木こりの郷秋<Gauche>

 昨日の夕方、我が家の辺りを、強い風を伴った雷雨が襲ったらしい。「らしい」というのは、私の帰宅以前のことなので、どの程度の風や雷雨だったのかは定かではないという意味だが、隣家との間に植えてあった、樹高3m程にもなっていたスカイロケット(コニファー)3本の内の2本をなぎ倒すには十分な風が吹いたことは間違いないらしい。

 8時過ぎに帰宅し、306を入れるために、駐車スペースの手前に停めてあったAstra Wagonを奥に入れよと4、5メートルバックしたところで慌ててブレーキを踏んだ。バックするクルマの行く手を、2本のスカイロケットが塞いでいたのである。

 ここに引越してきた9年ほど前に植た1mにも満たなかったブルーロケットは、8年程の間にあれあれよと大きくなり、最終樹高の一歩手前程の大きさになっていたのだった。駐車スペースのためにコンクリートを打ってタイルを張った場所と、隣家との境のコンクリートの擁壁との間の30cm程のスペースで、どうしてこんなに大きく、と思うほどに育っていたのだか、その見た目の姿を支えるだけの十分な根を張らす事はできていなかったのだろ。

 せめてもの幸いは、隣家側にではなく、我が家の建物側に倒れたことと、いつもはその場所に停まっているはずのAstraが、昨日に限って通り寄りの場所に停めてあったために、2本のスカイロケットの直撃を免れたことである。

 今朝、5時に起きて、何度か元通りに起こす事が出来ないかしばらく試してみたけれど、起こすことは出来てもまたすぐに倒れてしまう。元々、駐車スペースと隣家との狭いスペースに植えてあっただけに、添え木を立てることも出来ないことから、止む無く切り倒すことにした。

 天を突く、ロケットのように綺麗な形に伸びた枝を落とすのは辛かった。根元では10cm程にもなった幹を鋸で切るのは何とも悲しかった。小一時間程をかけて2本のスカイロケットを取り払うと、昨日の朝までは2本の木が立っていたその場はぽっかりと穴が開き、清々したようでもあり物足りないようでもある、何とも不思議に落ち着かない空間となっていた。

二日目の今日は、森の畑で咲き乱れる鬼百合(おにゆり)。
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トイレやバスルームでメイルチェックって・・・

トイレやバスルームで「も」メイルのチェックをする人が53%。って、AOLのアメリカでの調査結果だけれど、日本でも似たようなものかも。

 回答者の40%は、休暇の計画を立てる際にメイルアクセスが可能かどうかは、ある程度または非常に重要だとしており、実際に休暇中に毎日メイルをチェックする人は83%もいるらしいけれど、これは携帯端末ユーザーではなく、日本で言うノートPCの利用者や、ホテルなどでフリーに使えるPCを利用してウェブメイルをチェックする人なんだろうな。(ちなみにアメリカ合衆国においては、携帯電話によるメイル送受信は日本のそれほど多くはないようである)

 かくいう郷秋<Gauche>も、ビジネストリップのホテル選びの1番のポイントは、LANが使えるかどうかになっているかな(って、もうほとんどのホテルが全室LAN対応になっているけど)。自宅や職場では当然高速の常時接続(自宅はいまや低速?)だし、それを前提にした重たいコンテンツが増えているからPHSによる接続では、何とももどかしい。

 話をAOLの調査に戻そう。眠るときにも携帯をそばに置き、メイルの着信がわかるようにしている人が43%もいるらしいけれど、だとすると、寝ている人を起こさないように、夜中のメイル送信は遠慮するべきなんだろうか。相手の都合を考えずに送っておけるのがeメイルの大きなメリットの一つだと、郷秋<Gauche>は思っていたんだけど。でも、携帯端末を抱いて寝ているって、ほとんど病気じゃないの?

