GP-1で緯度・経度・高度データを取得

 ご報告と云うほどではありませんが、27日に購入したNikon(ニコン)のGPSユニット、GP-1で無事に緯度・経度と高度のデータを取得することができました。そのためのユニットだから取得できて当然なのですが、家の中では使えないことからようやく今日、その機能を確認できたしだいです。カメラ本体の機能を使ってGPSから取得したデータを表示するとこんな感じになります。


 何度か試してみましたが、緯度・経度のデータは安定して取得できましたが高度(標高)のデータはその都度違った数値を示しました。一昨日、どうして2万メートル上空の衛星からの電波で高度が判るのか不思議だと書きましたが、おそらく垂直方向での三角測量をしているのだと思いますが、水平方向での測量ほどの三角形の距離が取れないために、特に低標高の場合の誤差が出やすいのではないか考えました。3000m級の山岳地帯では誤差が小さいような気がします。

 いささか不便なのは時間の表示がUTCであることですね。これは慣れの問題かも知れませんが、いちいちプラス9時間しなければならないのはやはり不便だと思います。ただ、この時間がカメラに設定された時間(勿論手動で設定する)ではなく、GPS衛星から送られてくる時間を記録していると云うのがなかなか面白いと思いました。

 ところで、郷秋<Gauche>はカーナビゲーションシステムを持っていないのでよくわからないのですが、この緯度・経度のデータを直接入力するとその場所への最短ルートを教えてくれるのでしょうか。もしそうなら、 9月11日に掲載した写真を撮影した場所に再び辿り着くことができるということになりますね。そうだとしたら素晴らしい!

 そうそう、郷秋<Gauche>が現在使っているPhotoshop Elements 6.0のフォトブラウザにもGPSという項目はあるのですが、残念ながらGP-1から取り込まれたデータを表示することはできないようです。地図データとのリンクを含め、やはりView NXを利用しないとダメなのかも知れません。
注:初出時にPhotoshop ElementsではGPSデータは表示できないと書きましたが、これは誤り。ちゃんと表示されるだけでなく、View NXでは表示されない、測位に使った衛星信号の数まで表示されます。ちなみに最低3つ必要で、最大9と云う情報が残されていました。なお、地図データとのリンクはやはりPhotoshop Elementsではダメのようです。(12/2 追記)

郷秋<Gauche>が書いたNikon GP-1関係記事一覧
郷秋<Gauche>的衝動買い(DSLR用GPSユニットの巻)
NikonのDSLR用GPSユニット、GP-1と地図データのリンク
GP-1で緯度・経度・高度データを取得
View NX を使って地図上に撮影位置を表示させる
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携帯電話禁止?

 久しぶりに田舎から父と母が来浜しました。青葉台駅での待ち合わせのために、渋谷何分の電車に乗るのか連絡をくれるようにあらかじめ伝えておいたところ、ちゃんと連絡が来ました。でも、着信時間からするとどうも電車の中からメイルしたような気配が・・・。

 着いてから聞いたら、心臓から携帯電話を20cm以上離しておけば大丈夫だと医師に言われたとか。ちなみに母は4年前に心臓のペースメーカー埋め込み手術を受けております。そんなこんなを思うと、車内で、とりわけ「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」というアナウンスはいったい何なんだと思う郷秋<Gauche>なのであります。


 記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森で見つけた墓石。享保七年と刻まれているのが読み取れます。享保七年は1722年、江戸中期に当たりますね。
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NikonのDSLR用GPSユニット、GP-1と地図データのリンク

 昨日に続いてNikonのDSLR用GPSユニット、GP-1のお話だ。昨日
>地図データとのリンクが可能なのかどうなのか
と書いたが、結論から言えば、GP-1の取り扱い説明書にそのことはまったく触れられていなかった。まさか写真撮影時の緯度、経度、標高のデータが記録されるだけでは犯罪捜査にならいざ知らず、フォトグラファーにとってはほとんど意味を成さない。絶対にできるはずだとの信念をもってNikonのサイトを調べてみた。

 それ程時間をかけることなく、地図データとの連携に関する記事を見つけることができた。その機能はNikonの、画像の整理、分類、表示、閲覧、編集をするアプリケーションソフト、View NXが持っていた。View NXの機能について次のように説明されていた。

