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この冬、森に赤い実をつけた樹木が特に目立つ

 この冬、樹木の葉が無くなった森に赤い実をつけた木が特に目立つように思っている。里山の頂から周囲の雑木林をみるとわかる。それはそれで、良いことと思うのだが、例年見られない規模で見られるということは、前年夏の気候によるものと思えばそれでよいのだが、何かの前兆ではなかろうか?と思ってみると気にならないこともない。植物一般に言えることと認識しているが、野生種、栽培種に限らず、豊かな土壌に栄養(肥料)と水分が充分であるとき、その植物はずんずん大きくなるが、花が咲かなく、従って実が点かないことが多い。このことは多くの人が体験として知っていることだが、逆に痩せた土壌と水分不足に見舞われると、その植物は成長が悪いが、それなりに子孫を残すために懸命に花をつけて、小さくても実を多く点けることが多い。この冬、住宅地周辺の林辺などに赤いナンテンなどの実が異常に目立つ。(写真は八木山周辺で)

何の変哲ももない赤松の枝の一本だが、マツボックリが異常に多く点いている。この松はやがて枯れるかもしれない。 

ヤママユです。やがてたくさんの卵から小さな幼虫がびっしり生まれるが、成長に従い、その多くが野鳥に捕食される。

仏壇やお墓などに供えることが多いヒサカキ、白い斑点、や穴が多い

写真の説明

大きいのはハゼ(ウルシの仲間、実はローソクの原料。幹からは漆工芸などに用いる漆をとる。など)

小さいのはヌルデ(ウルシの仲間ではいちばん小さい。ローソク原料など)

タマミズキはうんと小さい(左から二番目)

大きさの比較のためにマンリョウの実(左の赤い実)

ウルシの仲間には国内では3種あり、(ハゼ、ウルシ、ヌルデ)いずれも初夏から秋の初めごろまでは、触ると皮膚が炎症(かぶれる)に罹る。これも体質により、ほとんど感じない人から木の下を歩くだけでもかゆくなる人まで体質によるところが多い。

 秋から冬にかけて、実からローソクの原料として用いることができるが、現在、漆、ローソクのために使われているものは、江戸時代に各藩が競って改良を重ねて栽培してきたものだと言われます。従って現在、野生種のウルシ、ハゼなどが利用されていることはないようです。

実は大きい順に「ハゼ」「ウルシ」「ヌルデ」となります。(?)いずれも紅葉は鮮やかです。

 冬、野鳥がよくたべるようですが堅い実が完全に消化されるか疑問。

 

私が子供時代、近くに直径30Cm以上のウルシの大木が一本だけあって、毎年、漆職人が幹に梯子をかけて、幹の皮に斜めに一定間隔に何本もの傷をつけておいて、やがて出てきた樹液を大切に缶に採取しているのを見ていました。

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誰が決めた「節分に鰯を食べる」

 目下、春を待つ思いが強い「うぬまじいちゃん」です。節分の夕食時に小鰯を焙ったのを3匹食べました。この地方の習慣らしいのです。当日、近くの歯医者で奥歯の二本の治療(一部に麻酔)で欠けた部分を補ってもらっていました。ところが食事中に硬いものが歯に当たったので注意してみると当日補ってもらった歯の部分でした。硬い石のように見える(小さい白い塊が2個)、鰯だけが原因とは思いませんが、残念なことでした。後日、家内の話を聞いていると節分の夜、鰯の頭をヒイラギの小枝に突き刺して玄関前に立てて置いた(これも例年どおり)朝、一個だけなくなっていた(猫が食った)が残る一個はそのままだったという。私いわく、鰯の頭をヒイラギに刺して玄関の前に立てるという行為はともかく、2本立てた鰯の頭のうち、一個だけなくなっていたのは、近頃の飼い猫は食べ物には飢えてはいない。ただし、猫などの動物はすべて自分の縄張りをもっていて、夜間、ときに昼間、その縄張りが荒らされていないか見回りを欠かさないものだ。我が家では犬も猫も飼っていないので、すぐ近くの飼い猫が日に幾度も見回りをしていることは承知している。軒下の雨のかからない場所に猫の糞がいつも必ずあります。もし、その糞を処分したら、その夜のうちに必ず、新しい糞をして、ここは自分の縄張りであることを他の猫たちに明確に知らせるのである。節分の夜に一個の鰯の頭だけが無くなっていたのは、その本能に基ずくものであり、決して鰯のあたまが食いたかったからではない。当夜は軒並みに鰯の頭が指してあるのだから。それにしても、誰がいつ、こういう習慣を流行らせたのか。素朴な疑問だ。

 

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