表現の自由?

 某国の某動画共有アプリの運営会社が、先に成立した米国内での事業を米国の企業に期限内に売却しなければ国内でのアプリの配信などを禁止するとした法律の差し止めを求める訴えを首都ワシントンの裁判所に起こしたとの報道。その理由が、この法律が憲法に違反し「憲法で保障された表現の自由を侵害するもの」だと云うのです。

 はっきり云って驚きました。某国の企業から「憲法で保障された表現の自由を侵害するな」などと云う訴えがあるとは!

 米国の憲法を読んだことはないけれど多分、表現の自由が保障されていることは間違いないだろう。翻って某動画共有アプリ会社のお国の憲法では表現の自由が保障されているのだろうか、そもそも表現の自由などと云う概念があるのだろうか(注)。米国で表現の自由侵害を訴え争うよりも、自国において表現の自由が侵害されていることを訴え争うのが先なのではないのか。いや、某国においては表現の自由が侵害されているとして提訴する自由がそもそもないのかも知れないが。
注:某国の憲法には「国民は、言論、報道、集会、結社、行進およびデモの自由を享受する」と規定されているようだが、そこにに書かれていることと実際に行われていることの間には大きな隔たりがあるらしいことを、私たちは日々の報道で知っている。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月4日に撮影した写真を6点掲載しております。すっかり初夏の様相となった森をご覧いただけたら嬉しいです。
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#動画共有アプリ #米国内の事業売却 #表現の自由 #憲法 #時事問題

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大学淘汰の時代、ついに到来

 小規模校ではあるが、女子大でも短大でもない、ルーテル学院大学(東京都三鷹市)が2025年以降の学生募集を取りやめることが報じられた。

 このblogでも幾度か、特に地方の女子短大、大都市圏にあっても小規模の短大は入学者の減少が甚だしく厳しい経営状況から閉学に追い込まれる女子大・女子短大が少なくないことを書いているが、ここにきて17もの大学・短大の2025年以降の学生募集停止、とりわけ2年後に閉学する短大が大量に出てきており、いよいよ「大学淘汰の時代」が始まった感を強くする。

 「大学淘汰の時代」とは喜多村和之(きたむら かずゆき。教育学者、高等教育論。1936-2013)が著した「大学淘汰の時代〜消費社会の高等教育」(中公新書 1990年3月刊)以降、大学関係者のみならず、広く世間に知られた言葉である。

 「大学淘汰の時代」は18歳人口が205万人となる1992年目前の発刊だが、1993年以降18歳人口が激減(2024年には106万人)することを踏まえて、定員を充足できない大学・短大は淘汰されることになるだろと書かれていた。ただし、実際には大学進学率が1992年の36%から2024年には60%へと漸増したために、その間に大学・短大の新設があったにも関わらず、実際に淘汰された大学・短大は多くはなかった。

 そんな状況が「大学全入時代」(大学進学希望者数と大学の入学定員が同数)と云われた2000年前後でも変わらず、18歳人口のさらなる減少、大学進学率が頭打ち、とりわけ女子短大への進学希望の減少が顕著になり、特に地方所在の女子短大においては入学者を確保できずに閉学と云う苦渋の判断をせざるを得なくなった2024年なのである。

2025年以降の学生募集を中止する大学・短大 (郷秋<Gauche>調べ)
*2024年4月の入学者が卒業する2026年、2028年をもって閉学。
 ただし、所定の修業年数で卒業要件の単位を取得できない学生が
 生じた場合には、卒業要件を満たす(あるいは自主退学する)まで
 閉学できない。