View NX は、XMP/IPTC 情報の編集もできます。撮影者、撮影場所、画像の解説などを入力して、テキストベースの情報管理も容易に行えます。画像に撮影場所として GPS 情報が埋め込まれていれば、撮影地点を地図上で確認することもできます。

 更に、最新バージョンであるVer.1.2.0 とそれ以前のVer.1.1.1 の違いについては

[ツールバー]に[GPSマップ]アイコンを追加しました。 撮影時に画像に埋め込まれた GPS 情報をもとに、インターネット上の地図サービスを使用して、撮影地点を地図上にアイコンで表示することが可能になりました。

とある。これだぞ、郷秋<Gauche>が求めていたのは。でも、今日、確認できたのはここまで。ということで、GP-1と地図データのリンクについては明日以降にあらためて書きたい。というか、調べてみたい。

 そうそう、それにしてもだ、2万メートル上空いにいるGPS衛星からの電波を受信し、自分(GPSユニット)のいる場所、つまり水平方向を計算し、その緯度・経度のデータを記録できるのはわかるとしても、上空の衛星を使ってどうして標高、つまり垂直方向の距離がわかるのか、郷秋<Gauche>には理解できないぞ。


 今日の一枚は昨日に続いてNikon GP-1。ストロボ用のホットシューに装着するのがオーソドックスな取り付け方だが、ショルダーストラップに取り付けることもできる。上の写真の通り、男性用の腕時計とほぼ同じ大きさで、重さは24gと至って軽量。

郷秋<Gauche>が書いたNikon GP-1関係記事一覧
郷秋<Gauche>的衝動買い(DSLR用GPSユニットの巻)
NikonのDSLR用GPSユニット、GP-1と地図データのリンク
GP-1で緯度・経度・高度データを取得
View NX を使って地図上に撮影位置を表示させる
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郷秋<Gauche>的衝動買い(DSLR用GPSユニットの巻)

 ヨドバシに行ったのが敗因でした。物欲に負けて買ってしまいました。はぁ、DSLR(デジタル方式一眼レフ)用のGPSユニット、Nikon(ニコン)から明日(2008年11月28日)発売予定!GP-1です(11/27現在では知りたい情報は何もありません)。

 DSLR用GPSユニットは、お馴染みの(一般的にはと云うことで、郷秋<Gauche>は全然馴染んでいない)カーナビゲーションシステム同様、約2万メートル上空を周回するGPS衛星からの電波を受信し、自分(GPSユニット)のいる場所を計算し、写真撮影時の緯度、経度、標高および時間を画像データと共に記録するものである。

 Nikonではもう半年近く前からこのGP-1の発売を予告していたが、そのスペックや地図データとのリンクが可能なのかどうなのかと云った一切の情報が無いまま2008年11月発売とだけアナウンスされていた。そのGP-1がいよいよ明日発売となるのである。

 って、もう郷秋<Gauche>のD300のアクセサリーシューの上に載っているではないか(^^)。実は今日の午後、12月2日以降に引渡しとされていたAF-S DX VR ED 18-200Gの修理が完了したとの連絡があったのでさっそく新宿のサービスセンター(ニコンプラザ新宿の中にある)まで引き取りに出かけたのであった(修理に至った経緯はこちらを参照。修理の状況については明日以降詳細を報告の予定)。

 レンズを引き取ってから、ショールームを一回りしてみたけれどGP-1の姿は見えない。試しに聞いてみたら「まだ入ってきていません。私たちもまだ現物はみていないんです」とのこと。そんなことはない、ニコンの新製品は量販店の店頭には発売日前日大量に在庫していることを知っている郷秋<Gauche>は、ヨドバシ西口店に寄って見た。やっぱりちゃんとある。しかも数十単位で。直営のショールームにはないのに小売の店頭には山積みになっているって、どうなっているんだ、Nikon!

