カードコレクション

 古くは野球選手やアイドル、アニメのヒーロー。その後にテレフォンカードなど、ひとくちにカードコレクションといってもその幅は広いようである。

 で、郷秋<Gauche>が最近始めたのがFeliCa(フェリカ)集めである。FeliCaは開発したソニーの登録商標で、普通名詞的には「非接触型ICカード」と云えばよいのだと思う。要するに首都圏のJRで使える「Suica」や同じく首都圏の私鉄各社や地下鉄、バスで使える「PASMO」のことである。

 果たしてこういうものがコレクションの対象となるのかどうか知らないけれど、半月ほど前に大阪に出かけたときに関西地区のJRで使えるICOCAを購入したのがきっかけとなって、今回の博多出張で一気に3種類を入手することになった次第である。

 博多で購入したのは「SUGOCA」(JR九州)、「はやかけん」(福岡市営地下鉄)、「nimoca」(西日本鉄道)の3種類であるが、面白いのはそのネーミング。で、もっと凄いのはこの3枚のカードに互換性がないこと。首都圏の「Suica」と「PASMO」がほぼ完全な互換性を持っているのに対して、福岡県内で出回っている3枚のカードには、現在のところまったく互換性が無いのである。

 「SUGOCA」はSmart Urban GOing CArd の略だということだが、九州地方の方言で「凄い」を意味する「凄か」に引っ掛けた名前であることは明白。それより「凄い」のが福岡市営地下鉄の「はやかけん」。調べるまでも無く、九州の方言で「早い」を意味する「早か」に(多分)「です」「だよ」を意味する「けん」と同時に、切符の「券」をつけたネーミング。

 交通機関用(つまり乗車券の代わり)のFeliCaは既に郷秋<Gauche>が集めたもので半数を超えたはず。まだ持っていないのはKitaka(JR北海道)、TOICA(JR東海)、PiTaPa(関西地区私鉄)、PASPY(広島地区私鉄)の4種類のようだ。人に頼んで買ってきてもらう手もあるけれど、これはやはり買うために出かけてこそコレクションの価値が高まるというもの。果たして行く機会があるか・・・。


 今日の一枚は、今回の博多行きで購入した交通機関用のFeliCa、3種類。
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帰浜

 博多から帰ってきました。たった一泊の旅でした。もう少し準備の時間があれば、土曜日に出て長崎を回ってから博多入りと云うことも可能だったかも知れませんが、直前に月曜日午前のアポイントメントが取れて慌しく出かけることになりましたので、今回はどうしようもありませんでした。長崎はまた次の機会の楽しみとしたいと思います。


 今日の一枚は、大宰府天満宮の境内から見る桜。桜が満開の福岡県地方でしたが、残念ながら天満宮は梅はあっても桜は少なくないようでした。そうそう、境内の楠の老巨木は見事でしたが写真に撮るのを失念してしまいました。
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ここに来ています


 これでお分かりの方はB級グルメ上級者?


 学問の神様が奉られています。もうお分かりになりましたね。
 これでもわからない方には、答えです。

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何故か羽田

 何故か羽田空港。しかも郷秋<Gauche>にしては珍しく第一ターミナル南ウイング。いってきま~~す。

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ブラウンGPの速さは本物

 「ブラウンGPの速さは本物か?」と、10日前に書いたが、どうやらその速さは本物らしい。

 3月になってから参戦が決定するという際どいタイミングながら、テストで好タイムを連発したブラウンGPであったが、その速さは舞台をメルボルンに移しても衰えずフリープラクティスでも常に上位を維持し、予選ではQ1からQ3までバトンとバリチェロが終始1-2を維持し、新生ブランGP最初のレースのフロントローを独占するという偉業を成し遂げた。

 好調が伝えられていたトヨタもヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックが揃ってQ3に進出しそれぞれ8位、6位を獲得するも、予選後の車検でリアウイングのレギュレーション違反が指摘され、予選タイムの取り消しと云う重いペナルティを課せられ最後尾からのスタートとなる。

