睡眠時間

 大人の睡眠時間の平均って、いったい何時間くらいなんだろう。大人って言ってもいろいろいるけれど、郷秋<Gauche>のばやいは30代前半の男性、ということですが(^^)。

 今までの連続して眠った最高記録は22時間です。学生時代の夏休みに鹿児島県で一週間の合宿をして帰って来た時のことです。たしか昼頃羽田に着いて、一週間ほとんど風呂に入っていなかったので(夏の九州で合宿だったと言うのに!)友だちとサウナに行って汗を流してから四畳半のアパートに帰り、午後4時頃寝たのでした。

 暑くて目を覚ました。随分寝たような気がしたのですが、窓の外は明るいのです。5時頃だと思ったのですが、なんとなく様子が変なのでFMをつけて(TVが無かった)しばらく経ってから翌日の14時だということがわかりました。さすがに自分でもビックリしましたね。今ではこんなには眠れないだろうな。眠るのにもエネルギーが必要なんだなぁと思う、今日この頃の郷秋<Gauche>なのでした。
 

 今日の1枚は、これ。スーパーで売っているし、居酒屋でも出されたりしますからお解りですよね。
[ 撮影:かつらの森 ]
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郷秋<Gauche>の仕事です

 このところOh to Caray Modeの郷秋<Gauche>です。いつもは何事もマイペースなのに、このところそうはいかない事情の仕事を一度に複数抱えてしまったのが、その原因。小学生並の睡眠時間を必要とする郷秋<Gauche>ですが、さすがにここ1週間はそうもいかずに、睡眠時間をいつもの半分に削り、気つけの消毒のためのアルコール量を増やして頑張った結果、Oh to Caray Modeの原因のひとつとなっていた仕事がようやくひとつ終了しました。その成果がこれ。まっ、見てやってくださいな。


http://yoko-hasegawa.com/

 どこかに隠れているに違いない「虫」をやっつける作業と英語版の作成が残ってはいるけれど、まずはひと段落。でもまだ二つばかり大きな仕事を抱えたままだから、楽になるのは来週かな?
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コウノトリ但馬空港

 昨日、人工飼育・繁殖したコウノトリを野生復帰ために大空に放った話を書いた。で、そのコウノトリを人工飼育・繁殖してきたのが兵庫県豊岡市にある県立コウノトリの郷公園にある施設である。

 失礼ながら特に東日本にお住まいの多くの人が、豊岡市がどこにあるのがご存知無いだろう。兵庫県は大阪府・京都府の東に位置し南に瀬戸内海、北に日本海、二つの海を持っている。豊岡市はその日本海側も西より、つまり京都府よりにある人口約9万人の小都市である。

 失礼を重ねるが、東日本ではほぼ無名の豊岡市をなぜ郷秋<Gauche>が知っているかというと、そこに空港があるからである。その空港の正式な名称は「但馬空港」であるが、航空会社の時刻表をはじめ多くの媒体ではコウノトリ但馬空港と記載されている。そう、コウノトリである。コウノトリの里、但馬の国にあるからコウノトリ但馬空港。わかりやすい。

 さて、このコウノトリ但馬空港のある豊岡市、地図を見る限りでは近畿圏の中心である大阪が程近いいように思えるのだが、実はかなり遠い。との位遠いのかと言えば、例えば大阪駅を10:11にでるJRの「北近畿5号」に乗車したとすると、豊岡駅に着くのは12:41。福知山線を経由する174.1Kmの距離を2時間30分かけて走るのである。2時間半と言えば、東京駅を出た「のぞみ」が新大阪駅に着いてしまい時間である。

 東京と大阪、「のぞみ」で2時間半分の距離を隔てた2都市は鉄道だけではなく空路でも結ばれていることを考えれば、豊岡と大阪の間に空路があっても不思議ではない。だからちゃんと2便飛んでいる。

 JAC(日本エアコミューター)が36人乗りのSAAB 340Bで運行している。SAAB 340Bは70マイルを40分かけて飛ぶ。もっとも実際に空を飛んでいるのは25分程度だろう。シートベルト着用サインも消えない(はずだ)。

 コウノトリ但馬空港から開設されている空路は大阪(伊丹)だけである。人口9万人の豊岡市から大阪以外の空港にヒコーキを飛ばしても、たとえ36人乗りのSAAB 340Bだとしても搭乗率は一桁だろう(たぶん)。