 と云うわけで、成り行き上買わずに帰るわけには行かなくなってしまったのです。発売日前日なのに、直営ショールームにも現物がないのに、郷秋<Gauche>愛用のD300の上に鎮座するGP-1なのであります。

 当然のことだが、GPS衛星の見えない場所(つまりは家の中)ではその動作確認をすることはできない。実際に使ってみるのは今週末になりそうだけれど、こんな風に装着して使うのだというのが、本日の一枚。



郷秋<Gauche>が書いたNikon GP-1関係記事一覧
郷秋<Gauche>的衝動買い(DSLR用GPSユニットの巻)
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GP-1で緯度・経度・高度データを取得
View NX を使って地図上に撮影位置を表示させる
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NAVIのライターが郷秋<Gauche>程度なのか

 NAVIのライターが、事もあろうか郷秋<Gauche>程度なのか。はたまた郷秋<Gauche>がNAVIのライター並みなのか。

 NAVIとは勿論、郷秋<Gauche>が創刊号から愛読している、女性読者率が日本で最も高い月刊クルマ雑誌だ。多分。そしてNAVIのライターとはサトー タケシ氏のこと。二玄社が発行するクルマ雑誌は、CG、NAVI共に自社の社員が「編集記者」として署名記事を書くのが伝統かつ特徴であるが、サトー タケシ氏はどうやら二玄社の「編集記者」ではないようだ。

 ネット上で検索しても、サトー タケシ氏の書いた記事はいくつもヒットするが、氏のプロフィールについて書かれたページは残念ながら見つけることができなかった。系列的な関係を見出せないいくつかの媒体に書いているところを見ると、おそらくフリーのライターなのであろう。

 さて、そのサトー タケシ氏が今月号(2009年1月号。おいおい、まだ2008年の11月だぜ)に書いたのが「記憶を辿ってみると・・・ ヴォルフスブルクの新気流」(p.82-85)と題したVW(フォルクスワーゲン)のパサートCCに関する記事だ。ヴォルフスブルクはドイツの中北部に位置する小都市だが、クルマ好きにはVW社の本社がある街としてられている。「ヴォルフスブルクの新気流」とは、つまりはVWの新気流のことである。

 方や郷秋<Gauche>はと言えば、このblogの読者なら先刻ご存知の通り、クルマについてはまったくのいち愛好家である、しがない似非チェリスト、似非フォトグラファーである。その郷秋<Gauche>が今月20日に「でか過ぎるぞ、VWパサートCC。そしてそのご先祖様は・・・」と題する小文を書いているのだが、詳細はNAVI1月号及び郷秋<Gauche>の独り言の20日の記事をご覧いただくとして、実はサトー タケシ氏が書いた記事と郷秋<Gauche>の書いた記事には多くの共通点があるのである。双方の記事に共通するキーワードは次の三つである。

・メルセデスCLSとの類似性
・元を辿ればトヨタのカリーナED
・時代がカリーナEDに追いついた

 正確な意味では「キーワード」とは言えないかも知れないが、共通する着目点でることは紛れもない事実である。ぜひぜひ両記事をご覧いただきたいのだが、ご注意いただきたいのがサトー タケシ氏の記事が掲載されたNAVI1月号が発売になったのは25日であるのに対して、郷秋<Gauche>がパサートCCに関する記事を書いたのは20日だということである。要するにサトー タケシ氏の記事に先駆けて、郷秋<Gauche>がパサートCCについて既述のキーワードを意識して「書いている」と云う訳なのであるが、こんな切り口は郷秋<Gauche>じゃなくたって、ちょっとしたクルマ好きなら誰でも気がつく。

 問題は、プロであるサトー タケシ氏が、そんなシロートっぽい切り口で、こともあろうかNAVIに4ページも書いたという事実である。勿論郷秋<Gauche>とは違い、実際に2LターボとV6 3.6Lの双方に試乗しての乗り味をいかにもプロらしくそつなくまとめてはいるが、結局のところ切り口は「カリーナED」である。卑しくも「NAVI」であるならば、一介の読者とは違った切り口で語った記事であって欲しいものだぞと、郷秋<Gauche>はちょっと怒ってるのである。


 今日の一枚は、例によって記事本体とは何の関係もない近所の公園の黄葉。毎年この時期に同じような写真をご覧いただいて言うようで恐縮です。一見イラスト風に見えますが、撮影時の大幅なプラスの露出補正によりバックを完全に飛ばしているほかには画像処理はほとんどしていない「素」の写真です。
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ポルシェ・パナメーラ見参

 これまでも幾度と無くスクープ写真が流出しているパナメーラだが、ついにポルシェAG自らがオフィシャルフォトを公にした。

 パナメーラはポルシェ初の4ドアサルーンだ。SUVのカイエンを唯一の例外として、これまでもっぱら(事実上)2人乗りのスポーツカーだけを作り続けてきた同社だが、かねてより画策していた4ドアサルーンマーケットへの参入の時が9ヶ月後となり、いよいよオフィシャルフォトの公表である。前から見ても後ろから見ても横から見ても、911の兄弟であることがちゃんと見て取れ、それでいて破綻を来たすことの無いデザインはすごい。

