神鉄がハズレの日だったので、予定を切り替えて別府の保存車でも見に行くことに。
大中遺跡までの土山線廃線跡利用の遊歩道、こんなのがあったのね。
播磨町立民族資料館のDC302とハフ5も最近化粧直しされたようで、屋外保存ながら現役さながらのコンディションです。
ここから先は今回は初めてです。廃線跡は立派な道路に生まれ変わっています。
構内の駐車場に線路も少し残る川崎重工の工場を過ぎると、今回見たかったモノが…
廃線後ずっと道端の畑で倉庫として使われてきたワ124のダルマさんですが、最近になってお化粧直しされて往時の姿を取り戻した、という情報を得たので。
レタリングが入っているのは道路側だけかな?と思ったら、反対側にもちゃんと入っています。国鉄書体じゃなくて汎用フォントなのが少し残念ですが。
地べたに直置きじゃなく、シュー台座にブロックを噛ませて浮かせて設置されています。ベタ置きだと下からすぐ腐るし、まず倉庫としても中の物が湿気でダメになりますからね。
ここまで来たなら、最後の別府港まで行って、多木化学の本社屋や多木浜洋館も見てくるべきでしょうが、少し遅くなってしまったので、日が暮れる前に野口線方面にワープしました。キハ2は各方面で報じられるとおり、ボランティアの手により修復が進んでいます。
賛否両論?だった70年代半ばのショッキングピンクから、晩年の朱赤に近い色に塗り替え中です。個人的にはあのピンクも悪くないかな?とは思うのですが。同じ様な保存状態だったのに、キハ101とは明暗を分けました。
シャロン上作用式の自連。開放テコは失われています。
足回り、TR26より小さな菱枠台車です。エンジンは生きているのかな?
当時の廃止の告知文も健在。
(2018年5月4日)