 さて、このコウノトリ但馬空港は日本のプロアクロバットパイロット、ロック岩崎こと岩崎貴弘さんが今年4月に墜落死した空港でもある。このことはblogにも書いた。う~ん、定期便が日に2本だからこそ、そういうことのできる空港なんだな。

 但馬の国の空をSAAB 340Bが飛ぶ。そしてコウノトリが舞う。
 


今日の1枚は、またもや稲刈り進行中の横浜の田んぼ。

[ 撮影:かつらの森すみよしの森の間の白山谷戸 ]
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・・・

 お疲れモードの郷秋<Gauche>です。ティアゴ・モンテイロのマネをするわけではありませんが、5カ月間ノンストップの記録が止まる可能性、大です。何とか頑張ってはみますが、コメント・TBへのお返事が出来ないことがあるかも知れませんが、その時はごめんなさいです。眠いです。
・・・zzz・・・zzz・・・ムニャ
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コウノトリ、大空へ

 日曜日以降、国内では1971年に絶滅したコウノトリ(国の特別天然記念物)を人工飼育で繁殖させ、再び野生へ返すための「放鳥」が行われたという記事を新聞紙上あるいはネット上でご覧になられた方も多いことと思う。

 佐渡で行われているトキの人工飼育についてのニュースは時折目にすることがあるが、コウノトリの人工飼育・繁殖についてのニュースは余り見聞きしたことが無かった。関西圏ではそれなりの報道があったのだろうか。

 絶滅した鳥類を野生復帰させる試みは世界でも例がないというが、今回は兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)で飼育されている118羽のうち5羽(オス2羽、メス3羽)が放たれ、近いうちに2回目の放鳥も行われるという。放鳥された5羽は近親交配を避けるため血統も考慮して選ばれており、近年大陸から飛来して住みついている野生のオス1羽とのペアリングも期待されているという。

 野生生物が減少・絶滅するのは人間による乱獲だけではなく、都市化、農薬の使用などにより餌となる小動物の減少が大きな要因ともなっている。捕獲は法律で禁止することは出来ても、一度いなくなってしまった餌となる小動物を復活させることは、例えばコウノトリそのものを野生復帰させるのと同様に難しい問題だろう。

 餌となる小魚や蛙が住める環境を保つために田んぼや小川の保全、農薬を使田畑や森林を広い範囲で増やさなければならない。決められた飼育施設の中だけであれば比較的容易に達成することの出来る環境も、多数の農家や一般住民が住む地域全体でこれを整備することは、コウノトリの里を復活させたいという地元の人々の熱意なくしては至難のことだろう。

 今回放鳥されたコウノトリには背中には電波発信器が取り付けられ、人工衛星でその位置を確認できるシステムが用意されている。発信機はアンテナ付きで重さ80グラム。約1分ごとに発信する電波を850Km上空の気象衛星がキャッチしインターネット経由でその位置情報が提供されるという。

 人間が絶滅に至らしめた種を、人間がその英知を結集して蘇らせようという壮大な計画である。コウノトリの野生化にめどが立てば、その研究成果はおそらくはトキの野生化のためにも貴重なデータとなることだろう。大空を舞うコウノトリをぜひこの目で見てみたいものである。野生化計画の成功を願わずにはいられない。
 

 今日の1枚は、なるせの森から見たランドマーク・タワー。国際都市・横浜の象徴と黄金色に実った田んぼとの組み合わせがなんとも奇妙だけれどこれもまた、横浜なのです。
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F1 第17戦ブラジルGPを振り返る

 ライッコネンが粘りに粘った今年のチャンピョン争いも、シーズン当初の不振によるツケを最後まで引きずることになってしまった。絶対的な速さについてはマクラーレンMP4-20・メルセデスに分があることは衆目の一致するとこだが、レースは結果。ゴールしないことにはポイントに結びつかないのだ。

 フェラーリ/シューマッハの凋落、24歳アロンソとの25歳ライッコネンのチャンピョン争い、そしてF1史上最年少チャンピョンの誕生を見るにつけ、「世代交代」の4文字の重みが増す今シーズンである。さて、レース結果を見ておこう。

