金曜日、病院に行ってきた。この日は予約表によると、まず、循環器内科10時から、次いで脳神経外科11時から。今回は眼科はなし。ときどきある採血もなし。はじめに正面受付で、月が変わっているので、保険証のチェック。「後期高齢者医療被保険者証」と「診察券」を出し、渡すとパソコンに患者番号を打ち込み、確認して、返してくれる。次に血圧測定だ。受付を過ぎ薬局の横に血圧計が設置してある。椅子にかけ、姿勢を正して測定。結果の用紙が出てくる。今回も高くはない。次に正面奥の突き当たり、内科の総合受付に行き、「予約表」と「診察券」「血圧測定表」を出して前のソファ式椅子に座って待つ。持参の書類入れ式のカバンから、本を取り出して前回読んだところに折り込みしてあるので、今回はそこから読み始める。著者 河合雅雄(動物生態学者・霊長類、サルが専門 京大名誉教授)1991年8月1日発行 朝日新聞社「望猿鏡からみた世界」である。表紙をめくり次のページに墨蹟鮮やかなサインと花押がある。ずっと以前に、先生からいただいたものだ。文章が平易である上に飽きさせない魅力だ。循環器内科で高血圧の薬、ロンゲリール1錠/日と精神安定剤(睡眠導入剤 不定期服用)を出すようにしてもらう。脳神経外科ではワーファリン(2.5錠/日、プレタール、ムコスタ錠 2錠/日)の手配を。ところで、脳神経外科前で、ずっと以前から知人の女性に合う。昨年秋ぐらいに脳梗塞で入院、一時、杖を使いゆっくり歩くことが出来たが、一度転倒して骨折、再入院ののち、いまは自宅から月に一度通院の身という。口八丁、手八丁と言われるほど何にでも興味を示し、ボランティアにも励んだ彼女。いまは一段と小柄になったご主人がそばにいなければ、何もできない車椅子の身。心の中を察するとあまりにもつらいと思う。私自身にしても同様、彼女ほどではないものの、いつ、そうなるか、わからない。多量の薬による副作用など悩みは尽きない。いま思うことは「人間は基本的に平等だ」ということ。そして人間も他の動物、鳥、虫、などと同様、死亡率は100%である。つまり「人間も地球を構成する自然の一部である。」
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いい数値が出てよかったですね。
しかし、ものは考え物。
病院へ行くのも元気でなければ通えない。
たくさんの診療科に行っても、全部こなせれば立派なもの。
昔、足のけがで、入院した時、
しっかりしているかどうかは、薬をきちんと自己管理できるか否かで、看護婦さんが患者さんを判定しておりました。
最近は、”加齢”という言葉の重さをひしひし感じます。