 昨年の覇者、ルイス・ハミルトンを擁するマクラーレンはヘイッキが14位、ハミルトンはトランスミッションのトラブルによりQ2を走れず15位と低迷。その後のトランスミッション交換によるペナルティで最下位に。ただし、トヨタのレギュレーション違反の方が優先され18位に繰上げとなっている。

 ブラウンGP、トヨタと共に好調とされていたウィリアムズのニコ・ロズベルグはQ3に進出し3列目を確保したが、今シーズン唯一の日本人F1ドライバーとなった中嶋一貴はQ2でノックダウン。マシンの仕上がりが良いと伝えられているだけに残念な結果である。予選での一発の速さを出せないという、昨シーズンの課題がいまだ解決されていないのは残念である。(注:予選13番手のタイムであったが、2台のトヨタ降格により11番グリッドからの発進となる。)

 それにしても恐れ入ったぞ、ブラウンGP。ロス・ブラウンが15ヶ月をかけて作り上げたマシンの高性能もさることながら、長年不振に喘いだホンダにあって、既に「賞味期限」が切れてしまったのではないかと思っていた二人のドライバーが、十分な速さを維持していたのには大いに驚かされた。PPからスタートしたドライバーの勝率は50%。となると、2台揃ってフロントロー発進のブラウンGPの初レース、初勝利はほぼ確実か?


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の箒桃(ほうきもも)。名前の通り、竹箒を逆さにしたように枝を伸ばします。この箒桃は赤白ピンクの三本か並んでおり、毎年開花を楽しみにしている木です。
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まったく先が読めない2009年のF1

 待ちにまったF1、2009年シーズンが開幕した。時差わずかに2時間のメルボルン、アルバートパークで行われているフリー走行の模様はわずかな時間差で日本にも報じられる。いやはや、2008年の勢力図が大幅に書き換えられるだというシーズン前の予想通り、フリー2で上位につけたのはウィリアムズ、ホンダあらためブラウンGP、トヨタ、トロ・ロッソ。

 2008年のコンストラクターズポイント上位のフェラーリ、マクラーレン、BMW、ルノーはいずれも中団から後方に沈み、昨年苦しんだチームが上位に並ぶ、リバース・グリッドの様相を呈するフリー2の結果であった。

 しかしながら、シーズン前のテストで好調であっても、金曜日、土曜日のフリー走行で良タイムを叩き出しても、更には予選でポールポジションを獲得しても、本レースの結果が約束されたわけではないのがF1の厳しくも面白いところ。フリーや予選で速いマシンの優勝が約束されたんじゃ、本レースを見る楽しみが無くなってしまうからね。

 それにしても、ブラウンGPの速さはどうも本物らしい。ロス・ブラウン率いるチームならば本選でのレース運び、作戦にもぬかりは無いはず。とすると、2009年初戦の勝利の女神は、ブラウンGPの相当近くにあると云って良いのかも知れないし、同時に昨年の勇、フェラーリやマクラーレンから見れば、はるか彼方にあるとも云えそうだな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、昨日同様いつもの東京都下某所で咲き出した桜。これは染井吉野(そめいよしの)ですね。
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続、Micro(マイクロ)USB

 郷秋<Gauche>が何故PHSとPCの接続に拘るのか、訝る向きもおありだろう。そう、今では携帯電話やPHSをケーブルでPCに繋ぐような使い方はほとんどされていないのである。年中外(勿論、山の中ではなく都会の中と云う意味である)を飛び回っている人は、カード型の通信専用データカードか、内臓の無線LAN機能を使ってインターネットに接続するのが普通な世の中になったからである。

 郷秋<Gauche>の場合は外を歩くと云っても写真機材の入ったデイパックを背負って森の中を歩くわけで、PCもインターネットも必要ない。自宅とオフィスでは無線LANが使えるし、オフィスでは有線で接続すれば100MB/Sの高速LANが使える。帰省の折にも無線LAN(ただし「野良電波」)が使えるし、年に1、2度あるかないかの出張で泊まるホテルも、今ではほとんどの場合LANが利用できから、移動中にLAN環境が必要になることが、まず無いのである。

