新しき年へ

　2019年も今日が限り、あと一時間あまりで新しい年、2020年がやってきます。昨日と今日、今日と明日、考えてもみればそれはささやかな日の繰り返しで何の変わりもないけれど、誰が考えたのか誰が作ったのか知らないけれど、カレンダーを見やれば今日と明日の間にははっきりとした一本の線が引かれております。

　去りゆく2019年。特筆するほどの出来事はありませんでした。特別に大きな喜びも悲しみも。ささやかですが、でも思い出に残る楽しいことはありました。一方、身近なところでの悲しく辛い出来事はありませんでしたので差し引きプラスの一年であったと云えるでしょうか。考えてもみれば、これはまったく有難いこと。

　2020年は私にとって一つの区切りの年となりそうです。嬉しくもあり少し寂しくもあるそれは、きっと誰にでも、遅かれ早かれ訪れる区切りです。静かに、穏やかな気持ちでその日を迎えられるよう肝に命じて新しい年の一日、一日を過ごしたいと思っております。

　この一年、お世話になりました皆さんに感謝申し上げます。このblogで駄文・駄写真をご覧くださっている皆さんにもお礼申し上げます。この一年、支えてくださった全ての皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。新しい年が皆さんにとって佳きものとなります事を祈りながら2019年のblogを閉じることにいたします。

　今年最後の一枚は、新しい年へと向かい羽ばたく白鷺。

　blog「恩田の森Now」　https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには12月29日に撮った写真を6点掲載いたしております。今年最後の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#大晦日 #年末　#去年今年

その言葉、聞き飽きたぞ！

　「真摯に、謙虚に、丁寧に」とはどう云う意味なのか、彼らは知っているのだろうか。
　年末だからと云って今年を総括しようなどと偉そうなことは思ってもいないけれど、近頃の、特に今年一年の間に政治家・役人が気易く使うこの三つの言葉が、彼らが使うたびにその気高いホントの意味からどんどん遠ざかり、ついには別の事を意味する言葉になってしまったのではないかと思う程の一年であったなぁ。

　私は、言葉とは心に思った事を音として発するものだと思っているのだが、一部の（だと思いたい）政治家や役人など、所謂権力を持っている人の中には心の中、頭の中では別の事を考えているのにも関わらず声帯と唇だけを「真摯に、謙虚に、丁寧に」と器用に動かす特技を持っている方が多いように思えてならない。この特技をお持ちの方が発するこれらの言葉の意味は、実は「いいかげんに、傲慢に、横柄かつ粗雑に」であることに注意する必要がある。

　心にもないことを平気で云うのは「嘘つき」である。嘘つきは泥棒の始まり。私なぞは「嘘ばかり付いていると泥棒になってしまうぞ」と教えられて育ったものだが、これからは「嘘ばかり付いていると政治家やお役人になってしまうぞ」あるいは「君は嘘をつくのが上手いから政治家かお役人を目指しなさい」と云わなければならない時代がやってくるのかもしれないな。

　例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、奈良川で遊ぶ大鷺と鴨。

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#嘘つきは泥棒の始まり #権力者は嘘がお上手

翡翠

　五日前にも遭遇した翡翠（かわせみ）。今日は先週よりずっと近い場所で撮ることができました。「翡翠」と書くその名前が実にぴったりの美しい鳥ですね。

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苦があるからこそ楽が有難いのだ

　「お前はいいなぁ」と声をかければ「こんな日ばかりじゃないんだぜ。これからは雪が降ることもあるし」と云うこたえが返ってくることが判っているから、起こさないように一枚だけ撮って立ち去る。確かにそうだ。良い日ばかりが続く訳はない。苦があるからこそ楽が有難いのだと云うことを野良猫に教えられる。

　blog「恩田の森Now」　https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには12月24日に撮った写真を6点掲載いたしております。穏やかな冬の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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げに怖ろしき手の平返し

　IR事業参入をめぐり便宜をはかった見返りとして370万円相当の賄賂を受け取ったとして、現職の国会議員が逮捕された。この報道のために新聞各紙は多くの紙面を割いているがその中で、件の議員を同じ党のベテラン議員が評したと云う一文が目に止まった。