 それにしても、でかい。22日には、VWのパサートCC(4815×1855×1425mm)がでかいと書いた。クーペライクな4ドア・4シーターとパサートCCと同じカテゴリだが、より高価なメルセデスSLC(4915×1875×1430)は更にでかいと書いた。でかいから高いのか、高いからでかいのか。でも、ポルシェ・パナメーラは4970×1931×1418mmと SLCよりも更にでかい。そして更に高価だ。多分。

 いまどきこんなにでかいクルマが次々に登場していて良いのか。世のトレンドは小さくて燃費効率の良い方向に向かっているのではないのか。でも大丈夫。さすが、ポルシェだ。ちゃんとエクスキューズを用意してある。500psを超えるターボチャージドエンジン搭載車と同時にハイブリッドシステム搭載車もラインナップするのだという。

 しかし、それは所詮エクスキューズでしかない。トヨタがレクサスLSに600hを用意したのと同じだ。ハイブリッドシステムは現代自動車業界における「免罪符」なのである。さて、そのパナメーラ、ポルシェAGでは年間2万台の販売を目論んでいるようだが、厳しい経済環境下で果たして目標を達成できるだろうか。まっ、このクラスを購入する人たちには今の経済状況も関係ないのかもね。


 今日の一枚は、例によって記事本体とは何の関係もない恩田の森の大樹の紅葉。先週土曜日に撮影したものですから、昨日・今日の雨風で、もうすっかり葉を落としているかも知れません。
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花言葉って・・・

 郷秋<Gauche>愛読の神奈川新聞に「花ごよみ」という囲み記事(二段1/4くらい)が連載されている。毎回花のイラストに170文字程度の解説がついているが、最後の一行に花言葉が書かれているのがお約束だ(解説を書いているのは片桐義子氏。残念ながら素敵なイラストの作者の名前はない)。

 今日の花は「ベニバナイチゴ」で最後の一行に「花言葉は『休息のとき』」とあった。その前には「忙しい生活の中の一服の清涼剤になることを願って、友人へのプレゼントにも最適」とあった。勿論、花言葉が「休息のとき」だからのコメントなのでしょうね。

 ところで「花言葉」って、いったい誰が決めてるの?広辞苑によれば「種々の花に、その特質によって象徴的な意味を含ませたことば」とある。ネット上で検索をかければ、勿論いろいろな情報が引っかかってくるけれど、例えば、農水省や文科省が公認しているなんてことは、勿論無い。誰かが勝手に決めているだけのようだ。

 試しに「ベニバナイチゴ and 花言葉」で検索したところ「可愛い娘」という花言葉が引っかかってきた。「休息のとき」は出てこない。「可愛い娘」と「休息のとき」。全然違うじゃん。

 「休息のとき」という花言葉を信じて、残業続きで疲れていそうな男友達に「ベニバナイチゴ」を贈ったとしたら、その彼が「ベニバナイチゴ」の花言葉は「可愛い娘」だと信じていたら。ややこしいことにならないと良いけれど・・・。


 今日の一枚は、早くも咲きだした椿。ちなみに、椿の花言葉は(花色によって違うらしいが、赤の場合)を検索してみたらいろいろ出てきました。
 気取らない優美、気取らぬ魅力、控えめな愛、気取らない美しさ、完全な愛、女性らしさ、美徳、控えめな優しさ、ひかえめな美徳、控えめ、慎み深い、魅力、ひかえめな美点、理想的な愛、謙遜、申し分ない魅力、完璧な魅力、誇り・・・
 「控えめ」と云うのがキーワードになりそうではあるけれど「控えめな愛」「完全な愛」、「理想的な愛」って、意味が微妙に違うように思うのは気のせいでしょうか。
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ブログ編集充実デジカメ?

