ついに自動車生産に乗り出したトヨタ。最初の外板は手作業で打ち出していました。
こういう木製の原型があって、これに合わせて鉄板を曲げていたそうです。
初期のエンジンです。詳しい説明を失念しましたので、推測してみましょう。点火ケーブルの配置から見て4気筒。つるんとしたエンジン本体の上に、間延びした感じのディストリビューターを配置。手前にはごく簡単な構造のキャブレター。最初の量産エンジンと言えるサイドバルブのS型に似ているようにも見えますが、トヨタ自動車75年史にあるS型の画像とは少し違います。S型の方がデスビがコンパクトにまとまっているので、これはS型の試作品だったのでは。
当時の組み立てについて説明する学芸員と、賑やかな東南アジアからの団体客。
高級車クラウン登場。
展示品があまりに多いので写真をかなり飛ばしてあります。これは初期のM型エンジンでいいのかな。
マスキー法対策でいろいろ模索していた時代の試作品。三元触媒が実用化されるまでは排ガス対策は至難の業で、トヨタも仕方なくマツダからロータリーエンジンのライセンスを買おうと検討していたらしいです。