いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

デカレンジャーロボを探せ

2005年09月16日 | 極楽日記
 我が家の極楽息子は去年の「デカレンジャー」、今年の「マジレンジャー」のファンでして、まず起きている間は朝から晩まで他のことを考えているように見えない。置いとくと同じビデオを5回でも6回でも見ているし、キャラクターの名前やアイテム、コマーシャルの歌までしっかり覚えてる。この集中力を有効に使えたら、とは思うのですが。

 この「戦隊シリーズ」がおもちゃメーカーとの綿密なタイアップでできていることは、世のパパとママならご承知でしょう。おもちゃを売るために番組を作る、あるいは売れそうなおもちゃの企画に合わせて登場メカを決める、と言った具合です。あまりに見え透いてるんで、買ってやるものかと思っていたんですが、やっぱりムリ。

 あまりに欲しがるものですから、お友達の家に遊びに行くと、目当てのロボットから離れないし、スーパーに行っても勝手におもちゃ売り場に飛んで行ってしまう。これじゃ、おもちゃで釣れば簡単に誘拐できるなー、と心配になりまして、せめて仲のいいお友達が持っているものぐらいは買ってあげようと方針転換しました。

 今年のマジレンジャーのおもちゃはどこにでも売っているのですが、面倒なのは去年のデカレンジャー。近所のスーパーにもトイザラスにもありません。在庫管理の上手な店なら、放映終了後はさっさと処分しているはずですね。デカレンジャーロボは定価7,000円ぐらいで、最後は4,000円を切って処分されていたはずです。

 それじゃ個人商店は、と思っても、昔ながらのおもちゃ屋さんって本当に少なくなりました。つい最近も、極楽親父が勤める病院の近くのおもちゃ屋が閉めることになりまして、閉店セールをしていました。在庫をすべて半額!という思い切ったバーゲンです。

 肝心のデカレンジャーロボは…あったのですが、初期生産のサンプル品のようで、箱にマジックで印がつけてありました。これじゃプレゼントに使えないや。しかも値段も安くない。初期生産品は品質が安定しない可能性がある。何せロボットなんだから。(w

 現行商品なら半額は買いです。でも、このデカレンジャーロボは売れ残りの品。極楽親父は店に行く直前にネットオークションで相場を調べていましたから、箱が汚損している初期ロットモデルならもう少し引けるはず、と踏んで「3,000円なら買うけど」と持ちかけました。

 残念ながら、店主さんは丁寧な言葉遣いながら、かなり興奮した感じで値引きを拒否されまして、この店での購入はなりませんでした。「半額で買っていただける方にだけお売り致します。」とのことなんですが、商品の相場をご存知ないようですね。

 それに、利幅の薄い最終処分バーゲンなんて、どうせ赤字なんだから値引きしてでも売って現金に替えるべきでしょう。売れずに持っていたところで、最後はバッタ屋に二束三文で買い叩かれるのがオチだし、儲からない店を1日でも余計に開けておけば、それだけ経費も掛かります。この店主さん、商売には向いていなかったようですね。閉店に際して、「見切り千両」という格言を贈りたいと思います。

 デカレンジャーロボの方は、ビッダーズに2,990円で大量出品しているお店が見つかりましたので、送料を入れても4,000円で何とかなりそうです。
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