百合の季節です。第一弾の今日は、鹿の子百合(かのこゆり)。
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飛行中にエンジンが止まると

 多くの飛行機にはエンジンが付いていて、このエンジンが発生する推進力で機体を前進させ、翼に風を当てます。前方から翼に風が当たると翼は揚力(上向きの力)を発生させ、その力によって飛行機は宙に浮く、つまり空を飛ぶ事が出来ます(固定翼機の場合)。ヘリコプター(回転翼機)も勿論飛行機の一種ですが、ヘリの場合には、エンジンの力で機体を前進させ揚力を得るのではなく、ローターと呼ばれる翼(機体の上に付いている大きなプロペラのこと)を廻して揚力を得ます。

 いずれにしても、機体を前進させる、あるいはローターを廻すエンジンが止まれば、機体が前に進まない、ローターが回らないということになりますから、揚力を得る事が出来なくなり、飛行を続けることは難しくなります。難しいくなるという意味は、即時に飛行できない、つまり墜落するというわけではなく、グライダーのように滑空しながら地上(あるいは海上)に至ることになるという意味です。

 滑空しながら飛行場あるいは類似の平坦で広い場所を見つける事が出来れば、例えエンジンが止まっていても、無事に着陸できる可能性もあります。この理屈は、最初から前進するためのエンジンを持たないグライダーが、自由に飛行し、自分の意思で着陸できることを考えれば理解できるでしょう。

 ヘリコプターの場合には、エンジンが止まれば即、墜落と思われるかもしれませんが、実は機体を上手くコントロールすれば固定翼機と同様に滑空する事が出来ます。これは、ローターをエンジンで廻すのではなく、前進させるためのだけのエンジンとプロペラで機体を前に進め、フリーに回転するローターに風を当て、回転したローターが発生する揚力により飛行するジャイロコプターが空を飛ぶのと同じ理屈です。

 軽飛行機や同クラスのヘリコプターの多くは、エンジンは1基のみですが、お客さんを乗せて飛ぶ旅客機は、多くの場合2基以上のエンジンを搭載しています。どんなに信頼性が高く、万全の整備体制によりバックアップされていても、エンジンは機械です。機械は時に不具合を発生します。そんな不具合も2基のエンジンに同時に発生する可能性は多くありません。複数のエンジンを搭載するのは、大きな推進力を得るためだけではなく、万が一のトラブルに備えてのことでもあるわけです。

 そういう意味では、単発(エンジン1基)よりも双発(エンジン2基)、双発よりも3発(最近は少なくなっている)、3発より4発の方が安全性が高いということになりますが、ボーイング、エアバスともにそのフラッグシップが4発なのはそういう理由からです。

 もっとも、最近は、ボーイングの場合にはメインが4発の747から双発の777に移ってきていますし、エアバスも340の双発版である330もかなりの数が飛んでます。高度な電子制御、電子診断機構によりエンジンの信頼性が高くなり、更に双発の場合難しいと言われていた、片側エンジン停止時の機体のコントロールが電子制御により容易になった事がその理由です。左右二つのエンジンでまっすぐに飛んでいた飛行機の左のエンジンが止まれば、左に旋回してしまうだろうことは容易に想像できるわけですが、そのあたりを最新の電子制御技術でコントロールできるようになっているわけですね。

 今日、スカイネットアジアの737のエンジン1基が飛行中に停止しても安全に着陸できたのはそんな技術的な裏づけがあってのことなのです。もっとも、エンジンが爆発したとか、出火したということになると、制御系がダメージを受けることもありますので、今回のように単にエンジンが停止してしまった場合よりも深刻な状態になることはあるでしょう。

 私たちの日常生活の中で、飛行機により移動する場面はますます多くなってきています。勿論飛行距離当たりの事故は、自動車事故のそれと比べ格段に低いのですが、それでもトラブルは発生します。ただし、乗客者としてできることはほとんどありません。できることと言えば、パニックになって機内で騒がないこと、緊急時の安全姿勢をとること、緊急着陸(着水)時の迅速な機内脱出に協力することくらいでしょうかね。それだけでも生還率はかなり高くなるのだとは、Mキャプテンの話しです。

今日の1枚は、夏の花、百日紅(さるすべり)。
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結局は値上げ

 6月12日に、マクドナルドが、これまで全国同一だったハンバーガーの価格を、地域によって異なる価格を導入する方針を明らかにした、という記事を書いた。(-->Click!

