昨日は、かつては日本の秋を代表する樹木の花であった萩の人気が低迷しているのではないかと書きましたが、今日は、人気が低迷している果実、柿。萩の人気低迷説にはやや主観的な部分があったかも知れませんが、柿の実の人気低迷は間違いのない事実です。だって、こんなにたわわになっているのに誰も採らないのですから。

 かつては干し柿にしたり焼酎で渋を抜いたり、お好きな方は樹上で完熟とろとろになった柿の実をすすっていたりしたものですが、今は誰も食べない。

 秋の果実と云えば梨、葡萄、秋も半ばを過ぎて出始める林檎でしょうか。中でも葡萄ですね。特に最近は大粒で糖度が高い種無しや皮ごと食べることができる新しい品種が次々と登場しており、食事の洋風化にもマッチして一人勝ちの様相です。

 個人的には、葡萄は皮を剥いて種を出して食べるのが面倒なので余り好きな果物ではなかったのですが、先にも書いたように近頃は種無し皮ごとの美味し品種が出回っておりますので結構食べるようになりました。緑、淡赤紫、濃紫と品種も豊富ですし、美味しさ加減で云っても葡萄は果物の王様でしょうね。 ワインの元もこの葡萄であることを加味すれば、葡萄は世界一の果物と云うことになるでしょうか。

 と云う訳で今日の一枚は、話が葡萄の方へと逸れてしまいましたが近頃まったく人気のない柿の実。人が食べなくなった分、冬の初めの頃までは小鳥たちの格好の食料となっているようですので良しといたしましょう。

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 萩。日本の秋を代表する樹木の花。春の梅と共に万葉集の時代には欠くことのできない花であったようですが、近年ではその地位は低下しているように思えます。とは云え、春や夏にはたくさんの樹木が花を咲かせますが秋に咲く花は少なく、萩以外には人目を引くのは金木犀、山茶花、茶の木くらいでしょうからやはり大切にしたい秋の花。

 面白いのは萩が秋の七草の一つになっていること。樹木である萩が何故「草」扱いになっているのか不思議です。あるいは、冬になり枯死した枝が刈り取られ春になって新た枝を伸ばして花を咲かせることから草扱いなのかも知れません。

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白い彼岸花

 曼珠沙華、死人花、地獄花、幽霊花、毒花、狐の松明、剃刀花、葉なし花なし花などたくさんの別名を持っている彼岸花。地方独特の名前を数えればゆうに百を超す名前を持っているとも云われております。それだけ日本人には馴染みの深い花と云えるでしょう。

 突然変異なのか人為的な品種改良なのかは解りませんが、赤い花だけではなく白い白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)、黄色い鍾馗水仙(しょうきすいせん)などもこの季節に見ることができます。似てはおりますがお盆の頃に咲く夏水仙(なつずいせん)は同属別種のようです。

 と云うわけで今日の一枚は、白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)。花弁がやや黄色がかっておりますが、真っ白なものもあるようです。

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「テンペスト」開発にイタリアが参加表明 - そして日本は

 イギリスが主導し開発を進めたい第6世代戦闘機「テンペスト」の開発に、これまでに参加を表明しているスウェーデンに加えイタリアが参加を表明。

 第6世代戦闘機(2035年頃から制式化)はステルス性能はもとよりレーザー兵器、ドローンのスウォーミング(群制御)技術などの最先端テクノロジーを搭載した戦闘機とする見込みだが、課題は膨大な開発経費。これを自国一国のみで賄えるのは米国とロシアのみ。両国以外は国際連合チームでこれを開発しようと目論もんでいる。フランスとドイツが手を組み、イギリスはスウェーデンに加えイタリアを自陣営に引き入れることに成功。

 一国で開発可能と思われる大国も、ロシアと中国は手を組む可能性がある。米国は経費と最先端テクノロジー開発の両面から日本を陣営に引きずり込みたいのかもしれないが、日本には日本の事情があり独自で、あるいはあくまでも日本が主導する形で開発したいのだ。

 我が国は、F-15やF-16が搭載するエンジンを上回る推力15トンのエンジン「XF9」を独自に開発し、次世代戦闘機への搭載を視野に新型アクティブ電子操作アレイ指揮レーダーの開発も進んでいるが、これらを統合し機体に集約する経験に乏しいのが現実。米、英、仏、独、瑞のいずれかと手を組まなければ日の丸F-3は完成しないのだ。

