Amazon.comで買う? そして今年も今日限り

 Olympus PEN E-P1 12.3 MP Micro Four Thirds Interchangeable Lens Digital Camera with 14-42mm f/3.5-5.6 Zuiko Digital Zoom Lens (Silver Body/Black Lens)が660.45ドル、現在の為替レートで計算するとわずか61,000円である。

 Amazon.co.jpで同じ商品を確認してみると、最安値で84,800円。郷秋<Gauche>が時々利用する(店がすぐ近くなので通販じゃなくて店頭受け渡しだけれど)チャンプカメラの価格を調べてみると、78,800円。同じ製品なのにAmazon.comと比較してAmazon.co.jp(最安値)だと39%高、かなり安いと思われるチャンプカメラの価格でさえ29%高と云うことになる。

 海外の製品を日本で買うと高くなってしまうのなら納得できるけれど、日本のメーカーの製品が、日本で買うよりもアメリカの通販サイトで買った方が安いというのもなんだかなぁ・・・。

 さて、気がついてみれば今年も今日が限り。別に総括してみるほどのこともない郷秋<Gauche>の一年だけれど、12月は何だかんだと特に忙しく、気がついたらもう大晦日。1年が過ぎ去るスピードが更に早くなったように感じた一年間であった。

 今年も郷秋<Gauche>の独り言恩田の森をご愛読いただきました皆さんにお礼を申し上げます。特に「独り言」の方はまったく勝手な駄文を書き連ね、また話題もF1、カメラ、クルマ、ヒコーキ、時にニューネタと色々ですので、興味のない記事は読み飛ばし、興味を引いたものだけでもお読みいただければ幸いです。これまで通りのスタイルでblog、Website共に2010年も続けていくつもりでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 新しい年も皆さんの健康が守られ充実した良き一年となりますことを、心よりお祈り申し上げております。


 今日の一枚は、27日に撮影したすみよしの森の「トトロの切り通し」。24日に掲載した同じような写真は21日にOLYMPUS(オリンパス)E-P2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6で撮影したもの、今日掲載の写真はNikon(ニコン)D300+AF-S DX 18-200G VRで撮影したものです。
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X3 & X2の二人勝ち

 BCNランキングによれば、2009年に日本国内で一番売れたSLR(レンズ交換式非レフレックス機を含む)はキヤノンのEOS Kiss X3らしい。続く2位も同じくEOS Kiss X2。キヤノンはこの2機種だけで29.1%のシェアを確保。一方ニコンはと云えば、X2以降の3~6位をD90、D5000、D60、D40で押さえるも、シェアの合計は26.2%と、4機種が束になってかかってもX3、X2には及ばないと云う結果である。詳細はこちらを参照

 キヤノンの一人勝ちである。これじゃまったくつまらないわけだが、7位以降に今年はこれまでとちょっと違った傾向も見えてきている。

 9位にオリンパスE-P1が3.0%、10位にLUMIX GF1が2.7%でランクインしたのである。共に2009年第4四半期になって登場したモデルだけに9-10位にランクされたのは大したもの。しかも、これまで確立していたSLR(一眼「レフ)」カテゴリに非レフレックスのレンズ交換方式マイクロフォーサーズで殴る込みをかけた功績は大きく、かつ確固たる地位を確立したのは賞賛に値する。この流れが2010年にどう展開していくのか、大いに楽しみである。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の藪椿。新年を前に春の花が盛りを向けようとしています。
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元旦から買い物なんかしなくていいんですけど・・・

 今日の神奈川新聞に「元旦から3日間現金還元セール ヨーカ堂」と云う記事。イトーヨーカ堂が元旦から3日まで全国162店舗で、買い物金額の30~5%を現金で還元する「現金還元!お年玉増額セール」を実施するのだそうな。郷秋<Gauche>はイトーヨーカ堂の片棒を担ぐつもりは毛頭ない。郷秋<Gauche>が云いたいのは、「元旦から売り出しをする必要があるのですか」と云うことだ。

