人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

阿弥陀ヶ滝と白山中宮長滝寺、長滝白山神社

2006-08-02 | 歴史

  阿弥陀ヶ滝は落差60メートル。迫力ある名瀑です。霊峰白山を源とする長良川の最上流にあり、白山開祖泰澄大師により発見されたというこの滝は、当初長滝と名づけられ、白山長滝神社の由緒とも言われます。白山登拝信者が拝み、身を清めた滝でもあります。(白鳥町)

 

 白山中宮長滝寺と長滝白山神社は同じ場所にあります。(白鳥町)明治維新の神仏分離令で分かれたが、いずれも古い歴史を誇る立派なたたずまいである。平安時代、「加賀馬場(ばんば)白山本宮」「越前馬場平泉寺」とともに「美濃馬場白山中宮長滝寺」として栄え、白山3馬場のひとつとして「美濃禅定道」の拠点として歴代朝廷や武士、豪族の信仰が厚く信徒は美濃、尾張、三河、駿河にまで広がり、この地に宗教文化の花が絢爛と咲き誇った。(解説より)

 「霊峰白山 滝宝殿」があり、「木造釈迦三尊像、「木造四天王立像」(いずれも国重要文化財)などが見られる。近くの道の駅に隣接して「白山文化博物館」があります。白山信仰にまつわるさまざまな展示をはじめ文化財展示、歴史民俗展示室、ふるさと生活展示室があって、見ごたえがありました。

「白山中宮長滝寺」できれいに咲いていた「古代はす」顔をつけて匂いをかぐこともできました。  

 ダイナランドスキー場に、この夏「ゆり園」がオープン。広いゲレンデの一部(広範囲)に びっしりと花が咲き競っていました。いまがちょうど見ごろです。