雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

何か物足りない…

2009-04-26 20:24:57 | 地方私鉄(中国・四国)

 三池のシーメンスに引き続き、ED2911改め三池45tBBの22号機をやろうと思って着手した途端に、キャブの曲げ寸法に不備があり、正常に組み付けられない事が発覚しストップ。少し古いキットだからメーカーに部品あるだろうか?

 それで急遽、次の予定だった一畑を仕掛かりました。kitcheNの車体素材、在来型(デハ1、20、デハニ50)がパッと見て何か物足りなさを感じる…そこで実車の写真を見ると、この系統の車体は雨樋と前面の縦樋がかなり大きく張り出しています。それがこの素材では単純にエッチング1段のあっさりした表現なので、今一らしく見えない様です。赤い電車の製品では、ここもしっかり表現されているのですが、高価な上にデハニ52しか製品化されていないので、色違いの3連を組んで通学列車の再現と言う野望?を叶えることはできません。しかし、この系統の電車をそれなりの水準とリーズナブルな価格、これだけのラインナップで揃えてくれるメーカーは他には出てきそうも無いので、この素材で何とかするよりはありません…某コレクションでそのうち出そう?あれは窓周りとリベット表現に甚だ難があるので、私としては価格以上でも以下でも無いと言う認識です。お手軽に地方私鉄の雰囲気を楽しむという趣旨は否定はしませんけど。部品レベルでは利用価値は大きいですし。

 で、実際にどうしたか?安直に雨樋にφ0.4の真鍮線を貼り重ねただけです。実車は断面が丸みを帯びているので、わざわざエッチング2段表現の高価なパーツを使うよりもらしく見えるかな?縦樋は片方のみφ0.3をイモ付けしてみましたが、丸いのでキッチリ位置決めして押さえながら半田付けするのはちょっと困難…配管を付ける様に割りピンで固定した方が確実かな?

メーカーとしては車体強度上推奨しないそうですが、サッシ窓は最初に切り離してしまいました。何せこれだけ沢山の小窓にアルミ色を入れるのは大変なので、組み立て途中で曲げてしまうリスクを顧みず…