 その結果、今日のニュースによれば、全国の3,880店舗のうち60%以上に当たる2,400店が値上げしたのに対して、値下げしたのは宮城、山形、福島県などの130店だけだという。これじゃ、「地域によって異なる価格を導入」ではなく、値上げだな。

 のっけから「値上げ」では消費者の反発も大きいだろうから、「地域によって異なる価格を導入」としておこう、的な考えが、最初からあったのではないかというのは、うがち過ぎだろうか。

 それにしても、値下げした地域としてあげられた東北3県、いかにも田舎だと言われたようで、なんだか、感じが悪いぞ。

今日の1枚は、宙に浮く不思議な丸太。
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青森まで3時間

 現在は東京から八戸までの東北新幹線だが、3年後の2010年開業を目指して青森までの伸張工事が現在進められているのはご存知の通りだが、開業の暁には、東京-新青森間を3時間で結ぶために、JR東日本は320km/hでの運転を目指し準備を進めているというニュースが届いた。

 現在、東京-青森の空の便は、タイムテーブル上は1時間15分で飛んでいることになっている。更に、東京から羽田空港、青森空港からJR青森駅までが共に約35分だから、乗車・搭乗時間の合計は2時間25分となる。更に羽田での待ち合わせ時間30分、青森駅行きバスの待ち合わせ時間15分をプラスすると3時間10分となる。

 新幹線とヒコーキの勝負、ほぼイーブンだ。例えば大宮あたりに住んでいる方なら、まず、新幹線を選択することだろう。その一方で浜松町や蒲田、川崎あたりに住んでいる方は空路を選ぶ可能性が高い。横浜山の手の奥の奥に住んでいる郷秋<Gauche>は、ヒコーキが好きだから、勿論、空路だな。

 ヒコーキの楽しみは、空を飛ぶことだけではなく、空港で食事をしたり、買い物といった楽しみもある。新幹線なら乗り換えなしの3時間だから、ビールを飲んで駅弁を食べるもよし、読めないでいた本を一気に読むも良し、3時間熟睡できれば、睡眠不足も大いに解消できることだろう。

 さて、東北新幹線が仙台まで開通した時に、空路の東京-仙台便は消えた。盛岡まで延びると、東京-花巻便が消えた。新幹線が青森まで3時間で走るようになったとき、東京-青森便は生き残れるのか。大いに見ものだぞ。

今日の1枚は、赤とんぼ。アキアカネとは別種?
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山本左近、スパイカーでF1復帰

 ちょっと、いや、相当大きな驚きだ。勿論、彼としてはF1復帰のチャンスを掴むためにGP2で走っていたわけだが・・・。

 スパイカーは、クリスチャン・アルバースを放出した後、スパ-フランコルシャンのテスでクリスチャン・クリエンを起用したのは、彼をアルバースの後任とするつもりではなかったのか。

 アルバースの後釜としては、クリエンの他にナレイン・カーティケヤンやエイドリアン・バレスの名前も挙がっていたが、山本左近については、噂さえも無かったように思う。それが突然、山本左近起用のニュースだ。

 勿論、日本人ドライバーが増えることは嬉しいのだが、果たしてどの程度の速さを見せられるのか。今年のSAF1であれば多少の期待もできるが、スパイカーでは誰が乗っても同じ?

今日の1枚は、畦の草を刈る図。
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誤報

 昨日は午後1時までに川崎に出かけなければならない用事があったので、少し早めの昼食をとっていた。11時40分頃だろうか、カタカタと音がするので回りを見渡したが、いつもと特に変わった様子はない。地震かな?そう思うと少し揺れているような気が・・・。

 そんなごく小さな地震だったが、昼食をとり終えて駅に行くと、電車が遅れているとのインフォメーション。乗るはずだった電車が時刻になっても来ない。1、2本の電車が通過して、予定の次の電車の時刻を10分程経過した頃にようやく電車が来た。

 駅では、電車の遅れの原因がわからなかったけれど、車内放送で知る事が出来た。11時40分頃の地震により電車が緊急停車し、そのために遅れが出ているのだという。11時40分頃の地震って、早めの昼食を食べていた時の地震だ。でもあの地震は、郷秋<Gauche>が感じたのはせいぜい震度1か2程度。そんな程度で電車が止まる?

