明日から8月

 昨日と云っても正確には今朝1時頃に、すっかり7月31日(それは事実なのだが)のつもりで「7月尽」などと題した拙文書いたのは良いのだが、時間を無理やり7月30日23時59分59秒に巻き戻して記事をUpしたものだから、7月30日付けの記事なのに「7月尽」と云う、ちぐはぐなことを書いたことになってしまった。

 かと云って、今日もまた「7月尽」と書いたら笑われるとばかりに「明日から8月」と云う当たり前過ぎる記事を書いている間抜けな郷秋<Gauche>である。まったくねぇ、最近は間抜けな行動が多くなって自分でも呆れていますよ。人間の成長も、一定の年齢を超えると、ひと言で成長と云っても若い頃とは違った方向に成長するものなのだとつくづく思うこの頃である。

 そうそう、LUMIXの新しいノンレフレックス、GX7のイメージやスペックがリークしていますね(see here)。この形、新し味はないけれど悪くない。大きく張り出したグリップはホールドが良さそうだし、軍艦部のデザインもすっきりして好感が持てる。でもね、EVF接眼部の出っ張りはなんとかして欲しい。前部はレンズが付くので収まりが悪いのは当然としても、背面くらいはすっきり平らにして欲しいものだぞ。更に云えば「LUMIX」と云うブランドもなんだか。潔くPanasonicにしてしまった方が良くはないか?

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

 7月尽

 野暮用でカタカタとキーを叩いていたら日付けが変っていた。気が付けば7月最後の日ではないか。でもなぁ、今年の首都圏は梅雨明けが早かったから気分はもう8月末。あとひと月も暑い日が続くかと思うと、ちょっとうんざり。

 毎日更新がお約束の当blogとしては昨日分のblogを休むわけにはいかないので、無理やり時間を巻き戻して記事を投稿することにする。ご容赦を。


 さて、今日の一枚は、臭木(くさぎ)。甘い香りとツンと突きだした蕊がチャームポイントの真夏の花ですが、その気の毒な名前の由来は、葉を千切ってみれば判ります。ぜひ、お試しを!

「恩田の森Now」に、27日に撮影した写真を掲載いたしております。真夏の森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

2013年F1、前半戦終了

 全19戦で争われる今年のF1も、昨日行われたハンガリーGPで半分の10戦を消化。後半戦は4週間の夏休みの後にベルギー、スパ・フランコルシャンで開幕。記憶に違いながければ、昨年のハンガロリンク終了時点でドライバーズポイントのトップに立っていたのはフェラーリのアロンソだったが、最後に笑ったのはレッドブルのベッテル。今年のポイントリーダーは昨年の覇者ベッテルだが、昨年のような逆転劇が無いと云う保証がないからレースは面白い。

 そのベッテルが今回は3位。宿敵アロンソは5位がやっと。前戦まではポイントランキング3位であったライッコネンが2回ピットイン作戦で見事2位表彰台をゲットし、アロンソをかわして2位に浮上。もっともその差はわずか1ポイント。メルセデスに移籍後初優勝のハミルトンが25ポイントを上乗せしアロンソに9ポイント差まで詰め寄ってきている。

 2位との差を広げたベッテル、2位に浮上したものアロンソとの差はわずか1ポイントのキミ、1ポイントと云えどもキミに逆転を許したアロンソ、9ポイント差まで迫ったものの4位に甘んじるハミルトン、トップの4人はそれぞれの思いを抱えて4週間の夏休み。みんなリフレッシュして戻ってこい。ますます面白いレースを見せてくれることを期待している郷秋<Gauche>であるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今年はやけに長く咲いている野萱草(のかんぞう)。

「恩田の森Now」に、27日に撮影した写真を掲載いたしております。真夏の森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

茄子の花

 野菜の花は美しいと、折ある毎にその姿をご覧いただいている郷秋<Gauche>ですが、今日はご覧頂くのは茄子の花。茄子色とは云うけれど花は薄紫色ですが、写真でもお分かりの通り実だけではなく茎も茄子色。

 郷秋<Gauche>が子供の頃を比べると、食卓に登場する機会が少なくなって来ているような気がする茄子ですが、パスタなどでも良く使われるなど昔とは違った形でなくてはならない野菜ですね。茄子だけではなくジャガイモやトマトもナス科ですから、無くなってしまったら困ってしまう重要なナス科の植物です。

 さてこの茄子の花、郷秋<Gauche>には蝙蝠の翼のように見えて仕方がないのですがいかがでしょうか。って、今じゃ蝙蝠を知っている人がいないか。


 茄子の花は下を向いて咲くので撮影に苦労する。これはたまたま、ややうつむいたように咲いていた花。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ひまわり