 かつては、初売りと云えば正月三日と決まっていた。大晦日まで大忙しの小売業の皆さんも元旦と二日はゆっくり休んで三日から「さあ、商売だ」と仕事に精を出す。

 経営者は、大晦日だろうが元旦だろうが年中無休で働けばいい。でもだ、従業員はどうなるんだ。31日も1日も仕事じゃぁ、家族と共に行く年を惜しみ来る年に思いを新たにすると時がないじゃないか。小売業と云う、あらゆる商売の中でもっとも消費者に近いところにある業界だからこそ、市民の歳時を共に感じその中での商売を考えるべきなんじゃないかな。

 ヨーカ堂は「いや、消費者の皆様の為に」と云うのだろうが、少なくとも郷秋<Gauche>は元旦からの売り出しなんか望んでいないぞ。今どきヨーカ堂だけじゃなくてどこもかしこも元旦から店を開けているけれど、そんな必要があるのかと郷秋<Gauche>は思うし、皆が屠蘇気分でのんびりしているのに働かなければならないオトーサンとオカーサンが気の毒だし、そのお子さん達はもっと気の毒だぞと、郷秋<Gauche>は云いたい。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、畑を耕す二人。祖母と孫娘だろうか。微笑ましい風景である。
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ラルフも?

 ミヒャエルのF1復帰のニュースでひと盛り上がりしたかと思ったら、今度は弟のラルフにまでカムバックの噂が! 7度ワールドチャンピョンの座に輝いたミヒャエルに対してでさえも苦戦することだろうとか、後悔することになるのではないかなどと厳しい見方をする識者も少なくない中で、6度の優勝はあるにしても、ラルフにまでオファーがあるとは、にわかに信じがたいぞ。

 安いギャラで才能溢れるF1予備軍の若者がいくらでもいる現状を踏まえたとき、ラルフがDTMにおけるギャラ吊り上げの為に自ら流した噂ではないかとは、あながち穿ち過ぎとは云えない様な気がする郷秋<Gauche>である。そうは云っても、大人のためのモータースポーツであったF1が、気がつけば10代でのデビューも珍しくないような状況はいかがなものかと思っている郷秋<Gauche>としては、洟垂れ小僧ではなく「大人」のドライバーが増えることに依存はない。

 かつては30過ぎでようやくF1のシートを手に入れるドライバーも少なくなかったわけだが、一体いつからF1が「おこちゃま」のものになってしまったのだろうか。郷秋<Gauche>が思うに、セミオートマチックのトランスミッションが導入されたころからじゃないのかなと、思う。時を同じくしてテレメーターシステムが高度化し、ドライバーが自ら考え判断し走るスタイルから、チームの戦略に基づきマシンを走らせるドライバーへと変わった事がその原因なんじゃないかな。

 つまり、ドライバーはチームからの指示通りにマシンを走らせるだけ。今のF1ドライバーには経験は必要がないと云うことだ。その点コースコンディションが刻々と変わり、どのように走るのかは常にドライバーとコ・ドライバーに任されているラリーの方が、ドライバーの力量がb試されるのではないかという気がする。ライッコネンがF1からラリーに転じたのは、F1で自身のキャリアに相応しいシートを見つけることができなかっただけではなく、こんなところに真の理由があるんじゃないかと、郷秋<Gauche>は思うんだな。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、絶好の散歩道、なるせの森の尾根道。雑木が葉を落としたのですっかり明るくなった散歩道です。
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ETCは不要?