 今日のニュースでその謎が解けた。地震は神奈川西部が震源地(小田急線が走っているあたりだ。そうそう、郷秋<Gauche>が乗ろうとしていたのは小田急線)で、震度は最大でも3程度だったが、気象庁の観測機器のプログラムに問題があり、震度3の地震なのに、「震度6弱の大きな揺れが来る」と誤った緊急地震速報を流していたのだという。

 いやはや、間違った地震情報で電車が止まったとは。高速走行中の電車が巨大地震に襲われれば、いとも簡単に脱線してしまうことは実証ずみだから、止まるのは勿論いいのだけれど、何も震度3で止まらなくてもいいよね。

 昨日は震度3なのに震度6弱の情報により電車が止まったわけだけれど、その逆、つまり、震度6の大きなゆれが来ることを観測したのに、「震度3程度の揺れが来る」という速報が流れたらどうなるんだ。当然電車は脱線。脱線だけではなく転覆ですれば大きな被害が出ることになる。早めに出かけていたので約束の時間には何とか間に合ったけれど、気象庁、しっかりして欲しいぞ!

今日の1枚は、真っ赤に熟した鬼灯(ほおずき)。
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夏、本番?!

 ここしばらく気温は低いけれどジメっとした天気が続いていましたが、今日は一気に湿度も下がりギラギラとした真夏の太陽。これで梅雨明けか?っと、思ったけれど、梅雨前線はまだ踏ん張っているようですね。
 日中は涼しさに慣れていた身体にこたえる暑さだったのに、帰りオフィスからでると、心地よい涼しさ。まだ梅雨が居残っているというのに、もう蜩(ひぐらし)が鳴いていたりして。そう言えば、今年の蝉は例年の二倍だって。

今日の1枚は、虫取りの子どもたち。夏休みです!
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F1 2007年 第10戦 ヨーロッパGPを振り返る

 レースの結果はこちらをご覧いただくとしよう。
 いやはや、面白いレースだったな。郷秋<Gauche>はフジテレビがF1の全戦中継放送を始めてから20年間見ているけれど、こんなに面白いレースは見た事がなかった。20年間と言えば300戦以上見てきたわけだけれど、壮絶なバトルや汚いぶつけ合い、悲惨な事故も随分と見てきたけれど、昨日ほど波乱に富んだレースは余り記憶にないぞ。

 で、波乱のレースになれば、この人。クルサードがしっかり5位に付けていたりで、やっぱりクルサードは荒れたレースで本領発揮の超ベテランだな。チャンピョンにはなれないけれど、F1には無くてはならないドライバーの一人だ。

 しかし、ライッコネン。ここまでニュルブルクリンクとの相性が悪いとは。勝てないさだめなんだね、ここでは。しかしだ、せめていくつかでもポイントを稼げなかったのは痛い。ポイントリーダーのハミルトンが0ポイントの時こそ稼がなければならないというのに。

 さて、ポディウムに立つ前のアロンソとマッサ。そして記者会見での二人。これが勝者と2位、これが2度のチャンピョンと無冠の若者との違いということなのか。アロンソの「大人の対応」に少しは救われたけれど。

 その点、大いに褒めるべきはウェバーとブルツだ。これまでの最高位が共に3位の二人が、表彰台の最後の一段をかけた壮絶な戦いは最終コーナーまで続いたが、表彰台をゲットしたのはウェバー。そのウェバーがブルツの健闘を称え、それに応えるブルツの姿の何と清々しいことか。これでこそ紳士のスポーツだ。

 次戦は2週間後、抜けないハンガロリンクだ。低速で抜けないこのコースでのGP、そろそろ止めにして欲しいところだが、今年はチャンピョンシップを巡る4人の戦いがますますヒートする舞台だ。抜けないから最大の見所は予選かも知れないけどね。

今日の1枚は、例によって記事本文とは何の関係もない、白山谷戸の青田。
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今日の相棒

 今日は森ではなく街中(といっても、最寄の青葉台駅周辺ですが)散歩。もう随分前にフィルムを入れたきり、カウンターの数字が一向に進まないFM3Aを持って出かけました。でも、数字は5つ進んだだけ。現像に出せるのはいったいいつになることやら・・・。

Nikon最後のマニュアルフォーカスSLR、FM3A。
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ほら、ほら!