 「テンペスト」開発にイタリアが参加表明するなどすでにいくつかのチームができつつある中で果たして日本主導のチーム作りができるのか。この辺りが不得手な我が国故、経費や技術開発以前のチーム作りが大きな障害として立ちはだかっていると云える状況である。

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、天日干しされている稲をバックにした彼岸花。

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葡萄の保存

 頂き物の葡萄です。孫の所に届けて残ったものをこのようにして冷蔵庫で保存しております。
 まずは水洗いします。手でもぐと皮が裂けてしまいますので枝を2〜3mm残して1粒ずつキッチンバサミで切り離したあとキッチンタオルで水気をとって密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。これで一週間くらいは美味しく食べられるようです。

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Stone Washer’s Journal

 最近良く見ているStone Washer’s Journal
 なかなか良いSiteなのですがその運営主体が謎でした。Googってみてもなかなか出てこなかったのですが、ようやく「WEBライターとして1年ちょっと活動してきましたが(注:2016年現在)、はっきり言って私の名前が出る記事は殆どありません。もしかすると、私が主宰しているStone Washer’s JournalでMitsumuraというHNで見るくらいでしょう」と書かれたblogを見つけることができました。

 フリーライターの三津村直貴さんが主宰と云うことですが、内容、デザイン共に個人が運営しているとは思えないクオリティです。インターネットメディア事業やデジタルコンテンツ作成もお仕事の一部のようですのでお手の物、と云うところなのでしょうか。

 書かれている記事は、技術に詳しい文系の方が書いたかのような文体です。「ですます調」で書かれていますので文系女子でも(多分)すんなりと入ってきて理解できます。ただ、重要な部分の出典が明示されていないとか、難しい(けれど本来必要と思われる)説明を省いてその結果・結論だけを記述されることがあるなどちょっと残念なとろもありまますが、これらはむしろ技術関係が苦手な方にも概要を楽しく理解してもらうための工夫と解すべきでしょうか。

 Mitsumuraさん、どうやら軍事関係や宇宙関連には特にお詳しいようですね。F35やUS-2、潜水艦に関する記事など、安穏と生活している日本人も本当は知っておくべき「旬の防衛ネタ」を解り易く解説されている貴重なコンテンツと云えますね。

 例によって、記事本文とは何の関係もない今日の一枚は季節の花、彼岸花。

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教育のプロ?

 「子どもを支援する施設で起きた、まさかの暴行事件。経済的に恵まれない家庭の子どもに学習の場と食事を提供する、いわゆるこども食堂で起きた暴行事件の容疑者は、大手有名予備校の講師を務めた教育のプロだった」との報道。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010020-houdoukvq-soci

 予備校の講師が「教育」のプロですか? 受験指導、つまりテクニックを教えるプロではあったのかも知れないけれど、「教育」のプロではないと、私は思う。もっと云えば、人と対峙し人を導く行為に、プロだのアマチュアだのと云った違いや区分があって良いわけがない。

 と云うわけで今日の一枚は、爽やかな秋の空。お口直しになれば幸いです。

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ピアノのお稽古


 おとうさんになぞってもらった手の指にどんぐり、レモン、みかん、ファイト、ソフトクリームのシールを貼って、どの指でなんの音を出すのか覚えます。

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今年も葡萄到来

 買ったものではない、旧友が丹精込めて作った葡萄だ。大病もした友人だが、今は身体と折り合いをつけながら畑仕事も続けているようだ。元気で何より。二人だけでは食べきれないほどの立派な葡萄。明日、孫の所に持っていくことにするよ。Tくん、ありがとう。

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  やっと秋になりました。今年の夏は暑かったから秋が待ち遠しかった。木の実も赤く色づきました。

 と云うわけで今日の一枚は我が家の花水木の実。今年は花の着きが悪かったので赤い実もほんの少しだけ。

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虹色りんご?

 懐かしいAppleの「虹色りんご」のロゴが復活するのではないかとの噂がありますが、虹色? 虹の色は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色と小学校で習ったような気がしますが・・・

 Apple社が1977年から21年間つかった虹色りんごは6色なのです。赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色と見比べると、藍色が抜けていますね。藍色を除いた赤・橙・黄・緑・青・紫6色の虹と云えば、そう、レインボー・ステート、ハワイの虹ですね。Apple社のリンゴはハワイのリンゴ?