 ETC搭載車に限り休日には1000円で高速道路走り放題という、良いんだか悪いんだか判らない制度が始まったのはいったいいつのことだったのか、もう思い出せもしないけれど、まだ1年は経っていないはずだ。だと言うのに、今度はETC非搭載車も含めて通行料金の上限を2000円にすることが検討されているらしい。

 「1000円高速」により自家用車での遠出とそれによる渋滞が頻繁に発生し、本来不必要なCO2が大量にバラかまれるようになったわけだ。それよりも景気浮上の方が大切だと云う自民党政権下で実施に至った「1000円高速」だが、政権の座を得た民主党が今度は「高速上限を2000円」(普通車。大型車は5000円)、しかもETC不要説を打ち出した。

 「1000円高速」登場によりETC需要が逼迫し「ETC難民」が大量に発生したのはご存知の通り。郷秋<Gauche>もETCを装着していた306を廃車にし、ETC非搭載のAstra1台体制になって、やはり不便だからとETCを付けようかと思ったが、どの店にもETCの在庫がないまま今に至っている次第。

 近頃、大手のカー用品店の店先には「ETC入荷!」などと云う幟がはためいているが、もうすぐETCそのものが不要(なくても良い)になると云うことか。ETCの普及と共に非ETCレーンが空き始め、時としてETCレーンが渋滞し、非ETCレーンの方はスイスイみたいな状況も2、3度遭遇したことがあるぞ。まったく。

 実施までには紆余曲折があるかも知れないけれど、またぞろ政権交代とならない限りは来年6月をめどに実施の予定らしい。同時に片側一車線の高速道路は無料になるとか。磐越自動車道なんかはこの無料化対象になるんだろうな。そもそも片側一車線の高速道路なんて、元々変なものだからね、これは当然でしょう。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、絶好の散歩道、なるせの森の尾根道から望むランドマークタワー。

☆☆☆

 本日、恩田の森で撮影いたした写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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網膜走査ディスプレイ

 聞きなれない形式のディスプレイであるがそれもそのはず。ブラザー工業が開発した製品で、2010年11月に日本電気が出荷を予定しているまったく新しい形式のディスプレイなのである。

 目に見える範囲での構造は至って簡単なようである。レンズのないメガネのフレームの「つる」の部分にレーザー光を発射する装置(35g程のもの)を取り付け、さらに眼球の前にレーザー光を反射する透明なガラスを配置し、このガラスで反射させたレーザー光を網膜に照射する。こうすることでこの装置を装着した人の目に、実際に見ている視界の一部に1m先にある17インチ相当の画像が写し出されるというのである。

 クルマのフロントスクリーンに速度情報などを投影する技術は既に実用化されているが(スピーチの原稿を目の前の透明ガラスに投影する「プロンプター」も同じ原理)、この網膜走査ディスプレイはその考え方を更に進め、人の網膜に直接レーザー光を照射し映像を知覚させようという装置である。何か恐ろしいような気もするが、レーザー光の出力は1μW(1マイクロワット、つまり100万分の1ワット)であり、人体には悪影響はないとされている。

 作業場を離れることなくマニュアルを確認することが出来ることなどから、主として生産・メンテナンス現場などでの利用が想定されているというが、TV番組の撮影現場などでも「台本」などを持たずに制作を進めることが出来るようになるから相当便利だろう。これはモータースポーツの世界でも早い時期導入されるんじゃないかな。ドライバーやライダーは「インカム」内臓のヘルメットを着用しているから網膜走査ディスプレイを組み込むことは訳もないことだろ。

 しかしなぁ、なんだか人間がますますサイボーグ化していくような気がしてならないぞ。

追記:今日の記事の元ネタは「日経ビジネス」2009.12.21・28号であることを明記しておきます。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、絶好の散歩道、すみよしの森のメインストリートです。
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JALのフリートカレンダーをゲット

 このところ、JALやANAの関係者と仕事をすることがある郷秋<Gauche>。今年9月に突如登場したヒコーキ写真は、実はその仕事の関係で羽田空港に隣接するJALの客室乗務員の訓練施設や整備工場を訪問した時に撮影したもの。非常訓練施設は747のモックアップ(2階席への階段が螺旋状で機体前方にあったからクラシック・ジャンボのものだ)からシューターで脱出する訓練や、着水したときの訓練に使うプールなどがありなかなか興味深かった。