 メイルのチェックなどでどうしても必要な場合にだけ、PHSをPCに接続してインターネットにアクセスするのであるが、それもホンの短時間で十分である。だからUSBケーブルでPHSとPCを繋ぐ、いまや時代遅れと云える方法で十分なのである。

 USBケーブルでPHSとPCを繋ぎたい理由、その二。それは「電話帳」の編集である。郷秋<Gauche>はPHSの小さなキーと画面を使ってデータの入力をするのが苦手である。だから電話帳の入力や編集のような作業はPHS本体ではなくPCを使ってすることが多い。そのためにPHSとPCを繋ぐことが必要になる。

 前の機種(AH-K3001V)ではDDIポケット(後にWillcom)が提供していた「H”(エッジ)問屋」と云う摩訶不思議な名前のソフトで電話帳データの転送・編集を行ったが、新しいWX340Kでは、電話機のメーカーである京セラ提供のソフトを使う(Windows XPのPCなら「H”(エッジ)問屋」を継続して使うことも出来る)。だからUSBケーブルでPHSとPCを繋ぐ必要がある。

 USBケーブルでPHSとPCを繋ぎたい理由、その三。充電の為。AH-K3001V以降の電話機では、USBケーブルでPCを繋ぐことで、データのやり取りだけではなくPC側から供給される電気でPHS本体のバッテリーを充電できるようになった。これによって充電器と卓上ホルダーを持ち歩かなくても良くなったのである。ただし、USBケーブルを忘れると充電できなくなり、出先で慌てることになる。

 と云う訳で、郷秋<Gauche>にとってはPHSとPCとを繋ぐUSBケーブルは欠かすことの出来ないアイテムとなっている。だから、そのケーブルのPHS側がMini-Bではなく、Micro-Bに変更にった影響は実に大きいのである。しかもそれが売っていないと来たものだ。ちょっと(実はかなり)困った事態になっている郷秋<Gauche>なのである。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、いつもの東京都下某所で咲き出した桜。花と同時に茶色の葉を出し始めたこれは、山桜だろうか。
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Micro(マイクロ)USB

 22日に、PHSを買い換えたことを書いた。で、その新しいPHSをPCに繋ごうと、これまで使っていたケーブルを挿そうとして慌てた。これまで使っていたMini-Bのプラグが入らないのである。

 PHS側のソケット部分を見ると、Mini-Bよりも縦方向の寸法が明らかに小さいのである。PHS付属品のケーブルを見てみたが、確かにMini-Bとは違う形状である。こんな形状のUSBは見たことが無いなと思いながらBをPHSに挿し、AをPCに挿したらPHSのディスプレイに「データ通信中」のメッセージが出たので「ひとまず」やれやれ。

 こんな形状のUSBプラグがあるのか知らんと思いwikipediaを検索したら、確かにあった。「Micro(マイクロ)-B」と云う規格である。Mini-Bに比し断面積が60%と更に小型化されているようであるが、知らなかった。新しいPHSをこの形状のケーブルを使ってPCに繋くことになるので、自宅とオフィスのデスクに1本ずつ置いておこうと思いヨドバシに買いに行って驚いた。

 USBケーブル売り場でMicro-Bのケーブルが売られていないのである。念のために売り場の担当者に聞いてみたが、「Micro-Bなどと云う規格は聞いたこともないし、勿論現物も見たことが無い」とのこと。「商品知識日本一」を豪語するヨドバシの社員がMicro-Bを知らないのである。困った。

 WILLCOMのオンラインショップを見ても、Micro-Bと標準Aの端子を持ったケーブルは見当たらなかった。Micro-Bって、そんなにマイナーな規格なんだろうか。Mini-Bよりも多少は小さいようだけれど、標準Bと比べた時ほどの差は無いから、現状では特殊らしいMicro-Bではなく、一般的なMini-Bで良かったんじゃないかと云うのが正直な感想である。


