閏日、歳の取り方とCisとDes


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 今年は閏年、そして今日は閏日、2月29日。四年に一度しか巡ってこない日ですが、2月29日に生まれた人は四年に一歳しか歳をとらないのかと云うとそうではなく「年齢計算ニ関スル法律」(1902(明治35)年公布・施行)によって、毎年一歳ずつ年齢が加算されるのだそうです(あたり前田のクラッカー。分かる世代にしか分からないジジイギャグ)。

 この法律によれば、加齢する(歳をとる)時刻は誕生日前日が満了する「午後12時」(24時0分0秒)と解されるので、2月29日が無い年にでもちゃんと歳をとることができるのだそうです。

 上記はWikipedia記載の要点の転載なのですが、面白いのは注意書きとして「前日午後12時(24時)」と「当日午前0時(0時)」は時刻としては同じだが、属する日は異なることに注意」と書かれていたこと。

 成る程。私は以前から午後12時(24時)と午前0時(0時)とは、何が違うのかとずっと疑問に思っていたのですが「時刻としては同じだが、属する日は異なる」と云うことなのですね。腑に落ちたような落ちないような、分かった分からないような(^^;

 そう云えば、音楽の「音」でも同じようなことがありますね。例えば、ドの♯(シャープ。ドイツ語音名のCis)とレの♭(フラット。同Des)は同じ音のはずなのにどうしてCisとDes、二つの音名があるのかズ〜〜〜ッと不思議に思っていたのですが、「属する音が異なる」と云うことなのだと、いま、気が付きました。そんなことも分からずにチェロを弾いていた訳ですから、いつまで経っても上手くならないのは道理ですね(^^;

 と云う訳で記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、この春(一日フライング)初めて見つけた紫花菜(むらさきはなな。アブラナ科オオアラセイトウ属)。正しい日本名は大紫羅欄花(おおあらせいとう)。諸葛菜(しょかっさい)、花大根(はなだいこん)とも呼ばれるようですが、私はもっぱら「紫花菜」と呼んでいます。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは2月24日に撮影した写真を5点掲載しております。春に向かう森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/8adab147236a39df5c8c906b5e19a8e6

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#年齢計算ニ関スル法律 #閏年 #閏日 #紫花菜 #むらさきはなな #アブラナ科オオアラセイトウ属 #大紫羅欄花 #諸葛菜 #しょかっさい #CisとDes

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落ち椿


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 咲き始めたばかりの椿の花ですが、咲いた花はいつかは散る運命。花が散ると云えば花吹雪。でも不思議なのは、花びらを散らず花は数あれど、花吹雪は桜と決まっていること。晩秋から冬にかけて咲く山茶花も花びらを散らしますが、大きく重たいので風に舞うことはなく、自らの足元を赤く染めて魅せてくれます。

 山茶花の花が終わりかける頃に咲き始め、晩冬から春にかけて開花の時を迎える椿は、花弁の付け根が雄蕊と共に合着しているために花びらを散らすことはなく、花の終わりの時には花全体はぽとりと落ちます(注)。

 花がポトリを落ちることから縁起が悪いとされる向きもあるようですが、落ち椿には桜の花吹雪に勝るとも劣らない美しさが、その生涯を全うし何物も持たず凛として去って行く武士道、侘び寂びにも通じる潔い美しさがあるように、私には思えてなりません。

注:椿と山茶花の自然交配種だと云われる寒椿は、花弁や雄蕊が合着しておらず山茶花同様花弁を散らします。

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#椿 #ツバキ #山茶花 #サザンカ #ツバキ科ツバキ属 #武士道 #侘び寂び

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どうしてそこで・・・


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※初出時に「ナズナ」と書きましたが、本日確認したところナズナではなくミチタネツケバナのようでしたのでそのように修正いたしました。2024.03.02

 恩田の森の薬師堂境内北側の、垂直な擁壁の目地に根を下ろしているらしいミチタネツケバナです。目地とは云っても見えている部分には割れ目や欠損はありませんので、果たして根を伸ばすような隙間が本当にあるのかどうかはわかりません。

 面白いのは葉の出かた。驚くべきは垂直の壁から生えたミチタネツケバナもまた、重力や太陽の方向とは関係なく、水平な地面に生えるのとまったく同じように葉を伸ばしていることです(写真は垂直の壁を真横正面から撮っている)。

 興味深いのはロゼット状に広がる葉とは対照的に花茎は最初から上を向いて伸びていること。斜面に生える植物は多いですが、このようにまったく垂直な壁から生えてくる植物は多くないと思いますのでなかなか見る機会がない珍しい育ち方と云えるでしょうか。

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#アブラナ科タネツケバナ属

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There was no harvest.

