A350とパトルイユ・ド・フランスの編隊飛行

画像はYoutubeより

 まずはこちらの動画をご覧ください。
https://twitter.com/airfrance/status/1737125638064964046

 AIR FRANCEのエアバスA350-900とフランス航空宇宙軍のアクロバットチーム、パトルイユ・ド・フランス(機体はフランスのダッソー社とドイツのドルニエ社が協同開発した軽攻撃機・高等練習機である「アルファジェット」。航空自衛隊のブルーインパルスに相当)による編隊飛行、アクロバット飛行です。

 日本ではエアラインの機体とブルーインパルスの共演など望んでもあり得ないないことと思いますが、エアバス社はフランスにとっては国策会社と云っても良い存在ですしAIR FRANCEはナショナル・フラッグシップ・エアラインですからね、こんなことも可能なのでしょう。

 それにしても美しい、美しすぎます。理由はいろいろあるわけですが、その最大の要因はフランスのトリコロールカラーですね。トリコロールは三色旗の意味ですからフランス国旗だけを指すわけではありませんが、青・白・赤のデザインがとにかく美しい。

 イギリスのユニオンジャックや米国の星条旗のように「絵になる」国旗・ナショナルカラーがある一方、日本の場合には白地に日の丸ですからなかなか難しいのですが、ある意味ではデザイナーの腕の見せ所と云えるでしょうか(純粋にデザイン上のことを云っております)。

 現在のBoeing777政府専用機の波打つ赤いラインはシンプルでありながら、747時代と比較すれば随分と頑張ってはいるけれど、イギリスの政府専用機の素晴らしいデザイン(see here)と比べるとやはり見劣りがする。イギリスの政府専用機は空中空輸機も兼ねているわけで、有事にあれが飛んでいるのはどうなのかと思いもしますが、前向きに考えれば国威と愛国心高揚の一助になるとは云えるでしょうか。

 純粋に、美しい映像をご覧いただきたいと思って書き出したのですが、いつもの悪い癖が出て余計なことを書きすぎました(^^;

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月16日に撮影した写真を6点掲載しております。小夏日?となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#AIRBUS #A350-900 #パトルイユ・ド・フランス #フランス航空宇宙軍 #アクロバットチーム #国旗 #ナショナルカラー #デザイン

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Boeing 747-400F

 散歩の途中、軍用機とは異なる重厚なエンジン音が聞こえてきたので見上げたら、厚木基地(厚木海軍飛行場)に飛来した(らしい)アトラス航空のBoeing 747-400Fでした。

 ANAとJALから退役してから見る機会が少なくなってしまったジャンボジェット(Boeing 747)ですが、旅客型は無くなっても貨物型は747-8F がNCA(日本貨物航空)で現役ですし、時折厚木にもカリッタやアトラスの747-400Fが飛来しています。やっぱり4発機はカッコイイですね。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月2日に撮影した写真を6点掲載しております。晩秋から初冬へと移り行く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#アトラス航空 #Boeing #747-400F #厚木基地 #厚木海軍飛行場 #4発機 #貨物機

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ゼレンスキー大統領が訪米

【2022/12/22 19:30 訂正・追加】
ゼレンスキー大統領の訪米に際して使用された米国政府専用機はC-40B(737-700BBJ。カラーリングはVC-25や下のC-32Aと同じ)とのこと。また飛行時にはF-15戦闘機の護衛がついていたようです。

 上がウクライナ政府専用機A319、下が米国の政府専用機C-32A(B757)。
 画像はいずれも https://kumariair.com/blog/archives/20191002.html より。ウクライナ政府専用機は2019年10月 即位礼正殿の儀に伴う来日時の撮影とのこと。

 ウクライナのゼレンスキー大統領が訪米中ですが、果たしてどのような方法で渡米したのか。おそらく隣国のポーランドの、アメリカ軍が駐留している空軍基地までウクライナの政府専用機(A319)で移動、そこからワシントンまでは米国の政府専用機C-32A(B757-200)で移動したのではないかと云うのが郷秋<Gauche>の予想です。C-32A飛行中は、米空軍戦闘機が空中給油機とともに護衛・随伴していた可能性もありますね。

