スピードライトだけじゃぁねぇ

26日に、Nikon Rumors(以下、NR)を元ネタにして、来週、ニコンからいくつかの製品が発表される、らしい と云う記事を書いた。スピードライト(「ストロボ」の事をニコンはこう呼ぶ。マクロレンズの事を「マイクロレンズ」と呼んだりと、ニコンは商品名にも一家言がある)SB-910は確実で、その他にレンズが一、二本、更にはD800も発表になって「欲しい」と書いた。しかし、D800だけではなく、NRが具体的な焦点距離まであげていたレンズもなく、結局発表されたのはSB-910のみであった。まったく冴えない。

 

これもまたNRの受け売りだが、122-4日に、イタリア、アメリカ、カナダ、イギリスでニコンのイベントが計画されていることを紹介した。このイベントで発表されるものがスピードライトだけじゃぁ、シャレにもならないだろうとも書いた。結局上記のイベントは、まったくシャレにもならないけれど行われるのか、あるいはそのイベント会場でビッグな発表があるのか、はたまたイベントが行われると云う情報自体が「ガセ」だったのか定かではないが、まったく期待外れの1130日であったことは間違いない。

 

こう云う事もあるだろうと密かに予想した郷秋<Gauche>は、月曜日に買っておいた、成城石井で三番目に安いワインを憂さ晴らしに飲んでいる。噂はまったく当てにならない。当てにならないから楽しくもあるのだが、当たらない時の憂さ晴らし用に安酒を買っておくのが良いと云う、郷秋<Gauche>の勘は実に冴えていたなぁ。

 

 

と云う訳で今日の一枚は、郷秋<Gauche>のメインのスピードライトSB-700と、26日に「意外と使える」と書いた軽量コンパクトなSB-400

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ライッコネン、ロータス・ルノーからF1復帰

 2012年シーズンに、ウィリアムズからのF1復帰を目指しての交渉が続けられていると報道されていたキミ・ライッコネンだが、ウィリアムズとの交渉は決裂し、一転、ロータス・ルノーからのF1復帰が決定したとの報道。

 

ライッコネンがウィリアムズからのF1復帰交渉をしているニュースを紹介した折に、郷秋<Gauche>は「止めた方が良い」と書いた。1980台から1990年代前半のウィリアムズならばいざ知らず、2011年シーズンの体たらくを見れば、とてもライッコネンのモチベーションを維持出来るようなチームではないからである。

 

そう云えば、ロータス・ルノーとチーム・ロータス、「ロータス」を名乗るチームが二つもあり、法廷闘争まで繰り広げられた2011年であったが、チーム・ロータスが2012年には「ケーターハム」を名乗ることが決まり、「元」ルノーが堂々と「ロータス」を名乗ることができるようになる。つまりライッコネンは、唯一の「ロータス」のドライバーとしてF1復帰を果たすことになる模様。

 

さて、ライッコネンがウィリアムズにシートを得るとすれば、ルーベンス・バリチェロがチームを去る、それはつまりF1から去ることになるだろうと噂されて訳だが、ライッコネンが来ないことになったからと云って、ルーベンスの来季が安泰であると云う事にはならないのもまた、事実。

 

あの程度のマシンでは誰が乗っても結果は同じと云えなくもないが、Sクラスのドライバーはしょぼいマシンで速さを見せつけ、一気にトップチームのシートを獲得するものである。それができない歳になってしまったルーベンスには、若い才能の為に勇退いただくのがせめてもの花道かと思うのだが、本人としてみれば、なかなかそう云う気持ちにはなれないのだろうな。

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何もしない日

 何もしないとは云っても、文字通り何もしない訳ではない。朝起きればシャワーも浴びるし、ごく簡単ではあったがブランチも食べた。玄関前と庭の落ち葉掃きもした。切らしていたメトロノーム用の電池も買いに行ったし、帰りがけに新書本2冊と成城石井で3番目に安かった赤ワインも買った。ひと月以上前に買って来てその辺に転がったままになっていた新しい無線LANルーターの設定もした。恥ずかしながら、若い女性が好みそうな恋愛小説も読み終えた。

 

何もしないとは云いながら、こうして書き出してみると結構いろいろしているではないか。って、当たり前だ。本当に一日何もしない生活なんて、入院でもしない限りないだろう。いや、入院ていしたって、その理由によっては検査だのリハビリだの見舞客の応対だのって、結構忙しいかも知れない。何もしないと云いながらも、することのある、出来ることのある、しなければならないことのある幸せを噛みしめた一日とでも云えば恰好がつくだろうか。

