取材の申し込み

 「取材の申し込み」をしたのではなく、「取材の申し込み」を受けました。誰に対してって、勿論、郷秋<Gauche>にです(^^)。FM Salusから恩田の森についての話を聞きたいとの依頼があり、番組に生出演したことがありましたが、新聞からの取材依頼は初めてです。新聞とは言っても神奈川の地元紙、そう、親愛なるK新聞です。

 FM Salusの時には恩田の森についての話を聞きたいということでしたが、今回は郷秋<Gauche>自身が取材対象のようなんですね。どういうことになるのか、blog上での同時進行的な紹介も「可」であることを確認していますので、本番記事の妨げにならない範囲でお知らせして行きたいと思います。

 今のところ、今週金曜日に恩田の森を歩きながら取材を受ける予定で、紙面への掲載は10月中旬になりそうだとのこと。ただしK新聞と云えば、昨年11月に取材協力した「東海道路上観察ナンタラカンタラ」の記事が沙汰闇にされた気配があるので、実際に掲載されるのかどうか、疑問なしとはしない郷秋<Gauche>です。

 「東海道路上観察ナンタラカンタラ」とは、正確には「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」という、K新聞社の企画。興味を持たれた方は下記の記事をご覧ください。

郷秋<Gauche>、神奈川新聞の片棒を担ぐ 2007年11月8日掲載
お山は雨? 2007年11月16日掲載
行って来ました、箱根路上観察 2007年11月17日掲載
なお、ロケハン時に撮影の写真は11月18~20日にも掲載。

 「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」の問題はこの後に起こったのです。当日、戸塚辺りから郷秋<Gauche>が参加した箱根・宮ノ下までの5箇所で同時に開催された「路上観察」の記事を毎月1回掲載するということだったのですが、郷秋<Gauche>はその初回の記事を見ただけなのです。つまり郷秋<Gauche>登場の記事を見ていない。

 あるいは郷秋<Gauche>が記事を見落としていたのかもしれないのですが、少なくとも担当者は「掲載日が決まったら事前にお知らせします」と言っていたし、掲載が終わったら当日撮影したマンホールの蓋や古い表札、電線の写真などをCDにコピーして送ってくれるとも言っていたのですが、今日に至るまでどちらの約束も果たされないままになっているのです。

 いかんいかん、過ぎたことの恨みつらみを書いてしまいましたが(って、blogネタにはなったので、別に恨んだりはしていないけれど、撮った写真は返して欲しい!)、いくらなんでも同じことが二度あるとは思いたくない郷秋<Gauche>です。と云うわけで、読者諸氏には第二報をどうぞ楽しみにお待ちくださいますように。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森で咲いていた溝蕎麦(みぞそば)。葉っぱの形から「牛の額」、花の形から「金平糖花」などの別名もあります。
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2008年F1第15戦シンガポールGP、アロンソが制す

 F1史上初めて、サッカースタジアムの3倍の照度といわれ照明の中で行われたシンガポールGPはフェルナンド・アロンソが制した。1年振りに勝利の美酒を味わったアロンソの表情には、まさしく一つのことを成し終えた充実感が漲っていた。郷秋<Gauche>も久しぶりにF1がスポーツであることを実感し満たされた、そんなレースであった。

 レース前からこのコースは自分たちのマシンンにあっていると言っていた一貴は、その言葉通り、誰もが初めてのストリートコースでQ1に進出し、そして入賞を果たした。セーフティーカーによる演出があったとは言え、僚友ロズベルクが2位表彰台を獲得した事実と比べるとやや見劣りがするものの、すべてのドライバーにとって初めてのレースとなったGPでこの戦果をあげた一貴は、郷秋<Gauche>が言い続けてきた「課題」を乗り越えたと言えるのかも知れないな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森白山谷戸の稲刈り「ひと休み」の図。今どきの日本列島、どこでも見られる景色と言うなかれ。ここは首都圏有数の住宅地、横浜市青葉区なのです。
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秋です

