現像は、実は簡単なのである。以上、ご存知のない方のために。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

328メートルの東京スカイツリー

 墨田区で建設中の東京スカイツリーが、今日の10時に前日よりも10m高い338メートルとなり、333mの東京タワーを5m上回り国内で最も背の高い建造物になった事がWebのニュースページで報じられていた。

 郷秋<Gauche>は昨日珍しく都内と千葉方面に電車で出かけて来たのだが、帰りの常磐線の車窓から328メートルの東京スカイツリーがチラリと見えた。2月に錦糸町駅辺りから見たのと比べるとちょっと距離があり迫力に欠けたけれど。

 東京タワーが出来上がったのは1958年である。高さでは追い越されてしまった東京タワーだが、首都高速も新幹線もなく、まだ貧しかったころから東京の街を50年間見続けてきた東京タワーがもし人間だったら、昨日・今日はきっと感慨深いものがあったことだろうな。

 東京スカイツリーが出来上がると東京タワーは取り壊されるものと思い込んでいた郷秋<Gauche>であったがどうもそれは勝手な思い込みで、観光資源として、またテレビ以外の電波を発信する搭としてこれからも存続するらしい。

 福島の山の中に住んでいた郷秋<Gauche>の中学時代の修学旅行は東京・横浜だったけれど、定番中の定番と思われる東京タワーにはなぜか昇っていない。東京タワーがなくなってしまうなら今のうちに昇ってみようかとも思ったけれど、高所恐怖症の郷秋<Gauche>としては下から見上げているだけで十分。(多分)高いお金を払ってまで怖い思いをする必要もないかな。


 郷秋<Gauche>的「東京スカイツリー」を期待された方には申し訳ありませんが、今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、すみよしの森の大きな桃の木。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

二輪草

 先週の土曜日になるせの森の「二輪草の谷」で最初の一輪が差咲いていたことは恩田Nowでご紹介しましたが、今日はその第二報です。

 昨日、もうかなり咲いているのではないかと思って「二輪草の谷」の谷に出かけたのですが、残念ながらというのかやはりと云うのが、ここ暫く続いている低温のせいなのでしょう、まだポツリポツリと咲いている程度でした。ただ、例年ソメイヨシノが咲きだす頃に二輪草も咲き始めるというタイミングは合っていますね。この低温も週半ばには終わりそうですので、来週末には一面の花を見る事が出来るかも知れません。

 二輪草は猛毒を持つことで有名なトリカブトと同種キンポウゲ科で、トリカブトとはその葉も良く似ていますが、少なくとも恩田の森ではトリカブトらしき植物は見た事がありません。

 長野にある山野草専門店から取り寄せて我が家の庭に植えた二輪草は、やはり土や気候が合わなかったとみえていつの間にか消えてしまいましがた、すみよしの森の群生地からお断りして頂いてきた二輪草はしっかり根付いて今年も葉を茂らせています。もう1週間もすれば我が家のアラカシの木の下でその可憐な花を見ることが出来そうです。


 今日の一枚は、なるせの森の「二輪草の谷」の二輪草。三輪草ではありません。一本の茎から二輪の花を咲かせるから二輪草と呼ばれますが、二輪が同時に咲くのではなく、先に伸びた茎にまず一輪、そして遅れて伸びた茎にもう一輪が咲きます。真ん中の花の下、菜の付け根辺りに蕾があるのがお判りでしょうか。この茎がスルスルと伸びて二輪目が咲くのです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ソメイヨシノ開花

 郷秋<Gauche>の住む横浜市北部でもようやくソメイヨシノが開花しました。昨日までと比べると多少温かくなった今日ですが、それでも最高気温は10度程度。日差しはありましたが冷たい風が吹いていましたので、開花と云っても遠慮勝ち。この調子だと来週末頃まで楽しめそうですが、花見の宴にはちょっと寒いですね。

ところでこのソメイヨシノ、漢字で書くと染井吉野。染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋がオオシマザクラとエドヒガンを人工交配・育成したと云う説が有力・有名です。ですから「染井」はわかるのですがなぜ「吉野」なのか。やはり桜と云えば「吉野」だからということなのでしょうか。


 郷秋<Gauche>の自宅近くにある小学校のソメイヨシノ。植物の名前を漢字で書く事の多い郷秋<Gauche>ですが、なぜかこのソメイヨシノは漢字よりもカタカナで書く方がしっくり来ますね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ニコンのマクロレンズは何本?

