人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

植樹祭

2019-06-14 | 

 先般、天皇皇后 両陛下が愛知県で行われた植樹祭に出席された。もちろんテレビでも報道されたが、
私は興味深く見ていた。
 それは自分が現役で働いていたころ、愛知県犬山市に「昭和天皇ご夫妻」がおいでになったからである。
目的は犬山市にあった「財団法人日本モンキーセンター」にサル類(霊長類)を見にこられたからだ。
 その後、間もなく皇室の方々が次々においでになるということがあった。
 両陛下が旅で「モンキーセンター」に見学でお越しになられるということは理事長以下、従業員の末端に至るまで名誉なことと思った。
 その時も愛知県で実施された植樹祭にご出席される目的で来県された。
 そのようなことは通常あり得ないし、計画もおおむね一年ほど前に決まるように感じたものだ。
 まず、モンキーセンターの近くで車列が通過する道路でへこみがあったり、枯れた「赤松の木」などは、すべてきれいに処理され、薮の奥まで見通せるように雑木の伐採も。園内のマンホールの蓋までめくって点検。
 前日の夜は職場の近くの宿泊所に従業員の一部は宿泊となり、当日の朝は真っ暗いうちに出勤。正面の門の前には県警の人が幾人か待機していて、宿泊所から出勤した従業員に対しても一人ずつ身分証明の提示を求められるのだった。
 天皇ご夫妻の御行啓とは、「これは当たり前のことではない」ことを思い知った。

 飛騨で行われた植樹祭の会場跡
 ↓



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wako)
2019-06-16 21:12:36
日本の象徴である天皇陛下がおみえになるとなれば、厳重警戒どころではないのでしょうね。
何事も決してあってはいけないですし、お付きの方はもちろん、警備の方も本当に細心の注意をはらっているのでしょう。
一生に一度もお顔を拝見できないのが普通ですよね。
返信する

コメントを投稿