 先々週は、まだ蝉が鳴いていましたが、今日聞こえるのは虫の鳴き声。先々週はTシャツ一枚で汗を拭きながら歩いていたのに、今日は長袖のスゥエットシャツ。気がついたら夏は終わり、秋になっていました。


 今日の一枚は恩田の森、白山谷戸の田んぼ。谷戸の田んぼの稲刈りは半分ほどが終わったところです。
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F1初のナイトレース始まる

 2008年F1第15戦、シンガポールGPが始まった。F1史上初めて、夜に行われるレースとして注目されているが、位置的に赤道に近いためにレースが行われる夜間になっても気温が高く、各ドライバーは体力的に厳しいレースウィークを送ることになりそうである。

 さて、このナイトレース、ヨーロッパよりも東にある地域で行われるレースの場合、ヨーロッパでは早朝の放送となってしまうことを解消するのが最大の理由とか。ドライバーや観客の暑さ対策ではなく、ヨーロッパ人の都合によるところ大な訳である。

 ということは、シンガポールよりも更に東にある日本の場合はどうかと言えば、やはりヨーロッパの皆さんには不評の放送時間となるわけで、バニー・エクレストン爺は、日本GPも夜に行えないかと言い出しているらしい。

 シンガポールみたいな小さな街で行われるならいざ知らず、日本の場合鈴鹿や富士でレースをするわけで、レースが22時に終わったとしたら、みんなその日のうちにホテルや自宅に帰れなくなっちゃうわけだ。爺さんには、もっと各GPの実態を知ってもらいたいものだな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、23日にもご覧いただいた彼岸花。先週末は途中で雨が降ってきてしまい、せっかく咲いている彼岸花の撮影が十分に出来なかった。明日は曇りの予報だけれど、どうかな?
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JAL-->×、ANA-->○

 JALがだめな会社で、ANAが良い会社だという意味ではない。

 JALが福島・大阪2便と福島・那覇便を廃止するという報道を受けて、郷秋<Gauche>は8月6日に どうする、福島空港 と題する記事を書いた。一日僅かに8便の地方空港にとって3便の廃止は空港そのものの存続にも係わる一大事なのである。

 JALの福島空港撤退報道の直後、佐藤雄平福島県知事は上京し、JALの路線廃止を見直すよう直談判するが、JAL側はけんもほろろであったとは、各メディア既報の通りであるが、JALに冷たくあしらわれた佐藤知事が、その後ANAを訪ね大阪便増便の申し入れをしていたとは、知らなかった。

 今日の報道によれば、佐藤知事はANAとアイベックスエアラインズ(IBEX)を直接訪れ、JAN撤退後の大阪便の肩代わりをANA、IBEXの両社に対して申し入れをしていたようである。そのトップセールスが功を奏したようで、今回、両社は増便などを検討する方針を明らかにした。という訳でJALには大きな×、ANAには花○なのである。

 もっとも、福島側にとっては今後の課題も残る。つまり、ANA&IBEXが大阪便を増便したとしても、平均搭乗率が採算ベースを割り込めば、またぞろ路線廃止案浮上となることは必至。県を挙げての搭乗率確保が求められるわけである。ビジネス客だけに頼るのではなく、京都、神戸等への魅力あるツアーの企画・販売なども地元旅行業界には大いに期待したいところである。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、紫露草(むらさきつゆくさ)。夏の花とされてはいますが、春の終りから秋口まで、ずっと咲いているような気がします。同じツユクサ科とは言え、本家の露草とはあまり似ていないような気がします。
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ハガキに個人情報

 個人情報保護について喧しい昨今。この問題、行き過ぎじゃないかと感じることも多いのだが、いざ、人様の目に触れるところに自分の個人情報を書くとなると、やはり抵抗を感じる。

 それでも郷秋<Gauche>はたった今、ハガキに氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業を書いた。何の為にかと言えば、写真家の織作峰子氏とイタリアの世界遺産を撮影に行きたいからだ。

 いや、考えてみれば(いや、考えなくても)別に織作氏と行きたいわけでもないし、イタリアの世界遺産を撮影に行きたいと強く思っているわけでもない。撮影に行くならイタリアよりも夏の続きで会津に行きたい郷秋<Gauche>なんだから。