 <ブラジルGP決勝レースの結果>

 1位:J-P・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス / Q2 / FL2
 2位:キミ・ライコネン / マクラーレ・メルセデス/ Q5 / FL1
 3位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / Q1 / FL3
 4位:ミヒャル・シューマッハー / フェラーリ / Q7 / FL4
 5位:G-C・フィジケラ / ルノー / Q3 / FL5
 6位:ルーベンス・バリチェロ フェラーリ / Q10 / FL6
 7位:ジェンソン・バトン / BARホンダ / Q4 / FL10
 8位:ラルフ・シューマッハー / トヨタ / Q11 / FL9
 10位:佐藤琢磨 / BARホンダ / Q19 / FL14
 Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位

 予選でミスをしても決勝レースではダントツの速さのマクラーレン、ライバルがしくじればポールも取れるが決勝ではマクラーレンには敵わないルノー、トヨタほどでは無いが予選の速さを決勝で発揮できないBRAホンダ、予選も決勝もぱっとしないがドライバーの腕でなんとかのフェラーリ、と言った図式が読み取れるだろう。

 琢磨の10位完走という結果を見ると、インテルラゴスでは1回ストップの作戦は必ずしも成功とはいえなかったようだ。そうは言っても、十分ではないにせよ鈴鹿での予選アタック順位を何とか確保できたことで良しとしなければならないだろう。

 ジョーダン改めミッドランド・レーシングとの接触が窺われる琢磨にとっては何よりも結果が欲しいところ。鈴鹿特製ターボの後押しも得て、何とか良い結果を残せるように願わずにはいられない。

 

今日の1枚は、18日に紹介した「現に証拠」の周りにたくさん咲いていた露草(ツユクサ)。

[ 撮影: すみよしの森 ]
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ブラジルGP決勝レーススタートまであと4時間

 いよいよ2005年のチャンピョンが決定するブラジルGP決勝レースが始まる。
 ライッコネンが最後の最後まで喰らい着いたけれど、ここまでだろうな。でもライッコネン、君は良くやったよ。自身が達成できなかった最年少F1チャンピョン誕生に最高のレースで花を添えてあげて欲しいものだ。そして表彰台では互いの健闘を称え、最高のシャンパンファイトでタイトル争いの幕を引いてくれ。2度悔しい思いをしたキミだけど、2006年こそはキミの年だ!そして2007年も!!

ブラジルGP予選結果

1位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'11"988 MI
2位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'12"145 MI
3位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'12"558 MI
4位:ジェンソン・バトン/ BARホンダ 1'12"696 MI
5位:キミ・ライコネン/マクラーレン・メルセデス 1'12"781 MI
6位:クリスチャン・クリエン レッドブル・コスワース 1'12"889 MI
7位:ミハエル・シューマッハー/フェラーリ 1'12"976 BS
8位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ 1'13"041 MI

 ブラジル人ドライバーではマッサが9位、バリチェロ10位でマッサの勝ち。レッドブル、クリスチャン・クリエンの6位もビックリだけれど、ウイリアムズの2台を従えたミナルシ、モンテイロの13位も驚きだ。モンテイロの速さは本物なのか。

 さて、AUTO SPORT webによればノータイムの琢磨が19番手、同じくノータイムのミナルディ、ドーンボスが20位と表示されているが、果たしてこれがそのままのグリッドになるのか。ペナルティで20番降番の方が最後尾になりそうだけれど、レギュレーションではどうなっているんだろう。どっちにしてもピットで給油してのスタートだろうから19番でも20番でも影響はないと思うけどね。

 


今日の1枚は、秋桜と稲刈りの終わった田んぼ。

[ 撮影:かつらの森すみよしの森の間の白山谷戸 ]

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これって、CIVIC(シビック)?

 HONDA CIVICの8代目がデビューした。CIVIC(シビック)伝統のハッチバックではなく、4ドアセダンのみ(US向けにはクーペもあり)、エンジンは1.8Lだ。エンジン+モーターのCIVICハイブリッドは11月22日に登場するらしい。

 CIVICからハッチバックがなくなってしまったのは寂しいが、驚きは4ドアセダンとなった8代目CIVICのボディサイズだ。全長4540/全幅1750/全高1440/ホイルベース2700各cm。

 これって、1977年登場の初代アコードセダンの4345/1620/1360、ホイルベース2380よりもはるかに大きく、1985年登場の初代レジェンドの4690/1695/1390、ホイルベース2760と比べても、全長が15cm、ホイルベースが6cm短いだけで全幅は5.5cm、全高は5cmも大きい。

 こんなのCIVICじゃないよな。いや、今回デビューしたクルマそのものを否定しているわけじゃないんだ。11月22日に登場するらしいハイブリッド版を含めて、エコ・コンシャスじゃなければいけない時代のエコ・コンシャスなクルマとして、勿論認めたい。だけどさCIVICじゃないよね。寂しいけれど、どうしてCIVCという名前捨てなかったんだろう。