 Nikon(ニコン)は、マクロレンズのことを伝統的に「マイクロレンズ」と呼んでいる(以後「マクロレンズ」と「マイクロレンズ」は同じものだと思って読んで欲しい)が、そののニコンのマクロレンズ、いった何本あるとお思いでしょうか。ワーキングディスタンス(被写体とレンズ前玉との距離の事だが「焦点距離」のことだと考えても間違いではない)の違いで2種類くらい。それぞれ明るいけれど高いものと、ちょっと暗いけれど手ごろなお値段のもの、4本くらいかと思うのは普通だと思うけれど(すぐに答えが出てくる人は「普通」じゃない人)、実はなんと7本もあるんですね。郷秋<Gauche>はちょっとびっくり。

 嘘だと思った方はこちらをご覧ください。ほらね、7本あるでしょう。「用途と予算に応じてお好きなものを」と云う訳だが、良く見るとMF(マニュアルフォーカス)のレンズが2本もあるし、同じ60mm F2.8のマクロがAF-SのGタイプ(超音波モーター駆動で絞り環を持たないタイプ)とAFだけれどマニュアルフォーカスのボディでも使えるAiタイプの両方がラインナップされている。昔からのニコンファンを大切にしているとも云えるけれど、こう云う事をしているか利益率でキヤノンの後塵を拝すことになるわけだ。まっ、こう云う事をするニコンが好きだというファンも多いのは確かなのではあるが。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、性懲りもなく今日もまた撮ってみた大島桜。でも、やっぱりダメだな。図鑑チックだが、図鑑でも使えないいかにも中途半端な写真だ。ちなみにレンズはMicro NikkorではなくTAMRON SP Di 90mm F2.8。マクロはこれ一本あると写真の楽しみがグッと広がるレンズだが、サードパーティ製の名玉が多いジャンルでもある。ワーキングディスタンス、明るさ、価格、ボケ味、使い勝手をじっくり吟味してブランドにとらわれず選びたい。と云いながら二本目に手を出すとすれば、「見た目」から入る郷秋<Gauche>としてはやっぱり105mm F2.8Gだ。でも、これってTAMRON 90mmの倍近い重さがあるんだよね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

JAL、社員への航空券支給凍結

 当然でしょう。もっと云えば、凍結ではなく、制度の即時廃止である。

 国民の税金が注ぎ込まれ経営再建中のJALが、本人は云うに及ばす配偶者や父母、子どもにまで無料航空券を支給すなんて、有り得ない。トヨタを見なさい。部長以上は自腹を切ってトヨタ車を買ったんですよ。それを見た課長も買った、係長も買った、出入りの業者も買った。経営が厳しくなるとみんな自社製品を購入してでも会社を支えるんです。ボーナスの一部を自社製品購入用商品券で支給する会社だってある。それなのにJALは無料航空券支給って、どうかしているでしょう。こう云う経営感覚だから経営破綻するんです。

 もう何十年も前、郷秋<Gauche>の学生時代に、キヤノンに就職した先輩に「キヤノンのカメラ、安く買えるんですか」と聞いてみた。「多少は割引があるけど、さくらやかヨドバシで買った方が安いよ。故障したら持っておいで、無料で直してあげるから」との返事。大体これが普通と云うか、常識でしょうね。

 家族の分までタダで配っていた航空券を正規運賃で支払わせていたら、ひょっとしてJALは倒産しなかったんじゃないか?と思われても仕方ないでしょうね。年金の減額も当然。早期退職に応じた元社員には無料航空券の支給を続けるって話もあるけれど、冗談じゃない。まったくどうかしているよね、この感覚。こんな企業の為に税金を使われるなんて、郷秋<Gauche>は真っ平ごめんだぞ!


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、遅咲きの梅。もう桜が咲こうかと云う先週の土曜日に満開になっていました。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

冬に逆戻り

 東京で桜が開花したか報じられたとたんに冬に逆戻り。開き始めた蕾もどうしたらよいか困っていることでしょうね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて郷秋<Gauche>のオフィスの前の大島桜。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

九州新幹線 締結式 青森-鹿児島つながるレール

 今日のタイトルはYahoo! Newsで読んだ毎日新聞配信の記事のタイトルそのまま。要するに、来年3月に全線開業する予定の九州新幹線だが未開業であった新八代以南のレール敷設が完了し、レール締結式がJR熊本駅で22日に行われた。これによって今年12月開業が予定され既に新青森までのレールが敷設されている東北新幹線八戸-新青森間を合わせ、青森から鹿児島まで新幹線のレールが敷かれたことになると云うことである。