 特に空気で膨らませて使う脱出用のシューター(滑り台)を機体から切り離すとそのまま救命ボードになるのは初めて知った。また、そのボートの形状も搭載している機種によって異なり、また切り離し方も何種類もあるとのことで、パイロットだけではなく客室乗務員も搭乗する機種分の訓練が必要とのこと。説明してくれたトレーナーがCAはサービス係り以前に保安担当者なのだと言っていたのが印象的であったなぁ。

 サービスの訓練施設はビルの上階に客席が並んだ状態のモックアップが、エコノミー、ビジネス、ファーストと三種類あり、郷秋<Gauche>が訪れたときにはエコノミーでは新人の、ビジネスではチーフパーサークラスのブラシュアップ訓練が行われ、そしてファーストではなんと女性自衛官がJALのトレーナーによる訓練を受けていた。何故自衛官がと訝る方がおられるかも知れないが答えは簡単。

 日本の政府専用機(ボーイング747-400、ジャンボジェットだ)が、実は航空自衛隊の「特殊輸送機」だからである。自衛隊機だから操縦するのは自衛官、機内でサービスするのも自衛官なのである。ただし、サービスのプロは自衛隊にはいないことからその道のプロであるJALの施設とトレーナーによる訓練を実施していたというわけである。

 そんなこんなで今年JALから頂いたカレンダーは「ワールド・ビューティ」と「JALフリート」の二種類だった(いずれも壁掛け用の大判と卓上用がある)。昨年までは自社のCAをモデルにしたものがあったのだが、2010年版から廃止されたことが新聞でも報じらせていた。理由は勿論経費削減である。ANAからも頂きましたが、こちらはANA便が就航している国の「建物と空」をテーマにしたもので、残念ながら郷秋<Gauche>的には今年は不採用と云うことに相成りました。


 1月から順に767-300/新千歳、Embraer170/名古屋、737-400/中部国際、747-400/成田、777-300ER/成田、767-300F/成田、Saab340B/出雲、777-200ER/成田、MD-90/広島、737-800/宮崎、A300/旭川、737-800 Cockpit/フライトシミュレーターとなっています。
 blogに掲載の写真はOLYMPUS(オリンパス)E-P2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6で撮影したものです。
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Buon Natale !


今日ダビデの町で、
あなたがたのために救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。


Buon Natale !


<新約聖書 ルカによる福音書 第2章11節、新共同訳による>
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ニコンDX DSLRのロードマップ

 Nikon RumorNikon DX DSLR roadmap(ニコンのDXフォーマットデジタル一眼レフの発売ロードマップ)が掲載されていた。あくまでも「うわさ」だから、本気にしちゃだめだよ。

 この記事によれば現行のD90及びD5000の後継機種となるD7000が2010年の1月もしくは2月に登場すると云う。ホンの1、2ヶ月後のことじゃないか!。しかし、現在ラインナップされているD90とD5000がD7000に一本化されてしまうのは無理がある。だいたい「No AF motor」って、D5000の後継機ならそれでもいいけど、D90のユーザーは怒っちゃうよね。

 D3000とD5000の後継機となるD4000は2010年の下半期に登場すると云う。なんだかこれも変だぞ。D5000のユーザーを、ニーズによってより高価格なD7000と低廉なD4000に分けて誘導しようと云うのか。それから「型番」も変。SONYの230/330/380/550と云うは何だか判りにくいけれど、ニコンも3100とか5200とかにしないと、二桁番号を使い果たして四桁番号に移行したはずの初心者向けDSLRなのに千番飛びで付番したらまたすぐに番号がなくなっちゃうぞ。