 戦争当事国の大統領が航空機で移動するとなれば当然相手国に狙われますからね。極秘周到な準備と速やかな実行だったのでしょう。某国の大統領も最近の国外への移動の際には、通常は2機同時に飛行する専用機を、わざわざ離れた二箇所から飛ばすなどの撹乱を図っています。ゼレンスキー大統領の無事の帰国を祈らずにはおられません。

 と、ここまで書いてUp前にもう一度確認したところ、渡米方法について書かれた記事をようやく見つけることができました。概ね私の予想通りでしたが、ポーランドの飛行場までは航空機ではなく列車で移動したとのこと。自国内の航空機移動はリスクが高いと云うことなのでしょうね。
 
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#ウクライナ #ゼレンスキー大統領 #政府専用機 #A319 #B757-200 #C-32A

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ドイツ空軍のユーロファイターが飛来


画像はhttps://flyteam.jp/news/article/137420 より

 オーストラリア空軍(RAAF:Royal Australian Air Force)が主催し8月20日~9月8日にダーウィン空軍基地を中心に実施された合同多国籍軍事演習「ピッチ・ブラック22」(日本からもF2 戦闘機他が参加)に参加していた、ドイツ空軍のユーロファイター・タイフーンを6機のうちの3機、A330 MRTT(空中給油・輸送機)、A400M輸送機、A321政府専用機が各1機、計6機が27日に飛来し、自衛隊百里基地の第7航空団に所属するF-2戦闘機3機とドイツ空軍のユーロファイター3機が編隊航法訓練を実施するとのこと。

 ユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)は、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国が共同開発(フランスは途中で撤退し独自にラファールを開発)した戦闘機で、デルタ翼とコックピット前方にカナード(前翼)を備えた、カナード・デルタ(canard-delta)と呼ばれる、ヨーロッパに多い形式の機体構成のマルチロール機(多用途戦闘機)です。アメリカ製のF-22、F-35が第5世代と呼ばれる中では4.5世代などと云われておりますが、アメリカ製戦闘機にはない独特で優美な姿は魅力的ですね。

 ところで、来日する3機のユーロファイターの内1機には、今回のドイツ空軍アジア・太平洋遠征のために、主翼に日本、オーストラリア、シンガポール、韓国の国旗が描かれるなどのスペシャルマーキングが施されていますので要注目です。しかしですよ、日本とオーストラリアの国旗は大きく絵が描かれているのですが某隣国の国旗は小さく、撮影アングルによっては見えないこともあるようです。某国国内では「なぜ我が国の国旗が小さい?」「差別だ」「負けた」などの声が上がっていることでしょうね。

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#ドイツ空軍 #ユーロファイター・タイフーン #日独共同訓練 #ドイツ軍のアジアにおけるプレゼンス #価値観を共有する順同盟国

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今日は先進的な局地戦闘機「震電」が初めて飛んだ日


画像株式会社ハセガワの「1/48 日本海軍 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 プラモデル JT22」からの引用。プロペラがある方が機体後方です。

 1945年の今日は、旧日本海軍の局地戦闘機「震電」(しんでん)の試作機が初飛行した日です。

 高高度から襲来する米軍のB29を迎撃するために計画された機体です。エンジンと6翔のプロペラを機体後方に配し(推進式)、後退角を待つ主翼の前に小翼(カナード翼)を有する前翼型を採用した革新的はデザインの戦闘機です。残念ながら77年前の今日、初飛行した以降2回の試験飛行を行ったところで終戦となり、実戦で戦果を上げるには至りませんでした。

 海軍では同時期にジェット戦闘機「橘花」の開発も進められており、「橘花」用のネ10、ネ12などのエンジンの開発が順調に進み、更に大型の2130HP相当以上のジェットエンジンが実用化されれば「震電」に搭載することも計画としてはあったのではないかと思われるほど「震電」は先進的な機体でした。

 「震電」の詳細についてはwikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB に詳しく書かれておりますのでぜひご覧いただき、当時の日本が誇った高度な航空機技術に思いを馳せていただければ幸いです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月28日に撮影した写真を4点掲載しております。真夏の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/63ebd0aa42e52be123c8a61cdfb63ead

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#旧日本海軍 #局地戦闘機 #震電 #推進式 #前翼型 #カナード翼 #高高度迎撃用戦闘機 #戦時中の日本の高度な航空機技術

