剪定した樹木の腐敗防止用塗布剤、トップジンMペーストが手に入りました。これで安心して枝打ちができます。
まずは先日剪定してもらったヤマモモで練習。チューブから押し出して切り口に塗るだけです。
ずいぶん切られたものです。プロの仕事らしくない裂けた部分もあって、そんな弱点から腐朽菌が入りやすいのでトップジンで保護してやります。成分を見るとポリ酢酸ビニルのペースト、つまりチューインガムみたいなものにイミダゾール系抗菌剤であるチオファネートメチルが混入してあります。雨水の浸透しにくい樹脂の膜を形成するため、切り口の腐食を防止できます。
ではイチジクの剪定開始。こんな無駄な芽はまず掻き取ってしまいます。
枝がごちゃごちゃと高くまで伸びて、次回の収穫は困難が予想される樹形です。
とりあえず芯止めと重複した枝の整理をして、切り口を防腐処理しておきました。ここからどうするかは、枝の矯正の具合を見てから決めます。