 本日、某所にて、暑い盛りに畑仕事をしている顔見知りのおばちゃんを見かけたので「暑いのに精が出ますね」と声をかけたら「ホント、暑いねぇ。そうそう、そこの右側にさ、ひまわりが咲いてんからさ、とっていってよ」。

 切り花にして持って行っていいよと云っているのかと思ったら、「ほら、いい具合に咲いてんだろ。ここからこんな感じでさ、向こうの森と空を入れてさ・・・」。はぁ・・・??? 「取って行って」じゃなくて「撮って行って」、うちのひまわりを撮って行け、と云う事だった。はいはい、撮らせていただきますよ(^^)。

 おばちゃんご希望の、向こうの森と空は入っていないのでお気に召していただけるかどうかわからないけれど、来週プリントを持って行ってあげましょう。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

キーボードを買い替えた


 郷秋<Gauche>が、ノートPC用のポインティングデバイスとしてはIBM(今はLenovo/レノボ)のThinkPadに搭載されているトラックポイントが最高に使いやすいと常々主張し、デスクトップPC用のキーボードにもこのトラックポインターを搭載せよと云い続けてきたのを覚えている方はどれ程おられるだろうか。そんなことをいちいち覚えちゃいね~よ、というところだとは思うけれど(^^;

 で、ようやくトラックポイントを搭載したキーボードが発売されたので早速買ってみた。キーの上に置いた手をマウスに移動させる必要がないから実に具合がいい。10キーを常用されている方はお困りになるかも知れないが、郷秋<Gauche>的にはキーボードが小さくなったことで机が広くなったのは大歓迎。キーボードが非常に薄いのでこれまで使っていたパームレストも不要になり、これも机が広くこぎれいになった要因。

 トラックポイントは右手(両手使いの私は左手でも)の人差し指で操作する。赤い凸に乗せた指先にわずかに力を掛ければ、モニター上のポインター(矢印)は上下左右に自由に動く。力加減で動く速さも変わる。力を加え続ければポインターはどこまででも動くから指先を乗せ直す必要はない。これがあればマウスは必要ないほどで、マウスと併用すればまさに鬼に金棒であるが、この便利さは使ってみないとわからないかも知れないな。

 しかしなぁ、右下にThinkPadと書かれているのはどうなんだろう。ThinkPadはレノボ製ノートPCのブランドだろう。このキーボードはデスクトップ用のものであり、ドライバーをインストールすれば使えることを確認したけれど(当たり前だ)、ThinkPadこのキーボードをつないで使う人はいないと思うぞ。って、デスクの端っこでThinkPadを開いておいて、このキーボードと大きなモニターをつないで使う手はあるか?

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

百合の花が次々と

 郷秋<Gauche>が出没する横浜北西部・多摩南部の里山辺りでは、まず山百合(やまゆり)が咲き僅かに遅れて鬼百合(おにゆり)、鬼百合が終わると鹿の子百合(かのこゆり)が咲くと云った塩梅だろうか。百合とは呼ばれないが同じ仲間の八重咲きの藪萱草(やぶかんぞう)、一重の野萱草(のかんぞう)は山百合に先立って咲くのだが、今年は通明けが異常には早かったことから、開花のタイミングが例年とちょっと違っていたような気もする。

 萱草同様、百合とは呼ばれないが同じ仲間の日光黄菅(にっこうきすげ)は先週末に霧ヶ峰・車山でその群生の様を見てきた。山全体が黄色に見える程の群生は、それは見事であったが昨年は鹿の食害で見ることができなかったとか。もっとも山百合のように明治以降ヨーロッパで珍重されたが故に球根が大量に輸出さ、また戦中戦後には食糧ともなり日本の山から山百合が消えたとさえ云われたこともある訳で、鹿だけを悪者にするのは気の毒である。


 と云う訳で今日の一枚は、多摩地区南部某所で咲き始めた鹿の子百合。かのシーボルトが紫陽花と共にヨーロッパに持ち帰り、ヨーロッパでの百合栽培ブームに火をつけたとも云われている。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

苔と幼木

 昨日ご覧いただいた白駒の池付近の原生林の林床は幾種類もの美しい苔で覆われています。


 この苔はスギゴケ、ところどころに顔を出している幼木はコメツガでしょうか。倒木が朽ち果て、それを栄養分として新しい生命が生まれてくる。この森はこうして何百年あるいは何千年もの間、生命を育んできたのでしょうね。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

作詩か作詞か

 年に一度開催している、学生時代の仲間と合唱三昧の二日を過ごす合宿の日程が決まったので、メイルで案内をした。今年は、昨年完成し全曲演奏した恩師作曲のミサ曲の中からKyrieと、学生時代からずっと愛唱している「風がフルルン」の作詩者、浅田真知さんの詩を元にした恩師の新曲を歌うよと書いたところが、「作詩」じゃなくて「作詞」だろうとの指摘があった。