 ニコンのDSLR(デジタル方式一眼レフ)ユーザーならご存じかも知れないが、ニコンはいま、D700の発売を記念して「クイズに答えてD700で撮影コース」と「D700を買って当てようコース」と云う、二つのキャンペーンを実施している。応募すると当る(かも知れない)と云うやつだな。

 その昔は、と言ってもたかだか10年前の話だが、この手のキャンペーンは官製ハガキで申し込むのがフツーだったけれど、いつのまにかWeb上のフォームに必要事項を書いて送信ボタンをポチッとするのが当たり前になってしまった。そんな今時だと云うのに、何故かニコンのキャンペーンはいずれのコースもハガキで申し込むことになっているのである。

 先にも書いたけれど、別に元ミスユニバース日本代表の織作氏と一緒にイタリアに行きたいわけでもないし(シツコイ。だいたい、百万が一当ったとしても二人で行くわけじゃない)、そもそも当るわけはないし、繰り返すが、いま郷秋<Gauche>が撮影に行きたいのは会津であって、イタリアじゃない。

 じゃぁ、何故応募したのかと言えば、最近、官製、元へ、郵便事業格式会社製のハガキで申し込むキャンペーンがないから使い道のないハガキがたまって処分に困ったこと、もっとはっきり云えば、blogネタの為である(^^;。実際に応募ハガキを書いてもいないのに、そのことをblogネタにするほどズーズーしくはない郷秋<Gauche>なのである。

 で、たっぷり個人情報を書いたハガキを明日投函する。誰かに見られたら、見られた情報が流出して悪用されたらどうすると、郷秋<Gauche>としても思わないわけではないが、考えても見れば、Web上のフォームに書き込んで送った情報だって、一体全体どこでどう扱われているのか、判ったのじゃない。

 そもそもネットを経由して送られる情報はデジタル情報だから、それを収集すればそのまま、何度でも利用することが可能なわけだが、ハガキに書かれた郷秋<Gauche>の名前や住所や電話番号は、誰かが手間暇かけてデータ化しないと今どきでは利用価値がない(に等しい)。

 そんなこんなを考えると、今どきの手書きの情報って、案外安全なのかも知れないな。でもだ、やっぱり気になる方もおいでだろうから、ハガキ裏面の通信文やリターンアドレスをマスクするシールが標準装備されたハガキの登場もそう遠くないんじゃないかな。

 まてよ、通信文やリターンアドレスだけじゃなくて、宛先の住所や名前も大事な個人情報だから保護する必要があるぞ。宛名を隠すシール付きのハガキの登場も間もないことだろ。きっと。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、郷秋<Gauche>が近づいても逃げるどころか振り向きもしない、愛想のない老猫。犬じゃないからなとは思いながらも口笛を吹いたら「なんか文句あるか」と言わんばかりの表情でゆっくりと振り向いた。野良猫にまで舐められている郷秋<Gauche>である(^^;。
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横浜線?

 横浜線が開業100年を迎えた。横浜線は、当時の主要輸出品であった生糸を八王子から港横浜に運ぶ為に敷設されたものだが、横浜線と名乗りながら実は横浜方面の始点は横浜駅より京浜東北線で一駅東京寄りの東神奈川である。横浜まで乗り入れる電車もあるが、時に東神奈川での乗換えを強いられ、なんともに不便である。

 郷秋<Gauche>のふるさと郡山と茨城県の水戸市とを結ぶ水郡線(すいぐんせん)というローカル線があるが、この水郡線の北端は実は郡山ではなく東北本線で一駅東京よりの安積永盛。横浜線の横浜・東神奈川の関係と同じだが、こちらは安積永盛始発終着の列車は存在せず、北端の始発終着はすべて郡山である。