ルーテル学院大学 東京都三鷹市 入学定員90名
北星学園大学短期大学部 札幌市 定員200名
足利短期大学 栃木県足利市 入学定員50名
東京経営短期大学 千葉県市川市 入学定員175名
城西短期大学 埼玉県坂戸市 入学定員120名
星美学園短期大学 東京都北区 定員200名
上智短期大学 神奈川県秦野市 入学定員250名
名古屋女子大学短期大学部 名古屋市 定員280名
鈴鹿大学短期大学部 三重県鈴鹿市 入学定員90名
池坊短期大学 京都市 定員250名
日ノ本短期大学 兵庫県姫路市 入学定員100名
武庫川女子大短期大学部 兵庫県西宮市 入学定員610名
奈良佐保短期大学 奈良市 入学定員160名
就実短期大学 岡山市 入学定員180名
美作大学短期大学部 岡山県津山市 入学定員110名
安田女子短期大学 広島市 入学定員120名
福岡女学院大学短期大学部 福岡市 入学定員100名
純真短期大学 福岡市 入学定員180名
西南女学院大学短期大学部 福岡県北九州市 入学定員100名
九州龍谷短期大学 佐賀県鳥栖市 入学定員200名
中九州短期大学 熊本県八代市 入学定員100名

 同一設置法人が閉学対象の短大以外に4年制大学を設置している場合には、閉学予定の短大の定員を持って4年制大学に新学部・新学科を設置できる可能性がある。同時に教職員も4年制大学に異動できる場合もあるが、そうでない場合の教職員は解雇・失職と云うことになるのだろう。1年後にも2026年以降募集停止となる大学・短大が本年と同規模でてくることが予想される、厳しい状況である。

【備忘のための追記】
2024年4月17日追記:南九州大学短期大学部(宮崎市 入学定員100)
          2026年以降の学生募集停止
2024年4月21日追記:高岡法科大学(富山県高岡市 入学定員100)
          2025年以降の学生募集停止
2024年4月24日追記:園田学園女子大学短期大学部
              (兵庫県尼崎市 入学定員145)
           2025年以降の学生募集停止
2024年5月1日追記:創価女子短期大学(東京都八王子市 入学定員150)
           2026年以降の学生募集停止
2024年6月4日追記:学習院女子大学(東京都豊島区 入学定員365)
            2026年以降の学生募集停止。学習院大学と統合


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 と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、花期も終わりが近づいてきた乙女椿。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月24日に撮影した写真を6点掲載しております。行きつ戻りつしながらも季節が進む森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#大学淘汰の時代 #女子短大閉学 #地方の女子短大 #厳しい経営環境 #18歳人口の減少 #大学進学率頭打ち #喜多村和之 #大学全入時代

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親子で決める就職先

*Click on the photo to see it in larger size.

 昨日の朝日新聞に「親子で決める就活の新時代」と云う記事があった。
 記事の冒頭に「新卒採用で学生優位の売り手市場が続く中、内定辞退や早期離職を防ごうと、保護者向けの説明会「オヤオリ(親向けオリエンテーション)」や、企業が保護者に内定を確認する「オヤカク」が広がっている。就活を経験した世代が親となり、積極的に子の就活に関わるようになったことも背景にあるようだ」とあったが、私はいくつかのことが気になった。(下線は筆者が付した)

 まず、言葉。学生とは、大学生のことである。そして保護者とは、未成年の子を監護して教育する義務がある親権者(親など)を指す言葉であるはず。と云うことは、大学生には保護者はおらず、保護者がいるのは高校生・中学生であるのだが、先に「学生」と書きながら後に「保護者」と書く、そこに明らかな齟齬が生じている。

 「就活」なる言葉はすっかり定着していると云うことなのだろう、この言葉の意味についての説明はない。そして朝日新聞は「オヤオリ」「オヤカク」なる言葉を流行らせたい意図があるのか、中見出しの大きな文字で「オヤオリ」「オヤカク」。鉤括弧がついているので、まだ一般に認知された言葉ではないことは承知しているらしいことは分かるのだが、可笑しな日本語を流行らせないで欲しいものである。

 そもそも、さして長くもない言葉を短くしてしまう傾向を私はよしとしない。さすがに私も「コンビニエンスストア」「デパートメントストア」とは云わないが、三音もしくは四音(三文字もしくは四文字)に短縮した言葉は、日本語として美しくない。

 例えば「ドボコン」。どぶに落ちた訳ではなくとは、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲のこと。「モツレク」はモツ焼きの仲間かと云うとそうではなくモーツァルトのレクイエムのこと、「ショスタコ」はタコの種類ではくショスタコーヴィチのことであるが、どれも美しい日本語とは私にはとても思えないし大体がだ、ドヴォルジャークやモーツァルト、ショスタコーヴィチに失礼ではないか。

