人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

米 大統領の訪日

2014-04-26 | 国家 その他

 アメリカの大統領、オバマさんが来日された。日本は国賓として迎えた。何十年か前の話に「アメリカがクシャミををしたら日本は風邪をひく」という例え話が子供の会話の中にさえ出てきたものだが、本質的には、いまもあまり変わってはいないと思っている。太平洋上に浮かぶ小さな火山列島。それが日本だ。面積はとても小さい。しかし、海水面上に出ている範囲以上に、その権利の及ぶ範囲が広い。地下資源、漁業権、航行権、その他国際的に認められている権利は島国にしたら、とても広く長い。北方領土(ロシアが占拠中)も入れたら、その資源的価値は計り知れない。世界中が羨む技術力もあることから、同盟国となっているアメリカ以外からは、「日本恐るべし」ということになる。沖縄には古い時代の珊瑚礁が、そのまま島になっているところもある。(八重山諸島など)そんな中、来日されたオバマさん。超過密スケジュールを、ともあれ無難にこなして、次なる予定の韓国へ。オバマさんの第一声は高校生多数が乗った船の沈没。犠牲者への哀悼の言葉からだった。物事は思うようには進まないことが多い。韓国民をして「韓国は3流国家」とまで言っているブロガーもいる。日本はいま、次なるオリンピックをめざしてはいるが、経済的な波及効果がいかに大きくても、原子力発電所事故の処理の見通しさえ全く立たない状況の中、どうするつもりなのか。それまでに、大地震、火山の大爆発などが絶対にないと誰が言いきれるのか。温暖化で南極の氷がどんどん溶ける。海水面が上がる。「白砂青松」の浜も痩せる。大方の日本人はどのような見解を持っているのだろうか。問うてみたいもの。

燕飛ぶ風切る早さ 宙返り 燕かえしは 言い得て妙なり