人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

八木山枯れ松一掃事業 2

2007-12-11 | ボランティア

 12月8日、枯れ松一掃事業の本番です。準備を重ねて今日の日を迎えました。事故もなく計画どうりに作業が進むことを願うばかり。中学生、他地区からのボランティアさんも大勢参加されます。全体で250人ほど。1班から11班に(それぞれ20人前後)わかれての作業。私は9班の班長として参加、作業場所は愛宕山中腹の登山道脇。チエンソーのオペレーターも参加しての作業だけに責任重大です。

朝8時集合、早朝から受付が始まっています。

他地区からのボランティアさんたちも集まってきます。

各班ごとに並び打ち合わせ、開会式を待ちます。

 8時30分、開会式と総合打ち合わせ。写真は市長さんの挨拶。

 開会式と総合打ち合わせが終了したら直ちに出発、私たちは住宅の中を通り、愛宕山登山道から山に入ります。私はヘルメットを被り、手に軍手、ロープを肩に、腰には鋸をぶら下げています。11時、現地での作業を終了。いったん集合して点呼。道具類を確認、登山道入り口に向けて移動、携帯電話で本部に連絡。登山道入り口を出て一般道に出たところで再度点呼。ここで解散。ここから朝の駐車場所(中学校)へ向かいますが、私は班長として本部へ報告に向かう。本部は開会式終了後に八木山登山道入り口に移動しています。無事に終了できて、ほっとしました。実際の作業の様子はカメラに収める余裕がありませんでした。


ハイキング! 各務原史に触れながら 10

2007-12-05 | 地域

 このハイキングも最終回 苧ヶ瀬池に集合、播隆上人碑、一里塚跡、八幡神社と歩き近くの喫茶店に入って暖かいコーヒーをいただきながら、主催者が集計したアンケートの結果報告を聞き、参加者各自の感想などを順に述べ、最後に大堀講師の話があり、来年度、実施されるならば、また参加したいという方も何人かいて全体にとても好評であったことがわかった。

苧ヶ瀬池、八大龍王本尊

 播隆上人の碑、市内に3か所(3基)残っている。(須衛の神明神社ほか)天保4年(1833)建立、濃尾大震災で崩壊、再建。さらに爆撃でも破壊、再建。一番上の石は大伊木古墳から持ってきたとの伝えもあるという。

上の写真の中央部を拡大、播隆身代大師とある。

 八幡神社には灰釉狛犬があり、市指定文化財である。旧中仙道の一里塚跡が市内に4か所(ほかに新加納・六軒・うとう峠・)残っていたが、爆撃により消滅。

 


八木山枯松一掃事業 1

2007-12-03 | ボランティア

 近年、里山の「あかまつ」が害虫にやられていたるところで枯れてしまっている。これは各務原のみならず、松のあるところどこでもといっていいほどひどい状態だ。地元、八木山、愛宕山ではほかに「こなら」などのナラ枯れも今年は急激に増えてきている。今回、八木山、愛宕山一帯の登山道、遊歩道周辺の「枯れ松一掃事業」が実施されることになった。各務原市、松が丘、つつじが丘の両自治会、まちづくり協議会、八木山自然の会が協力して、他地区のボランティアの方々にも協力を願い、地元、鵜沼中学校生徒のみなさんもボランティア活動の一環として参加することになった。まったく初めての試みであるが、数ヶ月前から計画が練られてきている。12月1日は本番一週間前とあって、各団体の代表、役員の方々が八木山のふもとに集まって、最終の打ち合わせが行われた。なんといっても、安全第一、初めてのことなので、どのような事態が起こるか予測ができないので、慎重を要します。

  枯れ松の一部を切り倒して処理をしてもその地域の害虫がいなくなるわけではないのですが、ただ、何もせずに枯れるに任せておくというのも考えもの。ひとつの試みとして実施することにより、地域全体の住民意識に何かが伝わるのではないか(例えば連帯感)と思うし、特に中学生がこういう活動に体験参加するということは、大いに意義があると思う。