 閑話休題。ようやくここから気になった内容のお話。
 少なからぬ時間と経費をかけて採用内定を出した企業としては、ここで学生に逃げられたのでは元も子もないと云う訳で、さらに手間暇カネをかけて始めた親向けのオリエンテーション(会社説明会)やら、保護者に対する採用内定の確認なのだと思うけれど、大学卒業予定者をあまりにも馬鹿に、子供扱いしているのではないか。

 2022の4月1日から「満18歳成人」になったのではないのか。18歳成人について法務省のWebsiteにはこう書かれている。https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00238.html#1
Q どうして民法の成年年齢を18歳(注)に引き下げるのですか?
A 我が国における成人年齢は,明治9年以来,20歳とされています。
  近年,憲法改正国民投票の投票権年齢や,公職選挙法の選挙権年齢などが18歳と定められ,国政上の重要な事項の判断に関して,18歳,19歳の方を大人として扱うという政策が進められてきました。こうした政策を踏まえ,市民生活に関する基本法である民法においても,18歳以上の人を大人として取り扱うのが適当ではないかという議論がされるようになりました。世界的にも,成年年齢を18歳とするのが主流です。 成年年齢を18歳に引き下げることは,18歳,19歳の若者の自己決定権を尊重するものであり,その積極的な社会参加を促すことになると考えられます。
注:さすがにお役所と云うべきか。年齢を表す「さい」の字を、横行する「才」(才能の意味である)ではなく正しく「歳」と表記している。

 国が「18歳以上の人を大人として取り扱うのが適当」であり「18歳、19歳の若者の自己決定権を尊重するものである」として成人年齢を20歳から18歳に引き下げたのにも関わらず、世の中では成人後更に4年間大学で学んだ者に対してまでも「保護者」(正しくは保証人である)の意向をわざわざ確かめなければ採用内定を確実なものにできないと云うのである。大学生も随分と舐められたものだと思うが、今時分の大学生の親の見識もまた問われるのではないか。まったくもって可笑しな話であるなぁ。

 と云うわけで、記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、満開の白梅。お口直しになれば幸い。

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#就活 #就職活動 #大学生 #18歳成人 #保護者 #保証人 #朝日新聞 #オヤオリ #親向けオリエンテーション #オヤカク

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2024年、新年早々の素朴な疑問三題

【疑問:その一】
 自由民主党が、度重なる不正・不祥事を改善するためとして「政治刷新本部」を立ち上げたとの報道。疑問なのは「政治刷新」なる名称。いま問題なのは我が国の政治そのものではなく(問題山積だとは思うけれど)、自民党がやらなければならないのは自党の刷新、つまり「自民党刷新」ではないのか。「政治刷新」と云う名称を使う事で自党の問題を国全体の問題へとすり替えようとする意図が見えみえであるぞ。

【疑問:その二】
 11日に、皇居宮殿の「松の間」において、皇室恒例の「講書始の儀」が行われたことがその写真と共に報じられていた。最新の研究成果・知見を学ぶことは良い事だが、天皇・皇后以外の皇族の手元には資料もノートも筆記具もない。人の話を聞き学ぶのであればノートを取ることは必須と考えるがこれは形式的な行事、つまり文字通りの「儀式」であり学ぶ場ではないのでノートの必要はないと云うことなのか。

【疑問:その三】
 自衛隊には「宗教上の礼拝所に部隊参拝すること及び隊員に参加を強制すること」を禁ずる規則があることを初めて知った。ここで云う宗教上の礼拝所は靖国神社を念頭に、戦前の国家神道への回帰を防ぐための規則であると思われるが、これに反して自衛隊の陸上幕僚副長らが集団で参拝したとの報道。例年、大臣を含む国会議員が集団で靖国神社を参拝しているようだが、これは許されて良いのか。


 と云う訳で今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない水仙。春本番を前に既に満開となっている水仙を見るたびに、つくづく横浜が温暖の地であることを感じます。

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#自民党 #自由民主党 #政治刷新本文 #講書始の儀 #ノートをとる #集団参拝禁止 #部隊参拝禁止 #靖国神社 #素朴な疑問