 上がMicro-B、下が現状ではより一般的なMini-B。

 Micro(マイクロ)USB(その2)も、どうぞご覧ください。
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春眠暁を覚えず

 眠いです。おやすみなさい。


 今日の一枚は、木五倍子(きぶし)の花。春先に咲く多くの樹木の花と同じように、葉が出る前に花を咲かせますが、見れば見るほど奇妙な花です。私はこの花が、枯れ木にスルメイカの足ぶら下がっているように見えてしまい、いつも可笑しくなってしまうのです。  
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成田空港でMD-11炎上

 本日6時50分頃、成田空港A滑走路に着陸中のFedEx 80便(MD-11F、乗員2名)が強風にあおられ横転、滑走路の中央付近で炎上した。消防隊員がコックピットから乗員2名を救出したが、死亡が確認された。死亡したモスリー機長、ピノ副操縦士には謹んで哀悼の意を表する。

 さて、この事故によりA滑走路(4000m)は閉鎖され、空港はB滑走路(2180m)のみで運用されているため、成田空港発着便に大きな影響が出ている。B滑走路で離着陸が可能なのは中・小型の近距離便のみで、747、777、340と云った大型・長距離便の離着陸が出来なくなっているのである(もう少し詳しく云えば、大型機でも燃料タンクがほぼ空の軽い状態だと着陸は出来るが、燃料満載の重たい状態だとB滑走路からの離陸が出来ない)。

 成田空港での航空死亡事故は1978年の開港以来初めてのことであるが、我が国の空の表玄関でありながら、開港以来30年以上もほとんど1本の滑走路で綱渡り状態の運行を続けている成田空港の欠陥が露呈される結果となったわけである。このままでは、着々と拡張を続ける羽田空港がその座を奪還するのも時間の問題に思えてならない。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、「竹林から桃源郷を望む図」。(撮影:すみよしの森
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機種変更

 普通、「機種」と云えば747-400とか777-200ERなど、飛行機の種類(型式)のことだ。飛行機の機種じゃないにしても機械の種類のことだ(注1)。なのにだ、「機種変更」と云うともっぱら携帯電話を買い換えることを指すようになったのは、いったいいつからなのだろうか。

 「機種変更」だけではない。なんでもおかしな英語、和製英語を使いたがるこの国で、セルラーフォンともモバイルフォンとも呼ばれず「携帯」と日本語で呼ばれる携帯電話は不思議な存在だ。もっと云えば、「携帯」には「携帯ラジオ」(ほとんど死語?)だって「携帯トイレ」だってあるのに、いまや「携帯」と云えば電話のことだ(注2)。「携帯電話」には不思議が沢山ある。

 さて、郷秋<Gauche>もその「機種変更」と云うものをしてみた。別に搭乗機を自分の意思で777-200ERから747-400に変更したわけではない。携帯型の電話機を買い換えたのだ。「携帯電話」ではなく「携帯型電話機」と書いたのには訳がある。なぜなら、郷秋<Gauche>が使っている「携帯型電話機」は「携帯電話」ではなく「簡易型携帯電話」と云われるPHSだからだ。でも、いまどきのPHSは携帯電話とほとんど変わらないんだけどね。

 郷秋<Gauche>は「携帯電話依存症」ではない。「携帯メイル依存症」でもない。だから、実質的な意味では、持ってなくても困ることは多くないのだが、それでも緊急の連絡が必要なときのために持ってはいる。勿論一番安い料金コースである。着信にもほとんど注意を払っていないので、連絡をもらっても一度で郷秋<Gauche>が出ることは、まずない。郷秋<Gauche>への連絡用にはほとんど役に立たない発信専用電話である。

