雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

この前の窓セルは

2010-07-10 11:30:33 | 地方私鉄(北陸)

 こうやって、戸袋窓の部分の窓ガラスに裏から重ね張りします。



表から見ると、戸袋窓内側の窓枠がチラリと覗きます…まあ完全自己満足のみの世界ですが、肉厚のあるプラ嵌め込み窓では困難な表現です。



 ついでに台車も、鉄コレに入っているKS-30L台車枠はブレーキシューが片押し式ですが、北鉄電車は積雪時、確実な制動力を得る為にか両抱き式を標準採用、旧来片押し式だったKS-30LやブリルMCBも両抱き式に改造されていました。

 そこで2タイプのKS30L改を作成。左側のタイプ1はモハ3700型が履いていた名鉄モ700原型由来の台車で、当初から両抱き式への改造を前提にしていたような形態です。模型ではKS30Lの端梁部を切飛ばし、鉄コレKS-33Lから移植しただけの安易な物です。

 右側のタイプ2はモハ3770型(一時期はモハ3760型も)が履いていた伊那電由来の台車を再現。プラ片と他の鉄コレ台車から切り取ったブレーキシューを切り張りしましたが、結構面倒な割にはイマイチなので、1輌分しか作成せず、もう1輌分はタイプ1でお茶を濁しておきます。



 余談ですが、タイプ1と同タイプの台車は間もなく引退する銚子電鉄デハ701が履いています。因みに名鉄に残ったモ700型は瀬戸線に転出後モ600(初代)のBWタイプに振り替えられ、北鉄でも後年モハ3740型と同時に同タイプの台車を手に入れていますが、こちらはまた後日紹介しましょうか。