いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

セルシオも引退決定

2017年10月11日 | 自動車

 実家のセルシオ2代目( E-UCF20前期モデル)です。さすがに20年以上前の旧車になり、大柄な車体も老人には持て余すところにパワステの故障が重なって引退決定。ステアリングの操作でぎいぎいと異音が出て、いつパワーアシストが切れてもおかしくない状況です。

 ODOは12万km台なので、15万km以上走ったウィンダムより少ないです。愛知トヨタでメンテナンスを受けていたので整備環境は良かったはずですが、そろそろ重要部品の故障が出てくる頃であり、年金生活者には負担なので退いてもらうことに。

 今時小型車にも少なくなった4速ATです。1997年のマイチェンで5ATが導入されています。燃費は当時のカタログ表示で8.0km/Lですが、この車体は市街地走行が多いので平均4-5km/L台です。当時のこのクラスでは特に悪いとも言えませんが、ガソリン代はかなりの負担になるはずです。何回か借りて乗りましたが、さすがにパワーと静粛性は十分で、今でも痛痒なく乗れるレベルです。部品交換さえきちんと続けていれば、エンジンなどの耐久性はまだあると思います。

 セルシオが世に出た1989年から、エアコンは高い評価を受けていました。冷暖房の能力に余裕があり、静かで風量もたっぷりあって、カーエアコンの性能が一気に改善されるきっかけになったと思います。それ以前のエアコンは、狭い吹き出し口から騒々しい音を立てて風が出るものの、室温はなかなか目標に達しないものが多く、風を直接体に当てて使うのが普通でした。セルシオ以降のトヨタ車(と言うかデンソー採用車)では、静寂の中で柔らかい風が室内を満たし、速やかに室温が制御されます。セルシオに限らずウィンダムも、エアコンの快適さは印象的で、それ以前に乗っていたVWヴェントの骨董エアコンとは雲泥の差に驚いたものです。足回りは残念ながら ヴェント>>セルシオ>ウィンダム の順になりますけど、真夏の渋滞路の快適さでは セルシオ、ウィンダム>>>ヴェント という評価です。そもそもヴェントは渋滞ではオーバーヒートにいつもびくびくしないといけなかったし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする