人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

小学校の登山サポート

2011-11-01 | ボランティア

 地元、八木山小学校の全校登山が今年も実施された。学校の裏手の「八木山」と尾根続きの「愛宕山」への全校登山である。6年生から1年生まで混在の11名~12名程度の班編成で、どちらかの山に登るものである。校長先生の出発前の話によれば、過去34回の伝統の行事である。私は例年のように、「八木山自然の会」のメンバーとともに「愛宕山登山コース」の班についてサポート。途中の要所に先生が待機していて、各班の状況チェック。1年生にしてみれば、初めてのことでもあり、冒険でもある。そこは上級生が、マンツーマンでサポート。私たちは児童たちが怪我のないように見守りながら、ついていく。

 出発式の前。朝の授業をすませての参加である

途中には、数か所岩場も。

 頂上では到着班順に楽しいおにぎりタイム。あまりゆっくりとした時間はとれない。学校に戻れば反省会が待っている。

 

「愛宕山のど根性松」 

 「八木山」「愛宕山」はもともと岩山である。したがって山頂付近では土の部分が少なく、岩が露出している部分が多いのが特徴。この松の木は山頂近くの岩の斜面に根をおろしている。土がなく、狭い岩の割れ目に根を潜り込ませて生きてきている。大人の腕ほどの太さであるが、これで何年ぐらいの年輪だろうか。私の記憶の範囲ではずっと同じ大きさである。おそらく4~50年はこの岩の斜面での苦闘を続けてきていると思う。「愛宕山のど根性松」とは私が勝手に名前を付けて思っているだけだ。