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ドイツ政府専用機で運んでもらう


画像は https://trafficnews.jp/post/118165 より

 ウクライナの人たちのためにと、駐日ウクライナ大使館に届けられた支援物資の保管場所が足りなくなり、取り壊し予定の保育園の一部を借りて保管しているが、現地に送る手立てがなくて困っていることをニュースで知っておりましたが、28日に来日したドイツのオラフ・ショルツ首相が乗ってきたドイツ政府専用機で運んでもらえることになったとのこと。
注:報道では「ショルツ首相が搭乗する専用機で」とありましたが、27日に飛来している副務機(A350)に搭載ではないかと私は思います。

 ドイツ政府専用機は2011年頃から4発機のA340-300型(ルフトハンザから購入した中古機)をベースにしたものがドイツ空軍によって運用されて来ていますが、ここに来て双発のA350-900XWBベースのものにリプレイスを進めており、ショルツ首相は28日にA340に搭乗しての来日でした、前日に到着していた随伴機は新型のA350のようでした。ちなみに日本の政府専用機も、2019年に4発のB747-400ベースから双発のB777_300ERベースにリプレイスされておりますが、エアラインの機材同様、政府専用機の4発機から双発機へのリプレイスは世界的な流れになっています。

 しかしですよ、2トンくらいの荷物、どうしてANAやJALは無償で運んでくれないのでしょうか。政府がウクライナからの避難民のために席を借りあげたりしているのですから、(特に税金の投入によって再建できた会社は)そのくらいの貢献があっても然るべきだと思うのですが、結局ドイツ政府の好意で運んでもらうことになるとは、なんとも情けない話ではありませんか。

追記1:ウクライナ大使館は「支援物資を現地に届けるためにかなりの費用がかかるため、大使館に送る際には事前に連絡をお願いします」とアナウンスしているようです。

追記2:FLy Teamの情報によれば、ショルツ首相は29日、支援物資を積み込んだA350に乗り換えて(主務機-副務機入替)離日したそうです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月23日に撮影した写真を8点掲載しております。花盛りとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ドイツ政府専用機 #A340 #A350 #4発機 #双発機 #リプレイス #ウクライナ支援物資

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ANAが羽田-福島、羽田-仙台の臨時便を運航


画像は「乗りものニュース」
https://trafficnews.jp/post/116697 より

 16日深夜の地震により東北新幹線白石駅付近で列車が脱線、また架線を支える柱が傾くなどの被害があったため、同線は那須塩原-盛岡間で運休。これらの地域との交通経路確保のためにANAが羽田-福島、羽田-仙台の臨時便を運航すると発表しました。東北新幹線開業後は東京-仙台間の路線は廃止、福島空港は東北新幹線開業後に開港しておりますのでもともと開設されておりません。

 11年前の東日本大震災の折にも新幹線が長きにわたり止まりましたので、首都圏と郡山・仙台間の往来のために今回同様、羽田-福島、羽田-仙台の臨時便が運航されましたが、この路線が運航されるのはそれ以来のことかと思われます。

 機材は737-800とのことです。わずか200km程の路線ですので災害対応の臨時便とは云え非常に珍しいケースですが、航空路は陸路と違いポイントtoポイント、つまり基本的に滑走路さえ無事であればその間の被災状況に関わらず飛べますので、道路や鉄道を補完するものとして2000m級の空港を全国に整備するのは意味あるものと思う郷秋<Gauche>なのであります。

 今般の、ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを聞くにつけ、基本的にはエアラインのための空港であったとしても、非常時には有効に機能する滑走路となり得ますので、国の安全保障上の最重要課題としてしっかり整備をしてもらいたいと思う次第です。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月13日に撮影した写真を6点掲載しております。季節が一気に進んだ森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/a92b98a06bc690ed78a510cc97f01c2f

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#2022.03.16震災 #道路・鉄道を補完する航空路 #非常時対応 #地方空港の整備 #ANA #臨時便

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P-8ポセイドン

 C-2に続いて今日も飛行機ネタです。昨日、C-2のしばらく後に厚木を飛び立ったこれは米軍の哨戒機P-8ポセイドンですね。P-3Cの後継機として日本では独自開発のP-1を配備中ですが、アメリカを始め西側諸国ではこのP-8がもっともメジャーな対潜哨戒機で、配備する国が増えてきております。P-8はボーイング737型機をベースに開発された双発機です。日本のP-1は原型なしの新規開発で、ターボファンエンジンを4発搭載しているのがP-8との外見上の最大の相違点です。

