人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

下呂温泉

2014-05-27 | 温泉

 今、下呂温泉にいいる。昨日から。
もう一泊する予定。
昨夜半、強い雨だったが、朝は晴れ。
霧が陽光とともに、峰を流れて消えていく状態を、布団の中から眺めていた。
 快晴だ。家内とともに10時頃に歩きに出る。(弁当を持って)
まず、山に向かう。ひたすら歩く。しかし、今日の暑さは異常だ。しかも、様子が少しおかしい。
黄砂だ。「黄砂が舞ってる」と感じた。
無視して、歩く。誰にも会わない。ただ、暑い。山の中なので、上半身は半そでシャツ(丸首)一枚のみ。
それでも暑い。日本海側では、夏、ときにフェーン現象で、いたたまらない暑さになることがあるが、
それを思い出した。
 実際に歩いている林道はその殆どが日陰だ。日陰故に随分と助かっていたはずなのに、普段の
自分がいかに自堕落な生活を送っているか、証明された日だった。

「ウグイスの 啼き声きこゆ 山里の 緑の木陰 休む間もなく」

ゆっくり、温泉に浸かって疲れを癒す。そして、おいしいビールは絶対に忘れることはない。


湯治体験 その3 万座温泉

2012-07-30 | 温泉

 2泊3日の万座温泉、標高1800メートルに噴出している温泉。なんといっても、その流量と泉質(種類も多い)の良さが私には魅力だ。天候に恵まれれば、本白根山2170メートル一帯を気ままに歩き回る楽しみも加わる。コマクサをはじめ、いろんな高山植物も多い。近年、冬は、スキー客が極端に減っている筈なので聞いてみたら、湯治目的に訪れる人が多く、オフシーズンがないと言っていた。調べてみたら、私の場合、一昨年、昨年に続いての万座高原だ。時期もずれていない。バスで割安に連れて行ってくれるので、気軽に参加できるのだが、現地までの距離には抵抗感が残る。後期高齢者になって、服薬の障害にも悩む身、ここはぐっと我慢のしどころだ。

早朝の傘が岳(万座峠からの眺め

万座峠の石仏、台座から落ちて倒れていたものを、だれかが起こして衣装を着けた

高山植物、ヒメシャジンとクロマメノキ

コマクサのの多さには驚く

夏期(雪の無い時期)に、宿泊者対象で、毎朝、6時から約1時間程度、ホテル周辺から近くの山裾、池の周囲など、ホテルの専門係員が案内してくれる。植物や時期に咲く花、その特徴から、なぜ、この植物がこの地に多いか?(火山地帯ゆえの土の成分によるところが大きい)また、遠くに見える山の名前、宿泊者の質問にも答えてくれる。当日の山の天気の状態であるとか、お勧めのコースなども。距離は日よって異なるが、2.5Km~4.0Km程度。雨天時は中止。この時期、早朝のうウォーキングは空気がひんやりとして最高だ。朝飯が旨い。

毎晩、8時から9時までの間、フロント前のホールで、宿泊者対象に催事がある。音楽(楽器演奏と歌)など、毎日、出演者が変わる。その折、抽選会があり、無料宿泊券が当たる。大勢の人たちが、集まって来る。