人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

台風19号は終わったが爪痕は大きい

2019-10-15 | 台風6号

 19号台風はとりあえず終わったが、残した爪痕は大きい。
 自分たちの居住してる地域は今回は殆ど影響がないといっていいだろう。
たしかに大雨は降ったが、幸いに住民の殆どが息をひそめて待機していたことだろう。
 島国日本は災害列島でもある。今回も河川の氾濫など家屋、車、その他大切なもののすべてを失った方々には深くお見舞い申し上げます。もとどうりの日常を取り戻すまでの道程、お身内の方々に異変が起きてしまわれた皆様には申し上げる言葉もありません。(合掌…)
 近年の気候の変動「極端から極端へと急旋回」というケースが多くなりました。いつ、なんどき自分の身に降りかかって来るかはわかりません。
 古くからの日本民族の宿命でもありましょう。
くじけずに、頑張るしか他に取る術はないですね。

 

 


何はともあれ大型台風が去った

2019-10-13 | 台風6号

 台風が去った。少なくとも自分の住んでる辺りには、大騒ぎするほどの被害は昨夜までのところ自分の住んでる辺りには及んでいないようだ。
 日本列島に居住する人々にとって、毎年の行事のようなもので、現時点では完ぺきに回避する術がないのが実情だから、どうしようもない。
 古くから、日本列島に住み着き、居住してきた自分たちの祖先のことを、いま、思い出してみる。
 現在のように、様々な観測体制が整っているわけではないから、習慣やら、言い伝えやら、あるいは土地の古老の体験といったことの重ねた上で、工夫しながらの猛威を振るう台風という敵に対してきたものであろう。
 大きな不安であったろうことは当然として、このことは現代においても、事前にその規模が、方角
がわかるようになった以外は、変わらない。
 その被害はどの程度のものか、復旧に要する時間や費用は?等々については台風が通り過ぎて見なければわからないのだ。
 いま、朝の7時過ぎだが被害の実態の様子が報道されている。(7時のNHKニュース)

 


10月なのにまだ暑い

2019-10-01 | 台風6号

 10月になった。
でも、今日も暑い日だった。
 今年に限ったことでもないが、近年は季節感が自分の感覚とは合わなくなってきている。
これが当たり前なのか?。
それとも、地球の変動期なのか?。
そのようなことにまで思いを巡らす「うぬまじいちゃん」である。
 季節感だけでもなさそうである。
 日本人そのもの、特に若い世代の人たちの行動である。
老人たちの感覚では、思いも及ばない事柄が次々とでき湧いてきている。
 一定の年齢を区切りに、従来の日本人的な発想から飛躍して、「日本民族からはみ出した発想」とでも言うべきか自分のような老体は、腹の底の思いを外に出す機会がなくなりつつある。
 この先の国民的な意志というか、大衆の思いといったものは、どのようなものかすら不明な自分。
 まあ、これはこれでいいのかも。自分のような世代の人たちの時代はとっくに過去のものになって、
 今後、どう進んでいくのか、それも不明。「過去の人の時代」は歴史に埋もれていくものだ。



              ナナカマド 








温帯低気圧になった台風17号

2019-09-23 | 台風6号

 夜間、目覚めたら「ガタガタ」と戸袋の中の雨戸が音を立てていた。
 風によるものだ。自分がで住んでいる地域では、かなりの年月、台風とか地震による被害は聴かない。
 有難いことだし、自分たち夫婦も、齢から言ってもそうそう長生きできるものではない。
 しかるべき時が来ればと、心の準備は出来てる。
雨は降ったが、予想よりも少ないし、有難いことです。
 いま、自分たちの住んでいる場所は、そういう点では、偶然とはいえ、不思議なほど自然災害が少ない。
 本当に有難いことだ。
 
 敗戦と同時に無くなった。樺太師範学校の記念碑。




               利尻島 




湿度が高く蒸し暑い

2019-09-05 | 台風6号

 昨夜のの大雨、雷を伴い久しぶりの夕立だったと思ってる。
近年、この地方では、夕立らしい雨がめったにありません。
 ピカット光って、カミナリがなる。そして大粒の雨がザーとくる。「昔人間」ならずとも、思い切って外に飛び出て、衣類もろともビショヌレになって雨の中を悠々と歩いてみたいと思うだろう。
 夕立とはそういうものだと思う。数10年前のことを思い出した。台湾でのことを。
彼の地は亜熱帯といわれるところだ。動物園を見学してたら突然、ザーと降り出したのだ。私たち同行のものは、急いで軒下などに雨宿りを考えるが、現地の住民は全く、そういう素振りもなく小さく編んだスゲ傘(それも小さきもの、日本にもある)を頭に乗せて、何事もなかったように悠々と歩いてるのだった。
 そうか、自分も気付いたものだ。これが当たり前のことであったのだと。
シャツ、ズボンが濡れて当たり前のことなんだ。
 そのまま歩いてれば、そのまま乾くのだ。それが日常なのだ。という事実に。


台風10号

2019-08-15 | 台風6号

 台風10号、来襲です。
 この地方はかなり前から雨が全く降らないので、熱風が吹き荒れている。
砂漠でなくてもいたるところから、風に煽られ土埃などが舞っている様子だ。
 自分は、家に籠もってじっとしている。
 台風の情報が出てきたころから、いよいよ雨を運んでくるな?。などと思ってたが雨は全く降らない。
 昨日午後に、瞬間的にパラパラと雨の音がしたが3秒程だけだった。
異常乾燥による埃っぽさも、台風が雨を運んでくるからと思ってたが無駄な望みに終わる。
 
 昨日に続いてテレビで敦煌やタクラマカン砂漠、天山山脈などの探検隊(日本と中国合同)の様子を放映したのを見る。
 自分も観光で家内と共に、出かけて訪問したところでもある。ラクダの背に乗って少しの時間、楽しんだことが思い出される。
 鳴沙山にのぼる。砂が細かいので、まっすぐには登れない。薄い板きれで作った梯子状のものに手足をかけて登るしかないのだ。
 頂上まで登る。後ろにについてきた同行の女性が登りきったところで、しばらく倒れこんでいた。どこが頂上か定かでない。そして旅行者などが、砂山をどんなに崩しても夜の間に風が吹いて、次の朝には元どうりの砂山になっている。
 砂漠の真ん中にあるカレーズで水を調達、その構造を見る。
 天山山脈の万年雪と氷、砂漠の中のオアシス、莫高窟、大伽藍など。
当時のことを思い出しながら懐かしく見入った。