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オリンパスの不審な動き

 オリンパスが不審、いや、不思議な特許を取得したとの情報。元ネタはこちら

 オリンパスが、チルトレンズで撮影の際に起こる画質の低下を補正するソフトウェアを開発して特許を取得したと云うニュースである。確かにチルトレンズやシフトレンズは無理やり光軸をずらすわけだから素人が考えても色収差の面で悪影響が出来ることが当然予想される。これを電子的に補正しようと云う特許なのだと思うが、そこで大きな疑問。

 補正しなければならない程の色ズレなどの画質低下を引き起こすチルトレンズを、オリンパスが持っているのかと云う疑問が出て来るのだ。だってそうだろう。自社のカメラに装着できるシフトレンズがあって、画質低下を引き起こして、そこで初めてそれを補正するソフトウェアが必要になるのだ。だから、同類のソフトウェアをニコンやキヤノンが出すのなら何の不思議もないのだが、オリンパスにはチルトレンズが無いのである。

 自社にはそのソフトウェアを必要とするレンズがないのに「チルトレンズで撮影の際に起こる画質の低下を補正するソフトウェア」をオリンパスが開発したのだ。どうですか、不思議な話でしょう。って、実は簡単な話。順序が後先になっただけで、オリンパスは(ほぼ)同時に、自社のカメラに装着可能なチルト(&シフト)レンズの特許を取得していると云う事なのでしょうね。やるなぁ、サロンパス!


 例によって記事本文とは何お関係もない今日の一枚は、昨日に続いて、柿。しばらくお付き合いくださいなどと偉そうに書いた割には昨日も今日も在り来たりの写真で申し訳ないと云うよりは、情けない(^^;

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