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新年早々の災害と事故

 新年早々の大きな災害と事故。亡くなられた方々には心よりの哀悼の意を捧げるとともに、ご家族とそれに連なる方々の深い悲しみが一日も早く癒されますようお祈りいたします。被災された、事故に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。特に地震被災の方々にはこれからも困難な時間・日々が続くかと思われますが、皆さんの安全と健康が守られますようお祈りいたしております。

 本日の一枚は、昨年末から咲いている水仙。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月30日に撮影した写真を7点掲載しております。冬日和となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#2024年 #新年早々の災害 #新年早々の事故 #能登半島地震 #JAL-海保機衝突事故 #羽田空港事故

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青葉台に全長18mの連節バス登場!

 午前中に買い物に行ったのに買い忘れた物があり、夕方近くに近所のお店まで散歩がてらの買い出し。買い物を終えて店を出たら目の前を見慣れぬバスが通過。慌ててiPhoneを取り出して撮ったのが上の写真。東急バスの連節バスでした。

 横浜市と東急バスは、東急田園都市線青葉台駅発着で青葉区内最北西部の住宅地、玉川学園台(小田急線の玉川学園前駅までは2km、年配者では歩けないほどの距離がある。バス便はない)を巡る路線が乗車率低下によって維持が困難になって来ている一方、ほぼ同じ方面にある日本体育大学(以下、日体大)へのバス路線には需要があるのに乗務員不足で増便が難しいことへの解決策として日体大までの路線には乗車定員180%増しの連節バスを導入し、閑散路線である玉川学園台路線は日体大バス停発着とし乗り換えてもらうことで便数を確保(現在より増便予定。小型バスを使用するのでしょう)する計画を策定したのです。

 既に日体大までのバス停は全長18メートルのバスが停車できるようにする工事が始まっており今日時点で半分くらい終了しているようですが、いよいよ18mの実車を使っての完熟走行が始まったようです。

 連節バスはトレーラーとは違い切り離せない(トラクターがトレーラーを牽引するのではなく、連節の後ろ側にエンジンと駆動輪があり後ろから押される)ことから牽引免許ではなく、通常の大型免許で運転できるようです。今まで12mのバスに乗務していた運転士とは云え、いきなり挙動も違うであろう18mの連節バスを運転するためには相当の練習が必要なのでしょう。改修したバス停の使い勝手も検証しなければなりませんからね。

 バス路線の維持が困難とは云っても、地方の過疎地と都市部の高齢化が進んだ地域とでは事情が大きく異なります。過疎地では人口密度が低く中型・小型のバスでも採算が合わないために10人乗りのハイエースを使ったりしているようです。玉川学園台などは狭い地域に500世帯1500人が密集居住しておりますが高齢化が進み最寄りの駅・商店街までの移動手段が不可欠なのに低乗車率。一方近隣の日体大路線は朝夕の通学時間帯には12mの大型バスが1時間に10本以上走っているのに、雨の日などは途中のバス停からは乗車できない程の状況となっているのです。

 都市部では、昭和40年代に鉄道駅から遠い場所で開発された団地はどこも高齢化が進み、そのための移動手段の確保が喫緊の課題となっています。同じような悩みであっても、過疎地のそれは更に深刻なものがあるのものと思われます。私が住む青葉区でも民間がすぐに参入できる移動スーパーや買い物代行の業者を目にすることが増えてきました。国は、高齢者の運転免許返納を奨励する前に、この問題への答えを出さなければならないのではないかと思う郷秋<Gauche>なのであります。

 あまり目にしたことのない連節バスのことを書こうと思い書き出したのでしたが、あらぬ所に着地してしまいました。脱線御免。

  横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月28日に撮影した写真を6点掲載しております。秋も深まりつつある森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#連節バス #超大型バス #運転士不足対策 #古い団地住民の高齢化対策 #高齢者の移動手段確保 #都市部でも過疎地と同じ悩み #東急バス #日野ブルーリボンハイブリッド連節バス #AO7300