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画像はhttps://nikonrumors.com/2024/02/17/the-2024-cp-show-starts-next-week-what-to-expect-from-nikon.aspx/ より

 Nikon RumorsによればCP+2024に合わせて、ニコンから次のカメラ及びレンズが発表される可能性があると云うことでしたが、結果はゼロ回答。
Nikon Z6III
Second unknown Nikon camera
NIKKOR Z 35mm f/1.2S
NIKKOR Z 28-400mm f/3.5-6.3

 私はもっぱらSecond unknown Nikon camera(Z7IIIか?)とNIKKOR Z 28-400mm f/3.5-6.3を期待していましたので残念な結果となりましたが、ニコンとしては今期の業績が良好であることから期末に慌てることなく、新製品による利益は来期に反映させようと云うことなのでしょうか。いずれにしても、3月中には上記4製品のうち少なくとも2製品(Z6IIIともう一つ)は発表されるものと大いに期待している郷秋<Gauche>なのであります。

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#CP+2024 #国内最大のカメラショー #ニコン #Nikon #新製品 #Z7III # NIKKORZ28-400mm

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竹林を背にした白梅



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 落葉の季節を前に早くも黄変した竹林を背にした白梅。
 一年中青々としている印象の竹(竹林)ですが、実は春先、筍(竹の子)が出る季節が落葉の季節(古い葉が落ちると同時に新しい葉が生えてくる。この季節を俳句の世界では「竹の秋」と表現する)で、それを前にした2月の竹林は緑色から黄緑、黄色へと変化している途上にあるのです。

 まったく個人的な好みではありますが白梅の背景はこの黄変、もっと云えば金色となった竹林が最高だろうと思っている郷秋<Gauche>です。黄変した竹林はもう暫くは見ることができますが、梅の方は来週まで花が持つかどうかと云うところですので、金色と白銀の取り合わせを撮ることができるのはここ二、三日で終わりになりそうな、そんな関東南部に位置する恩田の森です。

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#白梅 #竹 #竹林 #竹の落葉 #竹林と白梅

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サクラサク


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 桜咲く。すでに開花した四季咲き桜は幾度かご覧いただいておりましたが、こちらは正真正銘、春にだけ咲く桜。早咲きの桜です。花と同時に葉が出始めていますね。なんと云う品種なのでしょうか。

 「サクラサク」とカタカナで書けば、それは桜の花が咲いたと云うことではなく、大学の入学試験に合格したと云う意味であることを知るのは、今では六十代以上の方のみとなりましたでしょうか。

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#桜 #バラ科サクラ属 #サクラサク #早咲き桜

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木瓜、ボケ、惚け



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 毎週末の散歩の折に通る公園の木瓜の花です。ちょっと花の着きが悪いのですが、色彩が乏しい晩冬に咲く朱色の花は目に嬉しいですね。
 木瓜(ぼけ)は中国原産のバラ科ボケ属の低木で、日本には平安時代に渡来したと言われております。果実が瓜(うり)に似ていて木に成る事から木瓜、「もけ」と呼ばれたものが「ぼけ」に転訛したようです。

 上の写真は望遠(300mm)で撮っているため、中央の一輪だけにピントが合い、他の花にはピントが合わずボケております。この「ボケ」は「る」から来ている言葉。写真の表現技法の一つで、主たる被写体(主役)を引き立たせるために使われます。「ボケ」は日本だけでなく世界中Bokehで通じます。欧米の写真家がパンフォーカスを好むのに対して、日本に「ボケ」を多用する写真家が多い事からBokehで通用するようになったのではないかと想像するところです。

 話しは変わりますが、私が書くblogの文章に以前にも増して誤字脱字が多くなっていることに気がつかれた方がおられるかも知れません。投稿する前には何度か見直すのですが、それでも誤字脱字がなくならず毎回のように恥を晒している次第です。翌日以降でも間違いに気がついた時には直すようにはしておりますが「郷秋<Gauche>もいよいよ『惚け』て来たか」とお思いくださり、お見逃しいただければ幸いです。

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#木瓜 #ぼけ #バラ科ボケ属 #ボケ #写真表現技法 #ボヤける #惚ける #呆ける #誤字脱字が多い

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「春よ来い」か、「春よ、来い」か


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 「春よ来い」か、「春よ、来い」か。どちらを選ぶかでその方の世代がわかる?
 私はどちらもOKのMid Shouwa世代です(^^)

 と云う訳で今日の一枚は、早春の野の花(雑草)の代表格、仏の座(ほとけのざ。シソ科オドリコソウ属)。春の七草のひとつに数えられる「ほとけのざ」はキク科の小鬼田平子(こおにたびらこ)であり、本種とは別種です。