 なんじゃいそれは、と思って記事を読んでみた。FUJI(富士フイルムのことだ)から出されたのは撮影した写真をブログ用に簡単に編集できるデジタルカメラFinePix250fdに、要するにPCを使わずとも画像処理を簡単にできる「ブログモード」なる機能を付加したということであった。「画像処理機能」ではなく「ブログモード」と云う方が衆目を集め易いということなのか。

 要は明るさやコントラスト・色相を調整できるほか、ミニチュアのように見せたり、イラストや絵画風に仕上げたり、人の顔を自動検出してモザイク処理する、写真に影をつけるなど12種類の加工ができる機能が付いているということであるが、カメラ内臓の機能で済ますことができるのは確かに便利かも知れないが、カメラ本来の機能としての有効画素数1000万画素、光学5倍ズームレンズだけでは、もはやニュースにならないらしい。

 「上質な輝きをまとった色彩に、華やかなデコレーション&スタイリッシュなグラデーション」(4色ある。FUJIのHPより)の外装と内臓の画像処理機能、じゃなかった「ブログモード」を「売りに」しないと目立たないほどコンパクトタイプのデジタルカメラとしての機能はどれも似たりよったり、行き着くところまで来てしまっているということである。

 あれこれ機能を詰め込んでファッション性の高いモデルを作ってみても、半年後には陳腐化し新しいモデルを出さないとならないのは作る側としては辛いだろう。そういう新奇性だけを追うのではなく、そろそろ「本物のコンパクトデジタルカメラ」作りにシフトしないとメーカーも疲弊するばかりだと思うけどな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、新宿にある高層ビル27階からの夕景。一昨日鎌倉を歩いているときに、暫く前から具合の悪かったAF-S DX VR ED 18-200の調子が決定的にだめになったために、鎌倉から新宿に直行し修理を依頼したのでした。修理代金を見積もってもらったところが、ちょっとしたレンズならば新品が換えるほどの費用がかかるとのこと。一瞬、修理せずに程度の良い中古を買おうかとも思いましたが、これも結構な価格であることを考え、修理することを選びました。

 昨日の撮影にはAF-S VR ED 24-120GとAF ED 28-200Gを持っていきましたが、結局使ったのは28-200の方。APS-C撮像素子を使うD300で十分な「ボケ」を得るには120mm(35mm換算180mm)では足りず、どうしても200mm(35mm換算300mm)が欲しくなります。広角側が35mm換算で42mmと物足りない感もありますが、昨日は広角ズームに交換することはありませんでした。VRが無いことは、必要に応じてISOを1600程度(昨日は1250まで)まで上げることでカバーできます。と云うわけで2週間ほどAF ED 28-200Gが現役復帰となります。

 ちなみに上の写真はAF-S VR ED 70-200 F2.8GにPLフィルターを付けて撮影したものです。
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ホンダのF1撤退は近い?

 報道によれば、今年、わずか14ポイントしか獲得できずコンストラクターズ・チャンピョンシップ において9位(ホンダより下位には0ポイントのフォースインディアと第4戦で撤退したSAF1がいるのみ。事実上の最下位だ)の成績に留まったホンダF1が、その14ポイントのために何と211億円もの資金を投入したとのこと。

 一方、コンストラクターズ・チャンピョンシップこそ逃したものの(フェラーリに次ぐ第2位で151ポイント)、ルイス・ハミルトンが見事にドライバーズ・チャンピョンシップを獲得したマクラーレンはと言えば、2008年を180億円の資金で戦ったとのこと。ホンダとマクラーレンを比較すると、ホンダが1ポイントにために15億円をかけたのに対して、マクラーレンはわずか1億2000万円で1ポイントを獲得している計算になる。

 さて、問題はホンダだ。ホンダだけの問題ではないとは言え、今月から2009年3月までの5ヶ月間に15万台を減産すると発表しているホンダ。2008シーズン当初に復活請負人、ロス・ブラウンを獲得しシーズン中の浮上を目指し多額の資金を投入したが、そもそも素性の悪いRA108ではいかんともし難く既述の通りの体たらく。

 私がホンダの株主であったなら、即刻F1からの撤退せよと声を大にして言いたい。でも、郷秋<Gauche>はホンダの株主ではないので、ロス・ブラウンと巨額の資金を持って2009年をいかに戦うのか、じっくりと見させてもらうつもりだ。ホンダとしてはこれ以上無いほどの資金を投入している。ロス・ブラウンにしても2009年のリザルトについてはもはや言い訳はできない。崖っぷちのホンダ。どうする、ホンダ。

