いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

特攻ツアー!嵐の丹後半島(その1)

2013年09月17日 | 極楽日記(国内旅行)

 最初に、台風18号の被害を被った皆様にお見舞い申し上げます。記録的な豪雨により生活基盤を脅かされた方々が、速やかに元の生活に戻られますようお祈り申し上げます。こんな状況で予約通り丹後半島へのバスツアーが催行されましたので、被災した皆様の不運をわずかでも極楽家が分けて頂いた日記としてご笑覧頂ければ幸いです。

 と言うことで、台風のただ中、予定の42名全員が揃ってバスツアーに出発です。関係者には悪いけど、やっぱり気が重いなあ。

 東名阪の大山田PAです。朝から土砂降りは避けられましたが、やっぱり先行きは暗そう。

 京都府に入りました。道の駅新光悦村です。新光悦村とは、京都府が伝統工業の継承や発展を目的に南丹市に設けた工業団地。名称はもちろん工芸の巨人、本阿弥光悦に因んでいます。

 観光客にとって京都とはほとんどが洛中のことですが、平安京以来の隆盛は豊かな農産物があってのこと。特に丹波は全国ブランドの黒豆や栗で有名な、歴史ある農産地です。

 新光悦村ではこれを買いました。

 車中の昼食は京都じゃなくて滋賀県の近江牛弁当。行き先が美山のかやぶき集落、伊根の舟屋、袖志の棚田、天橋立という渋い組み合わせで、参加者もほとんどがご年配、というツアーには不似合いですが、極楽息子(大)には出発前からの楽しみでした。

 最初の観光地はかやぶき集落で有名な美山町。京都縦貫自動車道で便利になった丹波地方ですが、ここは園部インターから山の中を1時間ほど走る必要があり、やっぱり少々不便。この不便さのために都市化を免れたのですから住民にとっては難しいところです。

 何とか散策する気になる程度の小雨。山岳地帯であり、いつ荒天になってもおかしくありませんが、ともかくかやぶき集落に向かいます。

 そばの花が満開。

 「そばの花週間」だそうです。こちらは知井地区の入り口にある「お食事処きたむら」さん。
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