 話しを横浜線に戻そう。八王子と高崎を結ぶのが八高線なのに、八王子と横浜を結ぶのが何故「浜八線」あるいは「八浜線」ではなく横浜線なのか。単に横浜の知名度が八王子のそれを圧倒していたからと云うことなのだろうか。八王子を無視して「横浜線」と呼ばれていることを快く思わない人の中には「八王子線」と勝手に命名、呼称する人もいるとか。まっ、横浜市民の郷秋<Gauche>としては、やっぱり「横浜線」でよかったと思うけどね。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、コスモス。この花の色を再現するのは、実は難しい。他メーカーのDSLR(デジタル方式一眼レフ)は知らないが、郷秋<Gauche>が愛用する(した)D70、D200、D40、D40X、D300では、いずれもまともな色を再現することは出来ない。ニコンDSLRの課題の一つだな。
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「私」は「わたし」ではない?

 文部科学大臣および文化庁長官の諮問機関であるらしい「文化審議会」の「国語分科会」の中の「漢字小委員会」が進めている、社会生活でよく使われる漢字の目安「常用漢字表」の改訂作業の中で、常用漢字の読み方の見直しもしており、この中で「私」を「わたくし」の他に「わたし」という読みを追加するかどうか論議しているのだそうな。

 ということは「私」は「わたくし」であり、「わたし」ではないということか? おいおい、「私」は「わたくし」でもあるし「わたし」でもあるだろう。そんなことを今頃論議するのに(お恥ずかしい程の額ではあるが)郷秋<Gauche>が納めた税金が使われているかと思うと、まったく腹が立つぞ。しかも未だ結論が出ていないって、どうよ。


 一昨日までの3週間は8月末に会津で撮った写真を次々に掲載していたので良かったけれど、「会津シリーズ」連載が終わってしまうと、途端に「自転車操業的写真選択」状態です。特に日曜にはいつもの半分ほど歩いたところで雨が降ってきてしまい散歩&撮影を終えていますので。苦しいやり繰りの中から選んだ今日の一枚は季節の花、彼岸花。明日以降、会津の写真が再登場するやも知れませんが、その折にはお許しを。
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AF-S NIKKOR 50mm F1.4G登場

 巷では、今日発表になったニコンの新しい標準レンズAF-S NIKKOR 50mm F1.4Gの噂で持ち切りである。「巷」って、ファナティクなカメラフリーク、それもニコン党だけの話だけれど。

現行のAi AF NIKKOR 50mm F1.4Dは6 群 7 枚(元を辿ればAi Nikkor 50mm F1.4S)、新しいAF-S NIKKOR 50mm F1.4Gは7 群 8枚。フルサイズデジタルのD3、D700に最適化され、絞りリンクが廃された替わりに超音波モーター(SWM)を内蔵した新設計。新世代Nikonのためのまったく新しい標準レンズである。

 絞りリングが無くなったことに対して(多分、怪しからんと云う)ご意見をお持ちの方もおいでになるだろう。また、なぜF1.4なのだ、出すならF1.2だろうという方もおいでになるやも知れないが、郷秋<Gauche>としては、手持ちのボディーラインナップに照らしてさしたる不都合はないので、これに対しては特段の意見を持たない。

 MFの標準レンズ、Ai Nikkor 50mm F1.4Sとの関係から云えば、もし、この1981年登場のレンズの描写特性あるいは雰囲気がお好きな方はこれを使い続けるがいい。D200以上のDSLRなら露出計も連動し絞り優先AEでの撮影が可能なのであるから。

 さらにMFに拘るなら、Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZFという選択もある。機能的にはAi Nikkor互換だから、Ai Nikkor 50mm F1.4Sとまったく同じように使える。D3、D700なら画角45度の文字通り標準レンズとして使えるが、D200、D300ならポートレート用に最適な75mmの中望遠として使える。

 ズームレンズ流行りの昨今だが、こういう短焦点のレンズをメーカーが供給してくれるのは嬉しいことである。望遠域は出来の良いズームレンズに任せるとしても、出来ることならば35mm、28mm、24mmという広角域においても、新設計のSWM内蔵のレンズの登場を待ちたいものである。

