昨年に続き、万座温泉での湯治体験に参加した。バスでの参加なので、気楽ではあるが、道中の時間には忍耐がいる。にもかかわらず、今年も参加したのは、昨年は雨で白根山一帯を歩くことが出来なかったからである。天気予報によると、今回も雨また雨。しかし、今回は夜に雨が降ったが、昼間はおおむね薄曇りで終始してくれたので、目的の山歩きを満喫した。コマクサの群生の規模は話には聞いていたが、私の予想をはるかに超えるものだった。絶滅の危機に至って、それを現在の規模にまで戻すには大変な苦労と中学生の協力などがあったと聞く。
詳しくはWebで「本白根山 コマクサ(1)」を見てください。
本白根山のコマクサの復元・保護活動は、コマクサの美しさに魅せられた二人のロマンチストの願いから出発しました。万座温泉の干川文次氏、六合村の山口雄平氏です。
移植した本数、37,330本、蒔いた種、307万粒(*1)。絶滅寸前まで追い込まれた本白根山のコマクサは、半世紀を経て日本一の株数を誇る大群落地となりました。
(*1 2005年7月5日・湯田六男氏調べ。正式に記録してある数のみ抽出。)
コマクサ 1
コマクサ 2
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ) ハイマツ
ヒメシャジン ピンク色はコマクサ
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
ヒメシャジンとピンク色はコマクサ
ヒメシャジン
ゴゼンタチバナとイワカガミ
アカモノ(コケモモの類)