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#春よ来い #春よ、来い #松任谷由実 #仏の座 #ほとけのざ #シソ科オドリコソウ属 #小鬼田平子 #こおにたびらこ #春の野の花

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三寒四温とは云うけれど


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 初夏かと思うほどの陽気となった翌日は、未明こそ二桁気温でしたが明け方以降は終日一桁台の気温。明日は終日5度台、明後日朝には霙の予報も出ている、まさに三寒四温の如月後半です。

 と云う訳で今日の一枚は、寒々しい感じに撮った雑木林から空を見上げた図。

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#三寒四温 #晩冬から早春へ #里山 #冬の空 #冬枯れの森

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春を待つ


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 「春を待つ」と書いてから、今日が春を通り越して初夏のような陽気だったことを思い出した。「待つ」を通り越していましたね。

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#ハクモクレン #白木蓮 #春近し #春間近 #春を待つ

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春近し


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 今日は、天から落ちてくるものが雪から雨に変わる頃と云われる、二十四節気の雨水。二週間前の立春は、まさに名のみであったが今朝は肩に入っていた力がすぅっと抜けていく、春がもうすぐそこまで来ていることを知らせてくれる嫋やかな雨。

 と云う訳で今日の一枚は、雨水の日の我が家の庭の春の斥候たち。画面中央の幅広の葉は、植えた覚えもないのに何者(虫か鳥)かが運んできた種から生えてきたクリスマスローズ、その左右の細い葉は花韮。分かりにくいかも知れないが、その二種の間で無精髭のような細く濃緑の葉を出し始めているのが大甘菜。

クリスマスローズ:ヨーロッパ、地中海西岸地方原産とされる。キンポウゲ科クリスマスローズ属。学名から「ヘレボレス」が正名称とされる。クリスマスに咲く品種があることからクリスマスローズと呼ばれるが、多くは春に開花する。
花韮(ハナニラ):ヒガンバナ科ハナニラ科。アルゼンチン原産。我が国へは明治期に観賞用として移入されたが、その後逸出し今では道端の雑草。和名は葉をちぎると韮臭がすることから。
大甘菜(オオアマナ):キジカクシ属オオアマナ科。ヨーロッパ、地中海南西岸地方原産。別名「ベツレヘムの星」(英:Star of Bethlehem)。ベツレヘムの星とは、イエス・キリストの誕生を告げ、東方の三人の博士をベツレヘム導いた星のこと。クリスマスツリーの最上部に飾られる星。明治末期に観賞用として渡来したが逸出し今では野生化している。有毒なので要注意。

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#二十四節気 #雨水 #春近し #春間近 #クリスかスローズ #花韮 #ハナニラ #大甘菜 #オオアマナ #ベツレヘムの星

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谷戸の老白梅

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 なるせの森、番匠谷戸の取り分け日当たりの悪いところに置かれた老白梅。数年前まで4本あったものが、樹勢が特に落ちた3本が切られ今はこの一本だけとなってしまった。それでも命ある限り一所懸命に花を咲かせている老木を見ると、その数十年の来し方行く末を我が身と重ねてしまう。私もそんな歳になったのだとつくずくと思うこの頃である。

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#老白梅 #老木 #来し方行く末 #恩田の森 #なるせの森 #番匠谷戸

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紅梅

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 今日は昼前からお日様が出てくる予報でしたが、生憎予報が外れ帰宅時間までずっと曇り空で寒い一日となりました。

 と云う訳で、怪我の功名とでも云うのか、曇り空の日にしか撮れない一枚。

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#紅梅 #曇り空 #薄曇り #白い空 #曇天

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二月はお得?

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 今年は閏年。4年に一度、2月が29日まである年、そしてオリンピック(夏)がある年ですね。

 たまたまネットで見つけた記事(どこの何というページだったか今となっては?)に、「2月は1年で一番日数が少ない月なので、ちょっと得した気分になるのでは?」と書かれておりました。今年は29日までありますが平年の28日までだと、31日まである月と比べると3日、つまり10%少ないですからね。給与所得者にとっては働く日数が3日少ないのにいつもと同じ給料がもらえる、そして3日分の生活費が浮きますから「得した気分」ということなのでしょう。

 でもね、私は損をしたような気分なのですよ。だってそうでしょう、31日まである月と比べると3日少ないんですよ。残りの人生が3日少なくなったような気がして(^^;