 三つ目はD300Sの後継機、D400が2011年の上半期に登場すると云う話だが、おいおい、待てよ。そもそもオリジナルのD300は2007年の11月に登場しているから現時点で既に2年以上が経過していると云うのに、「S」が付いたとは云え更に1年以上現役続投なのか。それはないだろ。ぼやぼやしているとみんなキヤノンに浮気しちゃうよ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いてOLYMPUS(オリンパス)E-P2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6で撮影したもの。こういうシチュエーションだとオートWBに問題はありませんが、露出が私のイメージよりもかなりオーバー。慣れれば撮影の際にマイナス補正をかけるのですが、今日の一枚は撮影後にPhotoshopで調整したものです。
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ミヒャエル、現役復帰か?!

 2010年シーズンに向けてのストーブリーグで度々噂になってきていたミヒャエル・シーマッハの現役復帰が現実のものとなるかも知れない。

 ミヒャエルの母国、ドイツの新聞「ビルド」の電子版がメルセデスGP(前ブラウンGP、更に辿ればホンダだ!)との間でドライバー契約が結ばれたことを伝えている模様だが、本人およびチームからの発表はされていない。この報道、果たして本物なのかあるいは希望だけが一人歩きした結果なのか。もし報道が本当だとすれば、久々に見所満載となりそうな2010年シーズンに飛び切りの見所が増えることになる。

 2009年シーズン、レース中の事故により欠場と相成ったフェリペ・マッサに代わりルカ・バドエルが、そしてジャン-カルロ・フィジケラがフェラーリF60のステアリングを握ったが、その結果は惨憺たるものであったことは記憶に新しい。その一方でティモ・グロックの代役としてトヨタFT109に乗った小林可夢偉は素晴らしい走りを披露し、ザウバーの2010年レギュラードライバーのシートをものにするなど結果は様々だ。

 ミヒャエル現役復帰の報道が事実ならば、ミヒャエルのチームメイトとなるニコ・ロズベルクは「長い期間F1から遠ざかっていると、すべてのセッションに慣れるのに時間がかかる。簡単なことではない」とコメントしている一方、自身も引退・復帰後に3度目のタイトルを獲得したニキ・ラウダは「彼は7回ワールドチャンピオンになった男だ。もし彼が復帰したら、すぐに強さを見せるだろう。彼は最高のドライバーだからだよ、レベルが違う」と。

 果たして共に初めて乗るメルセデスGPのマシンで好タイムをたたきだすのはニコかミヒャエルか、興味深々である。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いてOLYMPUS(オリンパス)E-P2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6で撮影したもの。ホワイトバランスはオートのままで撮影ですが、E-P2のオートWBはあまり優秀ではないようで、掲載前にPhotoshopでWBを調整する必要があった事を記しておきます。
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ヨーロッパの寒波に思う

 ヨーロッパと北米が寒波に襲われているとの報道。今朝の神奈川新聞によれば「ポーランドなどで少なくとも21人が凍死」とのこと(「共同」発のニュースなので神奈川新聞にその責はないのかも知れないが、「ポーランドなど」で、じゃ、いったいポーランドで何人亡くなったのか、「など」にはどの国が含まれるのかまったく不明。むしろ「ヨーロッパで」と書いてくれた方が正確。まったく無責任な記事である)。

 この原稿執筆時点のWeb上のニュースを見ると「ポーランドで42人が凍死したのをはじめ、ウクライナやドイツなどヨーロッパ各地であわせて少なくとも80人が死亡した(AFP通信)」とことで、被害は更に拡大しているようである。

 ところで、ポーランド。この国の名前が日本の新聞で取り上げられることがどれ程あるだろうか。ポーランドがいったいどこにあるのかさえ知らない日本人は多いかも知れない。幸い郷秋<Gauche>は、ポーランドがドイツの東側にある国であることを知っている。だがしかし、郷秋<Gauche>が知っているポーランドの知識はそれでほとんど全部である。