 D200、D300ユーザーにとっての35mm、28mmは標準レンズとして使えるし、また24mmはスナップに最適な36mm相当の広角として使えるなど、APSサイズのC-MOSを持つDSLRユーザーにとっても使い勝手の良いレンズとなるからである。


 今日の一枚は、郷秋<Gauche>が持っているニコンの標準レンズ群。何故かAFは「標準ズーム」で間に合わせてしまっているので単焦点の標準レンズは持っていない。
 左上から時計回りに、FM3Aに装着したCarl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF、D40Xに装着したAi Nikkor 45mm F2.8P(MFでありながらCPUを内蔵するので、D40、D40X、D50、D60、D70、D70s、D80、D90でも露出計が作動し、絞り優先AEが可能である)、SeriesE 50mm F1.8(輸出専用、Ai-S相当)、Ai Nikkor 50mm F1.4S。
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会津シリーズ、最終回

 9月2日から掲載を始めた、喜多方、南会津、奥会津で撮影したの写真の掲載もいよいよ今日が最後です。8月28日から30日までの3日間で600枚程撮影していますが、blogに掲載したものは今日でちょうど20枚目。そこそこ使えたのは僅か3%と云うことですね。「下手な鉄砲も数うちゃ当る」は止めたいと思っているんだけど、どうもまたその傾向が出てきているような気がする。トレーニングのために暫くフィルムで撮ってみるのもいいかも知れないな。

 今回の会津での撮影の期間はずっと大雨注意報が出ていて、傘が手放せない撮影となったけれど、雨のために撮れないと云うこともなく、特に半ば諦めていた猿楽台地の蕎麦畑では思いもかけずに青い空と白い雲の下で撮影できたのは幸いでした。会津は広くてまだまだ撮影ポイントはたくさんあります。場所もそうですが、同じ場所でも違った季節に行けばまた違った写真が撮れますが、気が向いた時にいつでも行ける程近い所でもないのが残念でなりません。


 会津シリーズ最後の一枚は、只見川にかかるJR只見線の鉄橋。国道筋から少し山を登ったところから撮影したもの。撮影ポイントとして有名な場所のようです。
 只見川の水が澄んでいたならば(豪雨の直後で濁っていた)、川霧が出ていたならば(他の場所には派手に出ていたのに、ここだけ出ていなかった)、列車が鉄橋を通りがかっていたならば(2時間に1本程度しか走っていないらしい)、新緑か紅葉の時期だったら(8月末だった)、さぞかし素晴らしい写真になっていただろうという、残念至極の一枚。
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スクーデリア・トロ・ロッソのサイトに日本語ページが!

 2008年第4戦、スペインGPで突然の幕切れ。計らずもF1素浪人となってしまった佐藤琢磨が、いま、2009年のシートをかけスクーデリア・トロ・ロッソでテスト走行中。

 これまた計らずも第14戦イタリアGPでPole to Finishで飾ったスクーデリア・トロ・ロッソのWebsiteはアクセス急上昇のはずだが、そこに持ってきて佐藤琢磨がテスト敢行となれば、日本からのアクセスもうなぎ上りだろうなどと思いながら「電網散歩」していたら、スクーデリア・トロ・ロッソのサイトに、なんと日本語のページが出来ているのを発見した。って、実はカンジさんのサイトで知ったんだけど・・・。カンジさん、多謝。

 如何にも間に合わせ的な感じのページ(イタリア語版も同じ?)だけれど、日本からのアクセスが多いだろうからと作ったその心意気は大したものである。って、どっちにしても来年は必要になるからと、前倒して作成したのかな?


