少し時間がありましたので、買ったばかりの2582Rを取り付けることにしました。ウィンダムの走行距離はちょうど97,000km。運転が面白いわけでも、故障と無縁だったわけでもありませんが、ここまで極楽家の足としてよく働いてくれました。2010年にエンジンを載せ替えたこともあって、まだしばらくは頑張ってもらいます。
2582Rの画面はウィンダム純正のナビよりかなり小さいです。ガーミンはアウトドアで携行される小型PNDを主力にしているためか、日本のカーナビ、カーオーディオ各社が少しでも画面を大きくしようと競っている傾向とは毛色が違うようです。マップをフラッシュメモリに格納し、ディスクドライブを持たないため、コンパクトな本体だけでナビが成立しています。
まず取り付け部を清掃します。
強力両面テープで台座を接着し、その上面に吸盤式のフレーム(ガーミンではクレードルと表記)を取り付けます。昔のシャープのナビは画面が吸盤とネジで固定するようになっており、がくがくして印象が悪かったため今回も少し不安だったのですが、本体が軽量なためか吸盤が優秀なのか、2582Rの固定はかなりしっかりしており安心できます。画面と反対側に突き出しているのがカメラのGDR20です。
わかりにくいですがこの面にmicro SDが挿入されています。クレードルと液晶画面、あるいはクレードルとカメラは球状のジョイントで結合されており、角度が全方向に素早く調整できます。使い勝手については良く練られた製品だと思います。
外から見るとこんな感じです。わかる人が見ればすぐにカメラだと気付くでしょう。バックミラーの裏側に装着する製品も検討しましたが、ウィンダムの場合はその場所に純正ナビ用のVICSアンテナがあり、電源の取り回しも目障りになるため、このようなダッシュボード取り付け型の方が適していると判断しました。内装を剥がして配線を潜らせる手間があればどちらでもきれいに仕上がるのですが、そこまでの技術と時間がありませんので。