 

と、ここまで書いて、ひと月前だったかふた月前だったか忘れたが、同じ「何もしない日」と云うタイトルの記事を書いたような気がしてきた。もう何カ月もあるいは何年も、何もしない日なぞなかったぞとおっしゃる方も少なくないかも知れないから、思いだせる程度の間に何もしない、何もしなくて良い日があった郷秋<Gauche>は幸せと云うべきかも知れないな。感謝。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、例の東京都下某所を散策していて見つけた蜂箱。この辺りを歩く時に、辺りを飛びかう、花の蜜を集める蜜蜂が多いのには気が付いていたのだが、こんな場所があるとは知らなかったぞ。道理で辺りに蜜蜂が多いわけだ。

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恩田の森、更新

 お待たせいたしました。本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載たしましたので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

お詫び:当初、「郷秋<Gauche>の独り言」の方に「恩田の森」の記事をアップしてしまう間違いがありました。只今修正いたしました事をお知らせいたします。

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セバスチャン・ベッテルが今季15回目のPPを獲得

セバスチャン・ベッテルが、2011F1の最終戦、ブラジルGP予選で今季15回目のポールポジションを獲得。ナイジェル・マンセルが1992年に記録した年間最多ポール記録を更新したことが声高に報じられているが、当時のF1は年間16戦。16戦中14回のPPと、19戦中15回のPP、どちらが偉いかと云えば、16戦中14PPのマンセルの方がはるかに偉い(15/19=78.95%14/16=87.50%)。

 

だからと云って、今年のベッテルの戦績にケチをつける気持ちは毛頭ない。昨シーズン、速さを見せつけたベッテルだったけれど、今シーズンは「強い」ベッテルを存分に見せつけた。2012年もチーム体制やエンジンなどマシンのパッケージングに大きな変更がないことから、きっと今年よりも更に強いベッテルをみることができることだろう。

 

F161年の歴史の中で2年連続のチャンピョンは、アルベルト・アスカリ、 ジャック・ブラバム、 アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハ(ご存じの通り、その後4年をおいて5年連続チャンピョンを達成)、ミカ・ハッキネン、フェルナンド・アロンソの7人がいるが、ベッテルが次に挑むのは、ミヒャエルのもつ年間13勝と5年連続チャンピョンの記録と云う事になる。甲斐のある挑戦だろうが、今のベッテルとレッドブルにはそれが出来そうなほどの強さがあるなぁ。

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、晩秋の薄い陽に輝く菊。晩秋の花、菊もさすがに終盤のようである。

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来週、ニコンからいくつかの製品が発表される、らしい

例によってNikon Rumors(以下、NR)にUpされている二つの記事が元ネタであることを、まずもってお知らせしておく。NRによれば、Nikon(ニコン)は1130日、つまり来週の水曜日に三つもしくは四つの新製品の発表を行うと云うことだ。果たしてそこで発表されたモデルがそれぞれいつ発売されるのかはわからないが、発表直後から発売開始と云う事もある訳で、確かにクリスマス・年末商戦に間に合わせるためにはぎりぎりのタイミングではあるし、しばらくの間、重要なモデルの発表がなかったニコンにとっては今年最後の大切な発表となる可能性は大いにある。

 

NRによれば、発表される(可能性のある)モデルは4つ。一番可能性が高いのがスピードライトSB-910。発売されて日の浅いSB-900がもうモデルチェンジすると云う事になるが、上位機種の充実よりも、価格に大きな隔たりがあるSB-400SB-700狭間を埋めるモデルの開発の方が先なのではないかと、郷秋<Gauche>は思うぞ。ちなみにSB-400はバッグに放り込んでおいても邪魔にならないほど小型でありながら、バウンズが可能なので、屋内でのスナップではISO感度を上げて、SB-400のバウンズを補助光的に使うと有効であることをつい先日発見した。

 

二つ目は、DXフォーマット用のレンズで、18-300mmもしくはF4通しの16-85mm。前者は18-200の望遠側を更に伸長したもので、サードパーティ製の18-270mmの対抗機種。ニコン純正だから300mmでもF5.6が確保されていることだろうから、かなり大きく重たいレンズになっているのではないかと思われる。後者は既存の16-85mmの上位機種となるものだが、これもまた全ズーム域でF4を確保するために大きく重たくなることが予想されるが、もし予想が裏切られることがあれば、それは嬉しい誤算と云うものである。