 初代CIVCの大きさ知ってる?大きなバンパーをつけたGLでさえ3545/1505/1325、ホイルベース2200なんだ。ホイルベースなんか現行のライフの2430より23cmも短い。

 でも、カッコ良かったよな、あの頃のCIVIC。大きなバンパーの付いたGL3ドアハッチバック。勿論モスグリーンで、標準の鉄チンホイールに無理やり175のラジアルなんか履かせて。クーラーなんか無いから夏は窓開けちゃってさ。

 さすがにあの頃のサイズでは小さすぎるから、フィットくらいがいまどきのCIVICとしてちょうどいい大きさなんじゃないかな?とすると、フィットって今のCIVIC?だったらRやSiじゃなくてRS作ってよ。俺、買うからさ!

注:郷秋<Gauche>が運転免許を取って最初に運転したのは家にあった初代のGL(あの頃はやっていたサファリ・ブラウン)。自分で買ったのは青い初代CVCC CIVIC GL(ただし中古)。これに1年乗って2代目のカントリーに5年、3代目のシャトルに9年11万Km乗ってHONDAとCIVICを卒業しましたが、初代CR-X Siにバッチリ手を入れて毎日の足にしたいと思う今日この頃の郷秋<Gauche>であります。
 

さて、今日の1枚は秋の花の代表、萩(ハギ)。万葉集に登場する花としては142首にこの萩が歌われトップだとか。ただし、最近では人気低落か。写真にも撮りにくい花の1つです。

[ 撮影:あかねの森 ]
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SAAB 93 Sport Estate日本登場!

 blogを始めたばかりの4月に、そのスウェーデン語版のカタログをご紹介した93 Sport Estateがついに日本でもデビューした。
 4月26日に紹介した時には「Sport Combi」だったんだけど、日本ではやっぱり一般的なEstateになってしまったな。勿論形はそのままだから、まっ、いいか。でも、自分で乗るんだったらエンブレムでけでも本国版に変えたいところだ。

 blog化以前の「独り言」2002年10月3日に9-3のことを書いた。今度の破売れるぞ!との郷秋<Gauche>の思惑とは裏腹に販売状況の芳しくない9-3だけれど、今回のEstate登場で弾みが付くかどうか。

 販売はあんまり期待できそうにないけれど、SAABのサイトは相変わらず抜群のセンス。ぜひご覧ください。

SAABのオフシャルサイト http://www.saab.co.jp/
93 Estateのスペシャルサイト http://www.saab-saibu.com/cp/index.html blogまであります http://blog.livedoor.jp/saab_designblog/
WebCGにも写真がたくさん載っています http://www.webcg.net/WEBCG/carscope/2005/saab9-3sport_estate/index.html


 さて、今日の1枚はこれ。昨日掲載の「白い花」ですが、ちっと引いたショットです。これならお判りですね。白い彼岸花ですが、普通の赤い彼岸花の色違いではなく、白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)という別の名前を持っています。同じヒガンバナ科の鍾馗水仙(ショウキズイセン)と普通の彼岸花が自然交配したものだと言われています。

[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
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jetBlueのA320無事着陸

 カリフォルニア州ロサンゼルスの郊外にあるバーバンク空港からニューヨークに向けて離陸したジェットブルーの292便(A320、乗客・乗員146名)が離陸直後に前輪を収納できないことからタイヤが90度横を向いていることが判明。

このままでは通常の着陸が出来ないことから太平洋上空を旋回しながら、ニューヨークまで飛ぶために搭載していた燃料を消費した後に100名以上の消防隊が待機するロサンゼルス国際空港への緊急着陸を試み、ランウエイから外れることもなく無事に着陸したのだという。

 冷静に考えれば、前輪が横を向いていていたとしても、燃料を投棄・消費した上での着陸であればまずは大事に至らずに着陸することが十分に可能であることは予想されるだろうな。それを知ってか知らずか、機内は比較的冷静であったようだ。

 今回の事故が大ニュースになったのは事故発生直後から着陸までの一部始終をCNNが全米に向けて放送したいたからのようだ。これが、実にアメリカ的で面白いと思う。

 ジェットブルーは1999年に会社設立、2000年2月にNY-フロリダで初就航した若いエアラインだ。本社はNYで、運行拠点は東海岸がJFK空港、西海岸はロングビーチ空港。機材はA320 でNY-ロングビーチ、ワシントン-ロングビーチを片道100ドル台で飛んでいる低運賃のエアラインだ。