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某学校法人と大学のガバナンス不全、と南天萩

 この夏に、学生の違法薬物問題で世間を騒がせた某大学が、ここに来てまたまた世間(特に私立大学関係者)を騒がせている。

 実は複数の学生が不法薬物使用に関与していることを知りながらその事実を隠蔽し、会見では「一人の学生の問題である」として逃げ切ろうとした某大学であったが、そうは問屋が卸さなかった。

 ここに来て騒がしい原因の一つは、その違法薬物事件そのものについよりも、某大学設置法人の理事長が、大学の副学長に退任を迫ったと云う、法人と大学のガバナンス不全にある。

 設置法人の理事長が、大学の教学上のナンバーツーである副学長に直接辞任を迫るとは、私が承知している限りにおいて、まったく不可解な状況である。
 某大学ほどの大きな組織であれば、設置法人の理事長の職権と大学学長・副学長の職権ははっきりと分離されているのではないかと思うところだが、某学校法人・大学はどうもそうではないようだ(法人理事長と大学学長が同一人物、かつ世襲制の大学においてはあり得るのだが)。

 これは某学校法人の前理事長(2021年11月、某学校法人・大学の不正経理に関連した所得税法違反で東京国税局が東京地検に告発、その後懲役1年、執行猶予3年、罰金1300万円の有罪判決が確定)が構築した、設置法人と大学の人事とカネのすべてを理事長が采配する体制が、現理事長の元でも生きていると云うことなのだろう。

 体制一新のために就任した、卒業生ではあるがこれまで某大学の経営とは無関係であった新理事長は、設置法人と大学の組織の違いも十分理解できないまま、そして本人も気づかぬうちに前理事長が敷いた「法人・大学一緒くた」のレールの上に乗って「改革」を進めようとしていたと云うことになるのだろう。ご本人にはまったくお気の毒なことではあるけれど、私立大学の組織・運営について何の知識もなく、また企業等の組織の一員としての社会経験がないにも関わらず、日本で一番大きな大学の経営の最高責任者を引き受けた、そこに不幸の始まりがあったと云うことである。有能な作家ではあるのだとは思うのだけれど、まったくお気の毒なことである。

 と云う訳で本文とは何の関係もない今日の一枚は、南天萩(なんてんはぎ。マメ科ソラマメ属の草)。

  横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月14日に撮影した写真を6点掲載しております。稲刈りシーズンも終わりに近づき、曇りのち晴れとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#学校法人日本大学 #日本大学 #林真理子 #私立大学 #学校法人 #南天萩 #なんてんはぎ #マメ科ソラマメ属

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弾薬やダイナマイトは車内に持ち込めません

 今日の昼ごろ、仙台駅に停車中の東北新幹線車内で乗客が持っていたカバン内の薬品が漏れてけが人が出る事故があったようだ。

 このニュースを聞いた家人が「そんな危険な薬品を電車に持ち込んでいいの?」と聞いてきたので「持ち込めるものと持ち込めないものが運送約款で決められているはずだよ」と云って思い出した。

 コロナの前だから5、6年前だったと思うけれど、東京メトロのホームで車内に持ち込めないものを記したポスターを見たことがあった。上の画像は相鉄線のWebsiteにあるのを見つけたのだけれど、国交相や鉄道の業界団体が共同で作った物のようなので、以前に見たものは多分これと同じものだったと思う。

 毒物・農薬(クロロホルム、除草剤と例示)は持ち込めないと書いてあるけれど、例示が少なくて具体的に何は良くて何はダメなのかよくわからない。毒物に似た言葉に「劇物」があるけれど、毒物と劇物の違いがわからない。

 まぁ、自分事として考えるとそんな化学薬品を大量に持って電車に乗ることは考えられないからどうでもいいと云えば良いのだけれど、びっくりなのは、

弾薬、ダイナマイトは車内持ち込みできない!

 こう云うものは車内持ち込み以前に、善良な市民が持っていて良いものなのか? 弾薬やダイナマイトがダメだと云うなら、ライフル銃や機関銃、バズーカもダメだと書いておかないのは片手落ちではないか? 拳銃は、私服の警察官が携帯したまま電車に乗ることもあるから良いのか?