 

三つ目は、NRAF-S 85mm f/1.8Gであるとしている。AF-S 85mm f/1.4G20109月に発売になっているから、この廉価版と云う事になる。AF-S 50mmにはf/1.41.8があるから、可能性が無いとは云わないが、より需要の多いのは35mmあるいは28mmf/1.8ではないかと郷秋<Gauche>は思う。F値が1.4から1.8になると価格が半分以下から1/3近くまで下がることになるから、広角系のレンズであったならかなりの本数が売れるのではないかと思われる。

 

もし、四つ目があるとすすれば、それはD800であるが、果たして四つ目があるのかどうか、NRも計りかねているようである。

 

さて、郷秋<Gauche>は今月13日に、NRが、122-4日に、イタリア、アメリカ、カナダ、イギリスでニコンのイベントが計画されていると主張していることを書いた(see here)。もし、30日に新製品が発表されるならば、その二日後から一般のユーザーを対象としたイベントが行われても不思議ではないが、果たしてスピードライトと2本のレンズの為だけにイベントが行われるだろうか。新しいカメラボディがなければ、お客さんも来ないだろうし、行っても盛り上がらないよね(^^)

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、晩秋の陽に輝く銀杏落葉。撮影場所は、例の東京都下某所。

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もう一つ、福島の情報を

原発事故以来、「I love you & I need you ふくしま」と共に福島県と福島人にとっての応援ソングとなっている「予定 ~福島に帰ったら~」(こちらでお聴きいただけます)の中でも歌われている、いわき市小名浜の観光物産施設「いわき・ら・ら・ミュウ」の復旧工事落成記念式典が23日に現地で行われた。

 

3.11大震災の津波が直撃し大きな被害を受けた同所は3月下旬から復旧作業が進められてきたが、8ヶ月後にようやく再開の運びになった。一般の入場は今日(25日)午前9時からであったとのこと。きっと大勢のお客さんで賑わったことだろうな。

 

たとえゆっくりであっても、福島が復興しつつあるニュースを見聞きするのは、嬉しいいものである。

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福島空港ビル、東京電力に4800万円の損害賠償請求

読売新聞によれば、福島空港のターミナルビルを管理・運営する福島空港ビル株式会社(第3セクター、社長:佐藤雄平福島県知事)が、東京電力福島第一原発事故などの影響で、2011年度上半期(4月~9月)の売上高が前年同期比5800万円減となり、8月末までの減収分として4800万円を東京電力に賠償請求したことを、24日に明らかにしたとのこと。

 

同空港発着便の減少とそれに伴う利用客の減少(利用客が減少したから便が減少したのかも知れない。ニワトリとたまごの関係だ)について、郷秋<Gauche>は幾度か書いているが、週に5往復の仁川便と毎日1往復の上海便が原発事故後運休となったままであることの影響は大きかったようである。上記の報道によると、国際線の利用者は前年同期比99%減の194人で、施設使用料や免税店の売り上げが減り、大幅な減収となったようである。しかし99%減って・・・。

 

定期国際便が運休しているのに前年比100%減にならなかったのは、6月にスイスへの往復チャーター便が運航されたことによる。利用客194人と云うのは、同じ97人が行きと帰りに福島空港を利用したと云う数字である。

 

このスイスへのチャーター便、調べてみると、機材はエーデルワイス航空のA330-200が使用された模様。エーデルワイス航空のA330-200307席仕様だから、福島では客席の1/3しか埋まらなかったことになる。いくら何でもこれじゃ旅行会社も儲からないし、そもそもチューリッヒまでの燃料を搭載したA330は福島空港ご自慢の2500メートルの滑走路でも飛び立つことができない。

 

それじゃどうしたのかと云えば(多分)こういうことだ。福島空港では97人のツアー客と僅かな燃料を積み込んで新千歳空港に向けて離陸する。そして新千歳で210人のツアー客と307人分の機内食とチューリッヒまでの燃料を積み込んでスイスに向かったのだろう。なぜ成田や羽田、関空を経由しないかと云うと、日本からヨーロッパや北米に行くのには、所謂北回りだから福島より南にある空港に寄ると回り道になるのである。

 

