いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

通勤は古本を持って

2008年01月22日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 今になって読み始めたハリー・ポッター。ブックオフで"the Chamber of Secrets"を500円で手に入れて電車で読んでいたのですが、たまたま近所の「ダンシングベア」を覗いてみたら200円の"the Philosopher's Stone"がありましたので有り難く頂戴しました。

 ダンシングベア極楽店はフランテのすぐ北です。極楽息子(大)のゲームソフトを見に行ったのですが、こんな掘り出し物があるとは思いませんでした。全く読んだ形跡のない新本なので、卸の段階で売れ残ったのでしょうね。世の中には飽きっぽい人が多いので、話題のベストセラーも少し待てば安く買えることが多いです。実用書と違って、小説は古くなっても値打ちが落ちませんから、こんな獲物を見付けた時は嬉しいです。

 こちらは私が学生の頃、愛読していた「アウトライダー」に野宿ツーリングの記事を連載して人気のあった太田潤さんによるアウトドア料理の本。これはたった105円。当時は東京で学業に追われていましたので、自分で野宿旅行をする余裕もなかったのですが、寺崎さんと太田さんの自由奔放な旅行記を毎回食い入るように読んで、冒険とか放浪への羨望を抱いたように覚えています。「ナチュラルツーリング」の表紙を見ると、お二人ともかなりお年を召したようですが、ご健在で何よりです。

 400ccまでの免許は持っていますし、今でもバイクのツーリングを羨ましいと気まぐれに思うこともありますが、阿部典史選手(ノリック)みたいな世界最高レベルのライダーでも街中で事故死するんですからね。「上手ければ事故は防げる」という前提が完全に崩れたわけで、女房子供のある身としては偶然の事故で迷惑を掛けるわけにもいかず、今の状況ではバイクに乗る気になりません。

 こちらは通勤用じゃなくて息子用に買った本。学者の冒険とはこういうもの、という輝かしい古典です。ゲームじゃなくて悪いけど、ゲームより息子の血肉になってくれると思います。

 これも上下で210円。本当に安いです。極楽息子(大)もそろそろ絵本から字の多い本を読んで欲しいので。
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