 問題はこれからだ。記事本文には「青森から鹿児島まで新幹線のレールが敷かれた」とあるが、記事のタイトルは「青森-鹿児島つながるレール」とある。当然タイトルが先に目に入るわけで、そうすると「青森から鹿児島まで新幹線のレールがつながった」と読んでしまうわけだが、果たして本当にレールはつながっているのか。あるいはつながっているのかも知れないが、つながっているレールの上を、列車が直通運転しないことにはつながっている意味がないんじゃないかと、郷秋<Gauche>は思うんだ。

 九州新幹線が鹿児島まで開通すると、新大阪発鹿児島行きの列車が運行されるようだ。東京から博多まで直通運転する列車もある。勿論東京から新青森までも直通運転だ。でも、新青森から鹿児島まで直通運転する列車も多分、ない。東京発鹿児島行きもないだろう。だとすると、青森から鹿児島までレールがつながっても、それは象徴的な意味はあったとしても現実的な意味は全然ないよな。それとも新青森発鹿児島行きの寝台列車が登場したりするんだろうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、咲きだした郷秋<Gauche>のオフィス前の大島桜。毎年何とかこの大島桜をものにしたいと思うんだけれど、全然ダメ。今年もやっぱりダメ。なんだからすごく難しいのであります。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

D900じゃなくてD700Sなの?

 ちょっと出遅れた感がありますが、元ネタはいつものNikon Rumors

 この記事によればNikon(ニコン)D700の後継機は2010年度の第一四半期、つまり4-6月に登場するというのだがそのスペックは、1200万画素は据え置きでD3Sを上回る動画機能が搭載されると云う。カードスロットがデュアルになるらしいが、D300Sがデュアルだから当然だろう。最近のSDカードの高性能&低価格振りを考えるとD300S同様CFとSD(XCになるか?)のデュアルだろうな。

 この噂の最大の問題は”Basically it will be D700 with 12Mpix”である。キヤノンではベーシックモデルのEOS Kiss X4でさえ1800万画素なのに、いまさら1200万画素じゃ、30万円近く出して買う人はいないんじゃないのかな。画質は画素数の問題じゃないと云い続けてきている郷秋<Gauche>だけれど、さすがにベーシックモデルが1800万画素の時代にそれはないだろうと、思う。

 で、件の記事に添えられた写真がちょっと驚きの、絶えて久しい富士フイルムのS5 Proの後継機種を思わせるもの。勿論Photoshopedだろうけれど、ベースはニコンのD3となり、S5のD200ベースから一気にグレードアップである。もともと沢山売れる事を期待されているシリーズじゃないからいいんだとは思うけれど、それにしてもこれじゃますます売れないんじゃないかと郷秋<Gauche>は心配になるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、四手辛夷(しでこぶし)。庭木として植えられているのを時々見かけますが、調べてみると自生しているのは岐阜県、愛知県、三重県の一部に限られ、絶滅危惧種の指定を受けているようです。自生種の花色は普通の辛夷同様白ですが、出回っている園芸種は薄いピンク色をしている事が多いようです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

塗るマスク

 ここ2、3年、2月初旬から4月中旬辺りまで、くしゃみと鼻水、目の痒みに悩まされている郷秋<Gauche>なのですが、知人がこんな物を勧めてくれました。


 人間の身体に作用する医薬品じゃないんですね。鼻孔の周りの塗ると、プラスの静電界が発生し、帯電微粒子を反発させるなどして鼻腔への侵入を防ぐと云うのです。花粉症の方などは、マスクと云うフィルターを着けることで花粉が体内へ侵入することを防いでいたりするわけですが、この『クリスタルヴェール』はイオンが作る静電界を利用して微粒子を反発させるなどして鼻腔への侵入を防ぐという、マスクなどとはまったく違った発想による製品です。

 つけた効果はと云うと、てきめん。それまで気付かぬうちに流れ出ていた鼻水はぴたりと止まり、くしゃみも出ません。目の痒みも随分と緩和されました。目の痒みは体内に入り込んだ微粒子が体内から作用するのと、目の表面に微粒子が付着する、両方で起きているんじゃないかと思うのですが、前者の原因が取り除かれることにより緩和されているのではないかと思います。

 目の周りに塗布すれば目の痒みもほぼ根絶できるのではないかと思うのですが、製品の使用上の注意に「目や目の周囲には使用するな」と書かれています。直接目に塗ることはないとしても、目の周りに塗ったものが目の中に入ると良くないのでしょうね。そのうち自己責任で試してみようかと思ってはいますが。