多分、A330は日本国内就航のみであれば、2500メートル滑走路の福島空港にも定期便として就航が可能であるはずだ(307席に見合う旅客需要があればと云う話しだが)。しかし、ヨーロッパや北米までノンストップで飛ぶための燃料を搭載すると、どうしても3000メートルの滑走路が必要になるのである。開港当時2000メートルであった滑走路を、福島県が巨額の資金をつぎ込んで2500メートルに延長したのには、頓挫してしまったが国会移転が議論され、その移転先として福島県が手を上げていたことが理由であったことを思いだす。

 

エーデルワイス航空のチャーター便と同様、福島空港で政府専用機に首相やら大臣やらを乗せて新千歳で給油してヨーロッパあるいは北米に向かう事を想定しての延伸であったのだ(オーストラリアやニュージーランドに行くのならば、成田もしくは羽田での給油となるだろう)。政府専用機、ボーイング747-400JAL747を全機売却、ANAも売却を進めていることから、日本国籍の747は遠からずこの2機だけとなる)は、国内線就航に必要な程度の燃料搭載であれば、2500メートル滑走路での離着陸が可能なのである。

 

国会移転問題が霧散し、国際線も運休したままとなった今、CRJ737-500が合わせて僅か6往復するだけの福島空港に、場違いのように2500×60メートルの滑走路が横たわっているのには、こう云う訳があったのだ。

 

飛行機ネタなだけに、話があらぬ方に飛んでしまった。さて、東電に4800万円の損害賠償を請求した空港ビル会社だが、節電などの経費削減により減益は2500万円にとどまり、税引き後の今期の利益は1700万円の黒字なのだと。ほ~っ、あの閑散とした様子で黒字ですか。14日に、郷秋<Gauche>が空港ビル2階のレストランで飲んだ一杯のココアも、多少は貢献しているのかしらん。

 

今日の素朴な疑問:東電に請求した賠償金が入ったら、それがそのまま黒字に上乗せってことになるの?

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日・昨日に続いて、例の東京都下某所の温室で、出荷の時を待つパンジーたち。

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親愛なる”フェリッペ”へ

一部の報道によれば、フェリッペ・マッサが同郷の大先輩、ルーベンス・バリチェロに引退を勧めらしい。ブラジル人同士だから、二人の他には(ブルーノ・セナを除いては)知る人も少ないポルトガル語で気安く話したのかも知れない。

 

マッサが云うには、「ルーベンスはF1で素晴らしいシーズンを過ごし、最高のチームで走り、レースにも優勝した。多くのドライバーがうらやむようなキャリアだと思う」なんだと。まっ、いずれも事実ではある。そんなバリチェロが、ペイ・ドライバーになり下がるべきではないと、マッサはバリチェロに直接云ったのかどうかは定かではないが、そう思ったことは事実なのだろう。

 

マッサもなかなか良いことを云うではないか。でもフェリッペ、君だったらどうだ? 君だって最高のチームで走っている。奇しくもルーベンスと同じ11回、ポディウムの一番高い所に上がっている。しかも、ルーベンスにはなかった、最終レースの最終周回の最終コーナーまで、チャンピョンの可能を残したシーズンだってあったじゃないか。悪くないF1人生だ。

 

でもフェリッペ、結局、君はチャンピョンにはなれてはいない。その意味ではルーベンスとまったく同じ。もし君が齢を重ね、それでもF1の世界にいたとして、同郷の若いドライバーから引退を勧められたら君はどうする。若いドライバーの為にシートを譲るかい? それはできない相談だろう。チャンピョンになれないことは判っていても、持ちこみの資金が必要であっても、それでもやっぱりF1で走ることを選ぶんじゃないかな?

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、鳥たちに種を運んでももらうために、目立つ赤い実を残している花水木。ちなみに花水木は北米原産で、尾崎行雄が東京市長であった1912年に米国ワシントンDCに染井吉野を送った返礼として、1915年に送られたのが日本における始まり。日本に移入されて間もなく100年になるが、今では庭木や公園の植栽、街路樹としてなくてはならない樹木の一つとなっている花水木である。撮影場所は昨日の写真と同じ東京都下某所。でも、この辺りは境界が入り組んでいるので、ひょっとすると川崎市麻生区の飛び地かも知れない。

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「郷秋<Gauche>の独り言」を初めてお訪ねくださった方に