 確かに、一般的には「作詞」であるが、歌われることを前提に書かれた場合、あるいは曲が先に出来ていてその曲に合う言葉を付けた場合には「作詞」、楽曲の言葉になる事を想定せず作られた詩に、後に曲が付けられた場合には「作詩」だろうと郷秋<Gauche>は思っており、これまでもそのように書き分けて来たのだが、そうではないだろうと云う主張である。

 広辞苑によれば(このような常套句は避けた方が良いと、エッセイ作りの講習会などでは習うらしい)、作詞は「歌の文句を作ること」、作詩は「詩を作ること」とある。と云う事は、広辞苑の説明は、楽曲の歌詞となることを想定せずにつくられた場合には「作詩」とであろうと云う郷秋<Gauche>の主張と同じ事になる。さて、読者の皆さんはいかが思われるでしょうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日に訪れた、長野県南佐久郡佐久穂町と小海町との境にある白駒の池付近の原生林。原生林の雰囲気がまったく出ていないダメ写真(^^;

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ニッコウキスゲ


 Facebookユーザーの皆さんには一足早く霧ヶ峰のニッコウキスゲをご覧いただいたが、今日は車山高原のニッコウキスゲ。群生地の手前の支柱と電線にお気づきだろうか。霧ヶ峰もそうなのだが、ここ車山でもニッコウキスゲの群生地は電気柵によりシカの食害から守られている。と云うよりは、電気柵の中でしか群生できない、それ程シカの食害が深刻なのだそうだ。

 しかし、シカだって、餌を食べなければ死んでしまう。シカは人間と違うから自身の生命維持に必要以上のニッコウキスゲを食べることはないのだと思うが、いったいどの程度が適正な数なのか、その数が、人間がニッコウキスゲの群生する様を楽しむためから算出された数なのかどうかは不明。

 果たして人間を自然の一部と考えて良いのかどうかは郷秋<Gauche>には判らないが、シカが自然の一部であることに間違いはないだろう。そのシカが、人間の勝手な都合で個体数が多いだの、「シカによる食害」だの言われているのだとすれば、シカにとってはいい迷惑と云う事になる。シカの云い分、シカの側に立った自然保護、あるいは種の存続の理論も是非とも聞いてみたいものである。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

さるすべり


 百日紅と書いて「さるすべり」と読むことは先日書きましたが、今日はそのUpの写真。100日間咲いているように見える百日紅ですが、実は丸い蕾が次々にフリル状の花弁をもった花を咲かせているためにずっと咲いているように見えるだけなのです。密集して咲いていますので、遠目ではどこまでが一つの花なのか判りにくいのですが、手に取ることできる低い位置で咲いている百日紅を見つけたらぜひじっくり観察してみてください。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ダイハツが軽スポーツ再参入?!

 唯一の軽カテゴリのスポーツカーであったコペンの生産を昨年完了し、軽スポーツカー市場から撤退したダイハツが、2014年に再参入するらしいとの噂が飛び交っているけれど、ホント? コペンのように、小さくてもスポーツカーとしての普遍性を持ったデザインのクルマなら大歓迎だが、変身ガンダムのような子供じみたデザインならいらないぞ。

 ダイハツは、新車購入後4、5年経つと新鮮さが失われ、ひいては若者の車離れとなるデザインを、さまざまなデザインのボンネットやドアを付け替えることで、見た目を変化させて楽しむことができるようにし、若者をつなぎ止めたいとしているようだが、それって、現代的かつ普遍的なスポーツカーの形を作ることのできないダイハツの敗北宣言ではないのか?

 優れたカーデザインがモデルチェンジを繰り返すたびに磨きがかけられ、更なる魅力を放つことは名車と呼ばれる幾つかのクルマにより証明されている。ただし、その為には並大抵ではなく優れたオリジナルデザインが存在することが必須となる訳だが、ダイハツにはその力が無いことを自ら認め、子供じみた合体メカで力の無さを誤魔化そうとしている訳である。何と情け無い事よ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日のヤマユリに続いて野に咲く百合、鬼百合(オニユリ)。派手な色を纏った己が身を恥じらうかのように下を向いて咲く。カタクリのように思いきり反らした花弁がチャームポイント。我が家にひとりでに生えてきた鬼百合が咲いているが、これはなるせの森の片隅で咲いていたもの。

「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。なお、今週末の撮影・掲載は都合によりできませんことを予めお知らせいたします。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