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、南会津シリーズから昨日に続いて大内宿の4点目。奇跡的に人の入らないカットを1枚だけものにする事が出来ました。こんな感じで通りの両側に茅葺屋根の古民家がずらりと並んでいるのです。
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レンズキットの方が安い摩訶不思議

 知人から、DSLR(デジタル方式一眼レフ)を買いたいのだが、何がよいか?と相談を受けた。勿論ニコンのDSLR、D60は基本性能がしっかりしていながら価格もお手ごろですよと薦めたわけだが、果たして今の実売価格はどのくらいなんだろうかと思い、yodobashi.comを見てびっくりした。

 びっくりしたのはD40の価格なんだけど、D40ボディ単体の43,470円(ポイント分10%差引き後。以下同様)に対してD40レンズキットがなんと41,760円なんだ。単品で買うと15,120円するAF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G IIが付いているにも係わらず。何故かレンズキットの方が1,710円安いという摩訶不思議。

 D60の方はボディ単体が47,970円、レンズキットが58,320円。レンズキット同士で比較するとD60の方が16,560円高いが、D60のレンズキットにはAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR という、手振れ補正機構内蔵のレンズが付いている。D40に付くVR機能のないレンズ単品との価格差は11,340円だから、これを勘案すると価格差は5,220円となる。

 価格.comで調べると、そこで買うかどうかは別として、最廉価は51,870円と出てくる。そんなこんなを考えると、「買い」はやっぱりD60レンズキットと云うことになるかな。って、DSLR最初の一歩、買うっきゃないでしょう(^^)


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、南会津シリーズから昨日に続いて大内宿で撮影したもの。400m程の旧街道の両側に茅葺屋根の古民家が整然と並んでいるが、そのほとんどが土産物店兼飲食店になっているのがなんだかなぁ・・・。そうは言っても空き始めた小腹を塞ぐのにはお誂え。上がりこんで具の入っていない「雑煮餅」を食べ、この写真を撮った5分後にバケツをひっくり返したような雨が降ってきたが、突然の雨は降り初めと同じように、突然に止んだ。
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1年分のデータは7TB

 郷秋<Gauche>はIBMのThinkPadのユーザーだが、IBMのPC事業がすべてレノボに譲渡されたことから、いつの間にかレノボユーザーと見なされてしまっているらしく、時々レノボからメイルマガジンが届く。

 そのレノボがウィリアムズとパートナーシップをむすびIT面でのサポートをしているのはご承知の通りだが、今日届いたメイルマガジンの最新号によれば、マシンの走行に関するデータは1シーズンで7TB(テラバイト)にもなるのだという。動画や写真のデータが7TBと言われてもたいして驚きはしないけれど、多分数字とアルファベットだけのマシンの走行データが7TBって聞けば、さすがにびっくりするぞ。

 ちなみにレノボがウィリアムズに提供しているPC類は、
ThinkPad(ノートPC) 71台
ThinkCentre(デスクトップPC) 47台
ThinkStation(ワークステーション) 130台
スーパーコンピュータ 1台
だそうな。勿論「人」も派遣しているだろうけれど、総額いくらほどになるんだろうか。2008年シーズン前半はレノボにとっては割安に感じられたスポンサーフィーも、後半になってからは割高に感じていることだろうな。来年は降りちゃったりして。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、南会津シリーズの中から昨日に続いて大内宿で撮影したもの。レンズを下に向けるとどこかの歩行者天国(古い?)のような状態なのでレンズは上にしか向かない。ただ、茅葺屋根の向こうに屹立した山が迫ってくることから、大内宿が深い山の中にあることはご理解いただけることだろう。
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ソニーαシリーズ、躍進

 ミノルタのカメラ事業部を引き継ぎ、DSLR(デジタル方式一眼レフ)市場に参入したソニーが、ここ1年の積極的なモデル展開が功を奏したということなのか、今日現在のDSLR販売シェアでトップ10圏内に3モデル(キット)がランクインし、トップ10の合計シェア63.6%の内の2割を占め、トータルシェアシェアでも13.2%を獲得した。(BNCランキングによる)

 2006年7月、α100、機種でDSLR市場に参入当初は苦戦を強いらたが、今や実売価格5万円以下で購入可能な入門機α200ズームレンズキットから中級のα200、α300、α350と1万円刻みの豊富なラインナップ。入門機、中級機に満足できなくなったユーザーのためには上級者向けのα700、更にはフルサイズ版のα900を用意するなど、DSLR市場参入2年4か月で老舗のペンタックス、オリンパスを上回るフルラインナップを完成されたソニーはさすがと云うべきか。

