春の女神とも呼ばれる「ギフチョウ」その幼虫の食草として、いまや貴重な存在ともいえる「カンアオイ」その、細かい種類までは不明。我が家の庭に置いた植木鉢に繁殖している。2年ほど前、同じボランティア仲間のKさん(女性)宅を訪れたら、玄関先に沢山繁殖していた。「ギフチョウ」の繁殖にとってどうしてもなくてはならないものであるが、いまは里山の手入れも行きととかないことから「カンアオイ」も極端に少なくなってしまったと話して帰った後、しばらくして、Kさんが小さい植木鉢に移植して10本ほど持ってきてくれました。狭い庭ですが直射日光が当たりにくい場所を探して2ヶ所と植木鉢(横長のもも)に分けて3ヶ所のうちどれかがよく、繁殖してくれればとの思いで大切に見守ってきた。地面に直に植えた2ヶ所のものは1年程して無くなってしまったが、鉢植えのほうは順調に増え続けて、ご覧のようになった。さてこの「カンアオイ」どうしようかと考えているところです。まさか、わが家まで「ギフチョウ」が産卵に来てくれることも期待できないことだし。とりあえず、さらに増やしてからのことにしようと思います。
※ギフチョウ:3月下旬~5月下旬(寒暖による)に羽化。ソメイヨシノ、レンゲツツジの開花時期とほぼ一致する。蛹で越冬。(原色鳥類検索図鑑、猪又敏男著による。写真も)