朝から雨だ。大雨ではないが、しとしとといった表現したいような天気。
全く外出しようとしない自分でした。
「たまにこういう一日もあってよいだろう」と自分なりの結論だ。
15時から「ヨーロッパの山小屋」という番組(テレビ)を見つけて、炬燵を動かない。
ヨーロッパ旅行の際にみたアルプスの山々、実際に登山鉄道で登った山の思い出が頭に残っている。
何十年前のことだったかは、いま直ぐには思い出せないが、いまでも頭に残ってることがある。
その一つ、登山鉄道頂上の終点の駅舎の真ん中で見た「日本製の郵便ポスト」。おなじみの丸く縦長の赤いやつだ。
それと登山鉄道の駅に続く道の交差点近くに、赤い縦長の旗がひらひらと風に揺れて白地の中抜きでラーメンとあった。当時、日本ではお祭りのときなどによく見る屋台の看板に利用されてるやつだ。その時の自分は苦労して、やっとここまで来たのにラーメンの旗にはがっかりした覚えがある。
もう一つはスイスアルプスの雪解けの冷たいが澄んだ水が、勢いよく流れ下る川ともいえない程の水路のことだが、初夏のアルプスの山々の雪が一斉に解けだすと道路に沿った掘割りは滔々たる勢いで流れる。その状態は流れ下るというより、波を打って流れていくのだ。その波は道路すれすれの高さまで来ていた。そして道路と流れを隔てる、柵はというと立てた鉄棒と
太い針金を通しただけのもの。
これで大丈夫なのか?。「心配の心まで覚えてるのだ。」
現在の自分は82歳だ。