 と云う訳で今日の一枚は、これまでもやれ十月桜だ、やれ冬桜だと云ってご覧いただいていた桜。立春を過ぎたとは云え、寒風の中で咲いておりました。この桜、どうやら四季咲きのようで多寡はあっても一年中花を咲かせております。待ちに待ってようやく咲いた桜だからこそ愛でる価値がある、となると年中咲いている四季咲き桜は・・・

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#二月 #2月 #閏年 #平月よりも3日少ない #得した気分 #損した気分 #四季咲き桜


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親子で決める就職先

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 昨日の朝日新聞に「親子で決める就活の新時代」と云う記事があった。
 記事の冒頭に「新卒採用で学生優位の売り手市場が続く中、内定辞退や早期離職を防ごうと、保護者向けの説明会「オヤオリ(親向けオリエンテーション)」や、企業が保護者に内定を確認する「オヤカク」が広がっている。就活を経験した世代が親となり、積極的に子の就活に関わるようになったことも背景にあるようだ」とあったが、私はいくつかのことが気になった。(下線は筆者が付した)

 まず、言葉。学生とは、大学生のことである。そして保護者とは、未成年の子を監護して教育する義務がある親権者(親など)を指す言葉であるはず。と云うことは、大学生には保護者はおらず、保護者がいるのは高校生・中学生であるのだが、先に「学生」と書きながら後に「保護者」と書く、そこに明らかな齟齬が生じている。

 「就活」なる言葉はすっかり定着していると云うことなのだろう、この言葉の意味についての説明はない。そして朝日新聞は「オヤオリ」「オヤカク」なる言葉を流行らせたい意図があるのか、中見出しの大きな文字で「オヤオリ」「オヤカク」。鉤括弧がついているので、まだ一般に認知された言葉ではないことは承知しているらしいことは分かるのだが、可笑しな日本語を流行らせないで欲しいものである。

 そもそも、さして長くもない言葉を短くしてしまう傾向を私はよしとしない。さすがに私も「コンビニエンスストア」「デパートメントストア」とは云わないが、三音もしくは四音(三文字もしくは四文字)に短縮した言葉は、日本語として美しくない。

 例えば「ドボコン」。どぶに落ちた訳ではなくとは、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲のこと。「モツレク」はモツ焼きの仲間かと云うとそうではなくモーツァルトのレクイエムのこと、「ショスタコ」はタコの種類ではくショスタコーヴィチのことであるが、どれも美しい日本語とは私にはとても思えないし大体がだ、ドヴォルジャークやモーツァルト、ショスタコーヴィチに失礼ではないか。

 閑話休題。ようやくここから気になった内容のお話。
 少なからぬ時間と経費をかけて採用内定を出した企業としては、ここで学生に逃げられたのでは元も子もないと云う訳で、さらに手間暇カネをかけて始めた親向けのオリエンテーション(会社説明会)やら、保護者に対する採用内定の確認なのだと思うけれど、大学卒業予定者をあまりにも馬鹿に、子供扱いしているのではないか。

 2022の4月1日から「満18歳成人」になったのではないのか。18歳成人について法務省のWebsiteにはこう書かれている。https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00238.html#1
Q どうして民法の成年年齢を18歳(注)に引き下げるのですか?
A 我が国における成人年齢は,明治9年以来,20歳とされています。
  近年,憲法改正国民投票の投票権年齢や,公職選挙法の選挙権年齢などが18歳と定められ,国政上の重要な事項の判断に関して,18歳,19歳の方を大人として扱うという政策が進められてきました。こうした政策を踏まえ,市民生活に関する基本法である民法においても,18歳以上の人を大人として取り扱うのが適当ではないかという議論がされるようになりました。世界的にも,成年年齢を18歳とするのが主流です。 成年年齢を18歳に引き下げることは,18歳,19歳の若者の自己決定権を尊重するものであり,その積極的な社会参加を促すことになると考えられます。
注:さすがにお役所と云うべきか。年齢を表す「さい」の字を、横行する「才」(才能の意味である)ではなく正しく「歳」と表記している。

 国が「18歳以上の人を大人として取り扱うのが適当」であり「18歳、19歳の若者の自己決定権を尊重するものである」として成人年齢を20歳から18歳に引き下げたのにも関わらず、世の中では成人後更に4年間大学で学んだ者に対してまでも「保護者」(正しくは保証人である)の意向をわざわざ確かめなければ採用内定を確実なものにできないと云うのである。大学生も随分と舐められたものだと思うが、今時分の大学生の親の見識もまた問われるのではないか。まったくもって可笑しな話であるなぁ。

 と云うわけで、記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、満開の白梅。お口直しになれば幸い。

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#就活 #就職活動 #大学生 #18歳成人 #保護者 #保証人 #朝日新聞 #オヤオリ #親向けオリエンテーション #オヤカク

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