郷秋<Gauche>が書いたホンダF1撤退に関する記事
ホンダのF1撤退は近い?(今日の記事)
注:この記事が、郷秋<Gauche>には予知能力があるのではないかと騒がれた、あるいは、お前がこう云う不吉な記事を書いたのがいけないのだと叩かれた記事。
ホンダがF1撤退?!(第一報)2008年12月5日早朝掲載
ホンダがF1撤退(第二報)2008年12月5日掲載
ホンダがF1撤退(第三報)2008年12月6日掲載


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、鎌倉、材木座海岸での一枚。実は昨日鎌倉に行ってきたのでした。これまで行ったことのなかった南東部を、いくつかの寺を見ながら海岸まで歩きました。紅葉前戦は関東南部の平野部まで降りてきていますが、さすがに海に近い鎌倉の紅葉では2週間ばかり早かったようです。

☆☆☆

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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ガソリン価格、どこまで下落する

 ガソリン価格が一番上がったのは8月初旬頃だっただろうか。郷秋<Gauche>も1L、185円(ハイオク)のガソリンを入れた覚えがある。この頃だな、199円までしか表示できないガソリン価格の電光掲示板の取替え工事が盛んだったのは。でも、結局ガソリン価格はその後下落に転じ、いまや1L、129円(ハイオク、レギュラーは118円。いずれも郷秋<Gauche>の生息地域辺り)まで下落した。

 ちなみに1年前はと言えば1L、156円、2年前が136円(いずれも郷秋<Gauche>生息地域のハイオク価格)だから、飛び切り高騰した時期は確かにあったけれど、いまやここ数年のうちではもっとも安い所まで下落していることになる。ガソリン価格が下落したかと思ったら、今度は金融不安から株価も下落。郷秋<Gauche>的には株価の下落は直接的な関係ないけれど、景気後退の影響はこれからジワリと出てくるんだろな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、いつもの東京都下某所の紅葉。関東南部でも多摩地区では紅葉が始まったけれど、湘南地区など海沿いの地域の紅葉はやはり月末になるのかな。
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でか過ぎるぞ、VWパサートCC。そしてそのご先祖様は・・・

 VWから4ドア4シーターのクーペモデル、パサートCCが発表された。「CC」はコンフォートクーペの意味らしい。低く広いプロポーションのCCだが諸元表を見ると、とにかくでかい。どのくらいでかいかと言えば、全長×全幅×全高=4815×1855×1425mmくらいでかい。ホイールベースは2710mm、車重は1700kgもある。でもこのパサートCC、どこかで見たことがあるような・・・。

 それもそのはず。そう、メルセデスのSLCクラスにそっくりなのである。もっともSLCはパサートCCよりも更に大きく、同4915×1875×1430、2855mm、1740kgもある。どちらもでか過ぎだ。もっとも、思い切り寝かされた前後のピラー、サイドパネルの中で大人が4人乗れるスペースを確保しようとすれば、どうしてもこの大きさにならざるを得ないということだ。

 しかしだ、今時こんなクルマを登場させるVW社の気が知れないという話は置いておいて、パサートCCとメルセデスSLCのアイディアがどこにあったのかというと、実は日本なのである。30歳台後半よりも上の世代なら覚えているだろ、1985年にトヨタから登場した「カリーナED」こそがパサートCC&SLCのご先祖様なのである。勿論コンセプト上の、と云うことだけれど。

 カリーナED は1985年に初代が登場。二代目が1989年に登場し1993年に登場した三代目が1998年まで製造されている。それにしても「ED」って、凄い名前。今ならこんな名前を付けることは絶対にあり得ない。当時は単に「ED」と呼ばれたりしていたからやっぱり凄いが、トヨタによれば、「Exciting Dressy」(刺激的でしゃれている)という意味らしい。くれぐれもお間違いの無いように。

 メルセデスのSLCが登場したとき、その大胆さに郷秋<Gauche>は「ギョッ」としたものだが、考えてもみれば我々日本人は23年も前に、低くて格好だけの4ドア4シーターを目にしていたわけである。EDを更に遡れば「セドリック4ドアハードトップ」辺りに行き着くのかも知れないから、そう考えるとこの分野では日本はドイツの30年先を行っていたということになるな。凄いぞ、ニッポン!


