Nikkor 70-200mm F4 VRは安くない

 予てよりの噂通り、24日にAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRが発表となった。スペックも事前情報の通りですが、期待外れだったのが価格。税込152,550円と云う価格は、同じ焦点距離のf/2.8の235,000円の35%安だが、三脚台座10,000円が別売となるため、f/2.8との価格差は72,750円(30%安)に縮小される。もう少し安いと思っていたのになぁ・・・

 F値が1段の差が72,000円以上差になる訳だが、重さ的にはf/2.8の約半分。筋力と財力に自身がある方なら、価格よりも見栄えの問題からf/2.8を選べばよいのだが、f/2.8とf/4、たった絞り一段の差ならば、ISO感度を200から400へ、400が常用の方なら800に上げれば良いだけの差であることを認識すべきである。

 ISOをたった一段上げればカバーできるだけの差であれば、郷秋<Gauche>は迷わずf/4を取る。そしてその差額でAF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8Gを購入する。2本のレンズをバッグに入れれば、重量の差は帳消しにされてしまうけれど、表現の幅を何倍にも広げることが出来る。郷秋<Gauche>だったら70-200mm f/2.8一本よりも間違いなく同f/4と105mm F2.8Gを選ぶぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、名前は知らねど余りの美しさに撮らせていただいた近所のお宅の菊(類)。

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