 医薬品ではありませんが、体質的に合う合わないがあるかも知れませんし、販売元からPR料を頂いているわけでもありませんので郷秋<Gauche>としては特にお勧めするものではありませんが、少なくとも郷秋<Gauche>が使ったところによると、かなりの効果があった事は確かです。

 郷秋<Gauche>が何よりも気に入ったのは、体内に花粉などが入ったことにより発症した症状を医薬品によって緩和するのではなく、静電界作用によって花粉などの微粒子を体内に侵入させないという発想です。改善ではなく新たな発想。こう云うのって、何につけすごく重要なことだと思うんですよね。

 しかし、問題がないわけではないのです。多くの薬局(薬ではないけれど、薬と同等の効果が駆ることから、発売元が薬屋さん(エーザイ)なので薬局・薬店で売っているのでしょう)では既に売り切れで、郷秋<Gauche>が探して歩いた2軒の薬局では「次の入荷は5月中旬です」とのこと。申し訳なさそうでもなく、淡々と事実を伝える店員の態度にちょっと「イラ」と来た郷秋<Gauche>でありました。
コメント ( 2 ) | Trackback (  )

恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

77mm径フィルター

 口径77mmの保護フィルターである。つい先月にも同じものを購入したばかりなのに、またまた77mmの保護フィルターが必要となる事態に至ったことは誠に遺憾であり、私の不徳の致すところであると深く反省いたしております。

 ただ、云い訳をさせていただけば、先般も書きましたが、多くの、特に明るい(超)広角ズームレンズはどれもフィルターの装着が不可能であり、期待していたAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRはF4であるにも関わらずかなり全長の長いこと、特にワイド側での歪曲収差が大きい事、そして何よりもその格好が郷秋<Gauche>の美的センス的には受け入れ難かったことなどからまったく食指が動かなかったのであります。

 と云う訳で、最新のDSLRにはDSLR用に最適化した最新のレンズを使うのが良いのだと散々主張してきた郷秋<Gauche>であるにも関わらず、結果としてフィルム時代最後のレンズを、勿論中古であるが入手することとなった。

 しかしこのレンズ、超音波モーター駆動なのに絞り環のあるDタイプで、かつAi連動だから、MFの、例えばF3とかEMでも使える(勿論フォーカスはマニュアル操作となる)という、考えてみるとなんとも不思議なレンズであり、Nikon(ニコン)の現行カタログに載っているレンズとしては唯一のタイプだと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

鶴岡八幡宮の大銀杏の続々々々々報

 時節柄「お座敷」が続き、胃袋と財布が疲れ気味なだけではなく駄文を書く暇もない一週間でした。と先に云い訳を書いてから今日の本題(^^;

 昨日の神奈川新聞によると、傾いた元大銀杏をまっすぐにする作業も無事に終えて、再生を願う神事も行われたれたようであるがその記事によれば、参拝客の要望により大銀杏の再生とひこばえの芽吹きを祈る記帳所が設置され、初日にだけで約1,200人が記帳したとか。

 大銀杏の再生とひこばえの芽吹きを願い祈るのは良いとしても、なぜ記帳が必要なのか、郷秋<Gauche>にはちょっと理解できないぞ。願うならば、祈るならが自分の心の中ですればよいこと。それを記帳所で自分の名前を記す行為とはどういうことを意味するのだろう。私は願っています、祈っていますと誰かに伝える必要があるのだろうか。

 この記事を読んで郷秋<Gauche>は、時々墓地で見かける「名刺入」を思い出なんだろうな。例えばそう云う墓に参ったとき「私はいついつに墓参しましたよ」と名刺を入れる。そうするとしばらく後にご遺族から「先般は墓参いただきありがとうございました」と云う礼状が届くのだろうか。あるいは、「亡くなった主人がお世話した○○さんは年に3回も墓参に来られるのに、仲人までしてあげた△△さんは一度も来ていないのよ」みたいな話になるのだろうか。あぁ、郷秋<Gauche>はそう云うのは嫌だな。

 誰かの死を悼むのであろうと、病気快癒を祈るのであろうと、大銀杏の再生を願うのであろうと、自分の心の中ですればよいことで、「私は願っています」と名前を書く行為には、郷秋<Gauche>は違和感を覚える。祈った願ったりするのって、例えば遠藤周作が『深い河』の中で「玉ねぎ」と表現した何(者)かが見て知っているだけではダメなのか。誰かに知らせる必要があるのかと、しつこいようだが、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、長閑な春の谷戸奥。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