「郷秋の独り言」をお訪ねくださりありがとうございます。

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J-Waveからカサドの無伴奏チェロ組曲が・・・

 仕事帰りのクルマでJ-Waveをつけたら、ブラームスのチェロソナタ第2F Durの終楽章が聞こえてきた。J-Waveでクラシックとは、随分と珍しいことだと思いながら聞いていたら、サントリーホールのオープン25年を記念する特別番組が放送中であった。成る程、ブラームスなわけだと思ったけれど、チェロとピアノのバランスが悪いし、郷秋<Gauche>はチェロがやけに乱暴な感じを受けたのだが、サントリーホールの館長で、桐朋学園大学の学長でもある、日本チェロ界の重鎮、堤剛氏の演奏であった由。

 暫らく経つと今度はガスパール・カサド無伴奏チェロ組曲が聴こえて来るではないか。えっ!FMで、それもJ-Waveでカサドの無伴奏?!我が耳を疑ったのだが、それは紛れもないカサドの無伴奏。ただし、サントリーホールの館長としてオープン当時の事を話す堤氏のBGMとしてではあったが。堤氏の話はそっちのけで、バックで流れるカサドの無伴奏チェロ組曲に全神経を集中した郷秋<Gauche>であったが、テンポの変化が不自然で、ブラームス同様、乱暴印象を受ける演奏だ。しかし、堤氏の話しのバックに流すのだから当然、氏の演奏なのだろう。だとしたら、郷秋<Gauche>の受け止め方が不適切あったと云わねば失礼千万な話と云う事になるのかも知れないが、演奏を聴いて受ける印象は人それぞれだから仕方がない。

 しかしだ、ガスパール・カサドの無伴奏チェロ組曲をトークのバックに使うって、どう云う人が、どう云うつもりで選んだのか、まったく不思議な選曲である。確かに氏はドヴォルザークの協奏曲とカサドをカップリングしたアルバムを出している。だからその音源が流れても不思議ではないし、カサドファンの郷秋<Gauche>としては嬉しかったけれど、しかし、まったく一般的な選曲でないことは確かだな。ここはドヴォルザークの協奏曲が順当であるわけで、いったい全体、誰がどう云う意図でカサドの無伴奏を選んだのか、その人に訳を聞いてみたい郷秋<Gauche>であるぞ。

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11月24日にニコンがD800を発表?

Nikon(ニコン)D800だと云う画像がリークされNikon Rumorsで紹介されているが(see here)、この画像に端を発してと云う事なのか、昨晩辺りから1124日(つまり明日だ)にD800が発表されると云う噂があちらこちらで流れている。いずれも出所が不明でいささか信憑性に欠ける。

 

しかしだ、考えてもみれば噂なんてものは根拠があるのか無いのか定かではないからこそ噂なのであり、しっかりした裏付けがあるとすれば、それは噂ではなく情報だ。「根も葉もない噂」と云いながら、他方で「日のない所煙は立たぬ」とも云う。人は古来噂が好きなのである。

 

ちなみに一昨日(21日)の記事でご紹介したD800の流出画像の真偽の投票結果だが、現時点ではReal37.01%Fake38.49%そしてNot sure24.5%となり、FakeRealを逆転している(日本時間一昨日夜の時点ではReal:38.8%Fake:35.9%Not sure25.3%)。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、久し振りに例の東京都下某所で見事に紅葉していたブルーベリー。ブルーベリーは食べて良し、紅葉良しと、一本で2度楽しめる果樹です。

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ペドロ・デ・ラ・ロサがレースドライバーに復帰

 現在マクラーレンのテストドライバーを務めるベテラン、ペドロ・デ・ラ・ロサが2012年シーズン、HRTからレースドラーバーとして復帰する。契約は2年との事。

 

デ・ラ・ロサは1999年に当時のアローズからF1デビュー。ジャガー、マクラーレン、ザウバーから出走するがこれまでの出走回数は86回と少ないのはシーズン途中で解雇されたり、テストドライバーを務めていな時期が長いからである。ちなみにその86回のレースで獲得したポイントは35

 

比較対象として相応しいかどうかは判らないが、現在唯一の日本人ドライバーである小林可夢偉は2009F1にデビューしこれまで39回出走して獲得したポイントは631レース当たりの獲得ポイントはデ・ラ・ロサの0.4に対して小林は1.6

 

悪いドライバーではないと思うけれど、特に優れたドライバーと云う訳でも無いデ・ラ・ロサを何故HRTが欲しがったかと云えば、やはりスペインのチームにはスペイン人ドライバーが必要だから。スポンサーマネーの獲得にも有利だと云う事なのだろうな。

