円空さん
関市円空館 関市池尻に円空資料館があります。館長さんに案内していただくことができました。円空さんはいまの羽島市の生まれといわれていますが、確証はないようです。親しみのある刻みの仏像を各地に残していますが、その数、12万体といわれています。12万体といっても一日に何体の仏像を刻んだのだろうと思うところですが、初期の仏像はどれも私たちになじみのものとは異なり、表面がなめらかなものでした。ということは一体の仏像を彫るに要した時間は相当なものであったと考えられます。小さな親指ほどの太さの仏像もたくさんあることは、そのなぞを解くヒントになるかもしれません。伊吹山中腹の岩屋で修行をしていたことなど、一般には知られてないことも多くあります。 関市池尻の地で白鳳時代から栄え、室町時代になくなったといわれる大伽藍「弥勒寺」の再興。近くの悠久の流れ、長良川畔に自ら入定した「円空入定塚」があります。いまでは円空学会があるということです。
円空館前景。史跡弥勒寺跡を通り、孟宗竹の林を抜けたところ、いかにも静かなところにある。(開館時間 9時~16時30分 休館日 毎週月曜日・祝日の翌日 年末年始 12/29~1/3)
館内は撮影禁止。14分程の円空さんに関するビデオを見せていただいた。
円空さん入定の地・案内
円空さん入定塚
史跡、弥勒寺跡の表示
弥勒寺(経蔵跡)
弥勒寺(金堂跡)円空さんがお堂を立てて住んでいたあたりということです。
孟宗竹 の林を進むと表示があります。少し登ります。
円空さんのお墓。円空さんにしてこのお墓ありといった感じです。
史跡、弥勒寺跡のすぐ前、現在の弥勒寺があります。立派なお寺です。
円空さん入定塚近くの長良川。サクラの名所でもあります。