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いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

最後のミニトマト

2016年11月09日 | 極楽日記(園芸)

 ほとんど枯れたミニトマトの枝に残った実。拡大すると柿みたいに見えます。これからの季節は寒さに強い(虫には弱い)葉菜が中心になります。
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猫と将棋

2016年11月08日 | 極楽日記(猫)

 兄弟で将棋を指していると、余程気になるのかじっと見ています。

 我慢できなくなって駒に手を出してきました。
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ラテアート

2016年11月07日 | 極楽日記(猫)

 カプチーノの中に猫の顔。
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QED

2016年11月04日 | 極楽日記(お店紹介)

 すぐ近所の店ですが行くのは久しぶり。昔は大通りに面する南側が雑貨で、北側がカフェでした。最近改修して配置が逆になったようです。日当たりのいい南側にカフェが自然ですね。雑貨はむしろあまり日が当たらない方がいいでしょう。

 ご飯と惣菜を3点選べるランチ。ニギスのフライと牛肉の野菜四色巻き、豚肉きのこの秋のインドカレーを選びました。

 奥の方が雑貨屋さん。カフェの方も商品が置いてあり、こちらは猫のキャラクター物が目に付きます。

 和栗のモンブランです。パティスリーではないので過度に期待しないように。
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佐多稲子集

2016年11月02日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 プロレタリア文学者の佐多稲子の作品集に入りました。元々小説家を志した人ではなくて、貧困の中で自身が児童労働や低賃金労働を経験し、カフェの女給として働く中で社会運動家や文筆家と知己を得て文章を書き始めたのが発端だそうです。プロレタリア文学も当初は知識階級の運動だったのが、彼女のような本当の無産者が表現活動を始めることで厚みが出てきます。自身の体験である「キャラメル工場から」はなかなかユニークです。ただ、体験したのが十代前半だし、期間も短いので労働者全体の苦しみとか時代背景とか、記載に奥行きが欠けるのは仕方がありません。

 「牡丹のある家」は結核で工場を辞め、田舎に帰った娘が自分の居場所がないのを感じ、悲壮な決意で町に戻る話。都会も田舎も豊かな人は一握りで、多くの労働者は十分な教育も受けられず、病気の療養もできずに働かざるを得ませんでした。自分が結核に感染したり、家族に病人が出たりすれば尚更です。こんな時代には軍人になって手柄を挙げてやろう、と考える若者が多くいても不思議ではありません。

 長編の「くれない」は文学者同士の夫婦の軋轢を書いた物ですが、何が起きても労働運動の目線で「生活改善を」「労働者と連帯を」とタテマエ論で思考する夫婦がうまくいくはずがないですね。夫婦の間柄で、どっちが負ける、勝つとか競い合ってるのはともかく、負けたのを相手のせいにしているようでは安らぎなどないと思います。マルクス主義文学者の佐々木基一の解説ではこれを「名作」と評してあるのですが、ちょっと一般の読書家には理解しにくいんじゃないでしょうか。反体制文学の担い手としての苦労は伝わるとしても、家庭内のいざこざは自ら蒔いた種みたいな印象を抱かざるを得ず、佐多稲子という人はそもそも家庭生活に向かない人だったんじゃないかと思うばかり。家事は得意だったようですが、自分の家庭より政治活動を重視する人の家庭が荒れるのは仕方がないでしょう。

 「くれない」では文章が整理されてなくて、小説としてもやや読み辛いです。例えば、「生活の綾の陰影と、人の組み合わせのお互いに作用する影響は大きいのである。負ける、勝つ、という言葉でお互いの生活の根本を主張し合いながら、仕事に熱している男を元気づける程の拡がった余裕もないくせに、甘くない目で水を打っかけることは鋭く、そして性格の強さでじりじりに押しっこをしている。」漱石あたりなら同じ内容をさらっと書くだろうと考えると、これはどう見ても悪文だよね。こんな文章が何回も繰り返し出てきます。もう少し後の作品では小説らしくなるのかな?

 佐多さんは小説家としてのキャリアが非常に長い人で、この全集が出てからも多数の作品があるので、そちらの方が完成度は高いかもしれません。1930年頃のプロレタリア文学活動で名を馳せた人ではありますが、その枠組みだけで捉えることはできないと思います。今年のセンター試験国語では第2問に「三等車」の全文が使われています。こちらでは「くれない」のかな釘流のような引っ掛かる文体ではなく、もっとこなれています。佐多稲子を読んだことのある受験生は少ないでしょうが、これに関しては文章も問題も平易なので、平均点は高かったことと思います。
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秋の剪定

2016年11月01日 | 極楽日記(園芸)

 庭木の剪定をお願いしました。大きく張り出していたコニファーがざっくり刈り込まれて、枯れた所がむき出しになっています。当面は殺風景ですが、いずれ回復するでしょう。

 ヤマモモも道路に大きく張り出して交通標識が見えなくなっていたので、太い枝をかなり切られました。腐ってくるといけないので、主な切り口には防腐剤を塗り込みました。見た目は痛々しいですが、今まで陰になってた枝はこれで日当たりが良くなるので、樹形はほぼ保たれるのでしょう。

 今年も冬支度が終わったケヤキ。テッポウムシの被害であまり持たないだろうと言われながらも、何とか生き延びています。気の毒ではありますが、自然状態ではとても大きくなる樹種なので、成長が止まっている方が庭木としては管理しやすいです。

 シラカシも枝をかなり整理されたので、下は日当たりが良くなりました。冬野菜には好都合です。
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