 もう一度頭蓋骨の中の僅かな詰め物をまさぐってみて思い出せるのは、コペルニクス、ショパン(と、ショパンコンクール)そしてロバート・クビサ(F1ドライバー)の母国、それくらいのものである。まったくお恥ずかしい限りである。だから、ポーランドで凍死者42名と聞くと、いったいぜんたいポーランド人はどんな家に住んでいるのかと思ってしまう。日本だって、例えば冬の旭川では氷点下20度と云うのは別に珍しいことではないだろが、だからと云って凍死者が出たと云う話は聞いたことがない。

 ポーランドでの凍死者は、その多くが路上生活者(ホームレス)らしい。日本にも少なくない路上生活者がいるが、幸いなるかな地下道やビルの軒先などをねぐらとし、少なくとも寒風吹き荒び雪が降り積もる中での生活は避けることが出来ているのかもしれない。日本の路上生活者の有り様は多少は想像できても、ポーランドの路上生活者の厳しさは想像のしようもない。果たしで一般的なポーランド人がどんな生活をしているのかさえもまったく知らないのだから。

 日本で「国際化」が叫ばれて久しい。そう云ったことには無関心ではないつもりの郷秋<Gauche>であったのだが、ポーランドのことについてそのおおよその位置の他にはポーランド出身の著名人を幾人かを知っているのみ。なんともはや、お寒い、お恥ずかしい限りだが、それでもスリナムやトーゴについてよりは知っているとも云える。まっ、いずれにしても情けない話には変わりはない。


 Nikon D300で撮影した恩田Now掲載の写真と重複するものがあるかも知れませんが、これから数日OLYMPUS(オリンパス) E-P2で撮影した写真を掲載いたします。なお、E-P2のデフォルトの画像サイズ(アスペクト比)は4:3ですが、郷秋<Gauche>はフィルム時代から慣れ親しんでいる3:2に設定変更して撮影していますことを断りしておきます。使用レンズはM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6です。

恩田Now 
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恩田Now、更新

 本日、恩田の森で撮影いたした写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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OLYMPUS E-P2 First Impression

1. 重い
大きさは程よい。これより小さな「コンパクトタイプ」は小さ過ぎて操作性が犠牲になっている。しかし、E-P2は見た目の大きさに対して重量が結構ある。勿論通常のSLR(一眼レフ)よりは軽いがそれとて、例えばE-410と比べて圧倒的に軽いわけではない。ある程度の重さがある事は手振れ防止の為に重要だが(手振れ防止のためのデバイスがあったとしても)、せめてGF1程度まで軽くても良い。

2. 外部出力端子がオリジナル形状で不便
PCにデータを転送するときに使う端子。当然PC側はUSBだしマニュアルにも「USBケーブル」と書いてあるが、カメラ側はオリンパス独自の規格で、一般的なMini USB-標準USBのケーブルは使えない。ニコンのコンパクトカメラもそうだが、汎用性に欠け、著しく不便である。要改善。

3. フィルターサイズが不統一
 17mm F2.8が37mm、14-42mm F3.5-5.6が40.5mm。一般的なSLRよりも小型のレンズだから当然フィルター用のねじ切りは小径となるわけだが、それにしても37mmと40.5mmと云う微妙な差。頑なまでに52mmに拘るニコンにはそこまで拘らなくてもと云いたいが、オリンパスには、もう少しフィルター径にも拘ってもらいたいものだぞ。

4. 好評のEVFだが、郷秋<Gauche>的には不満
 結論的に云えば、要求水準の違いと云うことなのだろ。つまり、レフレックス機構を持つSLRのファインダーと同等のクォリティーを求める郷秋<Gauche>が悪いということなのだろうな。勿論のことだが、ヨドバシカメラでいじってみたGF1よりは数段高画質ではある。しかし郷秋<Gauche>の要求水準意は遠く及ばない。EVFが使えるE-P2の登場まで待って購入したE-P2だが、多分、EVF登場の場面はそう多くはないだろう。