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、いつもの東京都下某所の銀杏の黄葉をバックにしたモミジ紅葉。
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佐藤琢磨に未来はあるのか

 佐藤琢磨に、勿論未来はある。今日のタイトルは、当然「F1ドライバーとしての佐藤琢磨に未来はあるのか」という意味である。

 9月にもトロ・ロッソのマシンを走らせた琢磨だが、17・18両日、再びトロ・ロッソのマシンをドライブし、初日は17台中トップタイム、2日目はレッド・ブルをドライブしたセバスチャン・ベッテルに次ぐ2番手のタイムを記録しテストを終了している。

 バルセロナで行われた今回のテストにはトヨタを除く9チームが参加しているが、そのマシンは2008年シーズンを戦ったそのままのマシンと2008年型をベースに空力関係を2009年用としたマシンやKERS搭載マシンも混走するといった状況である。したがって、この結果に一喜一憂するのはまったくナンセンスと云うものではあるけれど、それでも琢磨が常に上位のタイムを叩き出しいることに対する喜びは禁じえない。

 この二日間のテストの結果が2009年シーズンに反映される、つまり、佐藤琢磨が2009年F1のレースドライバーとして名前を連ねることができることを祈るばかりである。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、関東南部の平野部でも始まった紅葉。記事本体の内容は明日の今頃の郷秋<Gauche>の気分しだいですが、写真は本日の続編を予定しております。
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アメリカの自動車産業は重症

 GMが資金繰りに窮して政府に対して援助を求めているのは周知の通りだが、自助努力も必要だと言うことなのだろ、これまで保有していたスズキの株を売却するとのこと。スズキはこれを買い戻すと言うことなので、純日本のメーカに復帰すると言うことになるのかな。スズキの場合にはかつてのGM-いすゞの関係と比べると緩やかな関係にも見えたけれど、完全にその支配下を脱することの意味は大きいだろう。

 GM-スズキのニュースを見ているうちに、今度はフォードがマツダ株を手放すとのニュースが飛び込んできた。保有するマツダ株33.4%のうち、20%程度を売却するというものだが、これもまたマツダ自身をはじめ日本の関係会社が引き受けると言うことである。資本関係は薄くなっても技術的な提携は継続するということだが、フォードに足を引っ張られないようにして欲しいものである。

 心配な材料を抱えるのはGMやフォードだけではない。上記のニュースとともに、米英系格付け会社がトヨタの格付けを現在の最高格のAAAから引き下げる方向で検討に入ったとする発表も今日のニュースとして掲載されている。こうなると、もう何が起こっても不思議ではない状態だな。もっともトヨタの株もスズキやマツダの株も持っていない郷秋<Gauche>には関係のないことだけれど。


例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森の紅葉。
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どこまで下がる、フラッシュメモリ

 カメラの記憶媒体として使うメモリの話だが、Web上の情報によれば恐ろしいほどの安値になっているらしい。SDメモリーカードでは16GBが2980円、8GBだとちょうどその半分の1499円だって。CFも12GBの旧型、ExtremeIIIが5980円。サンディスクがこの値段だ。

 郷秋<Gauche>が始めてのDSLR(デジタル方式一眼レフ)、D70を買ったのが4年半前の2004年4月だが、その時に思い切って買った1GBのCFは確か2万円だった。それが1年後には同じ値段で2GBが買えるようになり驚いたのだが、いまや12GBが6千円で買えるって、まったく恐ろしい時代になったものだ。

 もっとも、読み書きの速さや耐久性、信頼性の問題があるから安ければいいということにはならないけれど、相場全体が下がっているということは、信頼性が高くかつ高速読み書きのできるものも廉価で入手できるということだから、まったく喜ばしいことだな。


例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、クコの実?
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これがスバル?

 スバルから新型車、DEX(デックス)が登場した。でもこれってトヨタbB、ダイハツ・クーと同じクルマじゃん。これを売ってスバルの人は嬉しいんだろうか。嬉しいわけ無いだろうな。でも、嬉しいとか嬉しく無いとかじゃなくて、筆頭株主であるトヨタが「売れ」と云うものは売らなくちゃならないと云うことなんだろ。

 4月10日に「進むスバルのトヨタ子会社化」と題する小文を書いたが、そのことがいよいよ消費者の目に見えるところで始まったということだ。DEXのCMにはモデルの蛯原友里さんを起用するようだが、これまでスバルの販売店に足を向けなかった、エビちゃんのようなお客さんが来るようになったらスバルの人も嬉しいかも。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、近所の公園の紅黄葉。
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