次期政府専用機

 引退が確実となっている現政府専用機、ボーイング747-400型の後継が同じボーイングの777型となる可能性が高いとする報道。郷秋<Gauche>は、準国産とも云われる低燃費の最新型、787だろうと昨年辺りにblogに書いたような気がするが、その後の同型機の度重なるトラブルから787の線は消えだろうと思っていたので特に驚くような報道ではない。

 777は新しい機種との思いがあったが、あらためて確認すると1995年就航しているから、既にデビュー以来18年を経ていることになるが、勿論古い機種と云う訳ではない。初めての全損事故は2008年のブリティッシュ・エアウェイズ機、死亡事故は今月6日のアシアナ航空機が初めてと、高い安全性を誇っている。

 ひと口に777と云っても標準型の200、長胴型の300、それぞれに航続距離の違いにより3機種もしくは2機種あるので計5機種存在している(貨物専用機を除く)777型機だが、そのどれになるのかは今の時点では報じられていないが、おそらくは長胴かつ長距離型(つまり一番高価)が選ばれることになるのではないかと思われる。

 報道によれば、導入は2019年度だと云うから6年先の話にはなるが、その雄姿を見るのが待ち遠しいものである。一気に地球の裏側まで飛べる777とは別に、ほぼ時期を同じくして、国内および近隣諸国へ飛ぶための小型政府専用機として国産のMRJも登場することになることだろう。これまでは見ることがなかった大小の政府専用機が並ぶ様子を是非とも見てみたい、撮ってみたい郷秋<Gauche>であるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ユリの王様、ヤマユリ。

「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。なお、今週末の撮影・掲載は都合によりできませんことを予めお知らせいたします。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

SONY RX100はMark IIと併売

 1inchサイズのイメージセンサーを搭載したソニーの高級コンパクトRX100 II(以下、M2と表記)が発売になったが、どうやらM2はRX100の後継機種ではなく上位機種と云う位置づけのようである。今日、仕事帰りにもらって来たソニーにカタログにはRX100とM2の両方が掲載されていた。 

 そりゃぁそうだろう。RX100でさえレンズ交換できないコンパクトタイプとしては異例と云っても良い5万円代半ばのプライスタグが付けられているのだが、可動式モニータ、Wi-Fi、ホットシューが装備されたM2は7万円程と、RX100よりも更に高価なのである。ソニーとしても最初からシリーズの入門用と上級と云う位置づけでの併売を考えていたのだろうな。

 既に幾度かblogにも書いた通り、RX100を憎からず思っていた郷秋<Gauche>ではあるが、APS-Cの半分程の1インチセンサーでレンズ交換ができないにも関わらず、例えばAPS-Cでレンズ交換可能なNikon D3200よりも高価なRX100に積極的な存在意義を見出すのは難しい気がする。

 写真が上手くなりたいのなら、やはりDSLR(一眼レフ)をンメインにするのが王道でありかつ最短の道であると信ずる郷秋<Gauche>としては、まずはDSLR購入をお勧めする。その後に高級(と呼ばれる)コンパクトを買えば良い。DSLRで上手い撮るコツを掴んだ後ならば、コンパクトでもDSLRと見紛うばかりの写真を撮ることも可能になる。

 高級コンパクトはコンパクト以上DSLR未満なのではなく、DSLRユーザーのサブ機としてこそその価値を最大限に発揮できるカメラであることをご理解いただいた上での機種選定こそが、失敗しないカメラ選びであると郷秋<Gauche>は信じている。

「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

<<ゴーシュ>>という名前


 この本の存在は発刊の時から知っていた。郷秋<Gauche>を名乗る以上避けて通る訳にはいかないと思いつつ時は流れ、いよいよ読んでみようと思った時には既に絶版となっていた。が、有り難いことに今では全国の古書店の在庫をネットで確認し注文することが出来る。8年前に1500円であった本が700円。で、届いた包を開いてビックリ。事実上の新品であった。

 最初の40ページ程を読んだところ、筆者はまず定番である「ゴーシュ=フランス語説」つまり、フランス語のgaucheの意味である左、左手、歪んだ、ぎこちない、不器用な、下手な、などからの命名であることを紹介しつつも、「ドイツ語の『かっこう』」説を展開しているようである。今晩は練習をさて置いても、筆者主張の要旨が見える所まで読まずに寝る訳にはいかないな。

<<ゴーシュ>>という名前 ― <<セロ弾きのゴーシュ>>論 ―
梅津時比古著
東京書籍 2005年12月8日第1刷

 ちなみに梅津氏は、本書執筆当時は毎日新聞学芸部専門編集委員であったが、2013年4月から桐朋学園大学学長(音楽学)。
 ちなみにちなみに、郷秋<Gauche>は件の本が現される8年前、1997年に自らを郷秋<Gauche>と名乗ることとし、その名の由来についてこのように記しております。お急ぎでない方は是非ご覧ください。

「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