呉の宿は海側の部屋で、呉港がよく見えました。中央桟橋から松山行きのフェリーが出ています。
その向こうは江田島ですね。
集中豪雨の被害から復旧した呉線。東側の安浦から三原区間はまだ運休しています。
港町らしい景色。
古くからの造船所なんでしょう。
3515は海上自衛隊の練習艦「やまぎり」だそうです。練習艦と言っても、護衛艦として運用されていた実績があり、必要があればまた護衛艦に戻ることもあるとか。
7月の集中豪雨の爪痕が痛々しい住宅街。がけ崩れの跡にブルーシートを被せてあるのだと思います。
山陽地方の町によくあるように、山が迫っていて平地が狭いので、住宅が山裾にへばり付くように建っています。
「この世界の片隅に」では、こんな呉の町が舞台になりました。
駅前で一番安い部屋を探して泊まったので、有名な漫画家が同じ宿に泊まっていたとはちょっと意外でした。
もっとも、ビューポートくれホテルは値段こそ安いものの、特に改装直後の海側の部屋は小ざっぱりしてとても快適です。特別に豪華な部屋を求めない限り、誰が泊まっても不満はないと思います。元々は呉の海員会館、つまり船員のための宿なので、いかにも船員という感じの人や、外国人が多いのかと思っていましたが、ごく普通のビジネスホテルでした。