いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

Rikyu茶寮再訪

2011年03月24日 | 極楽日記(お店紹介)

 天白区のお好み焼き屋、Rikyu茶寮再訪です。相変わらず外観は料亭みたいで立派です。

 お子様弁当460円。値段が安いのは有難い。問題はここまで随分待たされたこと。駐車場に入るのも、玄関ホールから席に入るのも、そして席に着いてから料理が来るのもかなり待たないといけません。週末の昼だから仕方がない、と言えない理由があります。

 この店、「食べログ」によれば80席。古民家の内装をうまく使った座敷とテーブルがいくつもの部屋に配置されていて、配膳や片づけにもかなり手が掛かりそう。それにしては厨房が不相応に狭いな、と誰でも感じるのではないでしょうか。厨房の中ではお好み焼き専業が2名、サイドメニューが1名という感じで仕事をしていました。これで全席カバーできるの?

 評判のいいお好み焼き屋って、客席は狭いカウンターにしても、調理スペースをできるだけ広く取っているもの。厨房がオープンで独立していない店も多いですね。いや、ジャンルに関係なく、席数の割りに厨房が狭いとか、調理人が少ない飲食店ってだいたい駄目じゃないですか?

 繁盛してる飲食店を「行列のできる店」と言いますけど、ここは行列のできる店と言うよりは、厨房の能力が低いために回転の悪いだけの店だと思います。どうしても調理人がいないのなら、こんなに大きな店にしなくてもいいのに。

 セットに付いていたえびむすび。「天むす」は商標登録されていて使えないのかな。全体にしょっぱくてエビの旨味を感じません。スーパーのおむすびでも探せばもっとおいしいのがありますよ。サイドメニュー担当が1名だけですから、まさか自分で揚げているわけじゃないでしょう。今時、コンビニだって揚げたてを出してますぜ。

 やっと来たメインのお好み焼きです。この切り方見て下さい。プロがお客に出す料理で、こんなひん曲がった切り分け方がありますか?この店には料理人のプライドなんて存在しないんでしょうね。味の方も写真から想像できるレベルです。こんなお好み焼きなら、並ばずに向いのピアゴで買って食べた方が旨いかも。おしゃれなお好み焼き屋というコンセプトは当たっているみたいですが、テキ屋の露店レベルの厨房では厳しいな、というのが正直な感想です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする