傘寿祝い
昨日、私の傘寿祝いを長男夫妻、長女夫妻でやってくれた。実際の誕生日は数日前に済んでいるのだが、子供たちは職場があるので、日曜日になった。
自分では、そんなお祝い事など考えたこともなかったが、実際に俺もそんな年になったんだと、自覚した次第。
60代になって、職場を止めてから、脳梗塞を患い半月ほど入院。幸い後遺症もなく、投薬を続けてきたが、以後、今日まで何とか生きながらえてきた。
ごく普通の生活だったと思う。旅行(国内外)にもこの付近の一般の人同様、あるいはそれ以上に出かけたと思うし、近年は、近くの温泉(下呂が多い)も馴染みだ。
若いときに、銀行のローン(利息が高くて苦労した)を組んで、自分の家を建てたが、今は近隣を見ても同時代の家はとても少なくなってきている。2年ほど前から、屋根の庇の一部に、コウモリ(家蝙蝠)が夏の暑さとともに棲みつくようにになり、毎年コウモリ忌避剤のスプレー缶を何本も使用して、しのいでいる。コウモリは蚊の類を食していると思うが、人間にとっては害虫ではない。従って、ゴキブリのように、「スプレー一発、ころり」といったものが販売されてはいない。
ただ、住み着くと、屋根裏のような狭いところに、大量の糞が貯まる。蝙蝠を完全に駆除することはとても難しい。専門会社も多くあるが、全くいなくなることは特にできにくい。
このあたりに住み着いている夜行性動物はほかにもいる。アライグマ、ハクビシン、タヌキ、キツネ、アナグマ、であるが、いづれも夜行性ゆえに、縁の下、屋根裏などに住み着いていても、目につきにくい。小川や、ちょっとした池には、ヌートリアがいる。人目に触れると、いち早く、水に潜ってしまうので厄介だ。
温暖化が進み、中部地方以南にしかいなかったはずの動物が、年々、北上している。