雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

もう休みも終わりか…

2020-01-05 21:50:31 | 外国型

 正月には遠出を目論むも、新年早々体調を崩すと言うお粗末っぷりで、結局何も出来ないまま正月休みは過ぎ去って行きました。ただそれだけでは余りにも悔しいので? 年末に大宮で仕入れてきた2輌の台湾客車でも組んでみることに。これだけ見ると海外モノを組んでいると言う感覚が無くなりそうですが、省型で17mの切妻鋼製客車って戦災復旧車以外には無いので、ちょっと新鮮な感じです。1/80だと昔、フジモデルからこの類のベースキットがお馴染みの構成で数形式出ていましたが、当時は今ほど台湾の鉄道に注目するモデラーが少なかったと見え、今となってはまず出てこない超レアもの扱いになっているようですが。

日本型には無い、台湾らしいディテールと言うと、デッキの低床ホーム対応大型ステップと、やたらゴツい幌枠でしょうか。バリアフリーが叫ばれ、新幹線や観光列車まで座席を削って車椅子スペースにしろと要求されるご時世ですが、欧州でもアジアでも北米でも、長距離列車の客車はバリアフリークソ喰らえの低いホームから高いステップをよじ登らなくてはならん所の方が多くないかい? しかも先進国でも、と思ってしまうのですが。

基本的には日本のガレージキットに似ていますが、経験の浅さ故なのか、設計に?が付く部分も少々見受けられました。妻板のRは角が出ているし、妻板の内張と一体のデッキ扉部分を綺麗に曲げるのは至難の業だし、あと屋根を曲げ易いように裏側にエッチングのスジが入っていますが、蒸機や凸電機のキャブ程度ならともかく、17mの車体全体だと綺麗に曲げるのはかなり難しくないかな? しかも悪いことに中心線上にはベンチレータの取付穴、普通に曲げようとすると中心に綺麗に?稜線が入ってくれます。裏からスジにハンダを流して、表をヤスってごまかしておきましたけど。