 さて、この米国海軍のP-8、数年前から嘉手納基地に配備されておりますが、厚木基地に配備とは聞いておりません。何用で厚木まで出張して来ているでしょうか。あるいは某国が打ったミサイルと関係があるのか知らん。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月7日に撮影した写真を6点掲載しております。雪景色となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c7f2c819cb8834c6384e2d147b031a38

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#厚木基地 #厚木飛行場 #P-8 #ポセイドン #米軍 #アメリカ海軍

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C-2

 頭上から聞きなれないエンジン音。見上げると・・・? 見慣れぬ機影。ズームレンズを300mmまで伸ばして撮ってモニターで確認すると、厚木基地(海上自衛隊と米海軍が共用する厚木飛行場)を離陸したものと思われる国産輸送機C-2でした。私の住む横浜市青葉区上空は、海自の固定翼機ではP-1やP-3Cなどは日常的に飛んでおますが空自のC-2が飛んでいるのは初めて見ました。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月2日に撮影した写真を7点掲載しております。今年最初の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c749acb81d741fa8739f1e4b86ff4757

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#厚木基地 #厚木飛行場 #C-2 #航空自衛隊

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それって、ホントに空飛ぶクルマ?

 近頃「空飛ぶクルマ」のニュースをよく見かけるようになりました。
 空飛ぶクルマ!良いですね。私も乗ってみたい。でも、ちょっと待ってください。「空飛ぶクルマ」って、「空(も)飛ぶクルマ」の「も」を省略したものなのだと思うのですが、最近よく見かける「空飛ぶクルマ」の写真は、人も乗られるほどの大きさの、いわゆるドローンのような形をしています。道路走行用のタイヤは付いておりませんので、道路を「走行」することはできません。

 道路を走行するのが「クルマ」、つまり自動車であって、空を飛ぶ機械は「飛行機」です。ですから、先に書いた人も乗られるほどの大きさの、4個以上の電動ファン(プロペラ)を持つ、いわゆるドローン様ものは道路を走行できずもっぱら空を飛びますから、あくまでも「飛行機」です。この様な乗り物を「空飛ぶクルマ」と囃し立てるマスメディアに問題があるわけですが、賢明な皆様方はその様な間違った報道に惑わされることなく、道路を走行するのが「クルマ」、空を飛ぶのが「飛行機」としっかり認識いただきたいと思います。

 ただし、確かに「空(も)飛ぶクルマ」も、少数ですが存在します。

画像:https://kuruma-news.jp/post/314589 より
動画:https://video.yahoo.co.jp/c/19762/5e802b25065d04c190114d124db0b135186277e6

 この乗り物にはタイヤが付いております。道路を自走して飛行場まで来ることができます。そして3分間で主翼を展開し、尾翼に至る双胴を伸ばしてプロペラを回して滑走し離陸します。これがホントの「空(も)飛ぶクルマ」です 。

 もう一度書きます。近頃見かける人も乗ることができる大型のドローン様ものは、空を飛ぶ機械、つまり純粋に飛行機であって決して「空飛ぶクルマ」ではありません。

 横浜の住宅地に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」。ただいまは12月6日に撮影した写真を5点掲載いたしております。冬到来となった森の様子をご覧いただければ嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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#空飛ぶクルマ #人間が乗れる大型ドローン #自動車と飛行機のハイブリッド

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25年振りの新造水中翼船


写真は「セブンアイランド愛」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00010006-norimono-bus_all
今日、25年振りに建造された水中翼船の着水式が川崎重工業の神戸工場で行われたとのこと。めでたい。

 この水中翼船はボーイングが開発した929型で、ボーイングでの製造が終了した後は川崎重工がライセンス生産。1989年から1994年までに16隻が建造されたがそれ以降は建造実績がなく、ここに来て25年振りの建造。1981年にボーイングが建造し東海汽船が2002年から伊豆諸島航路で運航していた「セブンアイランド虹」の代替船となる。

 海の上を飛ぶボーイング929(ボーイングの旅客機の型番は両端に7、水中翼船は両端に9が来る命名)については2年前に書いた記事がありますので、水中翼船に興味を持たれた方は是非ご一読ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/bdc3bd98ece8efe4990c1a02871d820c

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#ボーイング929 #水中翼船 #海の上を飛ぶ飛行機

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ホバークラフト復活か?!