 考えてもみれば、皆んな結構危ないものを持って電車に乗っているんじゃないかな? 焼酎なんかは4Lくらいの大きなボトルが売られているし、包丁やノコギリ、千枚通しなどは仕事で使う人は持ち歩くでしょう。シンナーやアセトンだって500ml入りの瓶を半ダークくらい電車で運ぶ人はいそうだものね。

 と云う訳で、これ以上考えたら今晩眠れなくなりそうなので、この辺で止めておくことにします。おしまい。

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#薬品漏れで事故 #危険物の車内持ち込み #危険物 #劇物 #運送約款

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コロナワクチン7回目接種と大錦草

 本日、コロナワクチンを接種して来ました。7回目です。初回が2021年7月でしたので2年3カ月の間に7回も接種したことになりますが、こんなにコロナのワクチンを集中的に打って、コロナワクチン中毒になったりしないのでしょうか。心配です。

 と云う訳で今日の一枚は道端の雑草、大錦草(おおにしきそう。トウダイグサ科トウダイグサ属)。地面を這う錦草のようで、それより大きいので大錦草。草丈は大人の膝くらいまでになりますね。北米原産とのことですがいつの間にか日本にも入り込み、道端で雑草と化しています。トウダイグサ科ですので、茎を折った時に出る乳液(かぶれる)には念のために注意した方が良さそうです。

  横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月1日に撮影した写真を6点掲載しております。厳し刈った残暑も和らぎ稲刈りが始まった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#コロナワクチン7回目接種 #オミクロン株XBB.1.5 #大錦草 #おおにしきそう #トウダイグサ科トウダイグサ属 #道端の雑草

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新聞の力

画像は朝日新聞より

 昨日(2023年9月17日)の朝日新聞一面に「広島の少年は 父だった〜被爆直後の写真、撮影から78年 身元判明」と云う記事。上の写真は27面掲載の詳細記事。

 詳しくは昨日付の朝日新聞をお読みいただきたいが、私はこの記事によって、あらためて新聞の「取材力」に気付かされた。新聞以外に、このような手間と時間をかけた取材ができる文字媒体は他にない、これぞ新聞の力だと。

 「新聞苦境」が云われて久しい。三大紙の一角、朝日新聞の販売部数は2014年の800万部が、2022年には397万部まで落ち込んでいると云う。最近では地方紙の夕刊廃止が度々報じられているなど、新聞各社はいずれも苦戦しているのだ。

 新聞の販売部数が減少すると云うことは即ち売上の減少であり、それは経営の悪化を招き、ひいては新聞の命である取材力の低下につながる。

 私を含め多くの人がニュースなどの情報をネット経由で入手することが多くなっている昨今ではあるけれど、考えてもみればネットに溢れるニュース・情報の出どころの多くは新聞社と通信社であるから、それらの経営の悪化=取材力の低下は、即ちネット上の情報質の低下を意味しているのだ。

 当事者たる新聞社はもちろん経営の合理化とあの手この手で収入の確保に努めていることとは思うけれど、読者たる我々も正確かつ質の高い情報を得るためには、あるいは積極的に新聞社を支えていかなければならない時代になってきたのかも知れない。
 
  横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月16日に撮影した写真を6点掲載しております。厳しい残暑が続く中ですが、稲刈りが始まった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#朝日新聞 #新聞苦境 #新聞購読数の減少 #取材力 #ニュース現 #情報源

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日大、またしても不祥事

 日大、日本大学アメリカンフットボール部でまたしても不祥事。理事長や学長が変わったくらいでは変わりようのないコンプライアンス精神皆無の組織。ほとんど某中古車販売会社並みです。

 それにしても不思議なのは大学のいちクラブ活動の不祥事について、どうして学長ではなく理事長がコメントしているのか。最終的には大学設置法人の長たる理事長にも責任ありとなるのだろうが、少なくとも現時点は大学の問題であり大学長マターたる事案だ。その辺からしていびつな組織であることがわかりますね。