　「大した力ははいが、お調子者で、危ない筋とも付き合っていた」

　立件されることがなければ、カジノ解禁の立役者としてもてはやされたかも知れない元副大臣に対する同僚議員による評価が、「大した力はないお調子者」である。

　げに恐ろしき手の平返しの評価ではあるが、またしても長期政権下で起こるべくして起こった不正に対するトカゲの尻尾切りが早くも始まっているのである。これまでの次々に明るみとなった不正・不祥事同様まずは当事者を切り捨て、説明責任を果たすことなく逃げ切ろうと云う算段である。有権者の耳目を逸らすための作戦として、近々大物芸能人の麻薬取締法違反での逮捕劇が待っているのではないかとは、穿ち過ぎだろうか。

　例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、冬至過ぎの低い太陽が作り出す影。

　blog「恩田の森Now」　https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには12月24日に撮った写真を6点掲載いたしております。穏やかな冬の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#腐敗する長期政権　#人の評価　#手のひら返し　#トカゲの尻尾切り

トヨタ マークXが生産終了

画像はhttps://citrus-net.jp/article/32206 より

　1968年に登場したコロナ・マークIIに始まり1984年にマークIIに改名、さらに2004年にはマークXに引き継がれ651万台が生産・販売された「マークII-マークX」の生産が終了。トヨタの上級FRセダンの歴史がついえた。

　どのサイトだったか忘れましたが「サラリーマン憧れのマークIIが生産終了」と書かれておりました。私は全然憧れませんでしたが、憧れた方も多かったことは理解できます。今では崩壊してしまいましたが、マークII全盛の1985年頃には自家用車におけるヒエラルキーが存在していたからです。

　平社員はスターレット、係長はカローラ、課長になったらコロナ、部長になれたらマークII、社長（もしくは大企業の役員）になったらクラウンと、乗れる（乗って良い）クルマの車格が決まっていたのです。だから平社員・係長・課長にとってのマークIIは常に憧れのクルマであり、「いつかはクラウン」であったわけですね。

　別のサイトにはSUVに人気が移りセダンの需要が少なくなったことから「マークII-マークX」の生産が終了と書かれておりましたが、これは違います。だって、メルセデスにしてもBMWにしても一番売れているのはオーセンティックなセダンです。確かにSUVタイプの人気も高いですが、それぞれのセダンに魅力があるからセダンが売れる訳です。

　「マークII-マークX」が消えたのはセダンの人気がなくなったからではなく「マークII-マークX」に魅力がなくなったからなのです。トヨタとしてはそうは云えない訳ですが、そのことを一番わかっているのもトヨタ自身であることでしょう。

　と云うわけで今日の一枚はマークIIと聞けばこれを思い浮かべる、今のホンダN-BOX以上に売れていた全盛期の五代目トヨタ・マークII。

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冬の散歩道（その二）

　いっけん似ておりますが、先週ご覧いただいたのとは別の散歩道です。先週の散歩道の写真は、実は十日前に撮ったもので今日ご覧いただいているのは昨日撮ったもの。その時の気分によってあちらを通ったりこちらを通ったりの散歩道です。直線距離では200m程離れているかも知れませんが同じなるせの森の雑木林ですので冬枯れの進む具合はほとんど同じだと思って良いのだと思いますが、わずか十日間の違いで晩秋の気配が残る森からすっかり冬枯れの森へとその姿を変えております。春先とは違い、ひと目には変化に乏しい森の様子ですが、実は冬の間にも刻一刻とその姿を変えている雑木林なのです。

　blog「恩田の森Now」　https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには12月24日に撮った写真を6点掲載いたしております。穏やかな年の瀬の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。大晦日になるでしょうか、家族の理解が得られれば年内にもう一度散歩&撮影に出かけるつもりでおります。その時には今年最後の森の様子をご覧いただければ幸いです。

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#恩田の森　#横浜の里山　#冬の散歩道　#雑木林

Merry Christmas!

Glory to God in the highest heaven,
and peace on earth to those with whom he is pleased !
< The Gospel according to Luke 2-14>

We wish you a joyful Christmas
and a wonderful New Year.