  2009年に廃止された、当時国内唯一だった大分市内から大分空港へのホバークラフト航路が空港アクセス強化のために2023年に復活するかも知れないとの嬉しいニュース。
https://trafficnews.jp/post/94274

 10年ほど前のことになりますが大分での仕事があり、決まった時からこの出張を大変楽しみにしておりました。なぜかと云えば、大分市内から別府湾を突っ切って陸路の半分以下で大分空港まで行ける、当時民間人が唯一乗ることができるホバークラフト航路があり、帰りにはこれに乗ろうと思っていたからです(仕事は二の次、どんな仕事であったのか思い出せもしない)。と思っていたのに、行ってみたらホバークラフト航路は前年に廃止されており乗ることが出来ず、大変残念な思いしたのでした。

 そのホバークラフト航路が、早ければ2023年に復活するかも知れないとのニュース。復活の暁には是非乗りに云ってみたいものです。

 と云う訳で今日の一枚は、ホバークラフトには乗れませんでしたが大分空港から羽田まで搭乗した、当時の最新型であったのボーイング737-800。

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#大分空港 #ホバークラフト

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スペースジェットの納入は2021年度以降に

 先月27日に、三菱重工が子会社の三菱航空機の「三菱スペースジェット(旧称MRJ)」について、「開発スケジュールに関する報道があったが当社が発表したものではなく、開発スケジュールの延期を決定した事実はない」とのコメントを発表したことを受けて、小文を書きました。

 「結局のところ、三菱重工や三菱航空機が「我が社が発表したものではない」と否定しても、郷秋<Gauche>のようなファンが一日も早く三菱スペースジェットが日本のいや、世界の空を羽ばたくことを願ったとしても、2020 年半ばの納入は難しいだろうと考えざるを得ない状況ではあるなぁ・・・」と
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/177a0fae009cdfc99573be78d59bb386

 残念ながら、噂は事実でありました。
https://www.aviationwire.jp/archives/195555

 これ以上の遅れがないことを願うばかりです。頑張れ、三菱航空機!飛べ、スペースジェット!!!


画像は三菱航空機 https://www.mitsubishiaircraft.com/ja/ より

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#三菱スペースジェット #MRJ #納入延期

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ガンバレ、スペースジェット!

 1月6日深夜、三菱航空機の工場からトーイングカーに引かれて隣の県営名古屋飛行場に入るスペースジェット。画像は朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200107001122.htmlより

 三菱重工は、子会社の三菱航空機の「三菱スペースジェット(旧称MRJ)」について、「開発スケジュールに関する報道があったが当社が発表したものではなく、開発スケジュールの延期を決定した事実はない」とのコメントを発表した。[東京27日 ロイター]

「スペースジェットの開発スケジュールに関する報道」とは、NHKが1月24日にリリースした、これ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012258161000.html

 過去5回、納入延期されているスペースジェットだが、直近の大きな問題は機体を制御する電子機器のレイアウトとそれに伴う機内の配線を大幅に変更したこと。そしてこの設計変更を反映させた飛行試験10号機の完成が遅れたこと。

 完成した同機は1月6日に組み立て工場から隣接する愛知県営名古屋飛行場に移されてはいるが、現時点では初飛行に向けての地上試験が実施されている段階であり、スペースジェットが型式認定取得のための試験飛行を実施している米国ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港へのフェリーまでにはまだ相当の時間を要するものと思われる。

 結局のところ、三菱重工や三菱航空機が「我が社が発表したものではない」と否定したところで、郷秋<Gauche>のようなファンが一日も早く三菱スペースジェットが日本の、いや、世界の空を羽ばたくことを願ったとしても、2020 年半ばの納入は難しいだろうと考えざるを得ない状況ではあるなぁ・・・

 blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには1月13日に撮った写真を6点掲載いたしております。2020年最初の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。

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#三菱スペースジェット #MRJ #納入延期

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Boeing 747-400F

 今日の散歩の昼食どき、突然頭上で大型機のエンジン音。厚木基地に降りる米軍の輸送機かと思って見上げたら、なんとBoeing(Bowingに非ず)747-400Fでした(厚木に降りるんですが)。帰宅後に調べて見るとミシガン州に本社があるカリッタ航空のフレイターでした。横田や嘉手納にはよく飛来するようですが、厚木では珍しいかも。

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#厚木基地 #747-400F #カリッタ航空

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