 機材のA320は日本ではANAがローカル線を中心に28機を運行している。ただしANAでは今後ボーイング727NGにリプレイスの予定で、遠からず日本の空から消えると思いきや来春開港の新九州空港をベース新規参入する「スターフライヤー」がA320を導入するらしいから日本でも当分乗ることができそうだ。

 さて、ジェットブルー。低運賃とは言っても総革張りシートを装備するなどで他社との差別化を図り、大手の経営失速をよそに破竹の勢いで成長を続けていることで注目を浴びているエアラインだが、他社とのもうひとつの差別化が機内で衛星放送を視聴できることらしい。

 で、今回の事故機292便にはその衛星放送を視聴システムが装備されていたらしいんだな。ということは、140名の乗員と客室乗務員は全米に向けて中継されていた事故機―つまり自分が搭乗している292便だ―の着陸までの一部始終を機内で見ていたということだ。

 おそらくは無事に着陸できるであろうし、現に無事に着陸できたわけだけれど、最も重要な着陸装置である前輪にトラブルを抱えた状態で緊急着陸する自分の搭乗機の影像を機内で見ているのってどんな感じなんだろう・・・



さて、今日の1枚はこれ。この白い花、何だかわかりますか?

[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
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BARのことなんか、書かないもんね!

 第19戦、今年の最後のレースとなる中国GPのチケットセールスが好調なのだと言う。何と、ミヒャエル・シーマッハが今シーズンをもってF1から引退するという噂が流れ、ムヒャエルの最後のレースを見たいというファンが殺到していると言うのだな。

 F1の世界は魑魅魍魎の世界でもあり、噂が噂を呼んでもそもそもの噂が噂でしかなかったり、契約書があってもそれはただの紙切れでしかなかったりで、まぁ、何がなんだかわからない世界なんだな。

 そんなこんなで中国GPのプロモーターはチケット完売のために、まったく上手い手を考えたものだ。F1ファンなら誰だって、ミヒャエルが走るのをもう見られないのだとすれば、最後のレースをぜひとも見たいと思うもんな。

 ところで上海のチケットって、いったいいくらで売られているんだろう。経済成長著しい中国・上海とは言っても庶民には手が届かない値段のような気もするし、近年ではロシアと同様、所得格差が飛びっきりという話も聞くから、富裕層にとってはどうと言うこともない価格だったるするんだろうか。

 まっ、3戦先の上海よりも今週末のインテルラゴスだな。もしも、もしもの話だけれど、アロンソが大クラッシュを演じていつかのミヒャエルのようにレース欠場なんてことになれば、断然面白くなるもんね(^^)。


 さて、今日はかつらの森すみよしの森の間にある白山谷戸で撮影した1枚です。
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本気で月に行きたいらしい

 NASAから2010年に終了するスペースシャトル以降の有人月着陸計画が発表された。この計画が予定通り進めば1972年のアポロアポロ17号以来46年振りの月面着陸が実現することになる。

 報道によれば、スペースシャトル後継機は宇宙飛行士と貨物を同時に運ぶこれまでのシャトルのシステムと異なり、4人の搭乗員を月に運ぶ有人探査機(CEV)と、貨物専用の大型輸送ロケットを別々に打ち上げ、地球周回軌道上でドッキングさせて月に向かうのだという。

月面到着後は1週間程滞在し、運んできた貨物で月基地建設の作業を行う。完成した月面基地は将来的には火星有人探査機の打ち上げ基地としての活用も目指すという。

 この計画にかかる費用だが、シャトル計画で安全性が確認されている主エンジンや固体ロケットブースターを打ち上げに使うなどし、安全性・信頼性を確保すると共に、コストに削減に配慮するということではあるけれど2018年までに計1,040億ドル(約11兆6,000億円)を見込んでるという。

 月に行く、更には火星まで行こうというのだから、人間が見ることの出来る最大規模の「夢」と言うことが出来るだろうけど、費用もまた最大規模だな。

 さて、それでは11兆6,000億円を使って何をしに月まで行くのかというと、少なくとも今現在ネットワーク上で確認できる日本語の記事の中にはまったく見当たらないんだな。これって相当変な記事なんじゃないかな。