 

我が家のオレンジが色づく

　しばらく前にまだ青いの実をご覧いただきましたが、我が家の玄関先のオレンジが今年は年末も押し迫った今頃になってようやく色づきました。カリフォルニア産のオレンジのように甘く瑞々しくはなりませんが、3月頃には絞ってジュースにするくらいには熟します。

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歌い納め

　今日は、母校のチャペルであったクリスマス・ガラコンサートで歌ってきました。昨年同様、弦楽四重奏とパイプオルガン、ピアノの伴奏とまったく贅沢なお膳立てで気持良く歌うことができました。今年の歌い納めです。

　昨日はチェロのレッスン、今日の昼はガラコンサートそして夜は弦楽合奏団の練習と音楽づくしの週末でしたが、翌日は晴れそうですので散歩&撮影かな？

　写真はステリハの時の様子。オルガンがステージの真正面に設置されておりますので指揮とオルガンの音にズレが生じてちょっと歌いにくかったですが、まぁ、考えてもみれば贅沢な話ですね。

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年の瀬

　年の瀬を忙しくお過ごしの方々にはまっこと申し訳のないことではありますが、わたくし、実は一昨日から年末の休暇に入っております。労働者が年次有給休暇を五日以上取得しなければ雇用主が罰せられるとか云う制度の導入により、年度始めにこの五日間の休みを事前に申請することになり、ならば年末にまとめて取って南の島にでも出かけようかと申請していたのでしたが、その後諸般の事情により旅行は取りやめとなり、だからと云って年度末の三か月で休暇を取るのも業務の性格上難しい事情もあり、特に予定もないのに計画通り早々と年末お休暇に入った次第です。まっ、それなりにすることもあり暇を持て余しているわけではないのが幸いですが。

　と云うわけで今日の一枚は年の瀬ならぬ「川の瀬」、ならぬ「淵」。年の瀬とは、慌ただしく過ぎて行く年末の時期を、川の流れの速い「瀬」に見立てた言葉なのだとか。上の写真は川の流れ具合からすれば瀬ではなく「淵」ですが、こんなところで役に立つとはつゆ知らず、波紋が綺麗だったので撮っておいた一枚でした。

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忘れられた唐辛子

　だいぶ前から気になっていた唐辛子。他の株はずっと前に抜かれて、きっと自宅で干されていたのだと思うけれど、なぜかこのひと株だけが畑の隅に残されたまま。寒くなってきたので熟す前の青いものは青いまま木になったまま干されております。赤く熟した唐辛子もこのまま保管できそうなほどに乾燥してきましたが、収穫はされずに畑の隅にぽつん。このまま霜に当たって朽ちていくはもったいないので我が家に頂いて来たい唐辛子です。

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冬の散歩道

　「冬の散歩道」と書くと、ついついサイモン&ガーファンクルのあの歌を思いだしてしまうけれど、冬の散歩道はそんなに難しいことを考えず、むしろ何も考えずに落ちてくる枯葉を避けもせず積もった落ち葉を踏みしめて、その音を聞きながらただ歩く。そんな散歩道が、好きだ。

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オンダイエネコ

　イリオモテヤマネコとの近似性は、ありません。単なる半野良猫ですが、私は「自由猫」と呼んでおります。つまり、その方が都合の良い時には少しだけ家猫のような顔をして餌をもらい、何やら面倒になると野良を歩く、自由気ままな猫です。

　犬は哀れだ。衣食住、元へ、食住が保証される代わりに紐で繋がれてしまう。その上、朝な夕な飼い主の散歩に付き合わなければならない。そんな気分ではない時であって、あたかも嬉しそうな顔をして飼い主の散歩に付き合わなければならないのだ。これじゃぁ時に「社畜」とも呼ばれる人間と同じじゃないか。

　その点、猫は良いね。野良猫はもちろんだが、飼い猫であって紐で繋がれることがない。飼い主の散歩に付き合わされることがないのも良い。ただ気になるのは近頃の飼い猫の「犬化」だ。まるで犬のように飼い主に媚びる猫の写真や動画を見るにつけ、猫社会の今後が心配になる。

　そんな犬化した飼い猫を比べるとオンダイエネコは立派だ。自由かつ自立したオンダイエネコは、今時珍しい猫らしい猫だ。決して媚を売らない、人間も見習いたい程の毅然とした態度が好ましい。これからもずっとより猫らしい人生、もとへ、猫生を貫き通してもらいたいものである。

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クリスマスまであと一週間

　気がつけば12月も後半に入りクリスマスまであと一週間となりました。その前、今週の日曜日は冬至ですね。寒さも日に日に厳しくなり、インフルエンザによる学級閉鎖のニュースも聞こえてきております。師走と聞いただけ気ぜわしくなりますが今年もあと二週間、地に足をつけて確実に歩を進めて行きたいと思います。

　と云うわけで今日の一枚は、我が母校のクリスマスツリー。5年ほど前にリニューアルしたツリーですが、これはこれで新しい時代にはお似合いだと思いますがいかがでしょうか。

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