5. 「いい物感」溢れるカメラである
 E-P2(E-P1もだと思う)で最も重要なのがこのポイントである。実際に良いかどうかは別にしても「良いものを手に入れた」と思わせることにかけては請け合いである。この点でGF1は足元にも及ばないことは間違いない。クルマ同様、所有する喜びを感じることが出来るかどうかはこの手の耐久消費財としては重要なポイント。要するに「惚れてしまえば、あばたも笑窪」なのである。


 今日の一枚は、E-P2で撮ったオリジナルPEN –FT。PEN –FT とE-P2との関係は、云うならばオリジナルMiniとニューMini、オリジナルBeetleとニューBeetleの関係と同じ。どちらもGood Designであると云う好例である。
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サーブ、消滅

 経営再建中のGM(ゼネラル・モーターズ)が、傘下のサーブの売却を取り止め、事業を段階的に縮小し、廃止することを発表した。

 サーブついては、同じくスウェーデンの高級車メーカー、ケーニッグゼグに売却することで合意、ブランド消滅に危機を脱したかに見えたが、ケーニッグゼグ側が買収のための資金を十分に集めることが出来ずに破談、その後オランダのスパイカーも名乗りを上げたがこちらも合意に至らず、ブランドの廃止に向けた清算が始まることになったようである。

 日本では900の時代に一躍注目され、BMWと並ぶ憧れのブランドともなったが、その後BMWやボルボが大きくシェアを伸ばしたのとは対照的に販売が伸び悩んでいた。しかし、ヨーロッパや北米では特に医師や弁護士、大学教授など知的な職業を持つ人々に好まれ、販売台数は少ないながら独自のマーケットを確立していたようである。

 いち早くターボチャージャーを導入するなどの高い技術力と、スカンディナビアン・モダンを地で行くシンプルでかつ温かみのあるデザインセンスを併せ持つ素晴らしいメーカーであっただけに、本当にSAABが消滅するとは俄かに信じがたい、まったく残念な話だ。これを機会に程度の良い旧型9-3を手に入れ、修理しながら10年、20年と乗り続けるのも悪くないかも知れないな。

12/20 22:40追記:「スパイカーは20日、GMからスパイカーへのサーブ事業の譲渡について、GMに対し新たなオファーを行なったと発表した」と報じられている。

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すし屋になり損ねた小林可夢偉

 BMWザウバー改めザウバーF1からレギュラードライバーとして小林可夢偉を起用することが発表された。トヨタのF1撤退により職を喪った小林可夢偉は、仕事が見つからなければ実家に帰りすし職人になるとコメントしていたが、どうやらすし職人になる夢は断たれたようである。

もっとも、最終的にF1ドライバーを引退してからでも、すし職人はもう無理でもすし店経営者にはなれるだろ。元F1ドライバーが経営するすし屋なら、通常の10倍くらいのは速さ回転寿司なんてのはどうだろう。食べる方もピットクルーのタイヤ交換並の速さで皿を取ることが要求されることになるな(^^)。

 郷秋<Gauche>は10月12日に最初のチャンス、最後のチャンスと題する小文を書いた。その中で「最初のチャンスを掴めるか」と書いた可夢偉はそのチャンスをものにしたが、「最後のチャンスを生かせるか」と書いた琢磨は、ロータスのシートを逃したようである。

 トヨタの撤退、ウィリアムズが中嶋一貴を放出、更にはF1のTV放送中止の噂により、日本のF1ファンの楽しみがなくなってしまうことが懸念されていたが、フジテレビが2010年のF1放送継続を発表したこと、小林可夢偉がザウバーF1に決定したことによって何とか2010の楽しみに希望をつなぐことが出来た格好である。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて「モトスミ」(東急東横線元住吉駅)界隈でのもの。
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