 別に機能的に不足があったわけではないけれど、バッテリーの劣化が著しく、PHSなのに、ほとんど使ってもいないのに毎日充電しないとならないほどになっていた。勿論バッテリーだけを交換する手はあるのだがもう5年近くも使っていたし、バッテリーだけだと結構な価格なのと「お取り寄せになります」とのことから、思い切って「機種変更」することにしたのである。

 カメラが30万画素から200万画素になっていたり(ズームまで出来る!って常識?)、「おサイフケータイ」機能が付いていたりで、たった5年間で随分と進化したものだと驚いている。まっ、どちらも使わないと思うけどね。そうそう、ネットで注文したら翌日には届いて、前の電話機の電源を切って、新しい電話機の電源を入れたら、新しい電話機が使えるようになっていたのには随分と驚いたぞ。技術の進歩もたまには役に立つこともあるんだ。

注1:念のために引いてみた「広辞苑」にも①飛行機の種類。②機械の種類。と書いてあった。
注2:今日の記事では「携帯」と書いたが、本体の「携帯」とは違う意味で使われていることから、郷秋<Gauche>は通常「ケータイ」と表記している。

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日本とはどういう国か

 「日本とはどういう国か」を、ここで論じようと云うわけでは勿論無い。今日の神奈川新聞5面の「木もれ日」というコーナーに保坂和志氏が「日本とはどういう国か」というタイトルで小文を書かれていたのである。

 原稿用紙僅か二枚程の分量では一国を論じようにも無いわけだが、「日本とはどういう国か」というタイトルは勿論保坂氏自身がつけたのであろう。随分と大上段に構えてものだが、書かれたことは、なかなか小気味良い。

 「小泉時代の『改革』の名のもとに格差がどんどん広がり、新しい弱者が日々作り出されて、その人たちが救われる道筋がいっこうに見えず、その後の首相といったら、歴史に残る無能な首相が取っかえ引っかえ。中でも安部晋三、麻生太郎の頭の悪さは際立ち、この二人は、一般企業の部長をやったとしても、『なんであんな人が部長になったんだ』と言われるレベルであることは間違いない」(神奈川新聞から引用)

 そうか、今の日本は、一般企業の部長さえ務まらないほどの無能者が首相を務めているのか。郷秋<Gauche>がそう思って書いたのではなく、そう思って書いたのは、保坂和志氏である。でも、説得力はあるな。う~~ん、こんな部長いや、首相じゃ確かにやってられないぞ。

 郷秋<Gauche>はつい15分程前まで保坂和志氏という芥川賞受賞作家をまったく知らなかった。氏が今日の神奈川新聞に書いた小文のすべてに共感しているわけではないが、上に紹介した部分については実に思い切った云いっぷりで、誰憚ることも無くこんなことを書く自由があるのもまた今の日本であるとの思いを強くした次第である。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、今日撮影の白木蓮(はくもくれん)。先週の土曜日にはまだ開花していませんでしたが、4、5日前が見頃だったようで今日はもう満開を過ぎていました。

☆☆☆

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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鎌倉市の桜の木は15,484本

 俄かには信じ難いのですが、たった一人で数えた結果なのだそうです。数えたのは鎌倉市内に住むSさん。今日の神奈川新聞21面の大きな記事で紹介されてました。

 他の自治体で同様の調査があるのかどうか知りませんが、もしあったとしても行政もしくは何がしかの団体がそれなりの人員を導動員して行うのだろと思うのですが、Sさんはたった一人でこの調査を実施されたとのこと。

 もっとも氏はまったくの素人ではなく、神奈川新聞によれば農林水産省で長らく統計調査を専門とする部署に勤務されたい方。退職後の楽しみとしてWeb上で桜の開花予想を始め、その中で自身がお住まいの鎌倉市にどれだけの桜の木があるのか疑問をもったのが調査を始めるきっかけであったとのことです。

