月末、割安の「平湯温泉2泊 特急座席指定」というのがあったので参加してみた。シーズンオフの企画である。旅行社より名古屋からの指定列車の乗車券、座席指定券が届く、参加者は指定の列車に乗り、高山駅でホテルのバスに乗るだけ。平湯には若い時のキャンプと宿泊が2回。後は登山の帰りに入浴して、帰宅といった体験しかないが、とにかく温泉の湧出量には驚かされる。小川の音かと思うほどの流れる湯の量が多いのは、私の世代の者にとっては、至福のときだ。
朝、起きて一番にホテルの窓(カーテン)をあけた。目に飛び込んできたのがこの風景。岐阜の秀峰、「傘ヶ岳」朝日を浴び絶景、前日は夕刻まで雨、夜間にホテル街でも10cm近い積雪があったので完璧にすんだ空気の中、ただ見惚れるのみ。
ひらゆの森、露天風呂が、数多くあり、山の景色などを堪能しながら楽しめる。(下2枚)
ひらゆの森 パーキング
ひらゆの森(変わった温泉施設で露天風呂がいくつもあって楽しめる施設) の中庭。数ある露天風呂、つぎつぎに入りながら眺める雪景色、幾重にも重なった遠くの山、近くの森、豪雪地帯で育った自分なのに感動する。ここは内部が廊下、その他が畳敷きになっていてとても落ち着く。また、休憩所でも、レストランでも床がすべて床暖房してある。レストランの床に座って地元の「手打ちそば」を食べてみたが絶品だった。休憩所で昼寝している人がいたが、背中が暖かくて気持ちよさそう。