 と云うわけで今日の一枚は記事本文とは何の関係もない、朴の木の不気味な果実。今の時期でも十分に不気味ですが、さらい熟して果皮が割れてくると目をそらしたくなるほど不気味な姿になる朴の木の果実。熟したことに再度ご覧いただくことにいたしましょう。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月29日に撮影した写真を5点掲載しております。猛暑の中でも涼やかな小径、真夏の花などを掲載いたしましたのでご覧いただけたら嬉しいです。
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#大学不祥事 #不祥事 #不法薬物事案 #日本大学 #日大 #コンプライアンス精神皆無 #ガバナンスの欠如 #日大アメフト部

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失礼千万な毎日新聞

 例えば、欧州とか南米とかオセアニアと云った地域をさす言葉があるように、「バルト三国」と云う括りは確かにある。しかしだ、ウクライナのNATO加盟を報じる記事の中で使って良い言葉ではないだろう。

 エストニア、ラトビア、リトアニアはウクライナと共に旧ソビエト連邦の一部ではあったけれどそれぞれに独自の言語を持ち、現在はれっきとした主権国家であり、ロシアとNATO加盟国、加盟を希望するウクライナとの関係を語る時にはその一つひとつが重要な意味を持つ国である。

 その国々を毎日新聞は「バルト三国」と一括りにし、あろうことかリトアニアだけの国名をあげてエストニアとラトビアと云う国家がまるで存在していないかのような地図を作成し掲載している(アイスランドとカナダ、アメリカ合衆国が描かれていないのはやむを得ない)。

 バルト海沿岸の三カ国と極東の島国である日本とは8000km離れている。この距離こそが大新聞をして「バルト三国」と一括りにして平気でいる原因ではあるのだろうが、翻って欧州人あるいは南北アメリカの人々から、日本、韓国、中華民国(台湾)を一把一絡げに「極東三国・地域」などと書かれあるいは呼ばれたら良い気がしないのは当然のことである。

 それなのに毎日新聞は、「バルト三国」である。まぁ、毎日新聞がそのような新聞であると云う事であるのだな。あぁ、毎日新聞じゃなくて良かったと、今日は思う郷秋<Gauche>であった。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月8日に撮影した写真を6点掲載しております。梅雨が明け夏本番を迎えたかのような森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ニュース #報道 #NATO #ウクライナ #エストニア #ラトビア #リトアニア #毎日新聞 #主権国家 #バルト三国

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歩道走行自転車は野放しでいいの?

 7月から特定小型原動機付自転車(以下、特定原付と表記)に関する法律が変わり、より自転車に近い乗り物として規定されたようだ。具体的かつざっくり云えば、電動キックボードのことで16歳以上、免許不要、要ナンバー・自賠責、20km/h以下、ヘルメット不要(努力義務≒つまりは不要)となり、更に最高速度6km/h以下の制限下(「特例」特定小型原付と云うらしい)では自転車走行可の歩道であれば走行もできるとのこと。電動とは云え、果たして6km/h以下の速度で安定した走行ができるのかどうか疑問ではあるが。

 兎にも角にも6km/h以下(青色灯が点滅するらしい)であれば歩道を走行できると云うのだが、一方の自転車はと云えば(電動アシスト付きを含め)、従前から自転車走行可の表示がある歩道を走行できることになっているのだが、問題はその最高速度。 

 法規的には歩道走行の際には「すぐ停止できるような速度で徐行」しなければならないと定められているようだが事態は傍若無人、猛スピードで走ってくることも少なくない。前からくる分には事前に察知して避けることもできるが、怖いのは後ろから追い越される時。

 つい先日も、後ろから走って来た自転車に追い越された時に右腕が自転車か運転者の体のどこかに接触したことがあった。何事もなく済んだのだが、接触の衝撃がもう少し大きければ転倒して怪我、頭を打ったりすれば最悪の事態にもなりかねない。

 特例特定小型原付が規制の通り6km/hで歩道走行(機構的に制限される)する一方で、自転車は云うなれば速度無制限で歩道走行が可能なのである。同時に本来走行不可の歩道を自転車が不法に走行するように、速度20km/h制限のままの特定原付が歩道を走行する可能性も大いに考えられる訳で、この辺りの矛盾を国土交通省や警察庁はどう考えているのか、どのように取り締まるのか聞いてみたいものである。