 鎌倉市はそれ程大きな市ではありませんが、それにしてたった一人で全市域の桜の本数を数えるとは、並みの人にできることではありませんね。脱帽。

SさんのWebsite「桜前線研究所」のURLは
http://www.sakurazensen.com/です。

注:本日の神奈川新聞に掲載されました記事にはお名前(本名)が記されていましたが、Websaite上では匿名となっておりましたので、本記事ではイニシャルでの紹介といたしました。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、3月15日に撮影した猫柳(ねこやなぎ)の「花」。2月28日撮影し3月13日にご紹介したものと同じ木です。
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ブラウンGPの速さは本物か

 2009年の開幕戦まで1ヶ月というきわどいタイミングで参戦が決まったホンダF1改めブラウンGPが、早速行われたテストで好タイムを連発している。昨シーズン、RA108で苦戦を強いられたロス・ブラウンは早々にRA108を見限り2009年用マシンの製作に注力していたと云われる。

 本来であればホンダRA109と呼ばれるはずであったマシンがBGP001であるが、さすがにフェラーリの黄金時代を作ったロス・ブラウンが丸々1年かけて作り上げたマシンと云うことだろうけれど、シーズン前のテストで速かったから本番でも速いと云う保障が無いものF1の厳しいところだ。

 いずれにせよ、BGP001速さが本物なのかどうか、10日後にはわかることになる。27日の開幕が待ち遠しいぞ!
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、多分、雪柳(ゆきやなぎ)の園芸種。これもまた例年より随分早い開花です。
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 月刊雑誌の『旅』4月号のことだ。数日前にたままた通りがかりに入った書店で目に付いたのでパラリと眺めて買おうとしたけれど、手に取った物は散々立ち読みされてヨレヨレ。古本より酷いんじゃないかという状態だったのでその時は止め、翌日別な書店で手垢の付いていないものを購入した。

 これまで立ち読みはしてもついぞ買ったことがなかった『旅』を何故買ったのかと云うと、宮沢賢治の特集号だったからである。『旅』といえばJTBが発行していたはずだった記憶があったけれど、購入してみたら、発行元は新潮社だった。B5版の、どちらかと云うとぱっとしない体裁だけれどいかにも質実なイメージの雑誌だった記憶があったが、手に取って見たらA4変形平綴じ薄手のお洒落な感じだった。なにやら女性雑誌の趣だ。

 なんだか違和感があったのでWikipediaで調べてみた。郷秋<Gauche>が感じた違和感は、正しい違和感であったことがわかった。確かに以前はJTBが刊行していたが、2003年に休刊になりその誌名が新潮社に譲渡され、さらに2005年に女性向けの雑誌に衣替えをしたんだと。誌名と旅に関する雑誌と云う基本だけは継承されているけれど、かつての『旅』とは随分違う『旅』になっているようであった。

 さて、その中身だが、以前から行きたいと思っていた賢治の作品に登場する場所、あるいは作品のモチーフになった場所を訪ねてみたいという気持ちを高めるには十分な内容であった。ただ、作品との関連性よりもやたらに丁寧に紹介されている盛岡と花巻の美味しい店の紹介にページの多くが費やされているのには多少ウンザリもしたけれど、「女性誌」だと思えば納得できるし、実際に行けばその中なの幾つかでビールを飲み食事をし、あるいはコーヒーを飲むことになるのだろうから、まっ、親切な内容だとは云える。

 で、写真が良いですね。いかにも女性誌チックで「こんなもので良いだろう」的な写真も無い訳ではないけれど、幾枚かはかなりしっかりとしたもので、強い訴求力を持っている。綴じ込み付録の「タウン誌『てくり』編集部が案内、地元おすすめ、盛岡ごはん処」に掲載されている料理の写真はボケを一切排除した標本的写真が並ぶが、これはこれである種の見識が感じられて好感が持てる。手本になる。

 さて、今年中に行けますかね、賢治のふるさとへ。

月刊『旅』(2009年4月号)
新潮社 (雑誌コード:15991)
発行年月日 2009年2月20日 (明後日には5月号が刊行されます)
A4変形版 144頁
820円(税込)
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