 ニュース記事で大切なのは「いつ、誰が、どこで、何を」だけれど、もう1つ「何のために」が必要だろう。「昨日、郷秋<Gauche>が、青葉台の、イタリアン・レストランに、行った」のなら、食事に行ったに決まっている。だけど、11兆6,000億円かけて月まで行かないとならない誰でもが思い浮かべる理由って。ないと思うんだよね。

 地球には無い、あるいは少なくなっている資源の探査・開発なんて理由はすぐに思いつくけれど、それよりも「世界のリーダーとしてアメリカの権威」のため、という理由の方が大きいような気がしてします郷秋<Gauche>はやっぱりへそ曲がりだろうか。

 確かに30年前に人間は月に到達することが出来て、月の石を持ち帰ったりはしたけれど、それから30年たっても、月が現実的に僕たちの生活を豊かにしたとは思えないな(郷秋<Gauche>が知る限りでの成果としては、月に置いてきた鏡を使って地球上の2点間の距離を正確に測ることが出来るようになったことくらい。他に何かあるんだろうか)。月に大量の原油が埋蔵されていることがわかったとしても、100年後になっても月産原油を地球まで持ってくるのは無理だろう。

 それよりも、定員オーバーもはなはだしい(と思われる)地球上のいろんな問題を解決するために11兆6,000億円を使ったほうがいいんじゃないだろうか。勿論人間が宇宙を飛んだり月や火星に降り立つという大きな夢を持つことも大切だけれど、教育どころか日々の食事にさえ事欠いている子どもたちや、予防接種を受けられない人たちのために使うとか、食料増産、砂漠緑化技術や脱石化燃料の技術開発に使うとか、使い道はいくらでもありそうだよな。

 アメリカ国民は世界のリーダー・保安官として当然必要な経費だと、この多額の費用を要する計画を受け入れるのだろうか。人間は地球上の動植物の住処を荒らすだけではなく、月の兎の世界まで荒らさないではいられない存在なんだなぁ・・・。



 例によって記事本文とはまったく関係のない今日の1枚は、秋海棠(シュウカイドウ)。秋の海棠という名前ですが、春に咲く海棠(カイドウ)に似ているようには思えません。秋海棠はシュウカイドウ科、海棠はバラ科と、親戚筋に当たるということもなさそうです。強いて似ていると言えば下向きに咲くその花色でしょうか。

[ 撮影:かつらの森 ]
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谷戸田

 
 恩田の森でも半分ほどの田んぼで稲刈が終わったようです。田んぼとは言っても小さな谷戸や住宅地と道路や線路の間にある小さな田んぼです。そんな田んぼでも田植え前に水が入れられると鴨が飛んでくるし、蛙が鳴きトンボが飛び回ります。

 日本全国どこででも見ることができた田んぼも、都会ではそれを見るためには出かけなくてはならなくなってしまいました。それだけに、わずかではあっても残された田んぼを大切にして行きたいなと思わずにはいられません。

[ 撮影:かつらの森すみよしの森の間にある白山谷戸 ]

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現の証拠

 
 群生する露草(ツユクサ)の中でポツンと一輪だけ咲いていた「現の証拠」(ゲンノショウコ)。古くから和薬として用いられ、薬効あらたか、のめばたちまち腹痛や下痢がおさまることから「現の証拠」。なんとも即物的な名前ですが、急な「刺し込み」に苦しむ旅人に助さんだか角さんだかが飲ませてあげる薬はこれだったのかも知れません。

 写真は白い花ですが、調べてみると紫色の花のものもあり西日本では紫が、東日本では白が多いとあります。花の咲いている時期に引き抜き根を除いた地上部を天日で乾燥させて用いるようです。

[ 撮影:すみよしの森 ]

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらにも掲載しておりますのでぜひご覧ください。
恩田Now 
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韮の花

 
 今月13日に掲載した韮(ニラ)の花のUpです。見かける機会は少ないのですが野菜の花って意外と綺麗なんです。この韮もそんな野菜の一つですね。花が咲いても強烈なニラ臭は変わりませんが、写真で見る限りでは十分鑑賞に堪えられる美しさだと思いますがいかがでしょうか。オクラの花も綺麗です。豌豆の花も素敵です。野菜の花の、目立たない美しさが好きです。

 code_nullさん、コメントいただいていたのにRe:しないままになっていてごめんなさい。今日はレバニラ炒めのモトのUpです(^^)。

[ 撮影:かつらの森 ]
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