雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

期間限定

2020-01-25 19:39:17 | 撮り鉄日記

 さて本題、以前より見てみたかった場所が見られるよ、と言う話を聞いて。

 

水道工事の迂回路として指定された経路が、かつてナロー軌道が引き込まれていたと言う貨物ホーム上、でも休日は休工で該当する正規の経路は普通に通れたので、この迂回路通って良いのか?と疑問を感じたのですが…

しかし、いつもはロープが行く手を阻む構内道路は開放状態で普通に入れる状態。でも正規の経路が通れるので、ここを通る人もクルマも無し。では、このナロー軌道の跡と伝えられる構内道路よりお邪魔してきました。性格上、余り長居して大っぴらにパシャパシャやるのも憚られるので、さっさと手際よく撮って退散してきました。

  

この上屋にはナロー軌道で運ばれてきた石灰窒素の袋や合金鋼のインゴットが山積みされ、秩父鉄道の貨車に積み替えられて、各地に運ばれて行ったのでしょう。

   

貨物ホームが使われなくなって相当な年月が経ちますが(昭和50年代初頭にはもう使われていなかった?)今でも本線と繋がり、架線も残っています。

外にも何か所かありますが、ナロー軌道の忘れ形見、側溝の蓋は軽レールを組んだものです。

    

気になりつつも遠目に見るだけだった、渋い事務所棟も近くから観察。

惜しむらくは、歴史を感じられた、マル昭 石灰窒素や、フェロクロームの広告が擦れながらも残っていた上屋が最近になって真っ白に塗り直され、新ロゴマークで塗り潰されてしまったことですが、これからもこの歴史ある建築物を使っていくからとポジティブに考えるべきなのか。

令和になって尚、昭和の情緒漂う駅の風景…ベンチの向きだけは現代的か?

(2020年1月19日 秩父鉄道 影森駅)