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関市は歴史、刃物、円空さんの町 

2019-06-15 | 令和

 岐阜県関市は歴史の古い町だ。
 いまは刃物の町として立派に通用してるが、例えば「刃物会館」?があって、そこではいろんな刃物が見学できる。炉の中に赤々と火が燃えていてその中に鉄の塊を入れて焼く、十分に焼けた鉄の塊を鋼鉄の上で力を入れて叩いて少しずつ刀の形に整えていく。購入もできる。私も毎日のように使用してる「カミソリ」使い捨てのものでも驚くほどの切れ味である。
また、変わった小物では「鼻毛切」というのがあって、購入するときは所詮子供の玩具だろうと思っていたが、一回使用してみたところ驚いた。これはすごい、本物だ。認識を改めさせられた。
 時節柄、製品はすべて本物であるので、値段も安くはないが、実際に使ってみれば納得できるものばかりだ。
 年に数回だが、自分の住む町のスーパーマーケットにも関市の「刃物やさん」が出張して宣伝を兼ねて店を広げていることもある。
 例年秋だったと思うが、「関市刃物祭り」があってそこでは刃物販売のほか、包丁研ぎを無料でやってくれていたのを思い出す。自宅で切れなくなった包丁を持参していくと「決まった場所で預かってくれ、帰りに切れるように研いで渡してくれた。いまも、同じようなことが行われているかと思う。
 また、実演の時間になると、真剣を使い、孟宗竹や藁人形を立てて置き、すごい速さで斜め輪切りにする実演を見せてくれた。
 四方が階段状になった席の真ん中で刀をつくる実演も見た。中が薄暗い中心の炉の中で鉄の塊を真っ赤に焼き、大きなハンマーでたたいて平べったい板状の鉄に、そして徐々に刀の形になるまでたたき続ける。
 やがて、きれいに刀の形になるまで整える。
あとは、砥石を使って研ぐだけ。関市の長良川




 
古い時代の建築物の後にはこのように「印」がある。


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1 コメント

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Unknown (wako)
2019-06-16 21:23:57
関の刃物はとても有名ですよね。
我が家にも、関の包丁が一本と爪切りがあります。
包丁はそろそろ、研がなければと思っていますが、爪切りは本当によく切れ重宝しています。さすがです。
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