 キミ・ライッコネン、ポールポジション獲得!
イギリスGPが終わった9日に、郷秋<Gauche>は、「次戦ニュルブルクリンクもまたフェラーリの優位が揺らぐことはないだろ。」と書いたが、まさにその通りの展開になっているではないか。

 ライッコネンの隣なりにはアロンソ。続く3位にはマッサ。ハミルトンがまさかのコースアウト、クラッシュで10位に沈んだため、4位・5位にはBMWのハイドフェルドとクビサが繰り上がった格好だ。フェラーリ、マクラーレンに続くBMWのポジションはこれで確定だな。

 決勝レースでは、予選3位のマッサがアロンソの前に出られればライッコネンにとっては願ってもない展開となる。決勝結果をライッコネン、マッサ、アロンソ、ハイドフェルド、クビサ、ハミルトンの順と仮定すると、ヨーロッパGP終了時点のポイントは、ハミルトン73ポイント、アロンソ64ポイント、ライッコネン62ポイント、マッサ59ポイントとなり、残りシーズンがますます面白くなる。果たして郷秋<Gauche>の予想が当たるや否や。

今日の1枚は、むせ返るばかりの緑が溢れた森。
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スポーツ三題

「現校名」と共に戦う最後の夏
 横浜市磯子区にある、神奈川県立外語短期大学附属高等学校のサッカー部が、21日から始まる全国高等学校サッカー選手権神奈川県予選に、現校名チームとして最初で最後の出場を果たす。同校は県立高校統合再編に伴い、2008年3月で現校名に別れを告げる。その、最後の年に、出場資格ぎりぎりの8名の選手で大会に臨むことになった。同校のサッカー部員は18名だが、1年生が英語合宿に重なり、3年生の一人が骨折したことなどからルール上ぎりぎりの8名で出場することになったもの。
 主将の2年生、世古日向くんのコメント:「3年生が引退する試合でもあり、人数が少なくても補ってプレーできるよう全力で頑張りたい」

53対0
 全国高等学校野球選手権、神奈川大会で、大会記録となる53得点を、県立上鶴間高等学校が大勝した。19日、県立大楠高等学校と対戦した上鶴間高校は、2001年の茅ヶ崎高校-和泉高校で茅ヶ崎高校が上げた49点の高得点記録を6年振りに塗り替えた。負けた大楠高校は、部員12名のうち、8名が1年生。新入生自身が勧誘を続け、今大会の出場にこぎ付けたが、18失策と守りが乱れるなど、経験不足は否めず、大敗も止むを得なかった。
 先発した栗飯原くんのコメント:「悔しいけれど、マウンドに上がれたことが嬉しかった。基礎からやり直して、来年は観客を感動させるプレーをしたい」

フリー2、ライッコネンがトップ
 F1第10戦ヨーロッパGPのフリー走行2が日本時間20日21時より、ニュルブルクリンクで行なわれ、復調著しいフェラーリを駆るキミ・ライッコネンが、曇り、気温21度、路面温度25度のドライコンディションの中、1分33秒339のトップタイムをマークした。2番手はマクラーレンの超新人、ルイス・ハミルトン、3番手はライッコネンのチームメイト、フェリペ・マッサ、4番手マクラーレンのフェルナンド・アロンソと、優勝候補のドライバー4人がわずか0.3秒以内に並んだ。日曜日に行われる決勝レースのスターティンググリッドを決める予選は、日本時間で明日の21時から行われる。

