唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
今日から「ノンレフレックスカメラ」と呼びませう
デジカメWatchの「週刊アンケート」で「いわゆる『ミラーレスカメラ』を普段どう呼んでいますか?」と云うアンケート調査をしていたので、面白「全部」で回答してみたのだが、一週間の調査機関を経ての発表された結果はと云えば、郷秋<Gauche>が回答したCIPAの分類である「ノンレフレックス」と答えたのは僅か2.0%で最少数派であったぞ。
一番多かったのは「ミラーレスカメラ」の69.6%だが、「ミラーレスカメラ」とはミラー、すなわちレフレックス機構を持たないカメラすべてを指すことになるから、レンズ交換ができない所謂「コンデジ」もレンジファインダーを持つライカのような超高価格(あえて高級とは書かない)のカメラをも含むことになるから、カメラの形状・形態を正しく表現できていないことになる。
次に多かったのが「ミラーレス一眼」の17.9%だが、意味するところは「ミラーレスカメラ」と同じ。強いて云うなら二眼じゃないと云う事になるわけだが、郷秋<Gauche>が知る限りでは、二眼は(撮影のために構えた時に上に来る)ファインダー用のレンズにすべからくレフレックス機構を持っている。だからこれも、アウト。
三番目に多かったのがその他(どんな呼び方か想像もつかない)の8.4%で四番目が「デジタル一眼カメラ」だが、この言葉の意味するところは「デジタル方式で撮影用のレンズを一つだけ持つ」だから(二眼レフのデジタルカメラの存在を郷秋<Gauche>は知らない)、すべてのデジタルカメラがこの範疇に入ってしまうのでこれまたアウト。
それじゃぁ「ノンレフレックス」はどうかと云えば、CIPAの分類ではレンズ交換式のカメラの内、一眼レフ以外を指すこととなっているから、これこそが所謂「ミラーレスカメラ」を正しく指していることになる。形式的にはレンジファインダー式も含まれることにはなるが、無意味に高価なライカは幸か不幸か日本製ではないのでCIPAの統計には関係がない(はず)。
と云う訳で、所謂「ミラーレスカメラ」の事を「ノンレフレックスカメラ」と呼ぶのがその構造上の特徴を最も正確に表現していることになる訳です。ですから皆さんも今日からは、所謂「ミラーレスカメラ」のことを「ノンレフレックスカメラ」と呼ぶようにいたしませう(^^)