 諸外国では認可されているとして、幾人かの国会議員がかなり強引にことを進めたような話も聞いているけれど、拙速にすぎませんかね? 事実、フランス・パリ市ではトラブルが多く、電動キックボーのレンタルが禁止になったとか。諸外国で普及しているからと云って、日本の道路事情でそれが可能なのか、類似する自転車や原付、セニアカー等々の違いをどう解釈するのか、どのように指導・取り締まりをするのか、もう少し時間をかけた検討・調整が必要だったのではないのか。

 歩道は人が、老若男女が、走る機械に脅かされることなく安心して歩くことができる場所であって欲しいと思う郷秋<Gauche>であるぞ。


 と云うわけで今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない凌霄花。夏空にオレンジのトロピカルな花が似合います。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月2日に撮影した写真を6点掲載しております。梅雨晴れ間となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#特定小型原動機付自転車 #特定原付 #特例特定原付 #自転車の歩道走行 #特定原付の歩道走行 #凌霄花 #ノウゼンカズラ

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某国国内が喧しい

 隣接する主権国家を不法に侵攻し領土を奪っている(奪った領土を死守している)某国国内がここに来て喧しい。いわゆるクーデターに近いことが起こりつつあるようだ。状況があまりにも流動的と云うか情報が錯綜し過ぎており何が事実なのか、極東の島国におっては何が何だかさっぱりからない。「敵の敵は味方」とは昔から云われていることだが、宇国国防省は「We are watching」とだけコメント。私もまたしばらくはwatchingであるなぁ。


 と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は森の畑のひまわり。良く見ると菅笠を被って草刈り中の方の姿が・・・。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月17日に撮影した写真を7点掲載しております。梅雨も間近となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ロシアのウクライナ侵攻 #宇露戦争 #クーデターか? #帝国崩壊 #森の畑 #ひまわり #菅笠

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止まらない女子大・女子短大の閉学

 3月23日に「四年制大学も閉学の時代へ」と題して恵泉女学園大学(東京都多摩市 大日向雅美学長)が2024年度以降の募集を停止することについて書いたが、神戸海星女子学院大学が、2024年度から学生募集を停止し2027年3月に閉学、上智大学短期大学部が2025年度から募集停を停止し2026年3月に閉学との新聞等の報道。

 神戸海星女子学院大学(神戸市灘区 石原敬子学長)はローマ・カトリック系で1951年学校法人設置。神戸海星女子短期大学1955年設置、1965年大学設置。一学部二学科。

 上智大学短期大学部(神奈川県秦野市 山本 浩学長)は難関校として知られる上智大学を設置する学校法人上智学院(カトリック・イエズス会系)が設置する女子短期大学。一学部一学科。

 いずれも2022年、 2023年4月とも定員を大幅に下回る入学者となり。今後も受験者・入学者の増加を見込めないことから閉学を決断。海星女子学院が経営する初等・中等学校は継続。上智も法人が設置する他の学校についての影響はない。

 いずれも単科の女子大学、女子短期大学であり、上智については神奈川県とは言え新宿から小田急線で一時間、更にスクールバス利用という地理的条件はかなり厳しい。上智大学短期大学部については「上智」のネームバリューから意外だとする向きもおられるかもしれないが、その地理的状況からすると、地方所在の単科女子短大そのものであり、閉学の判断は止むを得ないものを思われる。

 恵泉女学園大学、神戸海星女子学院大学そして上智大学短期大学部と2023年春に3校続いた閉学の知らせだが、同様の決断が次年以降も女子大、地方所在の大学・短期大学から届くものと思われる。まさに「大学冬の時代」の到来なのである。

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、かなり緑がかってはいるけれど大手毬?

【参考】最近書いた大学経営・行政関係の記事
他人事とは思えない 〜大学の生き残り戦略  2023-03-24
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/f32008688ea3ff24d7094e292cca269f
四年制大学も閉学の時代へ  2023/03/23
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/0c1edf810856aa2b87617fd3cc3ae0c3

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月16日に撮影した写真を7点掲載しております。春爛漫となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#大学淘汰の時代 #経営が厳しい女子大 #経営が厳しい女子短大 #女子大・女子短大の閉学

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