 ソニーが第3のメーカーとしての地位を確実なものとした今、先行するニコンとキヤノンはソニーの追撃をかわす戦略が、追い越されてしまったペンタックスはオリンパスはシェアを奪還する作戦が必要となる。数日前にも書いたとおりパナソニックはデジタル“一眼”で既存のDSLR市場に食い込むべくG1(注)を発表し、10%のシェア獲得を狙っているというから、先行4社だけではなくソニーもううかうかしてはいられないぞ。

 各メーカーの関係者は胃が痛む思いかも知れないが傍で見ている分には面白いし、各メーカーが切磋琢磨し更に高性能かつ使い勝手の良いDSLRが登場するのは大いに望むところだ。

注:yodobashi.comを見ていたら、G1が「レフレックス」でもないのに「デジタル一眼レフ」のページに掲載されていたぞ。「フォーサーズレンズをご使用の際は、別売のDMW-MA1 [マウントアダプター]が必要です」との注意書きはあるが、「一眼レフレックスではありません」との注意書きはない。パナソニックの思う壺、と云ったところだな。この話の詳細はこちらをご覧あれ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、南会津シリーズから、大内宿の茅葺屋根の民家。大内宿は今や南会津きっての観光スポットなのでご存知の方も多いことと思います。郷秋<Gauche>が訪れた時も大勢の観光客が宿場に溢れていて、写真を撮るったって、そりゃもう、大変です(と、冴えない1枚の言い訳)
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家電メーカーが作る“一眼”は・・・

 一昨日、パナソニックが発表したマイクロフォーサーズ規格のデジタル“一眼”カメラ、LUMIX DMC-G1について書いた。本家オリンパスより早くパナソニックから新しい発想のカメラが登場したわけだが、このG1、技術的なもの以外にももう一つ注目すべき点がある。それは「色」だ。

 カメラの色と云えば、シルバーかシルバーを基調にその一部に滑り止めのブラック表皮で張ったものか、シルバー部分をブラックに塗り全身真っ黒と云うのが相場でるが、G1にはブラックの他に赤と青のカラーヴァリエーションが存在するのだ。しかも標準で。
注:コンパクトタイプには「色物」もあったかも知れないが少なくても一眼レフには「色物」はなかっと思う。おっと、マミヤの645に受注生産のカラーヴァリエーションがあったことを思い出したけれどこれは特殊な例で、店頭に色とりどりの645が並んでいたわけではない、はずだ。

 ニコンもキヤノンも赤や青の一眼レフを作ろうなどという発想は多分ないだろうな。大体が、それまでシルバーをベースに所々黒だったカメラのシルバー部分を黒に変えたのは、戦場でシルバー部分が光を反射し敵方に発見されるのを防ぐためだった。まっ、それがカッコいいというのでブラックボディが主流になったわけだけれど、いずれにせよ、必要に迫られてブラックモデルが登場した訳であって、メーカー側が意図してブラックモデルを作ったわけではない。

 戦場におけるカメラの色の問題は置いておくとして、問題は赤や青のG1だ。いや、別に問題って程じゃないか。最初は白と黒しかなかったiPodだって、もうすぐ8色のワイドカラーヴァリエーションが登場だ(nano)。家電ならいろんな色があった方が顧客の選択肢が広がるってものだ。こういう発想はやっぱり家電メーカーにしか出来ないよな。

 フォーサーズはオリンパス主導で策定された規格だとしても、先に「本家オリンパスより早く」と書いたけれど、パナソニックが真っ先にマイクロフォーサーズ規格のカメラを出したということは、マイクロフォーサーズはパナソニック主導だったのかもしれない。カラーヴァリエーションも含めて、パナソニックは最初から“一眼”カメラの家電化を考えていたということなんだろうな。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、南会津シリーズから、只見川かから立ち上る川霧。早朝の山にかかる霧は見慣れた景色だが、川から立ち上る霧は初めて見た。その幻想的な姿を十分に表現できていないのが情けない。トホホ。
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