 

かつて幾度もコンストラクターズ・チャンピョンを獲得している名門ウィリアムズのシートを模索している、あるいはフランク・ウィリアムズ欲しがっていると云われるキミ・ライッコネンだが、彼とてもスポンサーマネーの獲得にも有利だからと云うのが、ウィリアムズがライッコネンを欲しがるもっとも大きな理由であることに変わりはない。

 

 F1の世界は速いだけではシートを得ることができない。かと云って集金力があれば良いかと云えば、投資した資金に見合うだけの速さ(≒マスコミへの露出度)も当然必要となる。集金力と速さのバランスが重要なポイントとなるが、どちらに重きが置かれるのかは、そのチームのポジションによって変わって来るのだろうな。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、秋から冬へ、柿からミカンへと移ろう季節を撮ったつもりの写真だが、上出来は無論の事、普通出来とも、とても云えないな(^^;

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D800の画像流出で話題沸騰

話題沸騰とは云っても、まっ、Nikon(ニコン)D800の登場を待ち望んでいる一部の熱狂的な人たちの間だけでの話だが、既に1000を超えるコメントが寄せられるなど、まさに騒然としていると云う程になっている。何の事がお分かりにならない方は、まずはNikon Rumorsこちらの記事をご覧くださいな。更にこんな記事も!

 

二つ目に紹介した(最新の)記事ではReal or Fakeの投票を受付けているが、既に11,000名が票を投じている。時点ではReal38.8%Fake35.9%そしてNot sure25.3%となっている。15時間前と比べると、「作り物!」の票が伸びているが、ちなみに郷秋<Gauche>はFake!に一票を投じている。

 

だってそうだろう、オーソドックスな「いかり肩」こそがNikon DSLRのアイデンティティのはず。この「なで肩」では、まるで某社のEOSじゃないか。こんなEOSみたいな形じゃ、郷秋<Gauche>は到底気に入らんぞ。しかし、最初の記事に付されていた「Smaller and lighter than D700」と云うコメントが事実だとしたら、これは有り難い事である。撮影のためにはある程度の重量があることが望まれるが、持ち運びを考えると、マルチバッテリーパック付のD700はいくら何でも重過ぎる。

 

バンコックの洪水による影響の為に発表が遅れているD800だが、ひょっとしたら122-4日の間に、ひょっとしたら発表されるのではないかと云う淡い期待を持ってしまう、久し振りのNikonに関するRumorではある(see here)。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週末一泊二日で訪れていた河口湖で見つけた、妙にクリスマスチックな樹木。帰ってきてから調べたら、葉の形からはどうやら櫟(いちい)の木らしいことがわかった。赤み実をつけた枝を切って輪っかにすれば、それだけでクリスマスのリースになりそうである。

 

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ビートが純電気式で復活か?!

 ホンダが小型のEVスポーツカー、「ホンダ・スモールスポーツ・EVコンセプト」を東京モーターショーに出展する模様(see here)。どうですか、このプロポーション! 間違いなく、ミドシップレイアウトですよ。ただし純電気式だから、ドライバーの背後にエンジンならぬモーターがあるとは限らない。例えばインホイールモーターの採用だって有り得るからだ。EVの場合の最も重たいものであるバッテリーはホイルベースの真ん中の低い位置にレイアウトしたい。だからEV時代のミドシップは、ドライバーの背後にあるのはエンジンならぬバッテリーと云う事になるだろうか。

 

ホンダの小型スポーツカー、しかも屋根なしと来れば、誰だってビートを思い出す。ホンダは既に「Nシリーズ」を復活されることを発表しているから、ビートもEVになってリバイバルと云う事になるのだろうか。N復活ならSの復活だってあるかも知れない。「軽」の枠にとどまらず、初代CR-Xくらいの大きさになれば、軽い身のこなしを残しながらも必要十分なキャビンスペースと二人の二泊分の荷物を積むための最小限のラゲッジスペースも確保することができるだろ。楽しみだぞ、って、充電のためのインフラ整備が十分ではない現状ではEVでの二泊三日の旅行は無理か。

 

 

フェラーリは無理でもマイクロスポーツ、ホンダ・ビートなら郷秋<Gauche>にだって買える。今日の一枚は郷秋<Gauche>所有のホンダ・ビート。小さ過ぎて乗れないのが唯一の問題である。

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