いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

動物園昔話

2009年06月09日 | 極楽日記(日帰り)

 私の世代にはとても懐かしい東山動物園の噴水。昔はこの前に大きなインコが何羽も止まり木にいて、餌をやれるようになっていたのですが、子供の指をかじったインコがいたので廃止されてしまいました。その時はずいぶん血が出たんで、周りの大人が大慌てだったんですよ。確か、この横にあった救護室で包帯を巻いてもらって。

 今となっては笑い話として話せる、私だけの動物園の思い出です。その後後遺症はありませんので、動物園関係の方はご安心を。

 園内のタイサンボクの花が満開でした。庭木の花としては最大なのに、なぜか派手さがなく控え目で楚々とした印象があります。昔は住宅の庭木としてもなかなか人気があり、ひっそりとした古い医院の庭などに植えてあるのをよく見たものです。そんな原体験が木のイメージを作っているのでしょう。先入観のない若い人が見たらどう思うのか、聞いてみたいところです。

 噴水と同じくらい古い恐竜の石像。昔は柵がなかったので、元気な子供がしがみ付いたり登ったりして、とても人気がありました。恐竜像にどうしても登りたい人は、今なら豊橋市自然史博物館へどうぞ。ただし「登っていい」とはどこにも書いてないので、怪我をしたら自己責任ですよ。
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