 ハワイの神話に出てくる小人族のメネフネが、
    宮殿のカヒリ(鳥の羽根を使った王族の象徴)から、赤い羽根
    イリマという植物から、可愛らしいオレンジ色の花
    バナナの木から、良く熟れた黄色のバナナ
    山や谷から、緑色のシダの葉っぱ
    深い海から、青い水
    女王様のシルクのドレスから、紫色の布
 で作ったので、ハワイの虹は6色なのだそうです。

 アメリカ・メインランドの虹は日本と同じ7色のようですが、日本の7色とはちょっと違って見えるようです。Sing a Rainbowを歌ってみてください。

Red and yellow and Pink and Green
Purple and orange and blue…..
 ほらね、日本の7色とちょっと違うでしょ。

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大学院への入学

 大学を卒業していない某お笑い芸人が某有名大学の大学院に入学したことに関しネット上で、大学は「入学」だが大学院は「入院」だ」とか、大学を卒業していない者が大学院に入れるのはおかしいといった主張が散見されますが、どれも正しい主張・指摘ではないような気がするのです。

 学校教育法第百二条において「大学院に入学することのできる者は、第八十三条の大学を卒業した者又は文部科学大臣の定めるところにより、これと同等以上の学力があると認められた者とする。ただし、研究科の教育研究上必要がある場合においては、当該研究科に係る入学資格を、修士の学位若しくは第百四条第一項に規定する文部科学大臣の定める学位を有する者又は文部科学大臣の定めるところにより、これと同等以上の学力があると認められた者とすることができる」とされています。

 さらに、学校教育法施行規則第百五十五条第一項第八号には「大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、二十二歳(医学を履修する博士課程、歯学を履修する博士課程、薬学を履修する博士課程又は獣医学を履修する博士課程への入学については、二十四歳)に達したもの」とあります。

 つまり、大学院に入る(学生になる)ことも「入学」と云う(表現する)ことと共に、必ずしも大学を卒業していなくても、大学院が個別に実施する入学資格審査により大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者であれば、大学院に「入学」できることとされているのです。これを踏まえ、各大学院の入学試験要領等には「職務経験・研究業績等により大学卒業と同等以上の学力があると認められた場合は出願資格があるものとします」などと記載されている場合が多いものと思われます。

 しかしですよ、大学で学んだことがないと云うことは、大学(院)における単位の仕組み、授業(講義)の受け方、学習方法やレポートの書き方、研究の進め方、論文の書き方などをご存知ないわけで、常識的に考えると2年間(通例最大4年間在籍できるが)で所定の単位を修得し修士号を取得するのは至難なのではないかと思いますね。

 

 と云うわけで、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は季節の花、曼珠沙華。

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カマキリ

 秋になると大きなカマキリ(多分メス)を良く見かけるようになります。産卵期を前に栄養補給の為に獲物(オスのカマキリ?)を探す為に出没するのだと私は勝手に思っています。ジョロウグモが大きな巣を張って獲物を待ち構えているのもこの季節。カマキリと同じ理由だろうと、昆虫にはまったく詳しくない郷秋<Gauche>はこれまた勝手に思っております。

 それにしてもカマキリって、その顔がなんとなく人間の顔に似ているような気がして仕方がないのです。その証拠に「カマキリ」とあだ名された先生やクラスメイトが幾人もいます。この場合はカマキリが人間に似ているのではなく、人間がカマキリに似ていて、なおかつ余り好ましくない性格であることが多いような気がするのですが、これもまた私の勝手な思い込みでしょうか。

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杜鵑草

 鳥のホトトギス(杜鵑、子規、不如帰とも書く)は初夏の季語。今日ご覧いただくのは植物のホトトギスで中秋に花開く野草。野草のホトトギスは漢字で書くと杜鵑草と「草」の字が付く。鳥のホトトギスが先で、その斑点が似ているからと植物もホトトギスと呼ばれるようになったとか。世に奇妙な花は少なくないけれど杜鵑草もその一つ。そう云えば、我が家にもあったかといま確かめてみたら蕾が二、三、四、五、六個。数日以内には我が家の杜鵑草もご覧いただけるかも知れませぬ。

blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomori に9月15日に撮った写真を4点掲載いたしております。秋なのに夏日となった森の様子をご覧いただければ幸いです。

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台風の落し物

 blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomori に9月15日に撮った写真を4点掲載いたしております。秋なのに夏日となった森の様子をご覧いただければ幸いです。

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