注1:爽やかな高校生スポーツで「三題」の予定でしたが、掲載間際にニュルブルクリンクのフリー走行2の結果が飛び込んできたために、三題目の記事を急遽差し替えましたために、「生臭度」が急上昇したしましたことをお詫びいたします。
注2:本稿は、初めの2題は7月20日付けの神奈川新聞掲載の記事、3題目については「Yahoo!スポーツ Formula 1」掲載の記事を元にして郷秋<Gauche>がリライトしたものですが、3つのトピックを一つにまとめて、全体としてアイロニーを感じさせる記事を構成するアイディアは、郷秋<Gauche>オリジナルのものであることを特に記しておきます。

今日の1枚は、雨に濡れる西洋風蝶草。別名、花魁花。
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2929?!

 仕事帰りに、前を走っていた肉屋の軽バンのナンバーが2929だった。荷室のドアに豚の絵が書いてあって、結構笑えた。八百屋だったら8080、豆腐屋だったら1028、布団屋なら2108か?


 今日の1枚は、待宵草(まつよいぐさ)。この花を、「月見草」だと思い込んでいる方が多いようですが、それは大間違い。本当の月見草はこちらです。
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はやて?

 「はやて」は、東北新幹線を走る列車で、鉄道愛好者的には、きっと「E2系(1000番代)」と呼ばれている列車なのだと思うのだが、この「はやて」の存在を、実はつい数日前まで、郷秋<Gauche>は知らなかったのである。

 郡山に実家のある郷秋<Gauche>としては、東北新幹線を走る列車は、「やまびこ」と「なすの」(それに、福島から「やまびこ」と別れて山形に行く「つばさ」、同様に盛岡から秋田に向かう「こまち」)だけだと思っていたのだ。ところが、ここに来て「はやて」の登場。

 実は、火曜・水曜と仕事で仙台に行くことになった郷秋<Gauche>は、その数日前に電車の時刻を調べようと、えきから時刻表の路線時刻表を見てビックリした。

 そこで、何と、「やまびこ」と「なすの」意外の電車、「はやて」を発見したのである。「やまびこ」が仙台あるいは盛岡まで、「なすの」が西那須野塩原あるいは郡山まで走っているのに対して(東京を始点にして言えばだ)、「はやて」は八戸まで行くのである。って、八戸まで行く列車は皆、「はやて」なんだな。

 「はやて」は大宮を出ると仙台まで止まらない(東京までノンストップの便もある)。しかも、全席指定だ。だから、当然郡山には停車しない。郡山を通過する新幹線って、郷秋<Gauche>的には許せないのだが、東京から盛岡以北に向かう方は、当然、郡山には何の用もない。1分でも早く盛岡や八戸に着きたいわけだから、当然郡山は通過する。

 郷秋<Gauche>にとっては、東海道新幹線以上に馴染みのある東北新幹線ではあるが、考えてもみれば当たり前の話しで、郡山に停車しない「はやて」には、何の用もない。だから、2002年、東北新幹線の八戸伸張と同時に登場した「はやて」を郷秋<Gauche>が知らなかったのも、もっともなことだと、思うのだな。

郷秋<Gauche>はやっぱりこっちの方が好きかな。
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スパイ騒動の制裁がドライバーにも?

 フェラーリの機密事項がマクラーレンにもたらされていたというスパイ騒動に関して、FIAが「マクラーレンに制裁を加える場合には、それがドライバーにも及ぶ可能性がある」と警告を発したのだと。

 自チームにとって有利な情報を不正に入手し、それによってポイントを得たのだとすれば、それはチームだけではなく、ドライバーもまた同様だから、不正行為が明らかになれば、ドライバーが獲得したポイントのいくつかを剥奪するというのだろうか。

 まっ、理屈としては分からないではないけれど、これって、これまでも幾度となく繰り返されてきた、FIAによるフェラーリチームにアドバンテージを与えるための方策としか思えないな。まだポイント差はあるものの、復活の兆しのあるフェラーリドのライバー、ライッコネンを、FIAが側面から援護するということか?


 例によって、記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、すみよしの森あかねの森の間を流れる奈良川で遊ぶ子どもたち。
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